会社案内 - 小野測器

Make the Standards
株式会社 小野測器
Corporate Profile
Message
代表メッセージ
絶えざる挑戦とお客様視線で、
先進的かつ高付加価値の
計測制御機器を提供します。
代表取締役社長
安井 哲夫
広くお客様に認められている当社の技術
全社の活性化と販売のグローバル化
計測は、 あらゆる分野の研究開発において根幹となる技術で
2015 年 4 月、 子会社の小野測器宇都宮(現宇都宮テクニカル&
あり、 当社が製造・販売している計測機器は「産業のマザーツー
プロダクトセンター)と合併し、 新たな体制でのスタートを切りまし
ル」と呼ばれています。 高い精度と信頼性を備えた計測機器がな
た。 同センターは、 当社が販売するカタログ製品(標準品)の製造
ければ、どのメーカーも優れた製品を研究・開発・設計・生産す
部門としての独立会社でしたが、 徐々に設計機能を取り込み、 現在
ることはできないと考えます。
ではカタログ製品の開発・設計・製造から、システム製品(特注品)
当 社は、 各 種 動 力 の 計 測 制 御 やシミュレーション解 析 技 術、
の設計・製造、これらの製品に対するメンテナンスまで幅広い事業
音響や振動の計測とこれらに関するコンサルティング、 各種の解
展開を行っています。 加えて、 宇都宮テクニカル&プロダクトセン
析ソフトウエアの開 発などに力を入れており、 回 転・速 度、 寸
ターでの新実験棟の完成により、システム製品の研究開発や新規
法・変位、トルク、 音響・振動、 自動車性能の計測機器を研究
事業への取り組みを行って参ります。
開発・製造・販売し、 自動車メーカーをはじめ、 機械・電機など
合併の目的は、まず、 オール小野測器として「今日より明日はさ
さまざまな業界のお客様と長年にわたる信頼関係を築いてきまし
らに良くなる」との夢を社員が共有することで求心力を高め、 全社
た。 当社の製品と技術が幅広い分野の研究開発部門で利用され
一丸となって社会に貢献するものづくりに励むこと。 そして、 もの
てきたことは、 当社の存在意義がお客様から認められている証で
づくりにおける研究開発から製造部門への流れに一貫性を持たせ
あり、 私たちは社会に貢献しているものと、 これを誇りに思って
ることでスピード感を持たせ、 意思の疎通を促進し、より高品質
います。 当社は、 これからもお客様のニーズにお応えできるよう
で高付加価値な製品を産み出すことにあります。さらには、 業務
な事業を展開し、 次の時代を築いていこうと考えています。
の効率化や人事交流を推し進め、 当社全体を活性化する効果を引
常に挑戦する気概を持つ
小野測器の設立は 1954 年にさかのぼります。 創業から 60 年を
過ぎた現在、
「次の 30 年をどうするか?」が経営を担う者に課せら
き出すことでもあります。
グローバル化につきましては、 アメリカ、 タイ、 インド、 中国
に現地法人を設立しています。 これまでは、 現地に進出してい
る日本企業に納入したシステム製品のメンテナンスが主な業務で
したが、 加えて現 在は、 現 地 法 人を核とした販 売 網を整 備し、
れた責務と考え、 会社を継続的に発展させ、 全てのステークホル
カタログ製品の販売促進策としての新しい拠点づくりなどの体制
ダーから信頼される企業であることを目指したいと思います。 特別
を構築しています。 今後は、 東南アジア地域など周辺諸国を含
な施策はありませんが、 お客様から求められる製品を継続して創り
めた拡販に努めます。
続けていく。 それを愚直に追究する社風や組織体制を確固たるも
のにすることが、 当社が次の時代にも社会から必要とされる存在で
あり続けるための唯一の道ではないかと考えます。 最も大切な「お客様の視線」
常に新しい計測技術を提供するには、 社内でも先進的な研究開
当社の使命は、 カタログ製品においてはお客様が必要とされて
発が欠かせません。 そのためには、
「新しいこと・誰もやっていな
いるニーズの半歩先をゆく製品を、 システム製品ではお客様のご
いこと」に真面目に失敗を恐れずに挑む、
「挑戦する気概」を絶えず
要求に対してより良いものが提案できること、 これらを高品質で
持ち続けることを奨励する今の企業風土をさらに発展させ、 社員
高付加価値の製品として提供していくことだと考えています。 そ
一人ひとりが果敢にチャレンジする組織づくりを目指します。また、
のために、 私たちはこれからも「お客様の視線」で考え、 研究開
次の時代につながる先端技術のシーズを探求するためにも、 民間
発・商品開発・製造・販売・メンテナンスを行っていきます。 短
企業のみならず、 大学をはじめ広く公的な研究機関とも協力し、
期的な成果を追うことなく、 チャレンジする人材の育成、 先行的
共同で事業に取り組める関係を大切にしたいと考えています。
な開発・設備投資など行い、 事業を発展させていこうと考えてい
ます。 私たちは日本のものづくりと産業を支える計測・制御・シ
ミュレーション技術の発展を担っているとの自覚を持ってお客様の
期待に応え、 全てのステークホルダーから信頼される企業市民と
して、 社会の要請に応え貢献して参ります。
01
ONOSOKKI Corporate Profile
History of ONOSOKKI
小野測器の足跡
