H27年 3月 - 国土交通省中部地方整備局;pdf

平成27年3月24日
国土交通省中部地方整備局
「中部建設業現場レポート(平成27年3月分)」について
~建設企業の声をとりまとめました~
中部地方整備局では、中部地域における建設企業の動向を的確に把握し、建設業行
政の適切な運営に資することを目的として、管内各地域の地元建設業者にアンケート
を実施し、その回答(景況感、人手不足の状況等)を定期的にとりまとめていますが、
今回、平成27年3月分の結果がまとまりましたのでお知らせします。
【結果要旨】
①景況感(受注状況)について
今年度における公共工事の前倒し発注が進んだことを背景として、今期のDIは
マイナスに転じた。見通しについても、今後大型事業が見込める地域を除き、やや
消極的に見ている。
②技能労働者の不足感について
引き続き厳しい状況にあるが、人のやりくりや工期設定の工夫などにより施工を
確保していることに加え、工事量の減少等を背景にやや緩和している。
③技能労働者の労務費相当額について
横ばい又は緩やかな上昇となっているが、今後は少しその傾向が緩和すると見て
いる企業が多い。
1.添付資料
中部建設業現場レポート -建設企業の声-
2.配 布 先
中部地方整備局記者クラブ
3.解
指定無し
禁
4.問い合わせ先
建政部
建設産業課長
相部 幹彦
建設産業課長補佐 垣内 忠司
TEL(052)953-8572
中部建設業現場レポート
-建設企業の声-
中部建設業現場レポートの概要
(1)目的
中部地域における建設企業の動向を的確に把握し、建設業行政の適切な運営に資す
ることを目的とする。
(2)内容
管内各地域の地元建設業者が回答した景況感(受注状況)、技能労働者の不足感、
技能労働者の労務費相当額の状況、その他建設業に関する状況を中部地方整備局で
集約
(3)実施方法
メール、FAX等によるアンケート(181社)及び企業への個別ヒアリング(52社)に
より実施。
※アンケートと個別ヒアリングを実施した企業は一部重複する。
(4)公表時期
原則3月、6月、9月、12月の年4回
(5)対象地域
愛知県、岐阜県、三重県、静岡県
平成27年3月
国土交通省 中部地方整備局
建政部 建設産業課
1
「中部建設業現場レポート」(H27.3月)
※下段( )書きは前期との変化幅
今回調査分
調査項目 調査年月
景況感( 受注状況) DI
H26年3月 H26年6月 H26年9月 H26年12月 H27年3月
(見通し)
16
(「良い」-「悪い」・%ポイント)
技能労働者不足感DI
67
(「不足」-「過剰」・%ポイント)
技能労働者労務費DI
H27年6月
45
(「上がっている」-「下がっている」・%ポイント)
-4
23
6
-12
(-20) (+27) (-17) (-18)
36
60
63
26
(-31) (+24) (+3) (-37)
40
38
28
24
(-5) (-2) (-10) (-4)
-7
(+5)
20
(-6)
22
(-2)
※調査対象企業数 : 181社
※有効回答企業数 : 180社
(回答率99.4%)
※調査期間 : H27年3月5日~19日
※調査基準日 : H27年3月20日
要旨
景況感(受注状況)については、今年度における公共工事の前倒し発注が進
んだことを背景として、今期のDIはマイナスに転じた。見通しについても、今後
大型事業が見込める地域を除き、やや消極的に見ている。
技能労働者の不足感については、引き続き厳しい状況にあるが、人のやりくり
や工期設定の工夫などにより施工を確保していることに加え、工事量の減少等
を背景にやや緩和している。
技能労働者の労務費相当額については、横ばい又は緩やかな上昇となって
いるが、今後は少しその傾向が緩和すると見ている企業が多い。
2
1.景況感(受注状況)について
※アンケートを単純集計したものである。
※ポイント(%)は小数点第1位にて四捨五入している。
中部圏
○ DI値(良い-悪い)
100
地域区分
31
16 23 38
22
29
0
‐26
21
16
愛知県
‐28
‐4 ‐7 ‐12 ‐28
岐阜県
三重県
‐100
H26.3
H26.6
H26.9
16
24
19
43
54
-11
-34
31
-8
0
中部圏計
6 ‐23
‐15
‐15
H26.3 H26.6 H26.9 H26.12 H27.3
H26.12
H27.3
