水経契契第 号 貸切旅客乗用車(貸切バス)供給単価契約書 1 件 名 2 契 約 金 額 平成27年度貸切旅客乗用車(貸切バス)供給単価契約 別紙単価表のとおり (推定総金額 ) 3 契 約 期 間 平成27年4月1日から平成28年3月31日まで 4 履 行 場 所 仕様書のとおり 5 契約保証金 委 託 者 と 受 託 者 と は 、各 々 の 対 等 な 立 場 に お け る 合 意 に 基 づ い て 、裏 面 の 条 項 に よ り 業 務 委 託 契 約 を 締 結 す る 。委 託 者 と 受 託 者 と は 、本 書 を 2 通 作 成 し 、そ れ ぞ れ 記 名 押 印 の上、その1通を保有する。 平成 委 託 者 年 月 日 東京都 代表者 公営企業管理者 東京都水道局長 吉田 永 印 住所 受 託 者 氏名 印 (総則) 第1条 委託者及び受託者は、契約書及びこの約款(以下「契約書」という。)に基づ き、別添仕様書及び図面(以下「仕様書等」という。)に従い、日本国の法令を遵守 し、この契約を履行しなければならない。 2 受託者は、契約書記載の業務を契約書記載の契約期間内において、委託者の発注書 により指示する期日(以下「指定期日」という。)までに完了させるものとし、委託 者は、その契約代金を支払うものとする。この場合において、指定期間が日数で定め ら れ て い る と き は 、国 民 の 祝 日 に 関 す る 法 律( 昭 和 23 年 法 律 第 178 号 )に 定 め る 休 日 、 12 月 29 日 か ら 同 月 31 日 ま で の 期 間 、 1 月 2 日 、 同 月 3 日 、 日 曜 日 及 び 土 曜 日 は 、 こ の日数に算入しない。 3 受託者は、契約書又は仕様書等に特別の定めがある場合を除き、業務を完了するた めに必要な一切の手段を、その責任において定めるものとする。 4 受託者は、この契約の履行に関して知り得た秘密を漏らしてはならない。この契約 終了後も同様とする。 5 契約書に定める請求、通知、報告、申出、承諾及び解除は、書面により行わなけれ ばならない。 6 この契約の履行に関して委託者受託者間で用いる言語は、日本語とする。 7 契約書に定める金銭の支払に用いる通貨は、日本円とする。 8 この契約の履行に関して委託者受託者間で用いる計量単位は、仕様書等に特別の定 め が あ る 場 合 を 除 き 、計 量 法 ( 平 成 4 年 法 律 第 51 条 )に 定 め る と こ ろ に よ る も の と す る。 9 契約書及び仕様書等における期間の定めについては、契約書又は仕様書等に特別の 定 め が あ る 場 合 を 除 き 、民 法( 明 治 29 年 法 令 第 89 号 )及 び 商 法( 明 治 32 年 法 律 第 48 号)の定めるところによるものとする。 10 こ の 契 約 は 、 日 本 国 の 法 令 に 準 拠 す る も の と す る 。 11 こ の 契 約 に 係 る 訴 訟 に つ い て は 、 委 託 者 の 事 務 所 の 所 在 地 を 管 轄 す る 日 本 国 の 裁 判 所をもって合意による専属的管轄裁判所とする。 (車両の供給) 第2条 委 託 者 は 、受 託 者 に 対 し 、そ の 使 用 す る 日 時 及 び 場 所 を 指 定 し て 車 両 の 供 給 を 請求する。 2 受 託 者 は 、 委 託 者 の 求 め が あ っ た と き は 、 天災事変その他不測の事態等、特 別 の 理 由 がない限り委託者に対して車両を供給しなければならない。 3 受託者の供給する車両は、完全に整備されたものでなければならない。 (車両の供給手続) 第3条 委 託 者 は 、受 託 者 か ら 車 両 の 供 給 を 受 け た と き は 、そ の 都 度 雇 上 自 動 車 使 用 票 を受託者に交付するものとする。 (事故等) 第4条 受託者の供給した車両が故障その他の理由により運行できなくなったときは、 受託者は、速やかに当該車両を交換して、その供給を継続しなければならない。 (権利義務の譲渡等) 第5条 受 託 者 は 、こ の 契 約 か ら 生 じ る 権 利 又 は 義 務 を 第 三 者 に 譲 渡 し 、承 継 さ せ 、又 は担保の目的に供することができない。ただし、あらかじめ委託者の承諾を得た場合 は、この限りでない。 (一括委任又は一括再委託の禁止) 第6条 受 託 者 は 、業 務 の 全 部 又 は 主 要 な 部 分 を 一 括 し て 第 三 者 に 委 任 し 又 は 委 託 し て はならない。