1954 年の設立以来、 小野測器は数々の製品や技術を生み出してきました。
国内初のジェットエンジン用回転計の開発に始まった当社の歴史は、
振動や音響の計測機器、 ソフトウェアや試験システムにまで広がりを見せています。
ここでは私たちが残してきた足跡の一部をご紹介致します。
1954.1
有限会社小野測器製作所として設立。
わが国で最初のジェットエンジン用回転計を製作
小野測器の歴史は、故 小野義一郎氏の手によって、国産初のジェットエンジ
ン用回転計がつくり出されたことに始まります。それは日本で初めて計測の
分野にディジタルが応用された、ディジタル計測の幕開けでもありました。
※写真はバイクに乗る小野義一郎氏
1966.4
ディジタルトルクメータが
昭和 40 年度日本機械学会製品賞を受賞
日本で権威と歴史のある賞として名高い、日本機械学会の賞を受賞。
トルク計測は小野測器の得意分野のひとつで、今でも新たな製品を生み出
し続けています。
1981.5
自動車技術会より
第 31 回自動車技術会浅原技術功労賞を受賞
小野測器の計測技術は自動車産業の発展と共に成長してきたといっても過言
ではありません。自動車技術の進歩への貢献が認められ、自動車技術学会
より受賞しました。
1990.5
横浜テクニカルセンターに無響室、半無響室、
残響室および計測室で構成されるアコースティックラボを新設
小野測器の音響実験室は日本トップレベルの性能を有しており、音響・振動
に関する専門スタッフも充実しています。音響実験室のレンタルのみでなく、
受託測定も承っています。
2004.10
横浜テクニカルセンターに
オートモーティブ テスティング ラボを新設
最新の計測・制御技術の開発検証が行える実験棟です。エンジン単体や駆
動系などの各種試験を行うテスト室と、大型の機械装置を設置可能な実験
室を備えています。
2009.2
新横浜に本社と
ソフトウェア開発センターを移転
本社機能とソフトウェア開発の拠点です。新たなソフトウェアを生み出すた
め、最新の設備を整えており、新幹線の通る新横浜駅が最寄り駅と各地へ
のアクセスも抜群です。
2015.2
宇都宮テクニカル &プロダクトセンターに
オートモーティブ テスティング ラボを新設
製造子会社(株)小野測器宇都宮を合併。宇都宮テクニカル&プロダクトセン
ターと改称。新たに、2 つ目となる自動車試験用実験棟を開設しました。最
先端の設備・装置により、各種検査・試験に対応します。
ONOSOKKI Corporate Profile
02
Technology of ONOSOKKI
小野測器のテクノロジー
小 野 測 器は設 立 以 来、産 業 のマザーツールである計 測 器を一貫して手がけてきました。
数 多くの 先 進 的な製 品をつくりあげ てきましたが、
生み出したのはそれだけではありません。小 野 測 器 の中には他に類を見ない
多様な技 術とノウハウが培われています。
テクノロジーフロー
01
Sensing
02
Measurement
03
Control
04
物理現象を電気信号に変換する
“ Sensing ”とは、物理現象を電気信号に変換することです。小野測器は電圧・電流・光・磁気・静電容
量など、広範な物理原理を使い分けて用いることにより、多種多様なセンサを開発、提供してきま
した。なかでもレーザ光を使った光“ Sensing ”技術は、従来は測ることが困難であった箇所を非接
触で測ることを実現してきました。この技術は、
IC、液晶、光ディスク、ハードディスクといったエレ
クトロニクス製品だけではなく、自動車や航空機など多くの製品の高品質化を支えています。
信号を形で表現する
“ Sensing ”された電気信号を音響・振動・回転・速度・変位・
トルク・流量など、人々が理解できる形で
表現すること、それが“ Measurement ”の技術です。センサから得られた情報をディジタルデータ
に変換し、そこから各種解析処理を行い、数値やグラフなどさまざまな形で表現することにより、人
間が判断するための多くの情報を提供していきます。従来であれば見えなかったものを見えるよう
にすることにより、多くの製品の高機能化を手助けし、工業分野の産業発展に貢献しています。
計測条件をつくり出す
正確な計測を行うためには、計測するための条件をつくり出す必要があります。それを自由に行
うのが“ Control ”技術です。小野測器では自動車の車両テストやエンジンテストのための制御
装置をはじめとし、騒音や振動のアクティブ制御に至るまで、多彩な制御手法やノウハウを蓄積
しており、計測シーンに合わせた高精度な制御技術を提供することができます。
計測技術を活かし、発展を助ける
どんなに優れた計測技術を持っていても、それが活かされるフィールドがなければ社会に貢献で
きません。計測屋である私たちの技術によりお客様がどのような製品づくりを実現するか、まで
追求してこそ、私たち小野測器の存在価値、そして自らの成長があると考えます。小野測器のテ
Consulting
クノロジーを活かせる機会は世の中にたくさんあり、その場に“ Consulting ”という形で自ら携
シミュレーション
なりつつあります。実機によるテストから生じる時間や手間を省くためです。計測や試験に豊富
わることにより、小野測器の技術を広く社会に浸透させ、時代の進化を担っていきます。