静岡県
H27.6
(予測)
尾張地方
三河地方
美濃地方
飛騨地方
北中部地方
南部地方
東部地方
中部地方
西部地方
-4
8
-6
-7
0
-12
-27
-16
-30
0
23
6 -1 2 - 7
38 23
6
4
6 -13 -6 -17
18
0 -57 -6
23 -8 15 -23
17
5 -11 22
-8 -34 -50 -30
15
0 -30
8
8
7 -23 -30
30
7 -23 -46
各地域
愛知県(尾張地方)
愛知県(三河地方)
100
100
38 24 40
24
8 0
‐16
‐16
23 48
38
‐10
‐15
21
6 4 25
25
0
‐15
‐21
‐100
H26.6
H26.9
H26.12
H27.3
H27.6
(予測)
H26.3
岐阜県(美濃地方)
6 ‐25
‐6 20
12
‐33
‐18
‐13 18
‐6 ‐17 ‐35
100
43 18 56
31
33
‐13
‐13
‐40
31
0 H26.9
H26.12
H27.3
H27.6
(予測)
H26.9
H26.12
0
‐57 H27.3
0 23 38
0
‐19
‐6 ‐100
23
13
6
‐63
H26.6
54 54
‐31
‐7 H26.3
H26.6
岐阜県(飛騨地方)
100
‐23
38
15
‐23
‐15
‐8 15 23
‐23
‐23 ‐46
‐100
H27.6
(予測)
H26.3
三重県(北中部地方)
H26.6
H26.9
H26.12
H27.3
H27.6
(予測)
三重県(南部地方)
100
100
39
29
11
0
‐22
17 ‐22
‐11 5 33
‐28
‐41
22 39
11
‐22
‐12 8
‐11 17
9
0
‐17
‐42
‐36
‐34 ‐27 H26.3
H26.6
10
8
‐25
‐8 H26.3
H26.6
H26.9
H26.12
H27.3
H27.6
(予測)
静岡県(東部地方)
0
‐30
‐42
‐34 ‐60
‐100
‐100
H26.9
H26.12
‐50 H27.3
‐30 H27.6
(予測)
静岡県(中部地方)
100
100
31 31
38
15
0
0
‐31
15 ‐23
0 23
‐23
8 8
‐23
‐23
‐30 23
8
0
‐38
‐16 15
31
‐8 8 ‐15
38
7 23
8
‐31
‐38
‐46
‐30 ‐23 ‐30 H27.3
H27.6
(予測)
‐100
‐100
H26.3
H26.6
H26.9
H26.12
H27.3
H26.3
H27.6
(予測)
静岡県(西部地方)
100
30 8
0
31
19
‐25
‐100
H26.3
0
19 ‐6
0 23
0 38
15
7 0
8
‐8
‐8
‐8
‐23
‐23
‐23 ‐46 ‐54
‐100
H26.3
H26.6
H26.9
H26.12
H27.3
H27.6
(予測)
3
H26.6
H26.9
H26.12
H27.6
(予測)
‐38
主な声
(受注状況・受注見通し)
• 公共は全体的に工事量が少なく、受注は伸び悩み。補正も大規模工事であるWTO案件
は1件もなかった。山岳トンネルは30社位の競争になるので、なかなか受注できない。(元
請)
• 中部は仕事が少なく採算性が低くても受注するところもあるようだ。また、国交省のWTO案
件に20~30社で競争しているような状況。(元請)
• 公共工事は今年度前半の早期発注の影響もあり、年度をまたぐ工事が少ない。当社の手
持ちも3月末で無くなる。三重県中南部地区では来年度は大きな工事がなく、今後の受注
は少し苦しくなると思う。(機械土工)
• 直轄は例年通りの発注が見込めるが、県・市の発注はそれほど見込めない。今後につい
ても今年度の補正予算の規模があまり大きくないので消極的に見ている。 (元請)
• 今回の国の補正予算の規模は小さいが、市や県の発注が国の発注と重なることが少なく
助かる面はある。(機械土工)
• 建築工事は、来年度においても既に今年度の8割くらいは確保している。(元請)
• 民間建築は、条件の良いものを選んで受注している状況。土木は1年先、建築は2年先ま
で確保しており、景況感は比較的良い。(元請)
• 公共工事の規模が昨年度に比べると小さいので、民間工事の受注を増やす方向で考えて
いる。(元請)
