新座市太陽光発電システム設置費補助金交付要綱（平成２１年３月３０日告示第１０９号）（平成２４年告示第８４号・題名改称）旧題名「新座市住宅用太陽光発電システム設置費補助金交付要綱」（趣旨）第１条この告示は、発電システムを設置する者に対し、予算の範囲内において新座市太陽光発電システム設置費補助金（以下「補助金」という。）を交付することに関し必要な事項を定めるものとする。２補助金の交付に関しては、新座市補助金等の交付に関する規則（昭和４７年新座市規則第２３号）に定めるもののほか、この告示の定めるところによる。（定義）第２条この告示において「発電システム」とは、太陽光を利用して発電を行うシステムで、次に掲げる要件を備えたものをいう。電力会社の低圧配電線と逆潮流のある系統連系（当該システムによる発電量のうち当該建築物における使用量を超える余剰電力が生じた場合にこれを商用電力に送電できるように当該システムを商用電力と連系させていることをいう。）をしていること。電力会社と電力受給契約を締結していること。未使用品であること。住宅の屋根等への設置に適しているものであること。（対象者）第３条補助金の交付を受けることができる者は、発電システムにより発電された電力を市内の既存の建築物（補助金の申込時において建築工事を完了し、使用している建築物をいう。第５条第１項において同じ。）で使用し、かつ、第６条の規定による申込みの受理決定前に、次条第１項に規定する発電システムの設置に要する経費に係る部分の工事に着手していない者で、次の各号のいずれかに該当するものとする。住宅等に発電システムを設置し、発電された電力を自己の居住の用に使用する者で、補助金の申込時において市税等を滞納していないもの（第３号に該当する者を除く。）共同住宅等に発電システムを設置し、発電された電力を共用部分にのみ使用する賃貸住宅の所有者で補助金の申込時において市税等を滞納していないもの又は分譲住宅の管理組合の管理者等事業用建築物等（販売を目的として建築されたものを除く。）に発電システムを設置し、発電された電力を自己の事業の用に使用する者で、補助金の申込時において市税等を滞納していないもの（前号に該当する者を除く。）（対象経費及び補助金額）第４条補助対象となる経費の範囲は、発電システムの設置に要する経費であって、次に掲げるものとする。次に掲げるものの購入に要する費用ア太陽電池モジュールイ架台ウ接続箱エ直流側開閉器オ交流側開閉器カインバータキ保護装置ク発生電力量計ケ余剰電力販売用電力量計配線及び配線器具の購入及び据付けに要する費用設置工事に要する費用２補助金の額は、発電システムの太陽電池容量（単位はキロワットとし、小数点以下２位未満の端数があるときは、その端数を四捨五入する。）に１キロワット当たり３０，０００円を乗じて得た額又は前項に規定する発電システムの設置に要した経費のうちいずれか少ない額とし、１５万円を限度とする。３補助金の交付は、第２条第２号の規定により発電システムにより発電した電力について電力会社と電力受給契約を締結する建築物１棟につき１回限りとする。（申込み）第５条補助金の交付を受けようとする者（以下「申込者」という。）は、新座市太陽光発電システム設置費補助金申込書に、次の各号に掲げる対象者の区分に応じ、当該各号に定める書類を添えて、これを市長に提出しなければならない。この場合において、申込者は、市の保有する個人情報（市税等の滞納の有無に関するものを除く。）に係る書類に代えて個人情報利用目的外利用同意書を提出することができる。第３条第１号の規定に該当する者次に掲げる書類ア設置場所の案内図イ太陽電池モジュールの最大出力値を確認できる書類及び配置図ウ設置工事着手前の現況写真エ補助金の申込時において、申込者が市税等を滞納していないことを確認するために利用する個人情報利用目的外利用同意書オ発電システムにより発電された電力を使用する住宅が既存の建築物であることを確認できる書類カ住民票の写しキアからカまでに掲げるもののほか、市長が必要と認める書類第３条第２号の規定に該当する者次に掲げる書類ア設置場所の案内図イ太陽電池モジュールの最大出力値を確認できる書類及び配置図ウ発電システムにより発電された電力を使用する場所が確認できる系統図エ設置工事着手前の現況写真オ補助金の申込時において、申込者が市税等を滞納していないことを確認するために利用する個人情報利用目的外利用同意書（賃貸住宅の場合に限る。）カ管理組合の管理者等が確認できる書類（分譲住宅の場合に限る。）キ管理組合による発電システムの設置の決議がなされていることが確認できる書類（分譲住宅の場合に限る。）ク発電システムにより発電された電力を使用する共同住宅が既存の建築物であることを確認できる書類ケ共同住宅の所有者を確認できる書類（賃貸住宅の場合に限る。）