北海道における「地域の足」確保キャンペーン;pdf

平 成 27 年3 月2 6 日
【 問 合せ 先】
北 海 道運 輸局 交通 環 境部 環 境課 木村 、坂 倉
T E L: 01 1- 2 90 -2 72 4
北海道における「地域の足」確保キャンペーン
(エコ通勤から始めよう)結果報告
北 海 道運 輸局 は、 通勤 時に おけ る 環境 にも 優し い公 共 交通 の利 用を 進め る「 北海 道に お
け る 『地 域の 足』 確 保キ ャン ペー ン (エ コ通 勤か ら始 め よう )
」 を 実施 して いま す 。
キ ャ ン ペー ン では 、「 エコ 通勤 」 の拡 大 に向 け て北 海 道内 の 中核 都 市に お いて 、 交通 事
業 者 の皆 様と と もに 地元 の 企業 ・団 体等 を 訪問 し、 公共 交 通の 一層 の 利用 を働 きか け まし
た( 平成 26 年度 は 12 0企 業・団 体等 を訪 問 )
。その 結果 、交 通 事業 社が 日頃 接触 す るこ
と の 少な い企 業 ・団 体等 と 直接 要望 等を 聞 く機 会を 作る こ とが でき 、 改善 事例 も出 て いま
す 。ま た 、複 数の 企業・ 団 体等 が「地 域の 足 」確 保 に理 解を 示し 、
「 エコ 通勤 」の取 組 を実
施 す るな ど取 組は 前 進し まし た( 別 紙参 照)。
☆ 北 海道 運輸 局は 、 平成 26 年度 の キャ ンペ ーン 効果 を 次の よう に見 込み ま した
◇
マイ カ ーか らの 転 換人 数
◇
年間 C O2 削減 量
2 2 8人
8 4ト ン
注 1:キャンペーン効果は、H26年度のアンケート実施31社のうちアンケートのみ実施28
社の削減効果をアンケート結果により算出し、新たに「地域の足確保貢献企業・団体等」と
して応募のあった3社のマイカーから公共交通への転換者等をアンケート
勤改善率、CO2削減率等により算出し、合算した。
結果のエコ通
注 2:本キャンペーンも3年目となり、マイカーからの転換人数等が対前年比で減少しており、
次年度はキャンペーンの進め方について検討予定。
※「地 域の足貢献企業・ 団体等」、
「エコ通 勤優良事業所」 など、詳しくはこ ちらを御覧下さい 。
http://wwwtb.mlit.go.jp/hokkaido/bunyabetsu/kankyou/kyanpeen/index.html
○ 北 海道 運輸 局ホ ー ムペ ージ の
ト ッ プペ ージ バナ ー
北海道における「地域の足」確保キャンペーン
~エコ通勤からはじめよう~
【背景】
運輸部門の地球温暖化対策のうち自動車 から排出されるCO2削 減の取 組は重要
な課題
地域公共交通(特に路線バス)は輸送人員の減少、赤 字事業 者の増加と危機
的状況
高齢者社会が進む中、マイカー依存 が増大し負 のスパイラルから脱却困 難
通学手段の消滅、通院の困難化、買物 難民化 の危 惧
【目的】
地球環境の改善と地域の足を確保することを目的として、マイ カーによる 通勤を公 共
交通による通勤に転換するためのキャン ペーンを実 施
<推進>
<協力>
北海道運輸局、北海道バス協会、JR北海 道、札 幌市交通 局、
函館市企業局、交通エコロジ-・モビリティ 財団
北海道経済連合会、北海道商工会議 所連合
【取組概要】 (平成24年度から開始・3年目)
キャンペーン期間は9月1日~10月31日の2か月間
局長名の公文書を発出し企業・団体等へ協力依 頼(約800)
26年度は交通事業者と共同して、120企業・団体等を訪問
新たに5の企業・団体等 を「地域の足」確保に貢献している企業・団体等として
積極的にPR(累計61企業・団体等)
「エコ通勤優良事業所」の認証制度を紹介
31企業・団体等2,385人が「エコ通勤」アンケートを実施
ポスター、チラシ等による広報を展開
「バスの日」、「鉄道の日」等の各種イベント時に公共交通 利用促 進に向 けた啓 発
活動を展開
【取組結果】
地域の主だった企業・団体等に対し、フェイス・トゥ・フ ェイスで「地域 の足」確保
に係る運輸局の施策を説明。複数 の企 業・団体等 が改 めて「エコ通勤」 の取
組を実施するなど取組は前進。
前年度と同様訪問先の選定に当たり交通事業 者の希望を優 先して企業 等
を選択、交通事業者が日頃接触する ことの少な い企業 等と直接要 望等を聞
く機会を作ることが出来た。 改善事例 → 札幌地区の高校から中学生向 け
の学校見学会時に臨時便の増発。また 、新年 度の入 学式時 にも臨時 便の
増発
3年目になるが、支局等の協力を得て、各地元 の企業・団 体等を訪 問するな
ど、昨年並みの訪問を実施
【キャンペーン効果・26年度】
マイカー通勤から公共交通へ
転換人数 228人
年間CO2削減量
84トン