近年はコンピュータが高性能化し、コンピュータ上での設計、シミュレーション評価が当たり前に
技術
なノウハウを蓄積している小野測器としては、コンピュータシミュレーションに使用したモデルを
使用し、試験対象の一部しかなくても製品全体をイメージした試験を実現できるような技術の開
発にも取り組んでいます。
03
ONOSOKKI Corporate Profile
これまで培ってきた技術を活かし、
現在ではさまざまなサービスの提供を行っています。
TOPICS
EV/HEV向けアプリケーション
世界的に環境意識が高まる中、
「エコカー」に熱い視線が集まり、 開発・普及のペースは今後、
加速度的に増していくと予想されます。 小野測器では EV/HEV の開発及び普及のために有用な
計測アプリケーションを提供しています。
たとえば、 小野測器では従来より計測・制御技術を応用した自動車用
試験機を開発・製造していますが、これを EV/HEV 用モータ性能測定に
仮想EV車
モータ
EV用
ECU
運転パターン設定
車両
モデル
走行抵抗設定
ドライバ
モデル
電池
モデル
応用しています。 車両ができる前のモータだけの状態で車両情報をコン
ピュータに入力(図中:仮想 EV 車)
し、シミュレーション技術(図中:車両
モデル、ドライバモデル、 電池モデル)も組み合わせることにより、 あた
かも路上を走行しているかのような状態(図中:運転パターン設定、 走行
抵抗設定)をつくり、 実運転時のモータの性能を測ります。 完成車を試作
する前に性能を把握することで、 お客様の車両開発シーンにおいて、 開
発期間の短縮化、 開発の効率化、 車両の高品質化の実現に寄与してい
低慣性ダイナモ
・車両シミュレーションシステム
・試験EVモータ
ます。
軸トルク検出器
・操作計測制御盤
リアルタイム計測・解析技術
「リアルタイム計測・解析技術」は、 文字通り、 計測対象から得られた物理現象を即時に数値化し、
解析する技術であり、 そこには、きわめて高速なデータ処理技術が求められます。
小野測器は長年改良を加えてきた高速データ処理を実現するアルゴリズムを豊富に持っています。
Oscope 時系列解析ツール
小野測器で扱っている計測器は、 演算を行うためにDSPやCPUを搭載
しています。これらのハードウェアは時代と共に大きく進歩しており、ま
たそれに伴い、 当社の計測器も大きく進歩しています。しかしながら、
小野測器ではハードウェアの進化だけに頼るのではなく、 独自に開発して
オフライン解析
きたさまざまな計測アルゴリズムを常に見直し、 高速化を追い求めてい
ます。 その成果として音響・振動計測分野の主力製品であるDS-3000
においては、リアルタイム解析能力(同時収録チャンネル数、 周波数レン
オンライン解析
DS-3000
series
実験モード解析
ジも含む)を格段に高めることができました。これにより、これまで測るこ
とが難しかった微細な信号を、 多チャンネル同時計測することができるよ
うになり、 現場計測での効率化に大きく貢献できるようになりました。ま
た、このようにして得られた計測データは、 多彩な音響・振動解析ソフト
ウェアと組合せることにより、さらに複雑な解析を実現し、 特徴抽出を容
DS series 解析ソフト
易とし、 お客様の商品開発、 問題解決に大きく貢献しています。
ME'scope VES
実験モード解析ソフト
ONOSOKKI Corporate Profile
04
Products of ONOSOKKI
小野測器の製品群
わが国で初めてディジタル技術を計測器に応用した小野測器は、 半世紀を超える歴史の中、
さまざまな製品を生み出してきました。
培った技術を拠り所に、 計測器だけでなくソフトウェアや試験システムなど、
お客様のニーズに応える多様な製品を有しています。
回転・速度計測機器
さまざまな産業分野で活躍する回転機器、こうした回転機器の回転速度を正確に計測し・制御することは、
回転を何らかの駆動出力として使用する上で欠かすことができません。 小野測器は、 現場に適した
最適なシステムが構築できるよう、 数多くの検出器と表示器、 並びに周辺機器を用意しております。
アドバンストタコメータ
FT-2500
エレベータ速度計
EC-2100
FT-2500 アドバンストタコメータ
EC-2100はエレベータの調整・保守・点検
は、モータや各種回転機などから
用の速度計です。エスカレータの非常停止
発 生する騒 音や振 動または磁 束
距離計測も可能で、エレベータ・エスカレー
の変化などから回転速度を測定す
タの安全運行を陰で支えています。
る回転計です。騒音・振動などから
回転速度が求められるのは、小野測器だ
けの独自技術です。
寸法・変位計測機器
計測対象の寸法・変位量を正確に計測することはもちろん、 たわみ量、 そり量の測定と監視など
計測制御関係を中心とした幅広い応用が可能です。
ディジタルゲージセンサ
LV-9002/9300A/0121A
センサ部と表示器を一体とした小型タイ
ダミー で す。 無 負 荷・ 非 接 触 で
プから、別体型とすることで汎用性を高め
MEMS や 圧 電 素 子 の 微 小・高 速
たタイプなどさまざまな機種を用意。セ
振 動 変 位を 1MHz サンプリング、
ンサ部は、優れた耐久性を備え、測
0.155nm の高変位分解能で、 DC か
