第6期三郷市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画(素案)

第6期三郷市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画(素案)に対するパブリック・コメント手続きにおける意見の回答について
意見①
「第4章に関して」
計画の記載内容
意見
回答案
軽度生活援助事業、要介護・要支援の認定を受けて 軽度生活援助事業は、軽易な家事援助 【軽度生活援助事業】
いても利用できるようにしてください。認定を受けてい になるため、要介護認定者は介護サービ 65歳以上の要介護・要支援認定を受けていない高齢者
スをご利用ください。
で、家事援助が必要な方を対象として、ホームヘルパー
1 第1節(1) るとなぜ利用できないか理由を教えてください。
が軽易な日常生活の援助を行います。
№
項目
地域介護予防活動支援事業のサロンやふれあい・見
守り拠点事業として、「老人憩いの家」のような地区で
行っている場所にも運営のための支援を計画してくだ
第3節(2) さい。地域の高齢者の日常生活支援の受け皿づくり
2
第5節(1) については「支援」のみでなく責任をもって育成・設置
目標を設定してください。
地域における住民主体の介護予防活動
につきましては、地域性やボランティアの
意向を鑑みて必要な支援を行ってまいり
ます。
また、日常生活支援の受け皿づくりは、地
域ニーズ等をふまえ、住民主体の活動を
支援してまいります。
【地域介護予防活動支援事業】
ボランティアによる地域での介護予防事業(地区サロン)
の活動やボランティアの育成について支援を行います。
【地域見守りネットワークの推進】
地域住民と連携して地域見守り活動を担う地域包括支援
センターの機能を強化し、高齢者の地域見守りネットワー
クの構築を推進します。
「物忘れ外来」を市内に多く増やすため、体制作りの
推進・計画を行ってください。医師会との協議や連携
についても併せて検討をしてください。事業所や周辺
に徘徊高齢者SOSネットワークへの協力を求めたり、
発見時、対応に困らないようにサポーター養成を行う
等の計画をして下さい。
「物忘れ外来」等、多くの医療機関で認知
症診療が受けられるよう、医師会および
各医療機関と連携してまいります。
また、徘徊高齢者等SOSネットワークの
協力事業者が更に増えるように、また、認
知症の方が安心して生活できる社会を作
るため、認知症サポーター養成講座を、
多くの方が受講できる機会を増やすため
に、努めてまいります。
【認知症施策の推進】
認知症高齢者が地域で安心して生活するためには、早
期診断、早期治療に結び付けられるように医師会・歯科
医師会・薬剤師会等の関係機関、地域包括支援セン
ター、介護事業者、見守り等の生活支援サービス等が連
携して対応していく必要があります。
また、地域の医療機関で「認知症外来」「物忘れ外来」
の取り組みが進み、多くの医療機関で認知症診療が受
けられるように、医師会および各医療機関と連携していき
ます。
特に、医師と医療職・介護職の職員がチームを組んで認
知症の方への初期支援に対応する、認知症初期集中支
援チームの体制づくりや、認知症の方や家族が安心して
立ち寄れる居場所づくりとしての認知症カフェの開設の推
進を行っていきます。また、市民へ向けた認知症サポー
ター養成講座等の認知症の普及啓発や、認知症高齢者
のいる家族等への支援を積極的に進めていきます。
3 第4節(1)
医療・介護連携会議について、年に何回開催する等
の具体策を明記してください。
医師会・歯科医師会・薬剤師会をはじめ
関係部署と十分に連携を図りながら、医
療と介護の連携のための会議が実施でき
るように努力してまいります。
【医療・介護連携会議の推進】
在宅医療と介護が地域で一体的に提供できるよう、医師
会・歯科医師会・薬剤師会等の医療関係機関や、介護事
業所等の介護関係機関と十分に連携を図りながら、医療
と介護の連携の会議を開催し、第6期計画期間中に段階
を追って、地域の医療と介護が一体的に提供できるよう、
関係機関による連携体制づくりを進めていきます。
地域包括支援センターの強化に関して、地域包括支
援センターは今後の地域包括ケアシステム構築の中
心となることからも、この事業が十分行える人材の確
保を計画的に行ってください。
地域包括支援センターの強化は重要な課
題ととらえておりますので、地域包括支援
