平成27年度 富山市交通安全推進計画 富山市・富山市交通安全対策協議会 1 推進計画の考え方 交通事故のない社会は全ての市民の共通の願いであることから、交通事故の発生と事 故による死傷者の根絶を究極の目標として、人と車が共生できる安全で安心な交通環境 を実現するため、社会情勢の変化を踏まえながら、交通事故の実態に対応した安全対策 を講じていく必要があります。 本計画は、交通安全の取り組みを市民に周知するとともに、「富山市交通安全対策協 議会」を構成する関係機関・各種団体をはじめとする交通安全関係者の主体的な活動と 相互のネットワークを一層強固なものとするため、本市における交通安全啓発活動の指 針としてまとめたものです。 また、本計画は、富山県と富山県交通対策協議会で作成された「富山県交通安全推進 計画」に基づき、本市の事故状況や交通を取り巻く諸条件も考慮して策定したものです。 2 平成26年の交通事故状況 (1)全般状況 平成26年に発生した人身事故件数は、前年より89件減の2,023件となり、負 傷者数も前年より107人減の2,314人となりました。 しかしながら、死者数については前年より4人増の14人となり、うち65歳以上の 高齢者が10人と前年を4人上回り、7割を高齢者が占めるという状況です。 また、状態別では、自転車乗車中の死者が1人減の2人となったものの、歩行中の高 齢者の死者が7人と4人増加しています。自転車及び高齢者の事故防止に向けた取り組 みについては、引き続き幅広く展開していく必要があります。 ①人身事故件数 区 分 富 山 市 富 山 県 全 国 26年 2,023 4,379 573,842 25年 2,112 4,649 629,021 前年比 ‐4.2% ‐5.8% ‐8.8% ※全国は確定値ではありません。 ②負傷者数 区 分 富 山 市 富 山 県 全 国 26年 2,314 人 5,068 人 711,374 人 25年 2,421 人 5,338 人 781,494 人 前年比 -4.4% -5.1 % -9.0% ※全国は確定値ではありません。 1 ③死者数 富 富 山 市 区 分 内高齢者 山 県 全 国 内高齢者 内高齢者 26年 14 10 (71.4%) 44 24 (54.5%) 4,113 2,193 (53.3%) 25年 10 6 (60.0%) 53 32 (60.4%) 4,373 2,303 (52.7%) 前年比 40.0% 66.7% -17.0% -25.0% -5.9% -4.8% ※( )は死者に占める高齢者の構成率 ※全国は確定値ではありません。 ④死者の状態別内訳 歩 区 行 中 自転車乗車中 自動車乗車(同乗)中 分 内車両単独 内高齢者 内高齢者 内高齢者 内高齢者 26年 8人 7人 2人 1人 4人 2人 2人 1人 25年 5人 3人 3人 3人 2人 0人 1人 0人 前年比 60.0% 133.3% -33.3% -66.7% 100.0% - 100. 0% - (2)富山市における近年の交通事故の特徴 ①人身事故件数は減少していますが、高齢者事故が占める割合は依然高い値にあります。 ②死者に占める高齢者の5年間の構成率は 51.9%と、全国の構成率とほぼ同程度となって おります。 ③自転車事故の5年間の平均では、人身事故件数の 12.9%を占めています。 ○5年間の状況 区 分 人身事故件数 死 高齢者事故 者 数 高 齢 者 自転車事故件数 子供 件数構成率 22年 2,649 684 (25.8%) 17 7 (41.2%) 1 337 12.7 % 23年 2,319 552 (23.8%) 18 8 (44.4%) 1 285 12.3 % 24年 2,179 572 (26.3%) 18 9 (50.0%) 0 304 14.0 % 25年 2,112 597 (28.3%) 10 6 (60.0%) 0 261 12.4 % 26年 2,023 597 (29.5%) 14 10 (71.4%) 1 267 13.2 % 平 均 2,256 600 (26.6%) 15 8 (53.3%) 1 291 12.9 % ○死者に占める高齢者の状況(5年間の計) 区 分 富 山 市 富 山 県 全 国 全交通事故死者 77 人 252 人 22,482 人 うち高齢者 40 人 138 人 11,527 人 51.9% 