定データの高再現性と長期間に
ら直接検出することができます。レーザ
わたる安定した精度で測定
スポット径は最小φ1.5μm と高空間分解
することができます。
能。 最大 5m までの変位ストロークが計測
可能です。ディジタル変位出力は振幅レン
ジ依存の分解能低下がありません。
トルク計測機器
小野測器のディジタルトルクメータは、トルク検出に独自の位相差方式を採用することで、
広い回転数範囲にわたって、 高精度で再現性の高い測定を可能とします。
フランジ型
高剛性トルク検出器 TQ-1000
エンジンや駆動系の変動トルクを測定する
ために開発されたフランジ型高剛性・高速
応答トルク検出器です。検出器ねじれ部の
剛性が高く、速い変動トルクを正確に測定す
ることが可能です。
05
ONOSOKKI Corporate Profile
トルクステーション
TS-7700
TS-7700トルクステーション
は、モータやモータドライバ
の製品検査、研究開発を行
う上で必要とするデー
タを簡単な操作で自動
測定するシステムです。
音響・振動関連装置
各種音響・振動センサを始め、 取得したデータの解析機器から 2 次処理ソフトにいたるまで豊富な計測機器を取り揃え、
お客様に最適な計測・解析のトータルシステムをご提供しております。
また、 音響・振動データの取得から解析までのコンサルティングに関しても承っております。
データステーション DS-3000
PC ベースの高性能・高機能計測器です。
高速な演算処理能力、高い信頼性、使い
勝手の良い操作性を継承しつつ、リアルタ
イム解析能力を従来機種の2倍以上に高
めました。これまで計測の難しかった微細
な信号を、多チャンネル同時に、広帯域な
周波数レンジで計測することができます。
高機能型騒音
LA-3000 シリーズ
LA-3000シリ-ズ高機能騒音計は、本来
の騒音レベルの測定や演算を行うこと以
外に、測 定 中に「 音を聞きながら計 測 す
る」ということにこだわりました。音を聞く
ことで、対象物の状態を確認したり、確実
に録音できたかを確認できます。
ソフトウェア
計測結果を正確に再現、 可視化するソフトウェアを導入することで、 大幅な作業効率のアップが望めます。
回転や振動、 音響などさまざまな計測の処理や解析を行うソフトウェアを揃えています。
音質評価 OS-2740
音質評価解析は、ラウドネス、シャープネ
ス、ラフネスなどの、6つの評価パラメー
タで、人の聞いた感覚を定量化します。心
地よい音、嫌な音など聞いた感覚量を指
標化することで、音質の評価や音質改善
に大きな力を発揮します。
Oscope
音・振動・電気信号などのさまざまな時系列
データをビジュアル化し、その場でスムーズ
に編集、解析が行えます。FFT解析など基本
的な信号解析に加えて、音質評価解析・変動
音解析といった、人間の心理尺度を定量化
する解析にも拡張することができます。
自動車性能計測機器
環境保護のための排ガス対策、 燃料消費のさらなる低減、 安全性の向上等と自動車技術は進歩し続けており、自動車の試験環境も
高度で複雑化しています。小野測器は半世紀にわたり、自動車関係の計測器と試験システムを開発、 製作し、自動車技術の発展と共に
歩んできました。蓄積された技術とノウハウを結集し、 高度で複雑な試験に、 柔軟に対応できる試験システムを提供しています。
自動計測・制御システム (FAMS-R5)
実車トランジェント試験装置 (RealCar-Simulation Bench)
新たなEV/HEV 試験に対応できるシミュレー
シャシ ーダイナ モ で は 実 現 できない ス
ション技術から、日々厳しくなる法規に対応し
リップなどの挙動が再現できるシステム
た試験、性能・耐久試験など幅広い試験に対
です。実車のホイールをタイヤ型軸受に
応しています。お客様の開発時間の短縮を図
換装することにより、濡れた路面、雪道な
れるよう、ECUマップ最適化から適合運転ま
どの低μ路面を再現できます。幅広い車
で行うORANGEシリーズとのリンク機能を
両に対 応し、ブレーキ試 験 、車 両の官 能
持っています。
評価などの試験を行うことができます。
GPS車速計システム LC-8100
燃料流量計
FP-2140S・FM-2500A
GPSを利用した車速計で、水平方向の車
両速度および走行距離を高精度に
計測します。低速試験から加減速試
験 、制 動 試 験まで広 範 囲な走 行 試
験測定に利用いただけます。 軽量・
コンパクトなシステムなので車両へ
のセッティングも簡単です。
自動車の省エネルギー対策をサポートする高
精度燃料流量計。自動車計測に重要な要素で
ある燃料消費測定において、お客様のニーズ
と共に各種計測器を開発・製作し、精度向上に
努めています。
ONOSOKKI Corporate Profile
06
Facilities of ONOSOKKI
研究開発設備
頼られるパートナーとしてお客様のモノづくりの根幹をサポートし、
その期待を超える製品・サービスを提供し続けることが
小野測器の使命です。 その実現のために、
私たちは最先端の研究開発設備を備えています。
オートモーティブ・テスティング・ラボラトリー(通称:AT ラボ)
エンジンベンチ
エンジンの性能耐久試験・排ガス試
験・燃費試験・ECUの適合試験など