ただし、あらかじめ委託者の承諾を得た場合は、この限りでない。 (契約内容の変更等) 第7条 委 託 者 は 、必 要 が あ る と 認 め る と き は 、受 託 者 と 協 議 の 上 、こ の 契 約 の 内 容 を 変更し又は履行の一時中止をすることができる。 2 前項の規定により、契約の内容を変更する場合において、契約金額を変更する必要 があるときは、委託者受託者協議の上、これを定める。 (委託者の立会い) 第8条 委 託 者 は 、 委 託 者 の 指 定 す る 職 員 を し て 、契 約 書 の 他 の 条 項 に 定 め る も の の ほ か、仕様書等に定められた事項の範囲内において、受託者の履行する業務に立ち会わ せ、受託者の履行状況の報告を求めることができる。 (定めのない項目の追加) 第9条 委 託 者 は 、契 約 書 に 定 め の な い 項 目 に よ っ て 業 務 を 委 託 す る 必 要 が 生 じ た と き は、その項目を追加することができる。この場合において、その項目の単価は、委託 者受託者協議して定めるものとする。ただし、協議が整わない場合には、委託者が定 め、受託者に通知する。 (事情変更による契約内容の変更) 第 10 条 契約締結後において、天災事変その他の不測の事態に基づく日本国内での経 済情勢の激変により、契約内容が著しく不適当と認められるに至ったときは、その実 情に応じ、委託者又は受託者は相手方と協議の上、契約金額、指定期日その他の契約 内容の変更を請求することができる。 (一般的損害) 第 11 条 この契約の履行に関して発生した損害については、受託者がその費用を負担 す る 。た だ し 、そ の 損 害 (火 災 保 険 そ の 他 の 保 険 等 に よ り 、て ん 補 さ れ た 部 分 を 除 く 。) のうち委託者の責に帰すべき事由により生じたものについては、委託者が負担する。 (旅客及び第三者に及ぼした損害) 第 12 条 業務の履行に伴い旅客及び第三者に損害を与えたときは、受託者がその損害 を 賠 償 し な け れ ば な ら な い 。 た だ し 、そ の 損 害 (火 災 保 険 そ の 他 の 保 険 等 に よ り 、て ん 補 さ れ た 部 分 を 除 く 。 )の う ち 委 託 者 の 責 に 帰 す べ き 事 由 に よ り 生 じ た も の に つ い て は、委託者が負担する。 (料金の負担区分) 第 13 条 受託者が、委託者の要求又は了解を得て有料の道路又は駐車場を使用した場 合は、その実費は委託者の負担とする。 (運賃等の支払) 第 14 条 受託者は、毎月末以降において、委託者の交付した雇上自動車使用票をとり まとめて委託者に提出し、委託者の検査を受けた後、運賃及び料金を請求するものと する。 2 委 託 者 は 、前 項 の 請 求 を 受 け た と き は 、そ の 日 か ら 起 算 し て 30 日 以 内 に 当 該 月 分 の 運賃及び料金を別紙単価表により計算の上、受託者に支払わなければならない。 3 委託者の責に帰すべき事由により、前項の期間内に運賃及び料金を支払わない場合 においては、受託者は、未受領金額につき遅延日数に応じ、政府契約の支払遅延防止 等 に 関 す る 法 律( 昭 和 24 年 法 律 第 256 号 )第 8 条 第 1 項 の 規 定 に 基 づ く 財 務 大 臣 の 告 示により当該支払金額の請求が委託者に到達した日において適用される割合(年当た り の 割 合 は 、う る う 年 の 日 を 含 む 期 間 に つ い て も 、365 日 当 た り の 割 合 と す る 。)で 計 算 し た 額( 100 円 未 満 の 端 数 が あ る と き 又 は 100 円 未 満 で あ る と き は 、そ の 端 数 額 又 は その全額を切り捨てる。)の支払を委託者に請求することができる。 (契約保証金) 第 15 条 契約保証金は、契約金額が増減されたときは、これに応じて増減するものと す る 。 た だ し 、 既 納 保 証 金 が 契 約 金 額 の 100 分 の 10 以 上 で あ る と き は 、 受 託 者 は 、 更 に納入することを要しない。 2 委 託 者 は 、契 約 期 間 満 了 後 す べ て の 業 務 の 検 査 が 合 格 し た と き 又 は 第 18 条 若 し く は 第 19 条 の 規 定 に よ り こ の 契 約 が 解 除 さ れ た と き は 、受 託 者 の 請 求 に よ り 、30 日 以 内 に 契約保証金を返還する。 