54.8 % 51.3 % 高齢者構成率 2 ○5年間の特定事故別状況 区 全 飲 分 事 酒 事 22 年 23 年 24 年 25 年 26 年 故 2,649 2,319 2,179 2,112 2,023 2,256 故 29 77 447 684 204 337 14 64 415 552 181 285 19 55 378 572 179 304 21 53 374 597 190 261 12 52 382 597 159 267 19 60 399 600 183 291 子 ど も 事 故 若者ドライバー事故 高 齢 者 事 故 歩 行 者 事 故 自 転 車 事 故 3 平 均 交通安全推進の方向 市民一人ひとりが「安全・安心で快適な交通社会を築いていく役割は、交通の場に関 わる市民のすべてが担っている」という意識の定着を促すとともに、市民が「交通事故 に遭わない」「交通事故を起こさない」という意識を日常的に持って安全を確認し行動 するように、交通安全思想の普及・啓発活動を積極的に推進します。 このため、関係機関・団体が相互に連携を図り、それぞれ創意工夫をこらした活発な 諸活動を展開し、市民の参加のもとに、交通事故防止を図ります。 (1)交通安全教育 交通安全教育指針に基づき、幼少期からの交通安全教育に加え、ライフステージに 対応した体系的な交通安全教育の充実強化に努めるとともに、関係団体と連携し交通 安全教育指導体制の充実を図ります。 (2)広報・啓発活動 交通安全を市民に周知徹底するため、ポスター・チラシ・広報など、各種広報媒体 の積極的活用を図るなど、質・量の両面で充実した広報・啓発活動を効果的に推進し ます。 (3)交通安全運動 県と県交通対策協議会が策定した「富山県交通安全推進計画」に基づき、運動を展 開します。なお、年間及び各期の交通安全運動を効果的に推進するため、重点を定め、 関係機関・団体等が連携して取り組みを行います。 4 推進期間 平成27年4月1日(水)から平成28年3月31日(木)まで 5 交通安全推進計画の重点項目と推進内容 (1)子どもと高齢者の交通事故防止 (2)運転者等総合対策 (3)自転車安全利用の推進 (4)全座席シートベルト着用の推進 (5)飲酒運転の根絶 3 (別表1(P5~7)) 6 推進事項 (1)各種交通安全運動 (別表2(P8~10)) ①年間を通じて行う運動 「みんなですすめる交通安全県民運動」 スローガン:~ ゆずりあう 心でひろがる 無事故の輪 ~ ○重点月間を設定する運動 ・3up運動 (重点月間 ・『たっしゃけ 気つけられェ』運動の推進 (重点月間 6月、10月) ・自転車安全利用の推進 (重点月間 5月) ・全座席シートベルト着用の推進 (重点月間 3月) ・飲酒運転の根絶 (重点月間 12月) ②期間を定めて行う運動 ○ 春の全国交通安全運動 ○ 夏の交通安全県民運動(北陸三県統一) ○ 秋の全国交通安全運動 ○ 年末の交通安全県民運動(北陸三県統一) ③日を定めて行う運動 ○ 交通事故死ゼロを目指す日【全国】 ○ 交通安全県民の日【富山県】 ○ 自転車の日【富山県】 ○ 高齢者交通安全の日【富山県】 11月、 5/11(月)~ 7/21(火)~ 9/21(月)~ 12/11(金)~ 3月) 5/20(水) 7/30(木) 9/30(水) 12/20(日) 5月20日(水)9月30日(水) 毎月 1日、15日 毎月 1日 毎月15日 ④その他(交通死亡事故多発に伴う緊急対策等) 交通死亡事故が多発し、さらに続発するおそれがある場合等において、市民をあげ て交通死亡事故抑止のための緊急対策等を実施します。 (2)関係機関・団体の主な活動 7 (別表3(P11~15)) 推進上の留意事項 (1)関係機関・団体は、それぞれ家庭、地域、職場、学校などの実情に応じ、創意工夫 を凝らした具体的な実施計画を策定し、積極的に諸対策を推進します。 (2)実施にあたっては、関係機関・団体が相互に連携を図り、市民の参加を求めます。 8 月別主要業務・行事予定 (別表4(P16)) 9 月別広報重点 (別表5(P17)) 4 (別表1) 重 点 項 目 と 推 進 内 容 1.