• 3~4年前までは型枠工事は採算が悪かった。昨年ぐらいから単価も上がり、以前の水準
に戻ってきた。(大工)
• 年末年始でかなりの件数(20件程度)の見積もりが来ていた。今の状況が続けば夏場に仕
事が集中し忙しくなると思われる。(大工)
• 民間建築はマンションが半減し、今は介護老人保健施設、工場等の仕事が少しある。(鉄
筋)
• 公共以外は3月が工期末となっていることが少ないので、常に仕事はある状態である。(空
調衛生)
• 4~8月ごろは端境期で自治体の発注が少なくなる。URの工事を受注したところである。
(塗装)
• 3月は年度末なので現在の受注は例年通りの10件程度と少ないが、受注見通しは明るい。
(鉄骨)
• 見積依頼は多いが断っているものもある。元請も労務が確保できるか確認してから受注を
決めているよう。(左官)
4
(不調・不落の要因など)
• 不調・不落は今でもある。設計事務所の設計単価は古く、実勢単価の上昇が著しいため、
入札時点ではすでに価格が折り合わない。(大工)
• 不調不落が多かったので、公共は予算を上げるようにしていると聞いたことがある。逆に数
年に1度しか発注しない民間は、安かった頃のイメージで発注してくるので、実勢と合わな
いことがあり、現在の価格を聞いて建築を断念する会社もある(元請)
• 予算の積算時点が2~3年前で当時の単価を使用していれば入札しても流れる。そういっ
た案件を無理に受けることはしていない。(元請)
• 不調になりそうな予定価格の低い工事等には最初から手を出さないようにしている。(元
請)
(資機材の状況)
• ミキサー車やダンプは足りない。特にこれからリニアなどで逼迫するのではないか。(元請)
5
2.技能労働者の不足感について
※アンケートを単純集計したものである。
※ポイント(%)は小数点第1位にて四捨五入している。
中部圏
100
○ DI値(不足-過剰)
67 36 70
地域区分
26 66
63
48
0
63 60 20 38
37
‐3
‐3
‐12
‐11
尾張地方
三河地方
美濃地方
飛騨地方
北中部地方
南部地方
東部地方
中部地方
西部地方
‐18
岐阜県
三重県
‐100
H26.3
H26.6
H26.9
H26.12
H27.3
67
68
75
69
69
72
33
92
54
69
中部圏計
愛知県
‐3
H26.3 H26.6 H26.9 H26.12 H27.3
静岡県
H27.6
(予測)
36
53
13
34
62
41
0
0
8
46
60
78
81
75
62
61
0
54
7
39
63 26 20
75 15 38
87 53 11
75 19
6
38 38 23
55 50 17
17 -40 -20
69 54 39
38 23 -15
54 38
8
各地域
愛知県(尾張地方)
100
68 72
0
‐4
愛知県(三河地方)
78 53 57
78
‐4
0
100
75 75
15 33
38 ‐18
‐16
‐100
H26.6
H26.9
H26.12
75 75 H27.3
13 53 53
0
‐31
H27.6
(予測)
H26.3
岐阜県(美濃地方)
100
11 34 47
0
100
75
75
19 25
0
‐13
H26.6
6 ‐18
H26.9
H26.12
62 ‐19
0
62 38 62
62
46
0
0
‐8
25
0
‐6
0
69 69
H27.3
H26.3
H26.6
H26.9
H26.12
H27.3
H26.3
H27.6
(予測)
三重県(北中部地方)
100
72 46
38 23 ‐8
38
‐15
0
H26.6
H26.9
H26.12
H27.3
H27.6
(予測)
三重県(南部地方)
61 41 72
100
55 47
67
61
‐6
‐6
‐6
50 17 50
33 33
28
0
0
‐11
0 9
0
‐9
8
0 17 25
0
0
‐8
‐8
‐20
‐40
‐40 ‐20 ‐100
‐100
H26.3
H26.6
H26.9
H26.12
H27.3
H26.3
H27.6
(予測)
静岡県(東部地方)
100
54 0 31
100
69 77
54 62
54
39 H26.9
H26.12
‐8
‐8
‐31
54 H27.3
38 54
54
23
0
0
0
H26.6
H27.6
(予測)
静岡県(中部地方)
92 92
‐15
0
8 15
7 ‐8
