平成27年度 エネルギー3R推進事業補助金の概要

平成27年度
エネルギー3R推進事業補助金の概要
家庭において電気を創り、省き、蓄えることにより、住まいの一体的な二酸化炭素排出量の削減を支援す
るため、家庭用定置型リチウムイオン蓄電池等を設置する方に、設置費用の一部を補助します。
<エネルギー3Rとは>
Re-create(リクリエイト)
再生可能エネルギー等の利用により環境にやさしいエネルギーを創ること。
Reduce(リデュース)
エネルギー消費量を減らし、省エネルギーに努める。
Reuse(リユース)
創ったエネルギーを蓄えて利用する。
これらの行動を一体的に行うことです。
1 申請期間
平成27年5月1日(金)から平成27年5月29日(金)まで
※予算総額 230 万円。
(1) 申請期間内に補助申請者が多数となった場合は抽選により補助金の交付対象者を決定します。
<抽選日時>
家庭用定置型リチウムイオン蓄電池:平成27年6月5日(金)午前10時から
家 庭 用 電 気 自 動 車 等 充 給 電 設 備:平成27年6月5日(金)午後 1時30分から
<場所>
郡山市役所 西庁舎 3階
多目的ホール3
※ 申請者本人又は代理人が都合により抽選会に出席できない場合は、生活環境課職員が代理により抽選を
行いますので、事前に委任状を提出してください。委任状の提出が無く抽選会を欠席、遅参した場合は、
抽選を辞退したものとみなします。
(2) 申請は生活環境課まで直接書類をお持ちください。
(郵便ではお受けできません。
)
(3) 補助対象設備を設置する前に申請し、交付決定を受ける必要があります。
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2 補助対象設備とその要件
補助対象設備とその要件は次のとおりです。申請する際には、設置する補助対象設備の性能を明らかにす
るメーカーカタログ等が必要となります。
対象設備
家庭用定置型リチ
ウムイオン蓄電池
システム
設備の要件
次の要件を満たすもの。
(1) 定置用のリチウムイオン蓄電池であって、1.0 キロワット以上の蓄電池部及びイ
ンバータ、パワーコンディショナ等の電力変換装置を備えたシステムとして一体
的に構成されているものであること。
(2) 蓄電池部は、リチウムイオンが電極間を移動して起こる酸化還元反応により発
生する電気的エネルギーを供給する充電式のリチウムイオン蓄電池であること。
家庭用電気自動車
等充給電設備
家庭用エネルギー
管理システム
電気自動車等への充電及び電気自動車等から分電盤を通じた住宅への電力の供給
が可能な機器であること。
次の要件を満たすもの。
(1) 「ECHONET Lite」規格を標準インターフェイスとして搭載している
こと。
(2) 設置した住宅において、その居住者が使用する空調、照明等の電力使用量を計測
及び蓄積し、電力使用量の「見える化」が図られているものであること。
(3) 空調、照明等の一つ以上の機器に対して、省エネに資する自動制御機能を有して
いること。
(4) 太陽光発電システム等の創エネルギー機器及び蓄電池等の蓄エネルギー機器と
の接続機能を有していること。
(5) 電力使用量データをクラウドサーバに
蓄積するためのデータアップロード機能
を有していること。
(6) 電力使用量に関わる情報に基づいた省エネを促す情報提供機能を有しているこ
と。
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3 補助対象経費と補助金額
補助対象経費と補助金額は次のとおりです。
対象設備
家庭用定置型リチ
補助対象経費
補助額
蓄電池部、電力変換装置(パワーコ
補助対象経費の 100 分の 25 以内の額と
ウムイオン蓄電池 ンディショナ等)
、その他付属機器等の し、30 万円を限度とする。
システム
家庭用電気自動車
等充給電設備
購入及び設置工事に要する経費
(5件程度)
電力充給電設備及び付属品(充電コ
ネクター、ケーブル等)の購入及び設 度とする。
置工事に要する経費
家庭用エネルギー
管理システム
補助対象経費以内の額とし、5万円を限
(10件程度)
データ集約機器、通信装置、制御装