コアからケまでに掲げるもののほか、市長が必要と認める書類第３条第３号の規定に該当する者次に掲げる書類ア設置場所の案内図イ太陽電池モジュールの最大出力値を確認きる書類及び配置図ウ発電システムにより発電された電力を使用する場所が確認できる系統図エ設置工事着手前の現況写真オ補助金の申込時において、申込者が市税等を滞納していないことを確認するために利用する個人情報利用目的外利用同意書カ発電システムにより発電された電力を使用する建築物が既存の建築物であることを確認できる書類２キ事業を営んでいることを確認できる書類クアからキまでに掲げるもののほか、市長が必要と認める書類前項の申込書の提出期限は、発電システムの設置をしようとする年度の３月５日とする。ただし、市長が必要と認める場合は、これを変更することができる。（申込みの受理決定）第６条前条の申込みがあったときは、その内容を審査の上、補助金の申込みの受理の可否を決定し、新座市太陽光発電システム設置費補助金申込受理・不受理通知書により、その旨を申込者に通知するものとする。（変更承認申出等）第７条前条の規定により補助金の申込みの受理決定を受けた者（以下「補助対象者」という。）は、第４条第２項の発電システムの太陽電池容量を変更する場合は、新座市太陽光発電システム設置費補助事業変更承認申出書を市長に提出し、その承認を受けなければならない。ただし、同項に規定する補助金の額に変更がない場合で、市長が特にその承認を受ける必要がないと認めるときは、この限りでない。２補助対象者は、発電システムの設置を中止し、又は廃止する場合は、速やかに新座市太陽光発電システム設置費補助事業中止等届出書を市長に提出しなければならない。（交付申請）第８条補助対象者は、発電システムの設置を完了したときは、新座市太陽光発電システム設置費補助金交付申請書に、次に掲げる書類を添えて、これを市長に提出しなければならない。第４条第１項に規定する発電システムの設置に要した費用に係る領収書の写し及び明細書発電システムの設置状況を示す写真電力会社との電力受給契約書の写し前３号に掲げるもののほか、市長が必要と認める書類２前項の申請書の提出期限は、第６条の規定による申込みの受理決定の通知のあった日の属する年度の３月２０日とする。ただし、市長が必要と認めるときは、これを変更することができる。（交付決定等）第９条前条の申請があったときは、その内容を審査し、必要に応じて発電システムの検査を行い、補助金の申込みの受理決定の内容及びこれに付した条件に適合すると認めるときは、新座市太陽光発電システム設置費補助金交付決定・申請却下通知書により、その旨を申請者に通知するものとする。２前項の規定により補助金の交付決定をしたときは、速やかに補助金を交付するものとする。（補助金の返還）第１０条補助金の交付を受けた者が、次の各号のいずれかに該当するときは、交付決定を取り消し、既に交付した補助金については、その全部又は一部を返還させることができる。偽りその他不正な手段により交付決定を受けたとき。補助金の交付の条件に違反したとき。（設置者の責務）第１１条発電システムを設置する者は、近隣の住民に対し、日照権を阻害せず、かつ、反射光等により迷惑を及ぼさないように努めなければならない。（委任）第１２条この告示に定めるもののほか、様式の作成その他の補助金の交付に関し必要な事項は、市民環境部長が別に定める。附則この告示は、平成２１年４月１日から施行する。附則（平成２２年告示第１２１号）この告示は、平成２２年４月１日から施行する。附則（平成２４年告示第８４号）１この告示は、平成２４年４月１日から施行する。２改正後の新座市太陽光発電システム設置費補助金交付要綱の規定は、この告示の施行の日以後の交付申請について適用し、同日前の申請については、なお従前の例による。附則（平成２５年告示第１０２号）１この告示は、平成２５年４月１日から施行する。２改正後の新座市太陽光発電システム設置費補助金交付要綱の規定は、この告示の施行の日以後の申込みについて適用し、同日前の交付申請については、なお従前の例による。３この告示の施行の日前に改正前の新座市太陽光発電システム設置費補助金交付要綱の規定により補助金の交付を受けている者が発電システムにより発電した電力について電力会社との電力受給契約を締結した建物は、改正後の新座市太陽光発電システム設置費補助金交付要綱の規定により補助金の交付を受けたものとみなす。附１則（平成２７年告示第８９号）この告示は、平成２７年４月１日から施行する。２改正後の新座市太陽光発電システム設置費補助金交付要綱の規定は、この告示の施行の日以後の申込みについて適用し、同日前の申込みについては、なお従前の例による。