資料2 1 愛知県による南海トラフ巨大地震の被害予測調査結果について 愛知県は、平成26年5月30日に南海トラフ巨大地震の発生時に予測される被害につい て、独自の調査結果を公表しました。西尾市における被害想定は下記のとおりです。 最大震度 最大津波高 4.4m (佐久島5.1m) 震度7 最短津波到達時間 (津波高30㎝の到達時間) 53分後 (佐久島41分後) 人的被害(死者数) 建物倒壊 等 うち屋内収容 物移動・転倒、 屋内落下物 浸水・津波 うち自力 脱出困難 約500人 約30人 約1,200人 約300人 うち 逃げ遅れ 約900 火災 計 約50人 約1,800人 建物被害(全壊、焼失数) 揺れ 液状化 浸水・津波 急傾斜地 崩壊等 火災 計 約8,900棟 約400棟 約2,600棟 約20棟 約3,000棟 約15,000棟 ※端数処理のため、合計が各項目の和に一致しない場合がある。 想定の条件「過去地震最大モデル」 南海トラフで繰り返し発生している地震のうち、発生したことが明らかで規模の大きいもの(宝永、 安政東海、安政南海、昭和東南海、昭和南海地震)を重ねあわせたモデル ・人的被害:地震発生時刻→冬深夜 5 時、海岸堤防→75%沈下・崩壊、早期避難→低 ・建物被害:地震発生時刻→冬夕方 18 時、海岸堤防→75%沈下・崩壊 ― 1 今後の市の防災・減災対策の取り組みについて ― 愛知県の被害想定を精査して作成した防災カルテを基に、地域との話し合いを 進め、市との連携および地域の防災体制を強化します。 2 既存建物を有効に活用して、津波一時待避所の拡充を図ります。 3 自主防災活動の活性化と地域の実情に合った実践的な防災訓練の実施を推進す るため、自主防災組織を積極的に支援します。 4 建物耐震化率の向上と家具等転倒落下防止策の啓発を一層推進します。 5 関係機関との「顔が見える」関係づくりを進め、連携をより強固なものとして、 具体的かつ機動的な防災体制を構築します。 6 全市一斉の「17万人市民まるごと防災訓練」を引き続き実施し、地域防災力 のさらなる強化を目指します。 市民の生命、財産を守ることを最優先項目として位置づけ、安心・安全な まちづくりに全力で取り組んでいきます。 2 防災資機材整備費に対する補助制度をご活用ください 地域の実情に合った防災資機材の整備を図り、自主防災活動の活性化と地域防 災力の強化を目的として、自主防災会が防災資機材等の整備に要する経費の一部 を下記のとおり補助します。 ■ 補助対象 自主防災会が整備する防災用品の備蓄および資機材を整備するための経費 ※防災倉庫、消火用具、救助用具、非常食など広く対象とします。 ■ 補助金額 補助対象経費の2分の1(千円未満切捨) 上限金額 10万円 ■ 注意点 ・同一年度内の交付回数は1回とします。 ・購入した防災資機材等は、防災訓練での活用を必須とします。 (非常食を除く) ・補助金の申請は、予算の範囲内において受付けます。 3 11 月 5 日(津波防災の日)には 『17 万人市民まるごと防災訓練』を実施します 『17 万人市民まるごと防災訓練』とは・・・ その時、その場で地震があったと想定し、自ら考えて行動する、 参加型の防災訓練です。(取組み事例:黄色いタオル作戦、身を 守る行動、家の防災対策の確認、災害用伝言ダイヤルの体験など) 当日の流れ 対象は全市民! Step1 午前9時 各家庭、自主防災会、学校、 保育園(幼稚園)、民間事業所 など。 皆さんの訓練への 自主的・積極的な取組みを お待ちしています! 南海トラフ巨大地震発生! Step2 防災行政無線、 緊急速報メールによる伝達 防災行政無線、緊急速報メール(災害情報 などが携帯電話に一斉に自動的に届きま す)によって、地震の発生と大津波警報の 発表をお知らせします。 Step3 さあ、みんなで一斉防災行動! まずは、 「シェイクアウト訓練★」で身を 守りましょう。それぞれの場所や状況に 応じた防災行動をとってください。 ★ シェイクアウト訓練 問合せ先 危機管理課 防災担当 電話 65-2137(直通)
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