補助対象経費以内の額とし、2万円を限
置、モニター装置、計測機器並びに配 度とする。ただし、家庭用定置型リチウムイ
線及び配線器具の購入及び設置工事に オン蓄電池システム又は家庭用電気自動車
要する経費
等充給電設備の補助金の交付申請を同時に
行う場合に限る。
4 補助対象となる方
下記のすべての条件を満たす方を対象とします。
(1) 市内に居住している方又は居住する予定のある方でア又はイのいずれかに該当する方
ア
補助対象設備を購入し住宅等に設置する方
イ
建売住宅を購入する方
(注1)住宅とは、専用住宅又は延べ床面積の2分の1を超えて居住の用に供する店舗等の併用住宅を
いいます。
(注2)住宅等とは、住宅、住宅の付帯構造物及び住宅の敷地をいいます。
(2) 補助対象設備の設置が完了し、実績報告を提出する日までに、住宅又は建売住宅に居住し住所を有する
方。
ただし、申請者が単身赴任その他の理由により一時的に市内に住所がない方で、当該申請者の家族が
申請者の住宅に居住し住所がある場合を除きます。
(3) 対象設備の設置後の状況等について、アンケートにご協力いただける方
(4) 補助対象設備の設置が完了した日から 30 日以内又は平成 28 年 1 月 29 日(金)のいずれか早い日まで
に、実績報告を提出できる方
※ ただし、次に該当する場合等は補助金を交付できません。
(1) 住宅等を借り、当該住宅等に補助対象設備を設置する場合
(2) 郡山市税を滞納している方
(3) この補助金の交付を既に受けている世帯の方
(4) 交付決定前にすでに補助対象設備を設置した方
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申請に必要な書類
直接生活環境課までお持ちください。
(1) エネルギー3R推進事業補助金交付申請書(第1号様式)
(2) 事業実施計画書(第2号様式)
(3) 収支予算書(第3号様式)
(4) 同意書(第4号様式)
(5) 収入印紙が貼付けられた工事請負契約書、売買契約書又は工事施工業者等による見積書で経費内訳が記
載してあるものの写し(契約書の本文又は見積書で対象設備の内容及び金額が確認できない場合は附属書
類により確認できること。)
(6) 設置する補助対象設備の性能を明らかにする書面(メーカーカタログ等)
(7) 住宅の所在を示す地図及び設置場所の付近見取図
(8) 申請者が単身赴任その他の理由により一時的に市内に住所を有しない方は、申請者と生計を一にする家
族の住民票の写し
(9) 店舗等の併用住宅の場合は住居部分とその他の部分の面積が分かる図面
(10)住宅等を家族が所有する場合又は共有の場合は、郡山市エネルギー3R推進事業補助金に係る設置承諾
書(第5号様式)
(11)委任状(都合により抽選会を欠席される方は必ずご提出ください。
)
(12)その他
※ 設置を完了した後に、設置前の写真も必要となりますので、事前に設置前の状態の撮影をお願いします。
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設置が完了した後に提出が必要な書類
補助対象設備の設置が完了した日から 30 日以内又は平成 28 年 1 月 29 日(金)のいずれか早い日までに、
次の書類を直接生活環境課までお持ちください。
(1) 実績報告書(規則第7号様式)
(2) 完了届(第6号様式)
(3) 収支決算書(第7号様式)
(4) 対象設備の設置前後の状況を確認することができる写真
(5) 補助金交付申請時に工事請負契約書又は売買契約書の写しを提出していない場合は、収入印紙が貼付け
られた工事請負契約書又は売買契約書の写し(契約書の本文で対象設備の内容及び金額が確認できない場
合は附属書類により確認できること。)
(5) 対象設備の設置に係る領収書の写し
(6) 補助金の交付の申請の際に補助対象設備を設置した住宅に住所を有しなかった方は住民票の写し
(7) 建売住宅を購入した方は、登記事項証明書(全部事項証明書)の写し
(8) 補助金振込口座報告書(預金通帳の写しも添付してください。
)
(9) その他
