資料1 第4期赤穂市障がい福祉計画(素案)に関する委員意⾒について 事前に各委員から素案に対するご意⾒をいただきました。 第 4 期計画の基本的な考え方は、既存の「赤穂市障がい者福祉⻑期プラン(平成 23 年度〜平成 29 年度)」の考え⽅を基本とするため、数値目標や文言として反映すること が難しいご意⾒もありますが、今後の障がい福祉施策の推進の中で参考とさせていただきます。 NO 意⾒種別 意⾒の内容(原文) ページ 事務局の考え方 備 考 森本委員 1 2 その他 その他 P5 P16 (3)パブリックコメントの実施 パブリックコメントでのご意⾒については、市役所のほ 広報、ホームページで意⾒を出して欲しいと言うが、 か、各地区の公⺠館や市ホームページにて意⾒を募 知的の⼈がどうやって⾃分の意⾒を出すのか、当事者 集します。パブリックコメントは当事者だけではなく、どな の意⾒はどうなるのか? たからでもご意⾒を提出いただくことができます。 4.障害福祉サービス等の利⽤状況 制度を知らない⼈もいるし、⾃分が何を利⽤できる かもわからないので、制度のサービスの使い⽅を知らせ てほしい。 障害福祉サービス等の種類や利⽤⽅法の説明につ いては、市の障がい福祉窓口や団体の要請により各 ①障害者相談支援事業 種会合において実施しています。 「障がい福祉に関する各般の相談に応じると 広報等も含めて制度の分かりやすい周知に努めてい きます。 3 その他 P23 〜 6 障がいのある人のアンケート調査結果 前回の第 3 期計画の策定時は、⻑期計画である 障害手帳を持っている人と大きなくくりにするのでは 「赤穂市障がい者福祉プラン」と一体的な策定であっ なく、知的、精神、身体と分けてアンケートをとってほし たため、現状と課題を踏まえた具体的な方策を示す必 い。 要があり、障がい別の細部の分析を⾏いました。 又、アンケートの内容については、当事者によるすり 合せの内容にしてほしい。 今のアンケート結果では本当に困っている人、何に 困っているのかわからない。 【参照】P62 第 4 期計画については、障害福祉サービス等の数 値目標を設定することに主眼を置いているため、サービ スの利⽤状況や今後の利⽤意向と、利⽤しなかった 理由に絞って年齢・⼿帳別の統計を掲記しました。 1 ともに、必要な情報の提供…を⾏います。」 4 その他 P44 (2)赤穂市にヘルパー事業がない。どうするのか。 訪問系サービスについては、市内事業所と連携して 必要なサービス量の確保に努めていきます。 【参照】P50 「訪問系サービスは身近で、重要なサービス であることから、事業所と連携を図りながらサ ービス量の確保に努めていきます。」 5 その他 P44 (3)グループホームの場所もない。地域移⾏の場も なく、重度の⼦の⾏き場はどう考えているのか。 地域移⾏の受け皿としてグループホームの確保は必 要になると考えています。 重度の障がいのある人の受け入れ先については、そ の人にあった支援体制を協議し、必要な場の確保を 検討していくことが、今後の課題だと認識しています。 6 その他 P46 1.福祉施設の⼊所者の地域⽣活への移⾏ まず受け皿があること(グループホーム)と施設の中 では軽い子(親の事情、虐待)で入っており、比較 施設に⼊所する理由は様々であり、目標値をクリア するために、実態を調査して、入所者の状態のみで市 が判断することは困難であると考えます。 的軽い⼦も⾒受けられる。そうすればもっと目標値をあ げることができると思う。実態を調べて欲しい。 7 その他 P48 (2)市の優先発注の件数・⾦額 市がどんどん発注してくれれば工賃があがり、地域で の生活も可能になると思う。市は障がい者の働く場所 を確保し、市の仕事を回して欲しい。 調達方針を定め、障害者就労施設等に優先的に 発注を促進しているところです。 【文言追加案】P48(2) 市の優先発注等の件数・⾦額 就労先の確保については、雇用奨励助成⾦の活⽤ 「…ともない、障害者就労施設等が提供する も含めハローワークと連携し就労先の拡大に努めます。 物品等に対する受注機会の拡大を図り、就 労する障がいのある人の⾃⽴の促進を図るた め、…優先的な発注の促進に努めていま す。」 2 寒川委員 8 その他 P54 重度障がいのある方が使えるショートステイ施設が 重度障がいのある人の入所および短期入所の受入 近くにない為に、制度そのものが使えない方もおられる れについては、中・⻄播磨地域の受け入れ体制の充 「…とし、圏域内での受け入れ体制の確保に 様です。特に緊急時の利⽤を希望される方も多くいら 実のため姫路市にできる「医療型障害児・者施設」を 努めます。」 っしゃいます。 有効に利⽤していただけるよう、設置主体の県等に働 新しく姫路にできる入所施設において、入所及びシ 【文言追加案】P54 きかけを⾏います。 ョートステイでの緊急時の対応をできる様、働き掛けて いただきたいと思います。 今井委員 9 その他 P8 ※障がい者福祉システム導入に伴う手帳所持者数の 修正 〜 修正 P10 ① 導入の時期を明示する必要があるのではないで しょうか?またその理由がいるのでは? 