(7) 第13号 ふくおか県議会だより 2015年(平成 27年)3月発行 トピックス ※トピックス記事の中には、議会のホームページで詳しく掲載しているものもありますので、ぜひ、ご覧ください。 九州の自立を考える会 定例総会 2月9日、本県議会の全議員に加え、九州各県議会の議員、九州財界人 等が 広く会員となっている「 九州の自立を考える会 」 ( 会長:藏内勇夫自 民党 県議団会長)の定例総会が 福岡市内で開催されました。 開催にあたり、藏内会長は、 「 これまでの調査・研究の集大成として昨 年10月に『九州の成長戦略に係る政策提言』を策定し、九州各県議会議 長 会 や九 州 地方知 事 会などに 加え 、石 破 茂 地方 創 生 担 当 大 臣に面 会 し 、支 援 を要 請しま し た 。成 長 戦 略 は 、 地 方 が 練 り 、行 動 し 、地方の力で 実 現 することが 肝 要であ り 、皆 さまの 絶 大 な るご 支 援・ご 協 力を 心からお願い申し上 げ ます 」と挨 拶され ました。 九州の自立を考える会 第8回広域行政セミナー 2月9日、定例総会に引き続き、第 8回広域行政セミナーが開催され、加 地邦雄議長が来賓として出席しました。 開 催にあたり 、藏 内 会長は 、 「 昨 年策 定した『 九州の成長 戦 略に係る 政策提言』は、今日我が国が 抱えている少子高齢 化、成長率の低下等を 乗り越えるために不 可欠な戦略の 提言であり、今 年は、この戦略を前に 進める年にしてまいります」と挨 拶されました。 加 地 議 長は 、 「 九州の自立を考える会の 皆さまには 、九州の活 力ある 発展のため、積極的に活動を展開いただき大変心強く感じています。昨 年10月に発 表された『 九州の成長 戦 略に係る政 策 提言 』では 、九州 、そ して本県が成長していく上で欠か せない政策を提言されており 、県議会 も行政と力を合わせてその実現に取り組みます」と挨 拶しました。 セミナーでは 、一 般 社 団 法 人 九 州 経 済 連 合 会 麻 生 泰 会 長 から「 九 州から日本を動かす 」と題する講 演がありました 。 「 アベノミクスが 動き 始めた今 、我々は 大きなチャンスを手にしています 。今まさに九州から 日本を動かすという心意 気を持ち 、九 州を盛り上 げ て いくた め の 独 自 の 取り 組 み を 率 先 して 考 え 、実 行 すること 、いわ ば“ とん がる ”ことが 必 要 で す 」な ど の 話 に 、 3 0 0 名 を 超 える 参 加 者 は熱 心に聞き入っていま した 。 第66回結核予防全国大会 2月2 7日、秋 篠宮妃 殿下のご臨 席を仰ぎ「第 6 6回結 核予防全国大会」 が 福岡市で開催され、加地邦雄議長が来賓として出席しました。 加 地 議 長は 、 「 秩 父 宮 妃 記 念 結 核予防功 労 賞 」を受 賞された方々に 対しお 祝いを申し上げるとともに「 結 核は完治できる病 気となっている とはいえ、依 然として患者 が 発生しており、今後も結 核の制圧を目指し、 対 策の強化が 求められています 。全 国の結 核 対 策に携わる皆さま方が 一 堂 に 会 され 、当 面 する 結 核の問題について討 議 されま すことは 、誠 に 意 義深く感じております。本 大 会 が 、実りある成 果 が あ ることを 確 信 するとと もに 、結 核 制 圧 へとつな が って いくことを心 か ら ご 期 待 申し上 げ ます 」と 祝辞を述べました。 全国都道府県議会議長会定例総会 1月2 3日 、第15 0 回全 国 都道 府県 議 会 議 長 会 定例総会 が 東 京 都で開 催され、本県議会から岩元一 儀副議長が出席しました。 本会は 、 「 各都道 府県 議 会間の連 絡を保ち 、地方自治の 発 展を図る 」 ことを目的に設 立されました 。地方が 抱える切実な課 題等について「 全 国議長 会」として、また全国知事会等とともに「地方六団体」として政 府 に要請を行うほか、都道 府県議会の向上発展のため、調査・研究等の活 動を行っています。 総 会 で は 、本 会 の 活 動に係る平成 2 7年度 予 算( 案 )が 審 議され 、原 案 のとおり決 定 されま した 。この ほ か 、 「 地方 創 生と地方 行 財 政の課 題について 」と題し 、総 務 省の大 石利雄事務次 官による講 演 が 行 われ ました。 九州各県議会議長会による農協改革についての要請 2月4日 、九州各 県 議 会 議 長 会( 会 長:前 川 収熊本県議会議長) は、現 在、政 府・与党で 検 討 が進められている 農協 改革について 、政 府 等 へ 要 請 活 動を行 いました。 福 岡 県 議 会 から加 地邦雄 議 長 が 参 加し 、 自由 民 主党の二 階 敏 博 総 務 会長 、谷垣禎一 幹 事 長 、稲田朋美 政 調 会長 、あべ俊 子農 林 水 産 副大臣(写 真)並びに衛藤 征士郎 衆 議院 議 員(九州国会議 員の会会長) に対して 、自主性を尊重する農協改革について 、 「 地 域 JAが主体 的に創 意 工夫を発 揮し 、農 業者の所得向上と地 域 活 性 化に全 力投球できるよ うにするため、現場の視 点に立って農協改革を実施すること」など 3 項目 について責任を持って対応されるよう要望しました。 これに対し 、自民 党 三役 からは 、 「 これまで 十分 意 見 交 換してまとめ てきた 。これからも 、十分 意見を聞いて農 業者の視 点に立って協議して いく 。農協改革は所得向上につながる 。農 業者のための改革となるよう にしたい」との回答がありました。 「宗像・沖ノ島と関連遺産群」の世界遺産への要望 加地邦雄 議 長は 、 「 宗 像・沖ノ島と関連 遺産 群 」の世界遺産 登 録 実 現 に向け 、小川洋 知 事 、谷 井 博 美 宗 像 市長 、小山 達 生 福 津 市長らととも に 、2月2 0日に青柳正規文化 庁長官 、藤井基之文部 科学副大臣 、大 家敏 志参 議院 議 員 、菅義 偉 官房長官( 写 真 )に対して 、また 、2月2 8日に麻 生 太 郎副総理 兼財務大臣に対して、要望活動を行いました。 「 宗 像・沖ノ島と関連 遺 産 群 」の世界遺 産 登 録については 、平成 2 1年 に暫 定リストに掲載されて以 来 、行政 、経 済 団 体 、市民 代 表など で構成 する世界遺産推 進会議において、登 録に向けた取り組みを進めてきまし た 。歴史 的 、文化的 価 値 を 世 界 に 発 信し 、 地 域 の 活 性 化 にも大 きく寄 与するものであ り 、平 成 2 9 年 度 の 世 界遺 産 登 録の実 現に 向 け 、平 成 2 7 年 度 に ユ ネスコ へ 推 薦して い た だくよう 要 望 を 行いました。
© Copyright 2025 ExpyDoc