経済学部教育理念本学部は「グローバルな視野を持って現代の経済・経営の諸問題を解決できる実践的エコノミストの育成」を理念とした教育を行っています。本学部が目指す「実践的エコノミスト」とは，【１】課題俯瞰力：経済学・経営学の専門知識を用いて，課題をとらえる力【２】課題解決力：域内と域外，国内と国外というように複眼的な視野をもち，かつ主体的に課題解決に取り組む力【３】コミュニケーション力：発見した課題やその解決策等を的確に伝達できる力という３つの「力」を兼ね備えた人材です。アドミッション・ポリシー本学部が教育理念とする人材を育成するために重視する学生の能力および資質は，（１）学力，（２）論理的思考力と表現力，（３）英語を含むコミュニケーション力，（４）意欲，主体性や行動力，（５）志望や適性，です。学力は入学後の大学教育に対する基礎学力として重視しますが，断片的な知識の単なる蓄積や記憶力ではなく，論理的に物事を考え表現する力，マニュアル化されていない問題に取り組む意欲，問題探究・解決能力を伴うものでなければなりません。大学入学はゴールではなく「これから大学で勉強する」といった強い学習意欲，主体性，行動力を発揮する学生にとっての出発点でなければなりません。本学部は，自分の将来像をよく考え，明確な問題意識をもって主体的に学ぼうとする学生を求めます。教育目的昼間コース経済と政策コース：経済学の専門知識とその応用能力を基に，現代の日本や地域が抱える諸課題を，国内及び海外との関係も踏まえ相対的に捉えて解決できる人材を育成します。グローバル経済コース：グローバル社会において，経済学・経営学の基礎知識と高度な英語運用能力を有し，多様な文化を理解して国際的な課題を解決できる人材を育成します。ファイナンスコース：経済学・経営学の基礎知識とともに，金融に関する専門知識を有して，国境のない資本移動，資金の調達・運用にかかわる活動に関連する課題を理解し，解決できる人材を育成します。経営と会計コース：経営学・会計学の専門知識に基づいて，現実の企業が抱える多様な課題を適切に判断し，状況に応じた解決ができる人材を育成します。夜間主コース総合経済コース(夜間主コース）：勤労者・主婦・退職者などの社会人を対象としたリカレント教育・生涯学習のための夜間開講コースであり，総合的な視点から現代の経済経営における基礎的かつ実践的能力を養成することを目指します。