子どもと高齢者の交通事故防止 項 目 推 進 内 容 ○毎月15日の「高齢者交通安全の日」の周知 ○交通安全アドバイザーなどへの支援による地域の推進体制の充実 推進体制の拡充 交通安全教育の 推進 街頭活動の推進 ○自治振興会、長寿会、PTA、らいちょうクラブ、福祉団体等へ の地域の事故状況などの情報提供(事故状況資料の作成など)と 相互の連携促進による推進体制の拡充 ○交通指導員や地域交通安全活動推進委員、交通安全母の会会員な ど市民による活動の推進 ○市内全域での「幼児交通安全教室」「シルバー交通安全教室」の 開催 ○参加・体験・実践型「交通安全教室」の開催 ○交通安全ポスターコンクールの実施 ○幼稚園や保育所(園)、小学校等における歩行や自転車利用に関す る交通安全教育の推進 ○幼児・児童とその保護者に対する交通安全教育の推進 ○交通安全教室の出前講座開催 ○交差点等における街頭指導の実施 ○自転車の街頭指導・点検整備の実施 ○道路交通環境の安全点検の実施 ○チャイルドシートの正しい利用と着用の徹底 訪問活動の推進 ○交通安全アドバイザーをはじめとした高齢者宅訪問活動推進 ○反射材の普及啓発の推進 子ども・高齢者 に対する思いや り運転の実践 ○『たっしゃけ 気つけられエ』運動の推進 ○通学路における街頭指導の実施 ○子どもや高齢者に対する保護意識の醸成 そ の 他 ○交通安全宣言・署名活動 ○高齢者運転免許自主返納支援事業の充実 5 2.運転者等総合対策 項 目 推 進 内 容 推進体制の拡充 ○関係機関・団体等との連携強化 交通安全教育の 推進 ○参加・体験型の「高齢者薄暮交通安全教室」の開催 ○交通安全教室における夜間の事故防止対策教育の推進 ・反射材の活用 ・明るい服装の効果など 広報・啓発活動 の推進 ○「マナーup」の推進 ・早め合図や思いやり運転の推進 ・エコ安全ドライブの推進 ・歩行者・自転車利用者を含めた交通ルールの遵守 ○「チェックup」の推進 ・運転への集中や確実な安全確認の徹底 ○「ライトup」の推進 ・アップライト運動と反射材活用の推進 3.自転車安全利用の推進 項 目 推進体制の拡充 推 進 内 容 ○関係機関・団体との連携 交通安全教育の 推進 ○小学校、中学校における自転車の安全利用に関する教育の推進 ○自転車交通安全教室修了証交付事業の実施 ○シルバー交通安全教室における主な事故原因などの自転車利用に 関する交通安全教育の推進 自転車通学生 に対する指導 ○「3分早めの出発」の指導により余裕を持った自転車利用の徹底 を図り、自転車事故の主要因である出会い頭事故抑制 広報・啓発活動 の推進 ○自転車安全利用の推進 ○家庭・職場及び街頭交通指導活動時等におけるひと声運動の推進 ○各種交通安全教室の開催 ○自転車の点検整備の励行 ○自転車交通ルールの周知徹底 6 4.全座席シートベルト着用の推進 県内統一スローガン < 締めたよね 項 目 推進体制の拡充 全席みんなの 推 進 合言葉 > 内 容 ○関係機関・団体との連携強化 ○企業等における自発的な交通安全活動の推進 交通安全教育の 推進 ○シートベルト、チャイルドシート着用の必要性と効果の理解促進 ○シートベルト着用率100%実践運動の実施 ○幼児交通安全教室等でのチャイルドシートの正しい使用の徹底 ○職場等での交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践 街頭活動の推進 ○シートベルト、チャイルドシート着用キャンペーンの実施 広報・啓発活動 の推進 ○全座席シートベルト着用の推進 ○家庭・職場等における「着けてますか」一声運動の展開 ○出勤・退勤時における着用実態の調査及び着用呼びかけ ○全座席シートベルト着用やチャイルドシート着用の広報・啓発 ○安全性能に関する情報提供 5.飲酒運転の根絶 項 目 推 進 内 容 指導体制の拡充 ○交通安全協会や自治振興会、企業(安全運転管理者)等への事故 状況などの情報提供(事故状況資料等)と相互の連携強化 ○企業等、職場における指導推進体制の充実 交通安全教育の 推進 ○交通指導員や安全運転管理者、地域交通安全活動推進委員など市 民による活動の推進 ○交通安全教室の出前講座開催 ○飲酒運転の疑似体験等を取り入れた運転者教育の実施 街頭活動の推進 広報・啓発活動 の推進 ○交差点等における街頭指導の実施 ○飲酒運転の根絶 ○地域・家庭・職場等におけるひと声運動の推進 ○ハンドルキーパー運動の推進 ○飲酒予想時の公共交通機関等の利用促進 ○成人式における交通安全宣言・署名活動の実施 そ の 他 7 各 (別表2) 種 交 通 安 全 運 動 年 間 を 通 し て 行 う 運 動 「み ん な で す す め る 交 通 安 全 県 民 運 動」 <期 間> 平成27年4月1日~平成28年3月31日 <スローガン> ゆずりあう 心でひろがる 無事故の輪 <重 点 項 目 > 1.