3 契約保証金は、利息を付さないものとする。 (委託者の解除権) 第 16 条 委託者は、次の各号のいずれかに該当する場合は、この契約を解除すること ができる。この場合において、第1号の規定により、この契約を解除するときは、何 ら催告を要しないものとする。 (1) 受 託 者 の 責 に 帰 す べ き 事 由 に よ り 、受 託 者 が 、委 託 者 の 指 定 し た 日 時 及 び 場 所 に 車 両を供給しないとき又は車両を供給する見込みが明らかにないと認められるとき。 (2) 受 託 者 又 は そ の 代 理 人 若 し く は 使 用 人 が 、こ の 契 約 の 締 結 又 は 履 行 に 当 た り 、不 正 な行為をしたとき。 (3) 受 託 者 又 は そ の 代 理 人 若 し く は 使 用 人 が 、正 当 な 理 由 な く 、委 託 者 の 監 督 又 は 検 査 の実施に当たり、その職務の執行を妨害したとき。 (4) 第 19 条 に 規 定 す る 事 由 に よ ら な い で 、 こ の 契 約 の 解 除 を 受 託 者 が 申 し 出 た と き 。 (5) 受 託 者 が 地 方 自 治 法 施 行 令( 昭 和 22 年 政 令 第 16 号 )第 167 条 の 4 第 1 項 の 規 定 に 該当すると判明したとき。 (6) 前 各 号 の ほ か 、こ の 契 約 条 項 に 違 反 し 、そ の 違 反 に よ っ て こ の 契 約 の 目 的 を 達 す る ことができないと委託者が認めたとき。 2 前項の規定によりこの契約を解除したときは、契約保証金(契約の一部を解除する 場合にあっては、契約保証金の額にかかわらず、委託者の発注予定数量から検査に合 格 し た 既 済 部 分 を 差 し 引 い た 数 量 に 契 約 単 価 を 乗 じ て 得 た 金 額 の 100 分 の 10 に 相 当 す る額とする。)は委託者に帰属する。 3 契 約 保 証 金 の 納 付 が な く 、又 は そ の 金 額 が 契 約 金 額 の 100 分 の 10 に 満 た な い と き は 、 受託者は、契約単価に委託者の発注予定数量(検査に合格した既済部分がある場合は そ の 数 量 を 除 く 。)を 乗 じ て 得 た 金 額 の 100 分 の 10 相 当 額 又 は 当 該 不 足 額 を 違 約 金 と して委託者の指定する期間内に支払わなければならない。 4 第1項の規定によりこの契約が解除された場合において当該解除が指定期日後に行 われたときは、委託者は、指定期日の翌日から解除の日(受託者の申出に基づく場合 は、その書面が委託者に到達した日)までの日数に応じ、受託者から遅延違約金を徴 収する。遅延違約金の額は、当該業務の履行すべき部分に相当する金額(委託者が分 割して履行しても支障がないと認めた既済部分を除く。)につき遅延日数に応じ、年 5 パ ー セ ン ト の 割 合 ( 年 当 た り の 割 合 は 、 う る う 年 の 日 を 含 む 期 間 に つ い て も 、 365 日 当 た り の 割 合 と す る 。)で 計 算 し た 額( 100 円 未 満 の 端 数 が あ る と き 又 は 100 円 未 満 であるときは、その端数額又その全額を切り捨てる。)とする。 (談合その他不正行為による解除) 第 17 条 委託者は、受託者がこの契約に関して、次の各号のいずれかに該当したとき は、この契約を解除することができる。 (1) 公 正 取 引 委 員 会 が 、受 託 者 に 違 法 行 為 が あ っ た と し て 私 的 独 占 の 禁 止 及 び 公 正 取 引 の 確 保 に 関 す る 法 律 ( 昭 和 22 年 法 律 第 54 号 。 以 下 「 独 占 禁 止 法 」 と い う 。 ) 第 49 条 第1項に規定する排除措置命令(排除措置命令がなされなかった場合にあっては、同 法 第 50 条 第 1 項 に 規 定 す る 納 付 命 令 ) 又 は 同 法 第 66 条 第 4 項 の 規 定 に よ る 審 決 が 確 定 し た と き( 同 法 第 7 7 条 の 規 定 に よ り 、こ の 審 決 の 取 消 し の 訴 え が 提 起 さ れ た と き を 除く。)。 (2) 受 託 者 が 、 公 正 取 引 委 員 会 が 受 託 者 に 違 反 行 為 が あ っ た と し て 行 っ た 審 決 に 対 し 、 独 占 禁 止 法 第 77 条 の 規 定 に よ り 審 決 取 消 し の 訴 え を 提 起 し 、そ の 訴 え に つ い て 請 求 棄 却又は訴え却下の判決が確定したとき。 (3) 受 託 者 ( 受 託 者 が 法 人 の 場 合 に あ っ て は 、 そ の 役 員 又 は そ の 使 用 人 ) が 刑 法 ( 明 治 40 年 法 律 第 45 号 ) 第 96 条 の 3 又 は 同 法 第 198 条 の 規 定 に よ る 刑 が 確 定 し た と き 。 2 前条第2項から第4項までの規定は、前項の規定による解除の場合に準用する。 (協議解除) 第 18 条 委 託 者 は 、 第 16 条 第 1 項 又 は 前 条 第 1 項 の 規 定 に よ る ほ か 、 必 要 が あ る と き は、受託者と協議の上、この契約を解除することができる。 2 委託者は、前項の規定によりこの契約を解除したことにより受託者に損害を及ぼし たときは、その損害を賠償しなければならない。 (受託者の解除権) 第 19 条 受託者は、次の各号のいずれかに該当するときは、この契約を解除すること ができる。 (1) 第 7 条 第 1 項 の 規 定 に よ る 業 務 の 一 時 中 止 の 期 間 が 引 き 続 く 3 月 を 超 え た と き 。 (2) 委 託 者 の 責 め に 帰 す べ き 事 由 に よ り 業 務 を 完 了 す る こ と が 不 可 能 に な っ た と き 。 2 受 託 者 は 、前 項 の 規 定 に よ り こ の 契 約 を 解 除 し た 場 合 に お い て 、損 害 が あ る と き は 、 その損害の賠償を委託者に請求することができる。 (解除に伴う措置) 第 20 条 この契約が解除された場合において、委託者が必要と認めた既済部分がある ときは、委託者は受託者と協議の上、当該既済部分に相応する代金を受託者に支払う ものとする。 2 受託者は、この契約が解除された場合において、貸与品又は支給材料等があるとき は、遅滞なく委託者に返還しなければならない。この場合において、当該貸与品又は 支給材料等が受託者の故意又は過失により滅失又はき損したときは、代品を納め、若 し く は 原 状 に 復 し て 返 還 し 、又 は こ れ ら に 代 え て そ の 損 害 を 賠 償 し な け れ ば な ら な い 。 3 受託者は、この契約が解除された場合において、履行場所等に受託者が所有する材 料、工具その他の物件があるときは、遅滞なく当該物件を撤去(委託者に返還する貸 与 品 、支 給 材 料 等 に つ い て は 、委 託 者 の 指 定 す る 場 所 へ 搬 出 。以 下 本 条 に お い て 同 じ 。) するとともに、履行場所等を原状に復して委託者に明け渡さなければならない。 4 前項の場合において、受託者が正当な理由なく、相当の期間内に当該物件を撤去せ ず、又は履行場所等の原状回復を行わないときは、委託者は、受託者に代わって当該 物件を処分し、履行場所等の原状回復を行うことができる。この場合においては、受 託者は、委託者の処分又は原状回復について異議を申し出ることができず、また、委 託者の処分又は原状回復に要した費用を負担しなければならない。 5 第2項及び第3項に規定する受託者のとるべき措置の期限、方法等については、契 約 の 解 除 が 第 16 条 又 は 第 17 条 の 規 定 に よ る と き は 委 託 者 が 定 め 、第 18 条 又 は 前 条 の 規定によるときは、委託者受託者協議して定めるものとする。 (賠償の予定) 第 21 条 受 託 者 は 、 こ の 契 約 に 関 し て 、 第 17 条 第 1 項 各 号 の い ず れ か に 該 当 す る と き は、委託者がこの契約を解除するか否かを問わず、賠償金として、契約単価に受託者 の 既 履 行 部 分 を 乗 じ て 得 た 金 額 の 100 分 の 10 に 相 当 す る 額 を 支 払 わ な け れ ば な ら な い。この契約を履行した後も同様とする。ただし、次に掲げる場合は、この限りでな い。 (1) 第 17 条 第 1 項 第 1 号 及 び 第 2 号 の う ち 、 審 決 の 対 象 と な る 行 為 が 、 独 占 禁 止 法 第 2 条 第 9 項 の 規 定 に 基 づ く 不 公 正 な 取 引 方 法 ( 昭 和 57 年 6 月 18 日 公 正 取 引 委 員 会 告 示 第 15 号 ) 第 6 項 で 規 定 す る 不 当 廉 売 の 場 合 、 そ の 他 委 託 者 が 特 に 認 め る 場 合 。 (2) 第 17 条 第 1 項 第 3 号 の う ち 、 受 託 者 が 刑 法 第 198 条 の 規 定 に よ る 刑 が 確 定 し た 場 合 2 前項の規定は、委託者に生じた実際の損害額が前項に規定する賠償金の額を超える 場合においては、超過分につき賠償を請求することを妨げるものではない。 (相殺) 第 22 条 委託者は、受託者に対して有する金銭債権があるときは、受託者が委託者に 対して有する保証金返還請求権、契約代金請求権その他の債権と相殺し、なお不足が あるときは、これを追徴する。 (予定数量) 第 23 条 委託者は、別紙単価表の項目別発注数量が予定数量に達しない場合でもこの 契約を打ち切ることができる。 (情報通信の技術を利用する方法) 第 24 条 契約書において書面により行われなければならないこととされている請求、 通知、報告、申出、承諾及び解除は、法令に違反しない限りにおいて、電子情報処理 組織を使用する方法その他の情報通信の技術を利用する方法を用いて行うことができ る。ただし、当該方法は書面の交付に準ずるものでなければならない。 (補則) 第 25 条 契約書又は仕様書等に定めのない事項については、必要に応じて委託者受託 者協議して定める。 (暴力団等排除に関する特約条項) 第 26 条 暴力団等排除に関する特約条項については、別紙に定めるところによる。 別紙 暴力団等排除に関する特約条項 (暴力団等排除に係る契約解除) 第1条 委託者は、受託者が、東京都水道局契約関係暴力団等対策措置要綱(平成22年11月5日付22水経 契第368号。以下「要綱」という。)別表1号に該当するとして(受託者が事業協同組合等であるとき は、その構成員のいずれかの者が該当する場合を含む。)、要綱に基づく排除措置を受けた場合は、こ の契約を解除することができる。この場合においては、何ら催告を要しないものとする。 2 委託者は、前項の規定によりこの契約を解除したときは、これによって生じた委託者の損害の賠償を 受託者に請求することができる。 3 委託者は、第1項の規定によりこの契約を解除したときは、これによって受託者に損害が生じても、 その責めを負わないものとする。 4 契約書第20条第2項から第4項までの規定は、第1項の規定による解除の場合に準用する。 5 契約の解除に伴う措置等については、契約書の関係規定を準用するものとする。 (再委託禁止等) 第2条 受託者は、要綱に基づく排除措置を受けた者又は東京都(以下「都」という。)の競争入札参加 資格を有する者以外の者で都の契約から排除するよう警視庁から要請があった者(以下「排除要請者」 という。)に再委託してはならない。 2 受託者が排除措置を受けた者又は排除要請者のうち、要綱別表1号に該当する者に再委託していた場 合は、委託者は、受託者に対して、当該再委託の契約の解除を求めることができる。 3 前項の規定により当該再委託の契約解除を行った場合の一切の責任は、受託者が負うものとする。 4 委託者は、第2項に規定する契約の解除を求めたにもかかわらず、受託者が正当な理由がなくこれを 拒否したと認められるときは、東京都水道局(以下「局」という。)の契約から受託者を排除する措置を 講ずることができる。 (不当介入に関する通報報告) 第3条 受託者は、契約の履行に当たって、暴力団等から不当介入を受けた場合(再委託した者が暴力団 等から不当介入を受けた場合を含む。以下同じ。)は、遅滞なく委託者への報告及び警視庁管轄警察署 (以下「管轄警察署」という。)への通報(以下「通報報告」という。)並びに捜査上必要な協力をし なければならない。 2 前項の場合において、通報報告に当たっては、別に定める不当介入通報・報告書を2通作成し、1通 を委託者に、もう1通を管轄警察署にそれぞれ提出するものとする。ただし、緊急を要し、書面による 通報報告ができないときは、その理由を告げて口頭により通報報告を行うことができる。この場合には、 後日、遅滞なく不当介入通報・報告書を委託者及び管轄警察署に提出しなければならない。 3 受託者は、再委託した者が暴力団等から不当介入を受けた場合は、遅滞なく受託者に対して報告する よう当該再委託した者に指導しなければならない。 4 委託者は、受託者が暴力団等から不当介入を受けた場合において、正当な理由がなく委託者への報告 又は管轄警察署への通報を怠ったと認められるときは、局の契約から受託者を排除する措置を講ずるこ とができる。
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