<保育士による保育資質向上の取り組み> 保育士自ら保育内容・読み聞かせ・木育・体づくり等各種委員会を立ち上げ、その研修成果を保育内 容の充実に活かしています。 絵本の読み聞かせ・読育 絵本を読んでもらう楽しさを味わう経験を積み重 ねていく事で、子どもは心豊かに育っていきます。 一人ひとりの子どもの言葉や情緒が豊かに育って いくように保育園では毎日、絵本のよみきかせを行 なっています。また、家庭でも絵本に親しんでもら えるように週末には絵本の貸し出しや親子で絵本を 選ぶ「親子貸し出し」をしている園もあります。 子ども達はお気に入りの絵本を嬉しそうに選んで います。 木育 木のおもちゃにはぬくもりと優しさがありま す。木のもつ感触や香り、優しく響く音などから 子どもの五感を刺激し、創造力や集中力などを引 き出します。 木のおもちゃを見直し、木の良さを知ることで 子どもに身近な伊那の自然への興味関心を持って 欲しいと願い、将来、自然を大切にする子どもを 育んでいきたいと思います。保育園では、木のお もちゃの選定や、あそびを研究し、木とふれあう 機会を積極的に取り入れています。 体づくり 現代の子ども達は環境の変化により体を使う事 が少なくなり、体力や運動能力の低下が問題になっ ています。伊那市の保育園では各年齢の発達段階に あった子ども達の体づくりのため、さまざまな運動 あそびを積極的に取り入れています。 体を動かすことが好きな子ども達に育つように、 日々の生活の中で、また、豊かな自然の中で、体づ くりを行い運動機能向上を目指しています。 食育 『食事に関心を持ち、楽しく食べられる子』 を目標に、食についての知識を得たり、食事マ ナーや生活のリズムを身につけたり、また、地 域や家庭の協力で畑作り、収穫、クッキングを 行なうなど、みんなで楽しく取り組んでいます。 家庭ではなかなか経験できなくなった餅つ き、草もちや五平餅作りなど、地域の皆さんに 教えていただきながら一緒に作る園も増えてき ました。
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