平成 25 年度に障がい者福祉システムの導入によ 【文言修正案】P8〜P10 り、それまで窓口において届出がないと把握が困難で 「※平成 25 年度障がい者福祉システム導 あった死亡・転出数が明らかになり、身体障害者手帳 入に伴う身体障害者手帳所持者数の修正 所持者数の実数が判明したことによる修正です。 (死亡・転出者の一部が手帳情報に反映さ ② 図の※は身体障害者手帳所持者だけですか? 修正対象は、身体障害者手帳のみです。 れていなかったため)」 ③ 本文3⾏目 身体障害者手帳支持者数が 文言の誤りについては修正します。 P8 1,857 人…所持者の誤りでは? 身体障害者手帳所持者 鷲⾒委員 10 修正 P15 *龍野健康福祉事務所からの意⾒ ご意⾒のとおり修正しました。 【文言修正案】P15 3介護保険における要支援・要介護認定者の現状 「アンケート調査結果より、障がいのある人で 【障がいのある⼈の介護保険サービスの利⽤状況】 介護保険サービスを利⽤している⼈は のタイトルについて 16.7%(回答数 868 のうち 145)であり、 「利⽤状況」の表現が、たとえば要⽀援1の⼈の内 要介護認定の内訳を⾒ると要支援が…」 13.1%が利⽤していると誤解される恐れが大です。 【障がいのある⼈の介護保険サービス利⽤者 「介護保険サービス利⽤者の要介護認定別割合」又 の要介護度別構成比】 は「内訳」又は「構成比」としてはいかがでしょうか。 *帯グラフに変更 帯グラフにすることもご検討ください。 3 11 修正 P30 ②障害福祉サービス等の今後の利⽤意向 ご意⾒のとおり修正しました。 文言の修正 【文言修正案】P30 「「相談支援」以外では、18 歳未満は…」 次に ⇒ 「相談支援」以外では 「障がい者手帳所持者別は、どの手帳も…」 障害者手帳所持者別 ⇒ 障がい者手帳所持 者別 12 修正 P35 文言の修正 「家にいて家事などを手伝っている。」 ご意⾒のとおり修正しました。 【文言修正案】P35 「家にいて家事などを手伝っている。」 13 その他 P56 ■赤穂健康福祉事務所地域保健課の意⾒ (1)計画相談件数については、3 年間の数値の平 【文言・数値修正案】P56 計画相談支援 (1)計画相談件数について27〜29年度が同 均で数値を設定していましたが、他のサービスと同様 「第 4 期期間中の利⽤⾒込みを 64 人分と 数になっていますが、段階的に増えるのではないでしょう に、年度ごとの増加分を記載するべきと考え修正しま し…」 か。 す。 平成 27 年度 53 人分/月 障害児相談支援も同様に修正します。 平成 28 年度 61 人分/月 平成 29 年度 64 人分/月 *P59 障害児相談支援 「第 4 期期間中の利⽤⾒込みを 21 人分と します。」 平成 27 年度 16 人分/月 平成 28 年度 20 人分/月 平成 29 年度 21 人分/月 14 その他 P56 (2)地域移⾏⽀援の件数について、27・28 (2)地域移⾏の件数については、サービスの受け皿 年度は「0」でいいのでしょうか。 となる事業所との調整が必要となることから、29 年度 のサービス提供に向けて連携・調整を図ります。 4 15 その他 全体 その他参考意⾒として 第 2 章障がいのある人をとりまく現状では、アンケート この素案では、「第2章 障がいのある人をとりまく現 調査結果をまとめると、⻑期計画の「現状と課題」と傾 状」→「第3章 計画の基本方針」という構成になってい 向が同じことから、基本方針は第 3 期計画を踏襲する ます。現状→課題の確認→基本方針、というように、現 形で、アンケート結果と基本方針を踏まえて第 4 章以降 状を踏まえた課題の確認を⾏い、その課題を踏まえた基 の数値目標を設定しました。 本⽅針の策定を⾏った⽅がいいのではないかと思います。 潮海委員 16 追加希望 P41 (33)住みよいまちづくりに必要だと思うことについて アンケート調査結果の最後にまとめを記載します。 の後に 結果等のまとめ アンケート調査結果から[まとめ] 1 日常⽣活の同居者は家族(配偶者、⼦、⺟、 父)であるが、介助者が高齢であり、日々疲れており、 親亡き後の⽣活に不安を感じている。 2 1人で外出できない、バス停や駅までの移動手段 がない、駅で切符の買い⽅がわからない、お⾦の計 算ができない棟で困っている。 3 住みよいまちづくりのために気軽に相談ができ、情 報を正しく分かりやすく発信してほしい。 4 障がいに対しての理解を深めるために、⼩学校低 学年より福祉教育を充実したり、地域や企業も福祉活 動に携わってほしい。 とのことを踏まえて計画策定の基本方針です。 17 その他 今後の課題 アンケートの回収率が58.6%と低いので、次回の アンケートの回収方法については検討すること。 【文言追加案】P42 アンケート調査 次回計画策定時は、地元の⽅々の協⼒を得ることも 含め、アンケート回収率の向上のための方策を検討しま す。 お忙しい中、ご協⼒ありがとうございました。 5
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