センターの人材確保については、圏域の
見直しの検討を行う中で検討してまいりま
す。
居宅サービスの量の見込みについて、必要な量を計
画してください。市民が十分な説明と選択の機会が得
られるような情報提供を行って下さい。施設の不明な
6 第7節(1) 運営実態の情報の透明度を上げて下さい。
居宅サービスの見込量については、介護
保険事業計画に記載しました。市民への
情報提供については、広報等を通じて、
引き続き周知啓発を図ってまいります。ま
た、施設の運営実態については、指導監
督を通し情報提供できるよう努めてまいり
ます。
【日常生活圏域の設定】
平成37年(2025年)までに地域包括ケアシステムを構築
していく中で、地域包括支援センターは、地域ネットワー
クの調整役としての機能を果たすことから、第6期計画中
に地域包括支援センターの増加を見据えた圏域の見直
しを進めていきます。
【医療・介護の連携のための人材育成】
要介護状態になっても、住み慣れた地域で生活できるよ
う、在宅医療と在宅介護のサービスが一体的に提供でき
るよう、医師会・歯科医師会・薬剤師会などと協働しなが
ら、医療関係者と介護関係者が、協働で研修する機会を
提供し、医療と介護の連携のための人材育成に努めて
いきます。
【居宅サービスの量の見込み】
平成24~26年度までのサービス別利用者数の推移をも
とに、サービス別の利用者割合や1人当たりの利用量、
給付費を考慮して、平成27~29年度までの利用者数や
量の見込み、給付費を算出します。
※介護保険事業計画各サービス項目参照
№
意見
定期巡回・随時対応型訪問介護看護、療養型通所介
護の計画、南地区への複合型サービスの計画を盛り
第7節(1) 込んで下さい。また、往診・訪問看護ステーションの必
7
第7節(2) 要数を計画化してください。
回答案
地域密着型サービスの見込量、施設整備
計画については、介護保険事業計画に記
載しました。また、訪問看護については、
利用状況等も踏まえ、県に整備の計画を
要望してまいります。
計画の記載内容
【施設サービスの量の見込み】
平成24~26年度までのサービス別利用者数の推移をも
とに、将来の広域的な基盤整備を考慮して、平成27~29
年度までの利用者数や給付費を算出します。
※介護保険事業計画各サービス項目参照
相談体制の整備については、市役所の相談機能向上
のために専門職(医療・福祉・法律)を配置してくださ
8 第7節(3) い。介護サービス事業所向け研修会は開催目標数を
設定してください。
専門職の配置については、今後人事担当
部署と協議してまいります。また、サービ
ス事業所向けの研修会については、開催
予定回数を記載するよう訂正しました。
【相談体制の整備】
市民からの介護サービス利用の相談について適切に対
応ができるように、ふくし総合相談室及び長寿いきがい
課をはじめ、各地域包括支援センターの相談体制を充実
します。
4 第6節(1)
5 第6節(2)
項目
9 その他
意見②
№
項目
1 第4節
2 第4節
地域でのサービス確保のみならず、人材確保も計画
に盛り込むことを希望します。
介護人材の確保については、県の動向を
見守ってまいります。
「第4章に関して」
計画の記載内容
意見
回答案
介護保険事業単独での第2号被保険者の支援につい 認知症関連の施策については、幅広く相 【認知症施策推進事業】
て、今後とも、高次機能障害となった方への支援を認 談を受け、支援していく必要があると考え 認知症地域推進員の養成と配置を行い、認知症の方や
知症施策のなかで進めていっていただきたい。
ております。認知症の方などを支援してい 高次脳機能障害の方が安心して地域で生活できるよう、
る様々な関係機関と連携していけるように 相談に応じ介護サービス等の調整を行っていきます。
してまいります。
また、認知症本人と家族の支援として、地域の方・ボラン
ティア・介護サービス事業者等がネットワークを構築し、
合同研修会の開催や、地域での居場所つくりとしての認
知症カフェの開催、地域での見守り活動等を推進して行
介護保険事業だけでなく、障害福祉分野の事業などと 障がい福祉分野の担当課と連携を図って きます。
の連携しての支援について、具体的な内容を盛り込 進められるように努めてまいります。
さらに、若年性認知症や高次脳機能障害についての周
んでください。
知活動や、居場所つくり、介護サービス等の情報提供な
ど、支援体制を推進します。