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平成26年度 学校評価(学校関係者評価)
稲美町立天満東小学校
1 学校教育目標
4 総合的な学校関係者評価
真剣に学び、心豊かに、たくましく生きる東っ子
全体的に見て、よくできていると思う。達成率も悪くはないし、学校の対応策もしっかり
考えている印象である。
各々違った立場から学校教育を評価する機会を持つことはひじょうに大切だと思う。
各分野、項目において評価点に大きな差がある。評価に終わってしまわず、問題点を
お互いに共有し、改善策を講じ、行動し、そして検証することが大切ではないか。
社会の変化が激しく、教育現場はたいへんだと思われるが、今後も学校、家庭、地域
の連携を一層深めて、「真剣に学び、心豊かに、たくましく生きる東っ子」を育てていっ
てほしい。
2 めざす子ども像
〇 よく考える子(確かな学力)
〇 自分からあいさつができる子(社会性)
〇 明るく元気に運動する子(体力・気力)
3 学校経営方針
学校自己評価の基準
A 十分達成している
B おおむね達成している
C あまり達成できていない
D 達成できていない 1 教育目標の具現化に向けて、全教職員が共通理解して協力する。
2 教職員の指導力向上を目指して、研修に励む。
3 地域の未来を担う子どもを育てるため、家庭・地域と協力する。
5 評価項目ごとの学校自己評価と学校関係者評価
評価項目・取り組み内容
分野
情報発信
・学校便り・学年便り・ホームページなどで、日々の
教育活動をわかりやすく伝えている。
学
校 学校行事
運
営
・学校行事の時期や内容は適切で、児童は楽しく
参加している。
達成率90%以上
達成率85~89%
達成率80~84%
達成率79%以下
○は取組状況、△は改善策
自己評価
A
A
学校の取組状況・改善策
取組・改善策に対する学校関係者の意見 職員
○ホームページを随時更新し、行事等を ・学校便り、学年便りを楽しみにしている。
・校長の考え方がよくわかる。
紹介している。
○学校便り、学年便りを月1回発行してい ・ホームページがよく更新されている。
る。
○児童は学校行事に積極的に参加しよう
としている。
△運動会・音楽会・マラソン大会等、2学期
に行事が集中していることは検討の余地が
ある。
1 ページ
・運動会等、開催時期の変更は、中学校・幼稚
園とよく調整してもらいたい。
・2学期は過密だが、親としては楽しみが多い。
・行事が続くのは子どもに負担がなるのではな
いか。
・5月運動会、クラスの団結力がまだ高まってい
ないのではないか。
保護者
児童 平均
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86
93
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清掃美化
・学校は、美化に努め、校舎内外のものがよく整理
整頓されている。施設・整備の定期点検もしてい
る。
B
・児童の自己評価が低いというのは、まだ
きれいにできるという気持ちの表れで逆に
○校舎の改修が終わり、随時施設の点検 安心できる。
整備を行っている。
・とてもきれいな学校である。
△施設をていねいに使うよう細かく指導し ・トイレのにおいがしなくなったことはうれし
ているところである。
い。清掃努力でその状態を保ってほしい。
△清掃活動に重点を置いているが、正し ・新しくなった校舎を大切に使う気持ちを
い清掃の仕方を根気強く指導し続ける。 持ち続けてほしい。
A
○児童の声に耳を傾け、小さな変化にも
目を配るようにしている。
○心のふれあい日を毎月設け、相談しや
すい状況を作っている。
○必要があれば学校から家庭連絡し、話
し合いの場を設けている。
教育相談体制
学 ・学校はいじめ、不登校などの諸問題について、
校 保護者や児童から十分話を聞く場を設け、相談し
運 やすい体制ができている。
営
安全管理・教育
・学校は危機管理マニュアルを作成し、安全管理
(不審者対応・安全点検・交通安全等)や、事故防
止に努めている。
C
授業
・豊かな言語活動を取り入れるなど、楽しくわかり
教 やすい授業の創造に努め、基礎学力と活用力が
育 身に付いている。
課
程
B
○校内施設等の危険個所を定期的に点
検している。
○年3回の避難訓練(火災・不審者対応・
地震)を実施している。
△集団登下校に課題が多い。安全な登下
校を目指して交通班長会議を定期的に行
う。あわせて教師による登下校指導も定期
的且つ適宜行っていく。
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・生徒指導などの諸問題への対応がよくで
きている。
・見えにくい問題は、ポストを設置するなど
して手紙で発見する方法もある。ふれあい
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日前に子どもにもお知らせを配ってポスト
