産学官連携人材育成等事業実施要領 (趣 旨) 第1条

産学官連携人材育成等事業実施要領
(趣
旨)
第1条 この要領は、堺市(以下「甲」という。)と公立大学法人大阪府立大学(以下「乙」とい
う。
)との間で平成18年7月27日に締結した産学官連携協定書(以下「協定書」という。)
第3条の規定による産学官連携推進協議会(以下「協議会」という。
)が実施する産学官連携
人材育成等事業(以下「人材育成等事業」という。)について、必要な事項を定めるものとす
る。
(事業の目的)
第2条 人材育成等事業は、産学官連携に関わる人材育成や国際交流などに資する事業を実施す
ることにより、広く地域や社会の発展に寄与することを目的とする。
(事業の要件)
第3条
人材育成等事業の要件は、次のとおりとする。
(1)
人材育成等事業の計画は、次に掲げるものの中から1つ以上該当し、かつ、広く市民
や企業等が対象となるものであること。
ア.
セミナーや研修会など人材育成に資するものであること。
イ.
国際交流に資するものであること。
ウ.
その他この要領の目的に資するものであること。
(2) 人材育成等事業の計画期間は、3年を限度に複数年度も認めるものとする。
(3) 申請は、乙の教員、又は乙の部局等の組織単位の申請によるものとする。
(4) 申請金額は、人材育成等事業に必要となる直接経費の金額とし、1件あたり 200万
円を上限とする。
(5)
セミナーや研修会等を開催する場合は、その名称に「堺市・大阪府立大学産学官連携
人材育成等事業」を付さなければならない。
(申請手続)
第4条
人材育成等事業を申請しようとする者は、産学官連携人材育成等事業実施申請書(様式
第1号)
(以下「事業実施申請書」という。)を乙に提出しなければならない。
2
複数年度にわたる人材育成等事業の採択を受けている者は、毎年度、乙に事業実施申請書
を提出しなければならない。
3
乙は、事業実施申請書について、前条の要件に合致しているものを取りまとめた上、産学
官連携人材育成等事業申請書(総括)
(様式第2号)により、協議会に申請しなければならな
い。
(間接経費の取扱い)
第5条
乙は、人材育成等事業の実施に必要な直接経費以外の経費の支出に充当するため、直接
経費の30%に相当する間接経費を事業実施申請書の直接経費に加算して、協議会に申請す
るものとする。
(審査委員会の設置)
第6条
協議会は、申請のあった人材育成等事業の採択の可否を決定するため、審査委員会を設
置し、審査を付託するものとする。
2
審査委員は、10人以内で構成する。
3
審査委員は、人材育成等事業について専門的知識を有する者のうちから、協議会において
選任する。
(審査委員会の会議)
第7条
審査委員会の会議は、協議会が招集し、審査委員長は委員から互選する。
2
審査委員会は、委員の過半数が出席しなければ、会議を開くことができない。
3
審査委員会の議事は、出席委員の過半数をもって決し、可否同数のときは、委員長の決す
るところによる。
(採択の可否の決定)
第8条
2
人材育成等事業の採択の可否の決定は、協議会が行う。
協議会は、前項の決定にあたっては、次に定めるところにより行うものとする。
(1)審査委員会の審査結果を踏まえること。
(2)採択金額は、予算の範囲内で行うこと。
(報告書の提出)
第9条
採択を受けた者は、事業完了後、1か月以内に産学官連携人材育成等事業実績報告書(様
式3号)(以下「事業実績報告書」という。)を乙に提出しなければならない。
2
複数年度にわたる採択を受けた者は、毎年度終了後1か月以内に事業実績報告書を提出し
なければならない。
3
乙は、事業実績報告書について取りまとめた上、産学官連携人材育成等事業実績報告書(総
括)
(様式第4号)により、協議会に報告しなければならない。
(事業の中止又は変更)
第10条 採択を受けた者は、次のいずれかに該当する場合は、産学官連携人材育成等事業中止・
変更申請書(様式第5号)
(以下、
「中止・変更申請書」という。)を乙に提出しなければな
らない。
(1) 人材育成等事業を中止又は変更する場合
(2) 予算書の区分間において 50 万円以上の経費を流用する場合
2
乙は、前項の内容に問題がないと判断した場合は、産学官連携人材育成等事業中止・変更
申請書(様式第6号)を協議会に提出しなければならない。
(経費の取扱い)
第11条
複数年度にわたる採択を受けている者は、経費を次年度に繰り越す場合は、繰越理由
書(様式第7号)を協議会に提出し、承認を得なければならない。
2
乙は、人材育成等事業の直接経費の対象に該当しない経費の支出があった場合は、協議会
に当該金額を返還しなければならない。
3
乙は、人材育成等事業の完了、又は中止に伴い、採択金額に残額が生じた場合は、協議会
に当該金額を返還しなければならない。
4
この要領に定めるもののほか、人材育成等事業の経費の取扱いについて必要な事項は、乙
が定める規程等に従って適切に行うものとする。
(重複の排除)
第12条
採択を受けた者が、申請内容と同一、あるいは同様の事業で、既に他の公的機関の助
成等を受けている場合は、人材育成等事業の対象とならないものとする。
(その他)
第13条 この要領に定めるもののほか、人材育成等事業の実施について必要な事項は、協議会
が別に定める。
附
則
この要領は、平成18年7月27日から実施する。
附
則
この要領は、平成19年4月1日から実施する。
附
則
この要領は、平成23年4月1日から実施する。