‐15
38
31
0
‐8
23 23
‐15 ‐38
‐100
‐100
H26.3
H26.6
H26.9
H26.12
H27.3
H26.3
H27.6
(予測)
静岡県(西部地方)
100
69 77
0
H27.6
(予測)
‐100
‐100
0
29
0
0
岐阜県(飛騨地方)
69 69
0
‐6
87 87
‐100
H26.3
0
81 81
44
0
0
75 81
54
46 69
‐8
‐15
‐23
54 39 54
38 62
38
‐8
0
8 31
‐23
‐100
H26.3
H26.6
H26.9
H26.12
H27.3
H27.6
(予測)
6
H26.6
H26.9
H26.12
H27.3
H27.6
(予測)
H27.6
(予測)
主な声
(不足感について)
• 土木建築とも技術者・技能者は不足している。(元請)
• 不足とは言っても大きな工期遅延に至るケースは無く、やりくりできている。(元請)
• 土木は強いつながりのある協力会社がほとんどなので確保できる。建築も特段問題はないが、
三重のほうで躯体工が不足気味と聞く。名駅ビルの影響は受けていない。(元請)
• トンネル工事において、工夫、機械、プラントが不足している。以前は、5~6人でやっていた仕
事を3~4人でやっている状況。(元請)
• 高齢化の影響で左官は不足気味で、特に土間は全然居ない。年度末は特定工種(内装)が
不足。(元請)
• 今のところ、東京五輪は名古屋まで影響していない。(塗装)
• 高齢化及び若手が入ってこないことが人手不足の原因。若手は週休二日と賃金が良くないと
入ってこない。(大工)
• このままでは、鉄筋・型枠業は、10年先には人手不足で壊滅してしまう。(大工)
(不足感に関する対策)
• 早い段階での業者調整、建設マイスター(社の表彰制度)への単価上乗せ(1000円/日)、ユ
ニット化(プレキャスト)を進めている。(元請)
• マンションは入学の関係などで9月竣工、3月完成案件が多い。老人ホームも補助金の関係で
3月工期が多い。これらが分散し工事が平準化されれば、将来も今いる職人の数で対応できる
のではないか。(内装)
• これまでよりも短時間でできるような技術革新をしないといけない。総合評価等で技術革新をし
た企業にインセンティブを与えるようなことをしないと業界内で技術革新が進まないのではない
か。(空調衛生)
• 最近は元請が工期をずらしてくれるので職人の確保は楽になってきた。(内装)
• 土日休工については、今年度からモデル現場を設けて社員4週6休、現場でも月1回は土曜
を休工とする取組を行っている。来年度以降本格実施予定。(元請)
• 1人の作業量が減少するように人数を多くしたり、リフレッシュ休暇を取らせたりしている。第1土
曜日はよほどのことがない限り休みとしている。暇なときは休暇をとらせるようにもしている。(空
調衛生)
• 技能者は日給の人もいるためなかなか土日休みは進まないので、強制的に休みということにし
ないといけないのではないか。(空調衛生)
• 若い人がやりがいを感じるように、雑用ばかりでなくメインの仕事も配分し、離職を防ぐことに努
めている。入って3年を目処に2級の資格を取らせ、4年目には技能五輪に参加させ、6~7年
目には1級の資格を取らせるよう指導している。ほめるだけではなく、そういった資格取得により、
仕事に誇りを持つことも出来、離職防止に繋がると考えている。(タイル)
7
• 多くの大学をまわり10数名の応募があり、今年大卒2名を採用予定。(元請)
• 建築では、協力会社とタイアップして、工業高校をまわり先生に対して活動を行いその結果、
来春協力会社に10名入社予定。ハローワークに行くより元請とのタイアップが効果があったと
協力会社は言っている。(元請)
• 毎年、近隣の高校に募集を行い2名ずつ採用してきたため、若い人が育ってきている。(タイ
ル)
• 1月に1名入社、4月から組合の左官学校に入れようと考えている。中学の先生から聞いた名古
屋城築城の歴史の話に当社が出てきて、その名をハローワークで見つけたことがきっかけ。技
術を手にしたいと言っている。(左官)
• 今年度定年を60歳から65歳に引き上げた。65歳以上も希望により継続雇用している。(電
気)
• 現在は高齢者でなんとか足りている状況であるが、長期的には新卒者を採用し5年かけて育
てていく。(電気)