子どもと高齢者の交通事故防止 2.運転者等総合対策 3.自転車安全利用の推進 4.全座席シートベルト着用の推進 5.飲酒運転の根絶 <目 的> 安全で安心、快適な交通社会を築くためにあらゆる機会を通じて、交 通安全思想の普及・啓発活動を推進し、交通事故の防止を図る。 1.子どもと高齢者の事故防止 <子どもの事故防止> 重 (1)幼児・児童が被害者となる事故防止 【重点推進期】 新入学・新学期・夏休み <高齢者の事故防止> (2)高齢者自身の安全意識高揚に向けた活動の推進 点 (3)高齢者に対する保護意識醸成の促進 (4)反射材の活用の促進 【重点月間】 6月、10月……『たっしゃけ 【日を定めて行う運動】 項 気つけられェ』運動の推進 毎月15日………「高齢者交通安全の日」 2.運転者等総合対策 <運転者のマナーを向上し、事故防止を図る> (1)「マナーup」 :早め合図や思いやり運転の推進 :エコ安全ドライブの推進 :歩行者・自転車利用者を含めた交通ルールの遵守 目 (2)「チェックup」:運転への集中や確実な安全確認の徹底 (3)「ライトup」 【重点月間】 :アップライト運動と反射材活用の推進 11月、3月……「3up運動」 8 3.自転車安全利用の推進 <自転車乗用中の事故防止と安全確保> (1)自転車安全利用五則を活用した交通ルールの周知 重 (2)安全利用のための自転車及び道路環境の点検整備 (3)幼児・児童のヘルメット着用と幼児二人同乗用自転車の安全利用の促進 【重点月間】 5月……「自転車安全利用の推進」 【日を定めて行う運動】 点 毎月1日 ……「自転車の日」 4.全座席シートベルト着用の推進 <全座席シートベルト着用・チャイルドシート着用> (1)全座席着用義務化の周知と着用の徹底 (2)シートベルトとチャイルドシートの着用の必要性と効果の理解の促進 項 (3)安全性能に関する情報提供の促進 【重点月間】 3月……「全座席シートベルト着用の推進」 5.飲酒運転の根絶 目 <あらゆる機会を通じて飲酒運転の根絶> (1)飲酒運転を許さない環境づくり (2)ハンドルキーパー運動の推進 【重点月間】 12月……「飲酒運転の根絶」 1.子どもと高齢者の事故防止 (1)チャイルドシートの正しい利用と着用の徹底 推 ・自動車乗車中の子どもの死傷事故の情報提供による意識啓発 ・幼稚園、保育所(園)での保護者に対する交通安全教室の開催 (2)幼児や児童とその保護者に対する交通安全教育の推進 ・幼児交通安全教室や「正しい道路の通行と安全な横断」等を内容とした 進 親子参加の実践型交通安全教室の開催 (3)反射材の普及と貼付意識の高揚 ・高齢者ふれあい訪問や交通安全キャンペーンを通じた啓発や直接貼付 内 ・効果的な利用方法の指導による貼付意識の高揚 ・『たっしゃけ 気つけられェ』運動の周知徹底 (4)高齢者に対する交通安全教育の推進 ・シルバー交通安全教室及び薄暮教室など参加・体験型交通安全教室の開催 容 (5)高齢運転者に対する思いやりの意識醸成と高齢運転者の安全意識高揚 ・高齢運転者標識の普及と表示意識の高揚 ・高齢者運転免許自主返納支援事業の実施 9 2.運転者等総合対策 (1)運転者のマナーを向上し、事故防止を図る ・「早め合図」「思いやり運転」「エコ安全ドライブ」の推進 ・交通ルールの遵守と確実な安全運転の徹底 ・「早めライト」と「アップライト」運転の推進 ・反射材の活用 3.自転車安全利用の推進 (1)自転車安全利用の意識啓発 ・家庭、職場及び街頭交通指導活動時等におけるひと声運動 ・各種交通安全教室及び大会 ・自転車の点検整備の励行 ・自転車交通ルールの周知徹底 推 4.全座席シートベルト着用の推進 (1)シートベルト・チャイルドシートの着用率100%を目指した啓発 進 ・シートベルト・チャイルドシートの着用の必要性と効果の周知 ・家庭・職場及び交通街頭活動時等におけるひと声運動 ・交通安全教室などでの正しい使用の啓発や情報提供 内 ・後部座席着用義務化の周知徹底と着用気運の醸成 5.