本市職員による業務上横領事件等に係る対応について

本市職員による業務上横領事件等に係る対応について
本年3月、本市の建設部建設総務課職員(主査)による業務上横領、公文書偽造及び不
適切な事務処理が判明しました。
このような行為は、全体の奉仕者として法を守り市民の模範となるべき公務員としてあ
るまじきことであり、皆様に改めて深くお詫び申し上げます。
本事件については、市の調査結果を踏まえ、当該職員を懲戒免職処分とし、監督者責任
として当該職員の上司や元上司に懲戒処分を行いましたが、このような不祥事が発生しな
いよう、今後の再発防止に全力を尽くし、信頼回復に努めてまいります。
【概 要】
(1)平成22年度から平成26年度までの間において、担当していた新々富士川橋建設促進
期成同盟会の会計から、合計1,320,171円を横領した。
(2)平成26年度の道路台帳図等売払い事務において、現金書留において支払がなされた代
金11,000円について、調定更正を行い着服した。
(3)平成23年度から平成26年度までの間において、決裁を経ずに公印を使用して官民境
界確定報告書、土地売買契約書、道路・河川占用許可証、登記嘱託書等の作成を計20
件行った。
(4)平成21年度から平成25年度までの間において、用地補償契約者に交付すべき税額控
け
除書類の未送付や所有権移転の未登記など事務の懈怠・不適正な事務処理を計75件行
った。
【経 緯】
(1)本年2月、当該職員が決裁を経ずに公印を使用して作成した土地売買契約書に基づ
き、契約者より売却代金が振り込まれていない旨の申出があったことから、上司が契
約者を訪問し契約書を確認することにより契約書(公文書)偽造が発覚した。
(2)上記により、同職員が関わった公文書等をチェックしたところ、道路台帳図等売払い
に関する11,000円の納付書と使用済みの現金書留の封筒が発見された。
(3)以上の経過から、同職員の業務をすべてチェックしたところ、平成22年度から平成
26年度までの間において、担当していた「新々富士川橋建設促進期成同盟会」の会
計から、合計1,320,171円を横領したことが発覚した。
【本件にかかる処分】
(1)当該職員(建設総務課主査)を懲戒免職処分とした(3月3日付け)
。
(2)当該職員の上司、元上司にあたる5名の職員を監督者責任として、減給1/10、1か
月の懲戒処分とした(3月3日付け)
。
(3)市長、副市長の給与について、減給1/10、1か月とする条例案を市議会に上程し可
決(3月23日)
【今後の対応と再発防止策】
(1)本事件により影響を受ける関係者の皆様へのお詫びと事後対応を行っています。
(2)臨時部課長会議を開催し(3月4日)
、綱紀粛正に関する市長訓示を行うとともに、再発
防止に向けて、以下の事項の徹底を所属長に指示しました。併せて、他団体等の経理を
預かる場合について適正に事務が執行されているかの調査を実施いたしました。(調査
の結果、不適切な事案は発見されませんでした。
)
また、公印の管理と使用に関しての事務手続きの徹底を図りました。
なお、本事件についての告訴については、現在準備中です。
<再発防止に向けた指示事項>
(1)支出など経理事務の執行は複数の者に担当させることとし、また同一の者に長期間にわ
たって担当させないこと。
(2)預金通帳と印鑑は別々の者が管理することとし、特に印鑑については所属長が管理する
こと。
(3)四半期ごと必ず所属長が財務書類の確認、検査を行うこととし、各年度の終了後1ケ月
以内に決算書を作成するとともに、検査結果を財政課に報告すること。
(4)収入、支出は原則として口座振込によるものとし、極力現金の取扱いをしないこと。
(5)照査簿、支出負担行為伺、支出命令、調定命令を市の会計規則に準じた形で整備するこ
と。
(6)見積書、請求書、納品書、領収書を支出科目ごとの必要性に応じて整理し、5年間保存
すること。
(7)所属において複数の役職者による事前内部監査を実施し、照査簿、通帳等財務書類が的
確に記載されているか、また支出の不正な経理はないか確認すること。
(8)予算書、決算書を適正に作成し、帳簿類とともに団体役員等の監査を適切に受けること。
<担当>
職員処分関係等 総務部人事課
事件関係
電話0545-55-2711
建設部建設総務課 電話0545-55-2818
再発防止対策等 財政部財政課
電話0545-55-2725