幅広く対応します。
ドライブトレイン
自動車技術の進歩に合わせ、 ハイブリッドカーや電気自動車を
はじめとした多様化する車両に対応した最新の計測・制御技術
の開発検証を目指した実験棟で、 横浜テクニカルセンターと宇
都宮テクニカル&プロダクトセンターの二拠点に完備していま
す。 エンジンベンチ、ドライブトレイン試験設備、 シャシーダ
イナモを備えており、 エンジンや駆動系単体から実車状態での
評価まで行える環境を実現しているのが特長です。 お客様が
日常行っている試験のほぼ全てはここで再現することができま
す。 依頼による試験はもちろん、 共同研究・共同開発の取り
組みを通じてお客様の先進的なモノづくりを支えるとともに、こ
の取り組みによってもたらされる新たな技術的知見の習得や、
従来からの計測制御技術により一層磨きをかけて参ります。
音響棟
世界最高レベルの無響室・半無響室・残響室 ( 音振・受音 ) を
設 備し、 最 先 端 の音 響・振 動 試 験、 研 究 の場を整えていま
す。 棟全体の外箱に防振ゴムを敷き、 その上に各実験室の内
箱を浮かせた大きな二重構造になっており、 建物外部からの
騒音の侵入や、 地面の振動で発生する固体伝播音を遮断しま
す。 メーカ各社や官公庁から委託された音・振動に係る研究
も行っており、 各施設は外部機関への貸し出しにも対応して
います。
07
ONOSOKKI Corporate Profile
スリップやワインドアップ(車軸のた
わみ)など、走行時の挙動を再現す
ることができます。
シャシーダイナモ
(環境)
実車走行試験が可能です。空調設
備を備え、低温始動試験等環境試
験にも対応しています。
電波暗室
光学実験室
電 磁 波 が 反 射しない 内 部 構
造になっており、 EMC(電磁
環境両立性)計測等に使用し
ています。
レーザ の 干 渉、 回 折、 散 乱
などを利用した光計測に関す
る研究、 および製品の開発・
試作を行っています。
生産・製造設備
精密かつ 信頼性の高い製造技術を確立し、 自社設備による生産を行っています。
近年は設 計分野にも技術フィールドを拡大し、 すでに自動車関連の
試験システムや計測機器で設計からの一貫生産体制を構築。
また、 各種計測機器の設計業務の充実も図っています。
宇都宮テクニカル
&プロダクトセンター
精密加工室
基板実装フロア
室温・湿度の管理された中で流量計やトルク計の製
多品種少量生産とジャスト・イン・タイムでの製品供
品をマシニングセンタ・NC自動旋盤で加工し、精度
給を実現するため、基板実装も内製化しています。
を追及しています。
クリーンルーム
生産フロア
精密測定室
マイクロホン等高い精度が要求される製品の組み
アナライザーや音響計測システム等の電子計測器
高信頼性の製品作りのための、質量基準器などの
立て・調整は、クリーンルーム内で作業が行われて
の組立てを担当。多品種少量生産に対応したセル
各種基準器・3次元測定機を備え、室温・湿度は常に
います。
生産方式やリレー生産方式を採用しています。
一定に調整されています。
JCSS 校正サービス
小野測器は、 2005 年に「音響・超音波」区分での JCSS 校正事業者として登録された後、 2012
年に「振動加速度」、 2013 年に「トルク」、 2014 年に「流量・流速」区分で登録されました。 4
区分のいずれにおいても国内トップクラスの校正能力を保有し、 発行する校正証明書は国際的に
も認められています。
トルクメーター校正
騒音計校正
加速度ピックアップ校正
流量・流速校正
ONOSOKKI Corporate Profile
08
Works of ONOSOKKI
小野測器が活躍する場所
計 測 器は「産 業 のマザーツール」
と呼ばれ 製 品の 研 究 開 発に欠か せません。
小 野 測 器 の 生み出してきたテクノロジーはさまざまな製 品の 拠り所となり、
広く人々の 生 活を支えています。
飛行機・鉄道・建機
車体の開発や制御する装置の開発
を支え、同時に飛行機や鉄道、建
築現場から発生する騒音を計算す
る音響シミュレーションのソフト
マンション
ウェアなど、幅広い領域で小野測
マンションなどの集合住宅におい
器の製品が活用されています。
ては、時に騒音が問題になること
もあります。小野測器は床の衝撃
音や遮音・吸音、振動を測定する
機器の製造に加え、対策を提案す
るコンサルティングまで行ってい
ます。
自動車&二輪車
エンジンや車体、燃費の計測をは
じめ、実際の走行環境を室内で再
現する車両試験ベンチ(シャシー
ダイナモ)など、自動車・二輪車
開発のさまざまな箇所で貢献して
います。
09
ONOSOKKI Corporate Profile
スポーツ用品+楽器
ゴルフクラブを振り抜いた時に心
地よい打音がします。じつはこ
れ、計算されてつくられた音なの
です。楽器の音や釣りのリール
の音などのデザインに小野測器
家電
の音質評価システムなどが活用
されています。
家電は静音化だけでなく、人の耳
に不快でない音を出すよう工夫さ
れています。小野測器の音の特性
を測定し、数値化・分析評価を行
うシステムは「音の質」をつくり
上げることに貢献しています。
電子機器
小型化・高性能化が進むパソコン
や携帯電話では、ナノレベルの設
計・開発環境が必要とされます。
数ナノミクロン程度の変位を確実