飲酒運転の根絶 容 (1)飲酒運転根絶の意識醸成 ・ハンドルキーパー運動の推進 ・家庭・地域・職場等におけるひと声運動 ・飲酒予定時の公共交通機関等の利用促進 10 関 係 機 関 ・ 団 体 の 主 な 活 動 等 (別表3) 機関・団体名 主 な 活 動 ○交通安全に関する意識啓発活動 ○みんなですすめる交通安全県民運動及び各季運動等の推進 共 通 事 項 ○各種広報媒体を活用した情報提供・広報の推進 ○機関・団体構成員に対する交通安全教育の徹底 ○交通安全行事への参加・協力 ○富山市交通安全対策協議会の開催 ○27年度「富山市交通安全実施計画」作成(7月) ○28年度「富山市交通安全推進計画」作成(2月) ○交通安全関係ボランティアへの支援を通した地域における 交通安全活動の推進 ○交通安全アドバイザーの支援 富 山 市 ○参加・体験・実践型交通安全教育(薄暮教室)の開催 ○幼児交通安全教室、高齢者交通安全教室の開催 ○小学3・4年生を対象とした自転車交通安全教室の開催 ○交通安全広報・啓発活動の推進 ○高齢者の運転免許自主返納に対する支援 ○富山市自転車利用環境整備計画の推進 ○交通事故分析の高度化 ○交通事故分析に基づく各種情報発信等(SD情報、いきいき 情報等) ○交通事故抑止に資する交通指導取締りと最高速度規制の見直し ○自転車に対する街頭指導 ○各世代対象に応じた参加・体験・実践型の交通安全教育 警 察 (本部、警察署) ○小学生を対象とした自転車交通安全教室修了証交付事業 ○シートベルトコンビンサー(シートベルト着用効果体験車)を 活用した交通安全教育 ○学生ボランティアによる交通安全行事への参加と自主企画行事 ○交通指導員、交通安全協会等関係機関・団体と連携した街頭指 導とふれあい訪問活動 ○免許更新時講習、安全運転管理者講習等各種講習 ○信号機の新設及び制御器の更新 ○管制センターの高度化 11 機関・団体名 主 な 活 動 ○『あんしん歩行エリア』の整備 ○迅速な道路情報の提供 ○道路の整備、障害物の撤去等道路交通環境の整備 ○道路パトロール活動の実施 道 路 管 理 者 ○老朽化した道路の点検及び補修の実施 ○標識等の点検整備と視認性の確保 ○歩車道分離の促進 ○道路における運転マナーアップの推進 ○冬季における道路の確保 ○幼児、児童、生徒に対する交通安全教育の徹底 ○登下校時における安全指導の充実 教 育 委 員 会 ○児童・生徒による交通安全活動の推進 幼稚園・保育所 ○暴走族への不参加の指導 小学校・中学校 ○自転車の正しい乗り方指導と整備・点検の実施 高 等 学 校 ・PTA ○高校生の運転免許取得に伴う安全指導の実施 ○通学路の交通安全の確保に向けた取組みの推進 ○サイクル安全リーダー育成及び活動の推進 ○保育所、幼稚園、小学校等における交通安全教室 ○高齢者交通安全教室、運転者講習会の開催 ○高齢者宅への「ふれあい訪問」の実施 ○交通安全キャンペーンの実施 ○ハンドルキーパー運動の推進 ○カーブミラー等の設置、補修 ○シルバー自転車競技大会、高齢ドライバー講習会の参加 交 通 安 全 協 会 ○交通安全旗、立看板、横断幕、ポスター、チラシ等の作成 ○歩行者、自転車用反射材等の配布 ○幼児・児童・運転者・高齢者等用の広報用品配布 ○街頭や集客施設等での広報啓発活動の実施 ○チャイルドシート無料貸し出しの実施 ○優良運転者、交通安全功労者・団体等の表彰 ○交通安全運動期間、交通安全県民の日における街頭指導 12 機関・団体名 主 な 活 動 ○事業所での安全運転管理業務の支援 ○全座席シートベルト着用推進運動の促進 ○高齢者にやさしい思いやり運動の推進 ○ハンドルキーパー運動の推進 安全運転管理者協会 ○エコ安全ドライブ運動の推進 ○事業所に対する講習会、研修会等の開催の促進 自動車安全運転セン ター富山県事務所 ○若年ドライバーに対する運転教育の推進 ○運転記録証明書等(SDカード)を活用した交通安全対策 の推進 ○安全運転中央研修所を活用しての高度な安全運転知識・技 能の習得へのサポート ○事業所に対する各交通安全運動等の周知徹底 ○自動車運送業者等に対する運行及び労務管理の指導 ○過積載、過労運転防止対策の推進 ○自動車の点検、整備の励行指導 富山運輸支局 富山労働局 自動車事故対策機構 富山支所 ○不正改造・整備不良車両、無車検・無保険(無共済)車両、 無許可営業車両の指導・取締り ○運転適性診断の実施と個別指導 ○自動車運転者時間管理等指導員によるパトロールの実施 ○被害者対策の推進 ○自動車アセスメント情報の提供 ○交通安全啓発資料の作成・配布 ○「交通安全ふれあいの里」制度の活用促進 ○アップライト、正しいシートベルト・チャイルドシートの 着用運転指導の徹底 富山県指定自動車 教習所協会 ○初心運転者講習・高齢者講習の充実 ○エコドライブ運転の普及・促進 13 機関・団体名 西日本旅客鉄道 株式会社金沢支社 富山地方鉄道 株式会社 あいの風とやま鉄道 株式会社 富山ライトレール 株式会社 主 な 活 動 ○社員に対する交通安全の指導教養の徹底 ○踏切安全通行の指導及び講習会等の開催 ○踏切保安設備の点検整備 ○踏切道及び軌道線の交通安全対策の推進 ○駅前等の自転車駐輪対策の推進 ○事業所に対する交通安全運動等の周知徹底 ○運行管理、労務管理の指導 富山県トラック協会 富山県バス協会 富山県タクシー協会 ○過積載・過労運転防止対策の推進 ○指導員によるパトロールの実施 ○各種研修会の開催と運転者適正診断の実施 ○不正改造防止の呼びかけ ○優良運転者の賞揚 富山市交通指導員 連絡協議会 ○運転免許証返納者に対する割引制度 ○街頭指導活動の推進 ○高齢者世帯訪問活動の推進 地域交通安全活動 推進委員協議会 ○各世代対象(親と子、若者、高齢者)に応じた交通安全 富山市交通安全 母の会連絡協議会 ○幼児及び高齢者交通安全指導者研修会の開催 教室の開催 富山市老人クラブ 連合会 ○自転車利用者に対する適正な通行方法の啓発活動 富山市婦人会 ○飲酒・暴走運転追放の呼びかけ 交通安全アドバイ ザー 富山県社会福祉協議会 ○違法駐車追放の呼びかけ ○シートベルト、チャイルドシート着用呼びかけ ○反射材の普及と利用の促進 富山県交通運輸産業 労働組合協議会 富山県自動車会議所 富山県自動車販売店協会 富山県自動車整備振興会 富山県軽自動車協会 日本自動車連盟富山支部 富山県高速道路交通安全 協議会 富山県不正改造車両追放 連絡協議会 ○事業所に対する交通安全運動等の周知徹底 ○車両の日常、定期点検整備の呼びかけ ○不正改造・整備不良・無車検・無保険(無共済)車両運転防止 対策の推進 ○講習会、研修会の開催 ○シートベルト・チャイルドシート着用の啓発活動 ○停止表示器材、非常信号灯など安全用具の携行呼びかけ ○運転マナー向上施策の推進 14 機関・団体名 主 な 活 動 ○交通事故防止の啓発活動 ○交通事故防止の事業所別講習会・研修会の開催 ○交通事故無料相談を通した被害者救済・被害者支援・被害者援 富山県自家用自動車 協会連合会 護活動 ○交通事故相談に関する各種資料の作成・発刊 ○自賠責保険(共済)制度の周知と無保険(共済)車両の監視活 動 ○不正改造車・整備不良車両の監視活動と防止呼びかけ ○自転車、バイクの交通安全教室の開催 富山県自転車軽自動 車商業協同組合 ○「TSマーク」の普及啓発 ○自転車の正しい乗り方及び駐輪方法の指導啓発 ○街頭、学校等における自転車一斉点検の実施 ○飲酒運転防止の呼びかけ 富山県商工会議所 連合会 ○看板、自販機等の路上はみ出し防止の指導 ○迷惑駐車防止対策の推進 富山県商工会連合会 ○自転車、自動車駐車場の確保と整備 ○交通安全諸行事への協力要請 NHK富山放送局 北日本放送 ○交通安全行事の積極的な取材と広報 ○迅速な道路情報の提供 富山テレビ チューリップテレビ ○交通安全行事への支援 富山エフエム 北日本新聞社 富山新聞社 読売新聞社 中日新聞社 15 (別表4) 月 月 4 業 務 別 ・ 主 行 要 業 事 務 月 ○新入学(園)期における交通事故 防止 ・ 行 事 予 業 務 ○『たっしゃけ 10 ・ 定 行 事 気つけられェ』運動 の推進重点月間 ○自転車安全利用の推進重点月間 ○3up運動の推進重点月間 ○春の全国交通安全運動(11~20) ○富山市交通指導員連絡協議会研修会 5 ○みんなが参加する交通安全富山 11 市民大会(11) ○交通事故死ゼロを目指す日(20) 6 ○『たっしゃけ 気つけられェ』運 動の推進重点月間 ○飲酒運転の根絶重点月間 12 ○年末の交通安全県民運動 (11~20) ○富山市交通安全対策協議会(総会) ○積雪・凍結期の交通事故防止 ○夏の交通安全県民運動(21~30) ○新成人による交通安全宣言・交通安全 署名 ○夏の交通安全富山市民大会(21) 7 ○交通安全子ども自転車富山県大会 1 ○交通安全チャレンジ 1・2・3 運動 (7/21~11/20) ○交通安全ポスターコンクール 8 ○富山市交通安全母の会連絡協議会 マスコットコンクール 2 ○富山市交通安全対策協議会 (合同部会) ○第 52 回交通安全県民大会 ○秋の全国交通安全運動 9 ○積雪・凍結期の交通事故防止 (4) ○3up運動推進重点月間 (21~30) ○秋の交通安全富山市民大会(富山 市交通安全功労者表彰) (18) ○交通事故死ゼロを目指す日 ○全座席シートベルト着用の推進重点 月間 3 (30) 16 (別表5) 月 月 重 点 別 項 広 報 目 月 ○新入学(園)期における交通事故防 止 4 点 重 点 ○『たっしゃけ 10 ○自転車の安全利用 項 目 気つけられェ』運動 ○反射材の利用促進と夕暮れ時の交通 事故防止 ○3up運動の推進 5 ○春の全国交通安全運動(11~20) 11 ○『たっしゃけ 気つけられェ』運動 6 ○飲酒運転の根絶 12 ○夏の交通安全県民運動(21~30) 7 重 ○年末の交通安全県民運動(11~20) ○積雪・凍結期の交通事故防止 ○夏休み中の交通事故防止 1 ○夏休み中の交通事故防止 ○積雪・凍結期の交通事故防止 8 ○旧盆、帰省等の交通事故防止 2 ○迷惑駐車の追放 ○卒業に伴う自転車遺棄の防止 ○秋の全国交通安全運動(21~30) ○3up運動の推進 9 3 ○シートベルト・チャイルドシートの 着用 ○卒業に伴う自転車遺棄の防止 17 (資料) 区 富山市内の交通事故・道路交通環境の推移 分 死者数 道路整備状況 事故 負傷 自動車 信号機 備 考 高齢 延長 舗装 件数 者数 保有台数 数 舗装率 年 総数 子供 者 km km 昭和40年 25,901 37 昭和41年 33,113 41 富山市交通指導員連絡協議会発足 昭和42年 42,238 48 昭和43年 49,745 62 昭和44年 52,453 71 車庫証明制度発足 昭和45年 61,601 85 昭和46年 71 2,595 3,472 70,186 104 昭和47年 71 2,515 3,327 81,612 128 らいちょうクラブ発足 昭和48年 45 1,991 2,634 92,712 156 2,410 830 34.4% 昭和49年 35 1,680 2,274 99,695 181 2,441 966 39.6% 昭和50年 33 1,586 1,996 107,365 233 2,487 1,128 45.4% 北陸自動車道富山まで開通 昭和51年 14 1,577 1,962 114,866 276 2,572 1,324 51.5% 昭和52年 26 1,471 1,778 122,360 306 2,637 1,459 55.3% 昭和53年 26 1,466 1,793 129,024 327 2,683 1,585 59.1% 市幼児交通安全教室の本格開始 昭和54年 31 1,359 1,611 136,970 352 2,722 1,698 62.4% 富山市交通安全母の会連絡協議会発足 昭和55年 35 1,310 1,541 144,243 369 2,719 1,832 67.4% 昭和56年 25 1,259 1,542 150,153 390 2,766 1,882 68.0% 昭和57年 28 1,221 1,503 157,783 401 2,819 1,942 68.9% 昭和58年 21 1,199 1,415 165,201 409 2,897 2,156 74.4% 昭和59年 19 1,524 1,833 173,002 421 2,915 2,255 77.4% 昭和60年 28 1,859 2,261 181,072 431 2,973 2,354 79.2% 昭和61年 16 2,125 2,522 189,503 440 3,044 2,439 80.1% 昭和62年 22 2,402 2,855 197,681 462 3,077 2,516 81.8% 昭和63年 40 2,308 2,840 207,614 473 3,110 2,418 77.7% 平成元年 42 2,495 3,106 217,497 483 3,137 2,487 79.3% 市シルバー交通安全教室本格開始 