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事業計画を変更しようとする場合の手続き
事業計画の変更等、次のいずれかに該当するときは、事前に速やかに生活環境部生活環境課に報告し、必
要書類を提出してください。
ア
対象設備の設置予定場所を変更しようとするとき。
イ
申請書に記載した設置工事完了予定日までに対象設備の設置工事が完了する見込みがないとき、又は
補助対象建売住宅の引渡予定日までに引渡しを受けることができないとき。
ウ
補助金の交付申請額を変更しようとするとき。ただし、補助金の交付申請額を増額することはできま
せん。
エ
対象設備の設置、又は補助対象建売住宅の購入を中止しようとするとき。
<提出する書類>
(1) 補助事業等内容変更等承認申請書(規則第 3 号様式)
(2) その他(図面、見積書等)
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郡山市環境キャラクター:スーパー環太郎
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エコ助
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手続きの流れ
申 請 者
郡 山 市
① 補助金申請書提出
②受付・書類審査
(添付書類を添えて持参)
申請者数が補助予定件数を超え
た場合は抽選を行います。
現地調査
④ 設置工事着工・完了
③交付決定、通知書送付
⑤実績報告書提出
⑥受付・審査
現地調査
⑧交付額確定通知書受領
⑦交付額確定、通知書送付
補助金受領
指定口座への振込
※交付額確定通知書が届いてから、
約4週間後に振り込みます。
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補助金額の計算例
(1) 補助金額が補助上限額を下回る場合
① 家庭用リチウムイオン蓄電池を設置する例
補 助 率:4 分の 1(上限 30 万円)
、補助対象経費:115 万円
補助金額
1,150,000 円(補助対象経費) ×
1÷4(補助率)
=287,500 円≒287,000 円(千円未満切捨て)
補助金額
② 家庭用電気自動車等充給電設備を設置する例
補 助 率:補助対象経費内の額で5万円を限度、補助対象経費:49,800 円
補助金額:49,000 円(千円未満切捨て)
(2) 補助金額が補助上限額となる場合
① 家庭用リチウムイオン蓄電池を設置する例
補 助 率:4 分の 1(上限 30 万円)
、補助対象経費:2,000,000 円
補助金額
2,000,000 円(補助対象経費) ×
→
1÷4(補助率)
=500,000 円
補助上限額を上回るため、上限額の 300,000 円が補助金額となります。
② 家庭用電気自動車等充給電設備を設置する例
補 助 率:補助対象経費内の額で 50,000 円を限度、補助対象経費:100,000 円
補助金額:50,000 円(上限額)
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(3) 家庭用エネルギー管理システムを同時に設置した場合
①
家庭用リチウムイオン蓄電池
補 助 率:4 分の 1(上限 30 万円)
、補助対象経費:115 万円
補助金額
1,150,000 円(補助対象経費) ×
1÷4(補助率)
=287,500 円
≒287,000 円(千円未満切捨て)…①´
②
家庭用エネルギー管理システム
補 助 率:補助対象経費内の額で2万円を限度、補助対象経費:70,000 円
補助金額:20,000 円(上限額)…②´
③
補助金額
①´+②´=287,000 円+20,000 円=307,000 円
※ 家庭用エネルギー管理システムも同時に補助を受ける場合は、それぞれに算出した額を千円未満切
り捨てした後に合計します。
お問い合わせ
郡山市 生活環境部 生活環境課
〒963-8601
電話
郡山市朝日一丁目 23 番 7 号
024-924-2731
FAX 024-935-6790
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