• 現状としては女性技術者はゼロ。現場での更衣室やトイレなどの環境整備が困難。外国人は、
人手不足解消のために積極的に活用すべきとは思うが、限られた期間の研修制度の中で技
能承継は、実際には難しい。(元請・圧接)
• 今後も人手不足が続くと思われるため、ベトナム人を雇うという話もきている。雇う場合は社員
寮などを用意して1人ではなく複数人を雇う予定。(内装)
• 以前は外国人を作業員として現場に入れたこともあるが、リスクも伴うため現在は考えていない。
(機械土工)
• 外国人については、今年は3人来る予定。(大工)
• 外国人は東南アジアが多く、仕事が単純な業種に多い。(元請)
8
3.技能労働者の労務費相当額について
※アンケートを単純集計したものである。
※ポイント(%)は小数点第1位にて四捨五入している。
中部圏
○ DI値(上がっている-下がっている)
100
45 40 47
0
‐2
地域区分
38 28 24 22 40
31
28
27
‐1
‐2
‐3
‐4
‐5
愛知県
岐阜県
三重県
‐100
H26.6
H26.9
H26.12
H27.3
45
47
56
38
54
50
9
46
30
69
中部圏計
41
H26.3
H26.3 H26.6 H26.9 H26.12 H27.3
静岡県
H27.6
(予測)
尾張地方
三河地方
美濃地方
飛騨地方
北中部地方
南部地方
東部地方
中部地方
西部地方
40
48
50
47
31
41
27
15
31
38
38
47
38
25
31
33
17
54
46
23
28 24 22
31 19 32
20 23
0
31 38 13
8 38 23
28 22 28
8 -10 -10
46 31 30
38 31 31
38 38 15
各地域
愛知県(尾張地方)
愛知県(三河地方)
100
100
48 47 48
0
48
‐1
47 48
35
‐1
0
31 19 32 25
‐6
‐4
0
‐1
‐100
H26.6
H26.9
H26.12
H27.3
H26.3
100
47 38 47
38
0
0
38 31 25 25
31
38
0
0
0
13 H26.6
54 54
19
0
‐6
29
0
‐6
0 18
‐18
H26.9
H26.12
H27.3
H27.6
(予測)
0
31 38 31 31
31
23
0
0
‐15
8 23 38
23
0
0
‐100
‐100
H26.3
H26.6
H26.9
H26.12
H27.3
H26.3
H27.6
(予測)
三重県(北中部地方)
100
41 41
0
H26.6
H26.9
H26.12
H27.3
H27.6
(予測)
三重県(南部地方)
100
50 50
33 39
0
28 28
28 28
22
0
‐6
22 17
0
0
0
‐100
9 0
27
27 0
17
17 8 0
8
‐8
10
10
‐20
‐20
‐10 ‐10 H27.3
H27.6
(予測)
31 31 ‐100
H26.3
H26.6
H26.9
H26.12
H27.3
H27.6
(予測)
H26.3
静岡県(東部地方)
46 15 54
0
0
46 46
15
0
H26.9
H26.12
100
54 46
H26.6
静岡県(中部地方)
100
31 30 0
0
0
‐8
46 31 30 38
31
‐100
38
31
46
‐8
0
0
38 38
31
31
0
0
0
‐100
H26.3
H26.6
H26.9
H26.12
H27.3
H27.6
(予測)
H26.3
静岡県(西部地方)
100
69 38 69
0
‐6
23 20 20
岐阜県(飛騨地方)
100
0
38 44
‐6
0
H27.6
(予測)
岐阜県(美濃地方)
0
50 56
‐100
H26.3
0
56 56
33
0
38 23 38 38
31
38
38
0
‐8
0
0
15 23
‐8
‐100
H26.3
H26.6
H26.9
H26.12
H27.3
H27.6
(予測)
9
H26.6
H26.9
H26.12
H27.3
H27.6
(予測)
H27.6
(予測)
主な声
(賃金水準)
• 土木は上がっている。建築は民間発注者の理解がなく、単価を上げることに厳しい。(元
請)
• 民間発注者はなかなか上げてくれない。新労務単価も提示しているが上がらない。(元請)