平成2年 26 3.057 3,538 229,054 503 3,150 2,522 80.1% 交通安全アドバイザー制度発足 平成3年 39 3,161 3,540 239,151 521 3,199 2,541 79.4% 地域交通安全活動推進委員制度発足 平成4年 40 3,297 3,733 248,636 541 3,238 2,601 80.3% 平成5年 33 3,405 3,875 256,115 562 3,298 2,681 81.3% 平成6年 38 3,576 4,010 265,510 578 3,332 2,726 81.8% 平成7年 33 3,788 4,361 275,296 591 3,397 2,799 82.4% 平成8年 29 3,439 3,837 284,615 617 3,427 2,840 82.9% 中核市に移行 平成9年 23 3,400 3,815 292,791 632 3,462 2,892 83.5% 平成10年 22 3,420 3,951 297,554 650 3,484 2,938 84.3% 平成11年 33 0 18 3,349 3,929 302,246 669 3,512 3,041 86.6% 平成12年 25 1 15 3,604 4,317 305,774 694 3,536 3.083 87.2% 第55回国民体育大会 平成13年 29 0 14 3,762 4,436 309,945 714 3,557 3,118 87.7% 平成14年 13 0 10 3,629 4,319 313,476 748 3,583 3,152 88.0% 富山市交通安全推進計画策定開始 平成15年 18 0 10 3,618 4,374 316,092 769 3,613 3,187 88.2% 市交通安全シルバーリーダー発足 平成16年 25 1 12 3,437 4,094 318,281 782 3,642 3,219 88.4% 平成17年 29 0 12 3,482 4,164 322,273 799 3,672 3,261 88.8% 7市町村合併により新「富山市」誕生 平成18年 19 1 12 3,385 4,068 325,954 804 3,710 3,300 88.9% 富山市交通安全計画策定 平成19年 21 0 12 3,250 3,856 327,540 806 3,750 3,339 89.0% 平成20年 14 0 10 2,756 3,141 327,654 819 3,773 3,355 88.9% 平成21年 25 1 14 2,681 3,099 327,985 829 3,784 3,370 89.1% 平成22年 17 1 7 2,649 3,099 328,444 845 3,770 3,381 89.7% 平成23年 18 1 8 2,319 2,668 329,409 862 3,819 3,403 89.1% 富山市交通安全計画策定 平成24年 18 0 9 2,179 2,458 332,057 873 3,800 3,415 89.9% 平成25年 10 0 6 2,112 2,421 334,684 876 3,816 3,425 89.8% 平成26年 14 1 10 2,023 2,314 337,866 879 3,818 3,430 89.8% ※各数値は、旧7市町村の合計数値。(なお、空白部分は旧市町村の数値が一部不明なため未記載) ※交通事故状況各項目は、県警本部「交通事故白書」。(昭和45年以前は「市町村統計書」) ※自動車保有台数は、市統計係数値。(昭和41年以前は1月1日、昭和42年以降は3月31日現在) ※信号機数は、県警本部交通規制係資料。(各年12月31日現在) ※道路の項目は、市道路維持課数値。(昭和47年以前は市町村統計資料)(各年3月31日現在) 18 平 成 2 7 年 交通安全スローガン 全国スローガン ○運転者(同乗者を含む)へ呼びかけるもの 早めから つけるライトで 消える事故 ○歩行者・自転車利用者へ呼びかけるもの 外出は 明るい笑顔と 反射材 ○こども(中学生以下)へ交通安全をよびかけるもの ルールむし しん号むしは わるいむし 心でひろがる 無事故の輪 富山県スローガン ゆずりあう
© Copyright 2025 ExpyDoc