に測定する技術は、さまざまな製
品の開発を支えています。
ONOSOKKI Corporate Profile
10
Vision of ONOSOKKI
ビジョンと人材育成
小野測器は、 社会やお客様に必要とされる価値ある存在として、 時代とともに
発展し続ける企業でありたいと考えております。 その目的のために、
社員・役員が共有するビジョンを明確に掲げ、 その実現に向けた取り組みと、 人材の育成を行っています。
小野測器が掲げるビジョン
小野測器では、 お客様により付加価値の高い製
品・サービスを提供し、 社会の発展にさらに貢
献できる企 業となることを目指し、 下 記の 5 つ
のビジョンを掲げています。
01
当社に働く人達が最高の
資産となるように、
人材の育成と登用を
行う。
02
計測制御解析分野で、
トータルソリューションを
提供し、ナンバー・
ワンのブランドを
確立する。
03
計測制御解析分野で
のシミュレーション
技術を深耕し、
環境・省エネ・安全に
貢献する。
ONO
VISION
04
「営業利益率 15%」以上 ,
「有利子負債ゼロ」,
「配当性向 30%」の
堅牢な財務基盤の
企業となる。
05
社会と共有する
価値観で、 社会的
責任を果たし
社会に貢献する
企業となる。
小野測器5つのビジョン
小野測器の人材育成方針
小野測器は、 人そのものが付加価値であり、 人が付加価値を生み出
す組織でありたいと願っています。 会社に必要とされる人材を育成
し、 また自ら企業人として成長していけるよう、 さまざまな教育制度
や機会を設けています。
教育実施例
● 新人研修
技術職は導入研修後、横浜勤務者は 9カ月間、宇都宮勤務者は8
カ月間、実際の現場の中で複数の分野を経験する新人育成研修
に参加します。総合職は、導入研修後 3ヶ月間,
複数の部署で研修
を行います。
( 2014 年度実績)
● 技術ゼミ
自ら挑戦する
「電気」、
「機械」、
「制御」
「ソフト
(音・振動)」
「エンジン」等につい
てテーマをもって勉強会を開催。担当プロジェクト・職種に関わらず
参加しています。社内に蓄積した多様なスキルとノウハウを共有す
るための仕組みです。
自ら考え挑戦し
判断することが
できる
● E-ラーニング
巻き込む力
支援をキーワード
とする行動で
高付加
価値人材
高度な専門性
周りを巻き込む
有し当社のコア業務を
遂行することが
力を持つ
できる
小野測器が目指す人材像
11
高度な専門スキルを
ONOSOKKI Corporate Profile
自己啓発を支援するツールとして、WEBで実施できる「E-ラーニ
ング」を取り入れています。実施期間中何度でも学べるなど、個人
学習に有効に取り入れることができます。
(全143コース:マネジメント
系67コース、技術・技能系55コース、PC13コース、語学 8コース)
● その他
階層別研修(新任管理職、管理能力開発) 、ターニングポイント
(キャリア)研修(入社 6ヶ月、入社 4 年、33 歳、43 歳、53 歳)、社
内講師による資格取得講座(電気工事士・技術士等)の実施、外
部機関による専門技術研修,
講演会等を提供しています。
People of ONOSOKKI
社員インタビュー
開発職
鈴木 麻衣
自由な雰囲気の中、ソフトウェア開発の腕を磨く
システム事業本部 システム統括ブロック
ユニット試験グループ 2008 年入社
工学研究科 電気電子情報工学専攻了
え小野測器に入社しました。自動車試験システムでは、さまざまな制御装
大学でソフトウェアを学び、 その中でも「モノを動かすソフト」を、と考
置や測定機器をソフトウェアで制御しています。 入社後、 最初に担当した
のは、 自動車の排出ガスを計測するプログラム。 大学で学んでいた頃は、
プログラムで処理を行うことを考えていればよかったのですが、 お客様が
求めるのはそれだけではありません。 画面の構成や操作感なども同様に大
切です。 入社当初はそのような違いが分からず戸惑うことも少なからずあ
りましたが、 その分、 初めて自身が携わったものがお客様の元で無事動い
た瞬間の喜びはとても大きかったです。
経験を重ねるに連れ、システムの一部分から徐々に大きな部分を任せら
れ、 現在は自動車計測制御システムのユーザーインターフェイス部分の設
計を担当しています。 当社は、 若手でも仕事の自由度が高く、自分の好き
なように仕事ができるという社風があります。 そのため、 自身の作業だけ
ではなく、プロジェクト全体がどうあるべきか、 俯瞰的に考える力を身につ
けることができるように感じます。
自動車の開発競争は厳しく、 情報は厳重に管理されているため、 ユー
ザーが提示する情報は限定的です。 試験システムの本当のニーズが分か
りにくい分野と言えるかも知れません。 ただ、 その中でもユーザーのニー
ズを満たし、 なおかつ使いやすいものをつくる。 簡単なことではありませ
んが、 それが私の仕事であり、 やりがいの源泉となっています。
開発職
瀬戸 和也
システム事業本部 システム統括ブロック
ユニット試験グループ 2006 年入社
工学部 システムデザイン工学科卒
自動車産業の次世代技術開発を
最先端の計測・制御技術で支える
現在、 エンジンやモーター、トランスミッションの試験装置など、 自動
車開発に関わる計測システムの開発を担当しています。 開発テーマは車両