の利用を呼びかけるのもよい。
・先生と児童の数値が逆になっている方が
理想である。
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・登下校にもう少しPTAが力を入れてはどう
か。
・各種団体と連携して安全対策を組んでい
くことを考えたらどうか。
・地域の力をもう少し活用する。見ているこ 86
とをアピールすれば不審者対策になる。
・不審者がでた場合、場所や状況など、
即、お知らせとして配布してもらうので、親
として把握できていい。
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・これから読解力がますます必要になる。もっと
力がつくように工夫をしてもらいたい。
○全教職員が年1回、、読む、書く、話す、 ・昔からいう読み、書き、そろばんがすべての基
聞くなどの言語活動を取り入れ、研究授業 礎になるので、まずはそこができてほしい。
を行い互いの授業力向上に努めている。 ・文章題が苦手なのは、読書ばなれと関係があ
△全国学力調査の結果、知識・技能に比 るのではないか。
べ活用力に課題がある。今後は活用に主 ・言語活動に力を入れているが、特に思考力、
表現力、判断力にまだ成果が見えにくいよう
眼をおいた課題にも取り組んでいく。
だ。
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宿題
・家庭学習の量や内容が適切で、点検もよくできて
いる。
B
・漢字ノートの細かいところまでていねいに
○学年に応じた量や内容について、校内
100
チェックしている先生はすごいと思った。
で基本線を協議し共有している。
・まだ宿題が多いとは思えない。
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生徒指導
・先生は、児童の正しい行動をほめ励まし、誤った
行動については根気強く正していくことを基本と
し、指導と評価を一体化させ、児童が理解しやす
い生徒指導をしている。
A
○毎月生徒指導委員会を開き、各学年の
実情を出し合うとともに、学校としての指導
のありかたを確認し合っている。
○特別な配慮を要する児童について、専
門家を招いて個別に指導法を研修してい
る。
・専門家を交えての研修があるということな
ので、児童のことをよく理解してもらってい
るようだ。
・昔のように問題行動に対して厳しく指導し 90
てほしいが、時代の流れもあり、学校として
も難しい面があると思う。
勤労教育
教
育
課 ・学校は係り活動や勤労生産的行事を通じて、勤
程 勉に働くことの意義を教えている。
A
○全員に係の役割を与え、積極的に責任
を果たすように励ましの声掛けを続けてい
る。
○低学年の生活科では、野菜や草花を育
てることを通して生産的学習の実践をして
いる。
○チャレンジランキングでは学級の出し物
のために、サービス精神を持って積極的に
自分の役割を果たしている児童がほとんど
である。
・チャレンジランキング等で楽しく役割を学
べているようだ。
・自然の多いところなので、野菜等を育て
ながら、地域と連携して勤労生産的な気持
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ちを養っている。
・係りや役割を任せると、子どもたちの自信
にもなるので、成長するチャンスだと思う。
読書教育
・学校は本が好きになるよう、読書活動を適切に
行っている。
C
○町立図書館と連携し、関係図書の貸し
出しを受けている。
△読書好きの割合が昨年比9.5%下がっ
ている。活字離れを防ぎ積極的に読書が
できるよう、読書週間、親子読書の勧めな
どの対策をさらに進める。
3 ページ
・休み時間に図書室にいく機会が減ってい
るのか。
・親が実際に読んだ本を子どもに勧めてみ
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るのもよいかもしれない。親子で感想を話
し合うと楽しいと思う。
道徳教育
・学校は生命の大切さ、共に生きる豊かな心、規
範意識を高めるなど道徳の授業を大切にしてい
る。
B
○週1回の道徳の授業が活性化するよう工
夫を重ねている。
○時期に合わせた題材を取り入れた年間
指導計画を立てている。
△生徒指導と連動し毎月の生活目標を意
識化するなど、規範意識を高める指導を
行っているが、なかなか守れない児童にも
わかりやすく指導していく。
・きちんと理解する心を育てることはとても
大切である。
・みんなが行動できるように、道徳の授業を 95
工夫していくことは難しいが大切である。
・家庭でのしつけが道徳の基礎となる。
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A
○1・2年生では、畑での播種、収穫を実
体験した。
○3年生では「アサザ植え付け」「野菜農家
訪問」「虫捕り」「水辺の生き物」「盲導犬」
などを通じて体験活動を行った。
