山口市における入札・契約制度の改正について 1 工事費内訳書の提出の拡大 工事費内訳書の提出については、設計金額5,000万円(建築一式工事の場合は1億円) 以上の工事について提出を義務付けておりますが、「公共工事の入札及び契約の適正化の促進 に関する法律」の改正に伴い、平成27年4月1日から、建設事業者に対し、公共工事の入札 の際に、その金額にかかわらず、入札金額の内訳を記載した書類の提出が義務付けられました。 このため、これまで提出不要としておりました設計金額5,000万円(建築一式工事の場合 は1億円)未満の工事について、設計図書に添付する簡易な工事費内訳書の提出を求めること とします。なお、設計金額5,000万円(建築一式工事の場合は1億円)以上の工事につい ては、工事費内訳書の取扱の変更はありません。 【関連要綱等】 68 工事費内訳書取扱要領(一部改正) 30 建設工事等の入札における入札条件及び指示事項(一部改正) 2 施工体制台帳の提出の拡大 施工体制台帳の提出については、下請契約の請負代金額が合計3,000万円(建築一式工 事の場合は4,500万円)以上の場合にのみ提出を求めておりますが、 「公共工事の入札及 び契約の適正化の促進に関する法律」の改正に伴い、平成27年4月1日から、公共工事を受 注した建設業者が下請契約を締結したときは、その金額にかかわらず、施工体制台帳を作成し、 その写しを発注者に提出する義務付けがされることとなりました。このため、全ての工事の下 請契約に際し、施工体制台帳の提出を求めることとします。 【関連要綱等】 40「施工体制の適正化」に関する事務取扱要領(一部改正) 30 建設工事等の入札における入札条件及び指示事項(一部改正) 3 工事に係る低入札価格調査の簡素化 低価格入札工事については、契約内容に適合した履行がなされるか否かを確認するため、必 要な資料を求め調査を実施しておりますが、入札参加者の事務手続きの軽減を図るため、判断 基準額を適用する工事については、提出資料を簡素化することとします。 【関連要綱等】 33 山口市低入札価格調査実施要領(一部改正) 4 工事積算内訳書の事後公表時期の変更 250万円を超える工事の工事積算内訳書は、「契約締結後、速やかに」市ホームページを 用いて、事後公表を行っておりますが、この公表時期を「落札者決定後、速やかに」公表する こととします。 【関連要綱等】 69 山口市建設工事積算内訳書事後公表要綱(一部改正) 5 山口市競争入札参加者心得の改正 入札書等の様式を変更します。 【関連要綱等】 8 山口市競争入札参加者心得(一部改正) 6 その他 26 山口市郵便入札に関する要領(一部改正) 34 低入札調査をへて契約を締結する措置要領(一部改正) 49 工事成績評定要領(一部改正) 7 施行期日 平成27年4月1日以降に入札公告又は指名通知するものから適用します。 8 注意点 各種要綱・様式等を変更しておりますので、入札・契約の際は最新の要綱・様式等を必ずご 確認ください。
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