SAP☆V48 せき行財政改革アクションプラン 概要版 SEKI Action Plan ~せき行財政改革アクションプラン~「SAP☆V48」 本プランの頭文字をとって「SAP」、財政の V 字回復、関市の地形を象徴する「V」、 48の改革に取り組む「フォーティーエイト」から、「SAP☆V48」と名付けました。 関市では、昭和 61 年度に第1次行政改革大綱を策定し、その時代にふさわしい行政や市民ニ ーズに対応しながら、5次にわたる行政改革大綱を策定し取り組んできました。 しかし、時代とともに変化する社会経済情勢によって、いまだ厳しい財政状況が続いている中、 さまざまな行政課題や財源不足への対応など、大きな転換期を迎えています。 今後も財源確保のために柔軟に対応し、良好な行政サービスを維持継続していくために、新た な「せき行財政改革アクションプラン」を策定します。 1 関市の抱える課題 合併後10年を経過した本市は、人口減少、過疎化、少子高齢化などが急速に進行していく中で、歳 入の柱となる市の税収が年々減少してきました。その一方で、市民ニーズの多様化や複雑化、公共施設 の老朽化、インフラの更新、社会保障費などの増加により、財政が圧迫されてきています。さらに、国 からの地方交付税が合併算定替特例の終了時期を迎えるため、平成27年から5年間にかけて段階的な 減額が始まろうとしています。 【普通交付税の減少額の推移】 年 度 減少額(▲) (単位:億円) H27 H28 H29 H30 H31 H32 ▲0.86 ▲2.58 ▲4.30 ▲6.02 ▲7.74 ▲8.61 ■普通交付税(H27~29) ☞ 今後3年間の減少見込みは・・・ 2 減少額 = 7 億 7,490 万円 アクションプランの考え方 本市では第4次総合計画において、政策6「改革と協働」として、「拡大・多様化する市民ニーズに 応えられる効果的、効率的な行財政運営を推進します」と掲げています。行政目線から市民目線、管理 から経営への転換を進めるために、次のとおり定めてアクションプランに取り組みます。 改革の目的 :最少費用で最大効果を生み出す行財政運営 改革の目標 :3 年間の目標効果額 推進期間 8 億円 :平成 27~29 年度の 3 年間 SAP☆V48 3 取組内容 このプランを着実に推進させるために、48 項目の具体的な取組を設定しています。そして、「なに を、いつまでに、どのようにするか」を明らかにするため、詳細な改革内容を明示し、それぞれについ て達成目標を定めるとともに、改革から生まれる成果を可能な限り効果額として設定しています。 個々の取組項目についての実績と数値目標等の達成度を分かりやすく示し、目標に対する成果による 評価分析を行うこととしています。 ~ 48 の取組項目 ~ ■重点改革項目( 7 項目):改革の効果が大きく、全庁的な取り組みとなる重要な項目 ■改 革 項 目(41 項目):3 つの視点と 10 の推進項目に分類した上記以外の項目 3つの視点 せ き 行 財 政 改 革 ア ク シ ョ ン プ ラ ン 10の推進項目 歳入の確保 歳出の抑制 行政運営の見直し 48 の取組項目数 自主財源の確保 4 項目 №① ~ ④ 税収入の確保 4 項目 №⑤ ~ ⑧ 使用料の見直し 4 項目 №⑨ ~ ⑫ 施設の廃止・見直し 9 項目 №⑬ ~ ㉑ ・温泉施設の運営見直し 事業の廃止・見直し 8 項目 №㉒ ~ ㉙ ・道の駅の運営見直し 事務の見直し 7 項目 №㉚ ~ ㊱ ・補助金・負担金の見直し 組織の合理化 4 項目 №㊲ ~ ㊵ 外郭団体の見直し 4 項目 №㊶ ~ ㊷ 民間活用 4 項目 №㊸ ~ ㊺ 事業・施設の健全化 4 項目 №㊻ ~ ㊽ ・滞納繰越額の削減 ・ごみ処理経費の適正負担 ・窓口支援システムの導入 ・公共施設の再配置 合計 7 億 6,388 万円 H27~29 年度(3 年間)の効果額(見込み) 4 0 【重点改革項目】 推進体制 (イメージ図) 答申 提言 市長 行政改革推進審議会 諮問 市議会 報告 報告 行革アドバイザー 行政改革推進本部 PT 助言 連携 所管課 所管課 所管課 所管課 所管課 所管課 (事務局:秘書広報課 経営戦略室) 5 管理と評価 ☞ PDCA マネジメントサイクル Do【実行】 ・所管課 Plan【計画】 ・所管課 Check【評価】 ・所管課(自己評価) ・推進本部(内部評価) ・審議会(外部評価) Act【改善】 ・所管課 ~ 進捗管理 ~ 所管課:関市秘書広報課(経営戦略室)
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