挙動の物理現象の数式モデリングや動力制御開発、システムの制御調整
など。 当社は日本でも先駆けてシミュレーション技術を利用した試験装置
を手掛け、 お客様とともに新たな価値を創造してきました。
(詳細は P4 を
参照)
まだ世の中にない/誰も見たことがない現象を捉えるという難題に継続
して取り組むためには、 担当分野の専門的な知識だけでなく、 試験装置を
構築するシステム全般に関わる幅広い知識が必要です。また、 お客様と
直接やり取りすることが多いため、コミュニケーション能力も求められます。
私は、 燃費向上、 耐久性向上、 排ガスの低減のための最適化など、こ
れまでにない燃焼システムの構築を効率的に進めることができる試験機
の研究開発を、 他社と共同で行ったことがあります。とても大変でしたが、
それ以上に開発プロセスの面白さや遣り甲斐を感じました。
エネルギーの多様化に対応した、 低燃費、 低エミッション車や、 インフ
ラの整備も進んできた燃料電池 / 電気自動車、 さらには自動運転支援シ
ステムの登場など、 自動車技術を取り巻く環境は大きな転換期にあります。
日本の基幹産業たる自動車産業から生み出される製品が次の時代も世界
最高峰の性能と品質を誇るため、 試験装置の役割は大きく、 小野測器へ
の期待は日々高まっています。 その一翼として、 最新の技術や知識を吸収
し、 先を見越した開発を担う力を身につけることが、 今の私の目標です。
ONOSOKKI Corporate Profile
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People of ONOSOKKI
製造職
松本 祥
システム事業本部 システム統括ブロック
試験機製造グループ 2004 年入社
工学部 電気電子工学科卒
設計開発業務の効率化・標準化を推進し
より創造的なものづくり環境を実現する
学生時代「ものづくりの根幹は計測である」との教えを教授から受けたこと
がきっかけで、計測器業界への就職を志望しました。設計と製造が一体となっ
て活動する、小野測器の「現場主義」が自分に合っていると考え入社しました。
現在は、宇都宮テクニカル&プロダクトセンターで設計・製造業務プロセス
の標準化プロジェクトに取り組んでいます。当社ではお客様の求める仕様に
基づいた、特注の製品を多数開発しています。従来この設計業務では、各技
術者がいちから図面を書いていましたが、重複する業務等の無駄も多く、毎
回膨大な時間がかかっていました。そこでプロジェクトでは、過去 10 年間の
設計データを分析し、共通する部分をまとめながら、業務の標準化と最適化
を図りました。2 年間の試行を経て、最終的に製品へ搭載する機能ごとに標
準化したパーツを作成し、これをブロックのように組み合わせることで設計が
完了できるようにしたのです。目下はこのシステムの円滑な運用に向けた調
整に当たっています。この仕組みによって、従来と同等以上の品質の製品を
1/3 の時間で作れるようになりました。技術者がルーチンの業務から解放され、
より創造的な仕事に取り組める環境を実現するものと期待しています。
結果的にプロジェクトは当社のものづくりを大きく変えることになりましたが、
そのきっかけは「こうなればいいな」と現場で考えていたことをまとめた企画
書でした。いち社員のアイデアが全社的な取り組みに発展するような風土が、
小野測器にはあります。それを伸ばし、より付加価値の高いものづくりができ
る企業になるよう、今後も尽力していきたいと考えています。
製造職
石原 秀憲
電子計測事業本部 開発製造ブロック
製造グループ 2005 年入社
電子科卒
現場で培った高い技術と経験によって
高品質・多品種少量生産を支える
宇都宮テクニカル&プロダクトセンターで製造業務に携わっています。
具体的な業務は大きく分けて 2 つあります。
1 つはロータリーエンコーダーやクランク角度検出器等のセンサ製品の生
産です。 当社では多品種少量生産を主にセル生産方式で行っています。こ
れはラインによる流れ作業とは異なり、 原則として担当者一人が製品の組み
立て工程全てを担い、 完成させる生産方法です。センサはお客様の工業用
機械や試験装置に組み込まれ重要な役割を果たしています。 高付加価値な
商品を提供するため高い技術と集中力が要求されますが、まさに当社が誇
る高品質なものづくりそのものを支えている実感を得られるのが醍醐味です。
もう 1 つの業務は製造工程の計画立案です。 流れとしては、まず生産
管理部門から翌週に生産すべき製品の台数と納期が指示されます。それを
もとに、 必要な日数・時間を割り出し効率的に生産ができるよう担当チー
ムの人員の割り振りをします。また日々その計画通りに生産が進むよう進
捗の管理を行っていきます。ここでは生産管理担当や生産を担う多くのス
タッフとの円滑なコミュニケーションも求められます。自分の立てた計画に
よって予定通り生産目標を達成したり、 そのための改善活動が実を結んだ
時は大きなやり甲斐を感じることができます。
入社 10 年を過ぎ、 生産のことはひと通り分かるようになってきました。最
近では新製品の試作機組み立てを任されることもあり、 製造サイドからの意
見を伝える機会もあります。より効率的で品質の高い生産を実現するために、