• 元請からの受注額は上がっていない。民間土木では公共のような労務単価上昇はないの
でかなり厳しい。(機械土工)
• 国の労務単価アップは、民間発注者と交渉する際に物価上昇の説明がしやすく、了承も
得やすい。上がれば下請へもまわすこともできる。(元請)
• 上がってきたが、昨年末からは横ばい。従前の1.5倍程度まで上がったと思う。上昇率は、
型枠・鉄筋・左官・タイル・木工大工など労務中心で現場滞在の長い職種で特に高い。建
具などスポットで現場に入る職種は、上昇率は低い。(元請)
• 民間工事の受注金額は、資材価格や人件費の上昇を受け、数パーセントであるが上がっ
て来ている。(タイル)
• 一度上げると下げることは難しいので、一時金で支給している。8月、12月の給与に上乗
せする形で支給。従業員の能力によって差をつけている。(左官)
• 希望単価に近づいてきた。現在は単価が合わない仕事は受けない。(鉄骨)
• 公共工事は分離発注工事がほとんどのため労務単価が下りてきている感がある。民間工
事は元請からの値引き要求が少なくなり、若干上がってきつつある。(電気・空調衛生)
• トンネル工事の実勢の労務費は、設計労務単価とかなり乖離がある状態。上昇幅が他の
工事と比べて1桁違う。(元請)
(法定福利費関係)
• 比較的規模の大きな下請企業からは標準見積書の提出を受けている。(元請)
• 小規模の業者では、取り組みにまだ追いついていない企業も多く、提出される割合は半分
強くらい。(元請)
• 下請けには指導はしている。これまでの保険料とこれからの保険料を比べさせて加入を促
進しているが、一人親方などは手取りが減るので理解を得るのが難しい。高齢になって年
金に入っても意味がないということもある。(元請)
• 元請に標準見積書を提出すると良い印象を持たれない気がするので、使用していない。
元請から標準見積書の提出を求めてもらえれば助かる。(鉄骨)
• 標準見積書を使用したいが、元請のゼネコンの方が対応していないため使用できない。
(内装)
• 職人は社会保険に入ることは将来メリットがあるという認識がまだ浸透していない。(大工)
10
• 社会保険の加入は、若い人には話をすれば理解を得やすいが、50歳以上は手取が少な
くなるだけなので加入したがらない。(鉄筋)
• 強制力が伴わないと、この取組は進まないと思う。(塗装)
• 社保加入、下請契約の書面化(事務の煩雑化)が進む中で、個人会社や一人親方から建
設会社に戻るという流れもある。(左官)
11
【参考】 土木・建築別の集計
調査対象企業(181社)のうち、土木工事主体の企業(60社)及び建築工事主体の企業(42社)を抽出し集計した。
土木工事主体の企業(中部圏計)
建築工事主体の企業(中部圏計)
1.景況感(受注状況)
1.景況感(受注状況)
100
100
16 33
23 40
14
0
‐17
‐17
39
27
20
‐32
‐33
‐31
8
‐13 H26.12
H27.3
0
49
36 48
10
‐10
‐17
‐12
‐7 ‐30 ‐100
H26.3
H26.6
H26.9
H26.3
H27.6
(予測)
2.技能労働者の不足感
100
68 36
‐2
24 40
30 29 61
H27.3
‐10
78 H27.6
(予測)
57 78
76
67
39
21
0
‐5
H26.12
76 51 18
‐5
‐12
H26.9
100
62
55
H26.6
2.技能労働者の不足感
57 50 70
‐10
‐10
‐22
0
0
‐100
4 ‐10
‐17
‐4 ‐100
H26.3
H26.6
H26.9
H26.12
H27.3
H27.6
(予測)
H26.3
3.技能労働者の労務費相当額
H26.6
H26.9
H26.12
H27.3
H27.6
(予測)
3.技能労働者の労務費相当額
100
100
42 45
0
36 46
‐10
‐17
‐38
‐100
0
3 20
‐12
‐5 ‐17 39 27 35 37
37
‐2
‐3
34 23 28
‐5
‐3
18 25
39 12 39
20
0
‐7
‐8
‐100
0
39 24 24
0
20 39
22
0
‐2
10
5 24 29
‐5
‐5
‐100
H26.3
H26.6
H26.9
H26.12
H27.3
H27.6
(予測)
H26.3
12
H26.6
H26.9
H26.12
H27.3
H27.6
(予測)