第5回 高砂市中学校給食検討委員会 議事要旨;pdf

第5回 高砂市中学校給食検討委員会
議事要旨
平成26年2月17日(月)午後2時~
高砂市役所
1 はじめに
(1)委員長あいさつ
2 会議案件
1.中学校給食検討委員会の検討結果について
2.中学校給食検討委員会からの「提言」について
3.中学校給食検討委員会報告書の提出について
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南庁舎 5階 大会議室
開会
事務局より、
「第5回高砂市中学校給食検討委員会」の開会が宣言された。
1 はじめに
(1)委員長あいさつ
開会に先立ち、岸田委員長から挨拶があった。
2 会議案件
1.中学校給食検討委員会の検討結果について
事務局より項目(1)から(7)まで報告の後、報告書の内容は了承された。
2.中学校給食検討委員会からの提言について
検討結果を踏まえ、検討委員会にて以下の提言がなされた。
(1)給食の形態について
中学校給食は、中学生の心身の健全な発達に資するものであり、
「適切な栄養
の摂取による健康の保持増進」を図る上でも、重要な役割を果たすものである。
身体的にも精神的にも大きく成長する大切な時期に、栄養バランスに配慮した
食事を摂り、望ましい食習慣を形成することは必要であることから、中学校にお
いては「完全給食」を実施することを望む。
(2)給食の実施方式について
中学校給食の実施方式については、調査・検討を行った4つの実施方式におい
て、それぞれ長所・短所が並存しているところではあるが、安全・安心でより良
い給食を提供することを第一と考え、最もきめ細かなアレルギー対応等が可能で
ある「自校調理方式」により実施することを望む。
(3)給食の選択について
中学校給食は「学校生活を豊かにし、明るい社交性及び協同の精神を養うこと」
や中学生に「望ましい食習慣と食に関する実践力を身に付けさせることができる」
といった学校給食の意義を尊重し、
「選択制」とはせず「全員喫食」により実施
することを望む。
ただし、実施にあたっては、十分なアレルギー対策の体制を整え、食物アレル
ギーを有する生徒に対しても、食を通して学校給食のねらいが達成できるよう対
応すべきである。
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(4)給食の提供方法について
中学校給食の提供は、多様な献立の提供が難しい「ランチボックス方式」より
も、現在、小学校において提供している給食と同様、温かい給食を適温で提供で
き、生徒個人の食事量についても調整可能な「食缶方式」により提供することを
望む。
(5)給食実施上の課題について
中学校給食の実施にあたっては、教職員の負担が過度に増加しないよう十分に
配慮するとともに、教育活動への影響・生徒指導や学校運営にも支障が生じるこ
とのないよう適切な措置が講じられることを望む。また、教職員は給食導入の意
義について理解を深め、指導に取り組まれることを望む。
(6)食育及び地産地消の推進について
中学校給食の実施にあたっては、学校給食法の趣旨を踏まえ、子どもたちが生
涯にわたって健全な心と身体を培い、豊かな人間性をはぐくむ基礎となる「食育」
が推進されることを望む。また、地域の自然や文化、産業等に関する理解を深め、
生産者の努力や食に関する感謝の念をはぐくむ「地産地消」が推進されることを
望む。
(7)給食の導入時期について
中学校給食は、可能な限り早期に実施すべきであるが、実施には多大な経費を
要することから、市の財政状況などを勘案し、計画的な導入が必要である。
市内の全中学校において一斉に実施することにこだわることなく、環境が整っ
た学校から、順次導入することを望む。
3.中学校給食検討委員会報告書の提出について
岸田委員長から登市長に、中学校給食検討委員会報告書が手渡された。
閉会
午後2時26分に「第5回高砂市中学校給食検討委員会」は閉会した。
― 以上 ―
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