平成27年度ひとり親家庭のこどもの居場所づくり事業募集要項 1 趣 旨 ひとり親家庭の悩みや不安を持つ「こども」と「親」の各々が、気軽に交流し安心して集うこ とのできる「居場所」を提供し、もって、こどもの心の安定や学習意欲の向上及び親の子育ての 悩み等の解消を図るため、当該事業を行う団体に対し、予算の範囲内で補助を行います。 2 補助対象者 京都府内に主たる事務所を有し、地域においてひとり親家庭の実情を深く理解して支援活動を 実施している社会福祉法人、NPO法人で、次の全てに該当する者です。(京都市域については、 NPO 法人が実施するものに限る。) (1) 京都府内市区町村及び民生児童委員協議会等ひとり親家庭施策を実施している関係機関と 連携可能であること。 (応募手続きの中で確認します。 ) (2) 本補助金終了後も、同様の事業の実施が可能であること。 (3) 本事業を通じて、参加者からの相談内容及びその対応状況をとりまとめて、本事業完了後 に本府に提出できること。 3 補助対象事業 京都府内において、上記1の趣旨に基づき実施する以下の事業を対象とします。 参加対象者は、原則として、京都府内に在住するひとり親家庭(母子家庭・父子家庭)児童で、 小学校高学年を対象とします。ただし、兄弟姉妹又は本事業の趣旨を踏まえて参加可能と判断し た場合は、参加対象者とします。 なお、事業実施にあたっては、地域(小学校)及び高校・大学生と連携した支援を行うよう留 意願います。 <夏休み等短期型> 夏・冬・春の長期休暇に、こどもの規則正しい生活習慣の定着と学習支援を、次の各号のと おり実施すること。 (1) 期間及び日数 補助決定日から各地域の夏休み、冬休み及び春休みが終了するまでの期間のうち年間1 5日以上(夏8日、冬4日、春3日) (2) 事業内容 ア 相談事業 こどもと親、各々の悩みなどの相談に乗り、不安の解消につながる支援をすること イ 学習支援事業 宿題や勉強などを教え、参加者の学習習慣の向上を図ること ウ 交流事業 遊びやものづくりなどを通じ、参加者(親を含む。)がともに交流を図ること エ その他の事業 上記アからウに掲げる事業以外の事業 <休日等通年型> こどもの規則正しい生活習慣の定着と学習支援を、土日祝日のうち週1日程度、1年を通じ て継続し、次の各号のとおり実施すること。 (1) 期間及び日数 補助決定日から平成28年3月31日までの土日祝日のうち、年間50日以上 (2) 事業内容 ア 相談事業 こどもと親、各々の悩みなどの相談に乗り、不安の解消につながる支援をすること イ 学習支援事業 宿題や勉強などを教え、参加者の学習習慣の向上を図ること ウ 交流事業 遊びやものづくりなどを通じ、参加者(親を含む。)がともに交流を図ること エ その他の事業 上記アからウに掲げる事業以外の事業 <生活充実通年型> こどもの平日の下校時から概ね3時間程度の居場所を確保し、生活支援及び学習支援を週2 日程度、1年を通じて継続し、地域(小学校)及び高校・大学生等と連携した支援体制で、次 の各号のとおり実施すること。 (1) 期間及び日数 補助決定日から平成28年3月31日までの期間のうち年間100日以上 (2) 事業内容 ア 生活支援事業 調理実習など食事面の支援、可能であれば入浴支援及びその他の生活習慣の向上につ ながる事業を実施すること イ 相談事業 こどもと親、各々の悩みなどの相談に乗り、不安の解消につながる支援をすること ウ 学習支援事業 宿題や勉強などを教え、参加者の学習習慣の向上を図ること エ 交流事業 遊びやものづくりなどを通じ、参加者(親を含む。)がともに交流を図ること オ その他の事業 上記アからエに掲げる事業以外の事業 <留意事項> (1) 必ず学習支援事業を行ってください。 (2) 応募団体が多数の場合は、重複実施できないことがあります。 (3) 上記の事業を行う場合でも、別紙の事項に該当する場合は、補助対象となりません。 4 補助限度額等 (1) 夏休み等短期型 1箇所あたり 405千円以内 ※ ただし、短期型については、地域のバランスに応じて箇所数を選定しますので、同一地 域から複数の団体の応募があったときは、補助対象事業者を調整することがあります。 (2) 休日等通年型 1箇所あたり 1,200千円以内 (3) 生活充実通年型 1箇所あたり 4,900千円以内 ※ 申込み団体多数の場合は、予算の範囲内において補助金額を調整する場合があります。 5 補助対象経費 (1) 賃金 (2) 報償費(謝礼金など) (3) 旅費 (4) 需用費(食糧費、消耗品費) (5) 役務費(通信運搬費、保険料) (6) 委託料 (7) 使用料及び賃借料 ただし、参加者への個人への現金・物品の給付(工作づくりなどの成果品は除く。 )、その他、こ の事業を実施するにあたり適当ではない経費は、補助対象となりません。(別表のとおり) 6 応募方法 (1) 提出書類 交付申請書(別紙様式1)に下記書類を添付の上、期限までに1部提出してください。 ア 法人概況書(別紙様式2) イ 事業計画書(別紙様式3) ウ 収支予算書(別紙様式4) エ 定款等の写し オ 役員名簿の写し カ 法人の収支予算書の写し キ 法人の前年度決算書の写し ク 口座振替依頼書 ケ その他参考となる資料 (2) 応募期間 ア 休日等通年型及び生活充実通年型 平成27年3月31日(火)から平成27年4月15日(水)まで(必着) イ 夏休み等短期型 平成27年3月31日(火)から平成27年5月11日(月)まで(必着) (3) 募集要項等に係る質問の受付と回答 質問書(様式自由)を問い合わせ先にFAXまたは電子メールで提出してください。原則と して京都府ホームページ上で回答します。 【書類提出先・問い合わせ先】 〒602-8570 京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町 京都府健康福祉部家庭支援課 母子・父子担当 電 話:075-414-4584 FAX:075-414-4586 e-mail:[email protected] 7 補助事業の選考 (1) 選考方法 補助事業は、事業の必要性及び効果、事業要件への適合、実行性及び確実性、継続性及び発 展性、費用の整合性及び資金計画等を審査し決定します。 なお、審査に当たり生活充実通年型及び重複して実施する場合については、原則、プレゼン テーションを実施します。 (2) 選考結果の通知・公表 選考結果は、全ての応募者に書面で通知します。 なお、補助対象となった事業については、法人又は団体名、代表者名、補助金額、事業内容 等を公表します。 8 事業の報告及び発表 事業の中間報告として、9月末までの参加状況等を10月末日までに報告いただきます。 また、事業完了後は、精算報告とともに、参加状況、相談内容及びその対応状況を提出いただ きます。 また、京都府が事業成果を発表する場合(報告会、事例集、ホームページ掲載等)に協力いた だくことがあります。 9 補助金の交付について 補助金の交付については、補助金交付決定後、概ね9割を概算払いし、残額については、事業 の終盤に交付します。 10 その他 (1) 提出された応募書類等は返却しません。 (2) 応募に係る経費は、応募者の負担とします。京都府が選考に当たり、プレゼンテーション等 を実施した場合、その経費についても同様とします。 (3) 応募内容に虚偽があるなど不正が判明した場合には、補助の決定を取り消すことがあります。 (別紙) 補助の対象とならない事業 (1) 個人に金銭給付を行い又は保育料等個人の負担を直接的に軽減する事業 (2) 従来の事業をそのまま継続する事業 (3) 国の負担金又は補助金制度が設けられている事業 (4) 他の団体等の補助対象となった事業 (5) 施設整備を目的とする事業(土地や建物の買収、土地の整地宿舎の設置等を含む。) (6) 政治的宣伝意図を有する事業 (7) 営利を目的とする事業 (8) 学術的な調査研究事業 (9) 公序良俗に反するおそれがある等により、知事が不適切と認める事業 (10) 他府県等の遠隔地に宿泊を伴うイベント事業 ただし、近場での自然観察、川遊び、社会見学は可能
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