これまで現場で培ってきた自分の経験を役立てていきたいと考えています。
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ONOSOKKI Corporate Profile
営業職
中島 淳
営業本部 営業統括ブロック
首都圏営業所 2011 年入社
人文学部 日本東アジア比較文化学科卒
社内資格のセールスマスターを取得して、
お客様から信頼される営業になる
東京多摩地区全域を担当地域とした営業活動を行っています。当社の製品は、
カタログに掲載している標準品の「カタログ系製品」と、お客様の仕様に合わせ
てシステムを開発する特注品の「システム系製品」に大きく分かれます。私は主
にカタログ系製品を扱い、自動車部品会社、OA 機器メーカー、航空宇宙関係
の研究所などを回っています。訪問先は 1 日に多くて 6、7 社、平均 4 社ほどです。
学生時代から車やバイクに興味があり、就職活動で自動車業界を研究す
る中で、小野測器の存在を知りました。説明会や面接で出会った社員の方々
の気さくな態度に自由闊達な社風を感じ、雰囲気が自分に合っていると思い、
入社を決めました。
文系出身で、計測技術について知識はなかったため、研修中はもちろん
配属後も、ウェブで専門用語を調べたり、先輩に教えてもらいながら猛勉強
しました。お客様は専門家なので、営業先で教えていただくことも多くありま
した。4 年目の今も勉強することは尽きません。当社では、回転寸法、トルク、
「セールスマスター」と呼
音響・振動、自動車の 4 部門で試験に合格すると、
ぶ社内資格を取得できる制度を設けています。自主的に挑戦する試験ですが、
合格すれば、 営業に必要な知識を身に付けていることが認められ、 仕事に自
信が生まれます。私は現在、回転寸法とトルクの 2 分野で資格を取得してお
り、次は音響・振動の分野にチャレンジするつもりです。
計測機器は、お客様の新商品の開発や製造面での課題解決に役立つツー
ル。
「おかげで助かったよ」と言ってもらえた時は、とてもうれしいです。信頼
される営業を目指して、これからも頑張ります。
コンサルタント
髙橋 莉紗
電子計測事業本部 開発設計ブロック
コンサルティンググループ 2012 年入社
工学系研究科 建築学専攻 修了
音と振動分野のスペシャリストとして
幅広い業界のお客様にソリューションを提供
現在、 音響や振動にまつわる様々な課題を解決するためのコンサルティ
ング業務を担当しています。 依頼を受ける案件は騒音・振動の対策や音質
改善、 主観評価、 受託測定と様々です。 お客様は自動車関連業界をはじ
め、 電子機器、 重工業、 建築・土木、 材料、 医療、 食品とじつに広範
に渡ります。コンサルティング業務を進める上では、 新たな計測・解析手
法・評価基準作りを検討することもあります。 その中で培った知見を活か
して新製品開発に参加するなど、 自社製品のユーザーとしての立場から開
発担当者に見解をフィードバックすることも重要な役割となっています。 私
は以前ソフトウェア開発に携わっていたこともあり、 その時の経験がここで
はとても役に立っています。
コンサルティングには定型の仕事はありません。たとえば一口に測定や主
観評価と言っても同じ条件はひとつとしてなく、 お客様が求めるアウトプッ
トを得るために何を計測し、 いかに評価すべきかをゼロから検討することも
多々あります。音と振動に関する多くの知見が必要とされると同時に、 幾種
類にも及ぶハードウェアやソフトウェアといった測定・解析ツールを的確に使
いこなすスキルも求められます。膨大な作業とデータに向き合い悪戦苦闘す
ることもありますが、 知識を高めながらメンバーと協力して問題を解決してい
く面白さを感じています。また、 その成果はお客様の製品や業務の品質向
上に繋がっており、 そこには大きなやり甲斐もあります。この分野での経験
を重ね、 音と振動に関するスペシャリストとして社内外から頼られる存在にな
れるよう、これからも日々、 新たな課題と勉強に取り組んでいくつもりです。
ONOSOKKI Corporate Profile
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会社概要
社 名 : 株式会社 小野測器
本店(本社): 神奈川県横浜市港北区新横浜3丁目9番3号
代
表
者 : 代表取締役社長 安井 哲夫
設
立 : 1954 年 1 月 20 日
上
場 : 東証第一部
事
業
所 : 本社・ソフトウェア開発センター、
横浜テクニカルセンター 、
宇都宮テクニカル & プロダクトセンター
本社・ソフトウェア開発センター
横浜テクニカルセンター
宇都宮テクニカル & プロダクトセンター
テクニカルトレーニングセンター
営 業 拠 点 : 北関東営業所、埼玉営業所、首都圏営業所、
沼津営業所、浜松営業所、
中部営業所、トヨタ営業所、
関西営業所、広島営業所、九州営業所
オノエンタープライズ(株)
小 野 測 器 :[国内]
グ ル ー プ
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Ono Sokki (Thailand) Co., Ltd. <Thailand>
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