○5年生では、4泊5日の自然学校を通じ
て、山や水辺の体験活動を行った。
・せっかく自然豊かな地域に住んでいるの
で、体験とともに稲美というふるさとの良さ
も大切にしてほしい。
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・池に入らせる、川に入らせるなんて家庭
ではできなかったので、良い体験になって
いる。
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98
○1.2年生は月1回、3~6年生は週1回
の英語活動を行っている。
○耳からから入ってくる英語の音声を自分
から発する活動を繰り返すことで、英語へ
の抵抗感を減少させている。
○コミュニケ-ションを積極的にとろうとす
る態度が見受けられる。
△覚えた会話も1週間たてば忘れてしま
う。高学年では文字に触れさせていくこと
で、記憶に結びつける。
・今からの時代、英語がとても大切になる
ので、どんどん積極的に推進してほしい。
・書くことに力を入れると、英語嫌いも生ま
れるので、そのあたりのバランスもよく考え
てほしい。
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・今はネイティブスピーカーから使える英語
が自然に耳に入ってくるので、英語会話力
が上がる。
・早くから学ぶほど身に付くので、1・2年生
の回数をもう少し増やしてもよい。
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○毎日の出来事を連絡帳を通じてできる
だけ連絡し合えるようにしている。
△特に問題があった場合は電話連絡では
なく、家庭訪問をして共通理解するように
する。
・先生と保護者の評価が高いということは、
学校での生活が親によく伝わっているとい
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うことになる。
・担任の学級だよりにより、先生の考え方が
よくわる。
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体験活動
教 ・学校は自然学校や環境体験学習など、体験活
育 動を充実させている。
課
程
英語活動
・学校は英語活動を通じて、積極的にコミュニケー
ションをとる態度を養っている。
B
家庭との協力
重
点 ・学校は家庭と連絡を密にし、問題があれば協力
課 して迅速に対応する体制ができている。
題
B
4 ページ
あいさつ
・東小の子どもたちは、家庭や地域で進んであい
さつをする子に育っている。
C
○自分からあいさつできる子が多くなって
きている。
△できる子、できない子が固定化してい
る。児童会が中心となって、みんなが参加
するあいさつ運動などを企画する。
・リーダーがあいさつを促している登校班
は、よくあいさつしてくれる。
・学校以外では、ほとんどあいさつできて
いない。
・登校中、渡るのを待ってくれた車などに
皆で頭を下げたり、あいさつできればいい
のに。
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仲間づくり
・東小の子どもたちは、友だちと協力できる子に
育っている。
重
点 聞く力
課
題
・東小の子どもたちは、人の話をよく聞く子に育っ
ている。
A
B
○運動会、音楽会等、学校行事のたびに ・学年ごとに愛らしさ、力強さが違い、成長
協力することの大切さを学んで成長してい がよく見れた。
る。
・よくできていると思う。
○仲間作りを学級経営の柱としている。
○授業中は発表者の意見をしっかり聞くこ
とができる児童がほとんどである。
○集会のときなど、前に立つ教師の話をだ
まってしっかりと聞く態度が育っている。
△一斉下校時に静かになるまで時間がか
かることがある。周囲の状況を正しく理解し
早く静かになるよう指導する。
・参観の際、しっかり聞けているような印象
を受けた。
・運動会のとき、先生の話をきちんとした姿
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勢で正しく最後まで聞けている姿は気持ち
がよかった。
○授業を通じて、自分の意見をどのように
伝えるのがよいか学んでいる。
△発表に消極的な児童に対して、今後も
励ましながら指導していきたい。
△言葉による表現がうまくできず、トラブル
に発展することもよくある。正しい伝え方を
理解させるよう指導したい。
・自分の意見をじょうずにまとめて発表する
機会が多くあればあるほど、成長できる。
・児童の評価が低いので、伝える力不足を
自分たちでも気づいている。ネット社会の
影響で、表現の仕方が変わってきていると
いうことも事実ではないか。
伝える力
・東小の子どもたちは、自分の意見を言える子に
育っている。
C
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