ニュースリリース - BASFジャパン;pdf

News Release
BASF、日本で六価クロムを含まないコイル・コーティング用
塗料を拡大
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六価クロムを含む建材用コイル・コーティング用塗料は 2016 年
6 月 1 日までに段階的に移行

環境対応型コイル・コーティング用塗料で持続可能な発展に寄与
BASF は環境に配慮した持続可能な製品にさらに注力するため、環境
対応型コイル・コーティング用塗料の取り扱いを拡大し、日本において
2016 年 6 月 1 日までに段階的に六価クロムを含まないコイル・コーティ
ング用塗料への移行を推進します。現在、日本の建設業界で使用され
ているプレコート鋼板の多くは、長期耐久性の観点から環境負荷物質で
ある六価クロムを含む塗料がプライマーなどに使用されています。現状、
日本の建設業界では六価クロムの使用に関する規制はありませんが、
BASF はサステナビリティ(持続可能性)に注力したソリューションの強化
の取り組みである「Sustainable Solution Steering」に基づき、環境対応
型のコイル・コーティング用塗料への切り替えを推進することを決定いた
しました。この「Sustainable Solution Steering」においては、BASF グロ
ーバルの幅広い化学製品群のうち、約 50,000 の関連製品が持続可能
性の観点で外部機関にて評価され、お客様の環境面、社会的側面から
事業の成功を支援しています。
BASF でアジア太平洋地域のコーティングス事業本部を統括するシニア
バイスプレジデント、ピーター・フィッシャーは次のように述べています。
「BASF は、持続可能な将来をお客様やステークホルダーの皆さまと一
緒に実現するため、積極的な取り組みへの一歩を踏み出しました。高性
能で持続可能な製品をもって、日本の建設産業に貢献していきます。」
2015 年 3 月 25 日
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BASF ジャパン株式会社 副社長執行役員 機能性材料統括本部の瀬畑
一茂は次のように述べています。「今後数年の間に、BASF ジャパンはお
客様と密接に連携して、環境対応型製品への移行を適切かつスムーズ
に対応できるよう幅広い技術サポートを提供する予定です。お客様のニ
ーズに応じて、段階的な移行についても柔軟に対応して参ります。」
コイル・コーティングとは、プレコート鋼板製造ラインでめっき鋼板やアルミ
などの素材に塗装するシステムで、塗装された鋼板は建築物の屋根や
壁材などに使用されます。また、塗装システムがクローズ化されているた
めに VOC の排出も少なくエネルギーの消費も少ないことから、極めて環
境にやさしい塗装システムと言われています。
BASF は約 20 年にわたって、ヨーロッパの建設業界に六価クロムを含ま
ないコイル・コーティング用塗料を提供してきました。環境対応型製品の
取り扱いに関する徹底的な研究と豊富な経験をもとに、従来と同等以上
の技術的性能と品質を確保しながら、コイル・コーティング業界により持
続可能なソリューションを提供します。
■BASF のコーティングス事業本部について
BASF のコーティングス事業本部は、革新的な自動車用塗料、自動車補修用塗料、工
業用塗料、建築用塗料、およびそれらの応用に必要なプロセスの開発、生産、販売を行
っています。BASF は、ヨーロッパ、北米、南米、アジア太平洋に拠点があります。広範
なネットワークを通じて、世界中のお客様と緊密に連携しています。2014 年における
BASF コーティングス事業部の世界の売上高は 30 億ユーロでした。BASF コーティング
スの詳細情報は www.basf-coatings.com(英語)、www.basf.co.jp/coatings (日本語)
をご覧ください。
■BASF について
BASF(ビーエーエスエフ)は 2015 年、創立 150 周年を迎え、これまで以上に化学でい
い関係をつくっていきます。製品ラインは、化学品、プラスチック、高性能製品、農業関
連製品、石油・ガスと多岐にわたっています。BASF は、世界をリードする化学会社とし
て、経済的な成功、社会的責任、そして環境保護を同時に実現しています。また、BASF
は科学とイノベーションを通して現代社会や将来のニーズを提示しながら、ほぼすべて
の産業のお客様を支援しています。BASF の製品とソリューションは、資源の確保に貢
献し、栄養価の高い食品を提供するとともに、生活の質の向上に寄与しています。
BASF は「私たちは持続可能な将来のために、化学でいい関係をつくります」を企業目
標に掲げ、これらの活動を実施しています。2014 年の売上は約 740 億ユーロで、従業
員数は約 11 万 3000 人です。BASF の詳しい情報は、www.basf.com(英語)、
newsroom.basf.com(英語)、www.japan.basf.com(日本語)をご覧ください。