議会報告 新春特別号 - 千葉市議会議員 松坂よしのり 公式サイト

千 葉 市 議 会 議 員 (美浜区選出)
新春特別号
松坂よしのり議会活動報告!
Profile 明治大学大学院公共政策学修士課程修了・国務大臣政務秘書官(金融担当大臣付)・流通経済大学法学部自治行政学科客員講師
千葉市議会 防災・危機対策調査特別委員会委員長・都市建設委員会委員長・教育未来委員会委員長・総務委員会委員長(現職)
市政に関するご意見・ご要望をお待ちしております。政務活動事務所
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FAX043-244-7768
〒261-0001 千葉市美浜区幸町2-21-21-104
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明けましておめでとうございます。昨年は皆様のご指導を頂きながら市議会にて活動させていただきました。厚く御礼申し上げます。
市政に送っていただいてから8年目を迎え、2期の任期中、議会最多の27回の一般・代表質問を行いました。ふり返ると2期目の議員
としてのスタートは3年10ケ月前の東日本大震災直後でした。私も市議会初の防災危機対策特別委員会委員長を任され、美浜区内の復
旧と災害対策に日々努力してまいりました。これからも皆様のご意見を市政に届け、山積する課題に微力ながら取り組んでまいります。
★京葉線・りんかい線の相互直通運転について H26.12月議会代表質問 自民党会派を代表し質問をしました。
【質問】2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催が決定し、首都圏における鉄道ネットワークは、大きく変化してきています。
国では、東京圏における鉄道のあり方について調査・研究し、次期交通政策審議会への答申に向けた動きを行っていると聞いて
います。本市もこの動きに対する措置として、京葉線・りんかい線の相互直通運転をはじめ各鉄道会社間の相互乗り入れなど鉄
道輸送強化・改善を関係者に強く働き掛けるべきと考えます。
1点目は、京葉線・りんかい線の相互直通運転の実現への取り組み状況について
2点目は、国における次期交通政策審議会への答申に向けた本市の取り組みについて、伺います。
【答弁】新木場駅などにおいてアンケート調査を実施しました。アンケート調査では、利用者の関心度が高く、相互直通運転の実現に向けた期待の現れ
と感じているところであります。現在、アンケートの集計を行い、分析を行っております。その結果を鉄道事業者などの関係者に提供するとともに、引
き続き実現について要望活動を実施します。
【答弁】本市としては、鉄道ネットワークを取り巻く状況の変化に的確に対応するため、次期答申に「京葉線・りんかい線の相互直通運転の実現」、「市
川塩浜から新木場間における京葉線の複々線化」、「羽田空港アクセス線構想の促進」、「京葉線の中央線方面への延伸」、「総武線と京葉線を結ぶ接
続新線の促進」などを位置付けできるよう、国に要望して参ります。
【要望】京葉線・りんかい線の相互直通運転については、京葉線利用者、通勤者から多くの要望が上がっています。実現に向け、努力をお願いするとと
もに、千葉臨海部へのアクセスがこれまで以上に向上するよう、強く求めておきます。東京都心部と千葉とのアクセスが向上することは、経済上も望
ましいことと考えますので、積極的な方向で議論されるよう求めておきます。
★議員定数削減(54人→50人)がやっと実現!
プロフェッショナルな少数精鋭の議会を目指して!
私の所属する自民党会派は、以前より議員定数の削減を主張してきました。現状の54人の定数では多すぎるとの判断で、9議席減の45人を提案し
てまいりました。なぜなら財政効果の得られる議員定数の大幅な削減が必要と考えたからです。しかしながら、自民党会派以外すべての他会派か
ら、大幅削減が認めてもらえませんでした。それでも財政削減の立場や議員自らが積極的に身を削るべきとの考えから、自民党会派は積極的に他会
派を説得してきました。その結果、4人削減の定数50人までならと言う事で、一部の会派が理解を示してくれました。この数では不本意ではありまし
たが、一つのステップとして実を取りました。自由民主党所属の市議会議員は現在54人中17名しかおりません。千葉市議会では野党なのです。大幅
な定数削減と財政的効果を求めても一会派ではどうにもならないのが現状です。これからも、市民目線でさらなる大幅な定数削減を目指します。
★国民健康保険事業の累積赤字について
平成26年第3回定例会一般質問
市政の課題と美浜区の諸問題!!
Q.国民健康保険事業の累積赤字は、現市長の就任後2年連続で一般会計の繰り入れが行われなかったことで、一時は119億5,200万円に達し、平成25年
度決算でも、累積赤字は98億9,400万円となっております。国民健康保険の赤字は、連結実質赤字の発生要因となっており、見せかけだけ、一般会計の黒
字を確保したところで、財政状況は連結ベースで見なければならず、市の財政が赤字である事実には変わりがありません。数字のマジックで市民に本当の
ことを伝えないことは問題であります。国民健康保険は財政基盤も弱く、厳しい運営環境が続いていることは承知しているが、高齢化が進む状況で、ここ
まで赤字を累積させたケースは全国的に見ても多くありません。なぜ赤字を放置してきたのか。
A.平成19年度に収支不足の全額を一般会計からの繰入金で補塡することができず赤字が累積したものであります。
Q.国民健康保険事業財政健全化は、これまでどのような取組みを進め、その成果はあがっているのか。
A.歳入面では電話催告、徴収体制の強化、歳出面では後発医薬品の利用促進等対策に取り組んでまいりました。
Q.この累積赤字をどう処理していくのか、伺います。
A.単年度収支改善に努めるとともに、一般会計の収支状況の繰り入れを実施し、国保事業の累積赤字の削減に努めてまいります。
★首都圏直下型地震における道路・下水の被害予測について
Q.首都直下地震は、30年以内に70%の確率でマグニチュード7クラスの地震が起こるとされており、首都直下地震が発生した場合の被害を予測し、今から
その対策について考えておかなくてはならないと強く認識しています。首都圏直下型地震が発生した場合、本市の道路や下水道管渠について、どのよう
な被害予測をしているのか。
A.道路の被害予測は、通行の確保に2カ月程度と予測されております。下水道管渠被害予測は、市域全体で5.2%の被害発生を予測しております。
Q.下水道管渠の耐震化の実績と今後の取組みについて伺います。
A.美浜区などで対策を進め、平成25年度末現在で市域全体の41%の管渠について耐震化が完了しており、今後トイレ機能などを継続して確保できるよ
う、地域の緊急輸送道路下に埋設されている管渠などの耐震化を進め、被害軽減に努めてまいります。
Q.首都圏直下型地震の被害予測を踏まえ、それぞれ復旧までをどのような工程で進めていくのか。
A.道路については、被災状況を把握し、まずは瓦れきや土砂の撤去などの応急工事を行い、緊急活動や物資輸送などの交通を確保。ライフラインの復旧
後、道路の本復旧工事を行います。
千 葉 市 議 会 議 員 (美浜区選出)
次世代につなぐ政治!!
松坂よしのり議会活動報告!! 徹底した行財政改革で
地域要望実現にこれからも走り続けます!!
行政のスリム化を目指します。
★老朽化したマンション・団地の再生について
最近、老朽化したマンション・団地では空き家が増え、スラム化が進み、若い方々が入居しなくなり、さらに、再生・建て替えにあたり合意形成ができ
ない状況にありますので、質問してまいります。
Q.空き家の増加などや再生、建て替えの合意形成ができない理由、要因は何か。
A.古い仕様のマンションが若い世帯のライフスタイルに合わず敬遠される傾向や年金を主な収入源とした世帯が増え、
再生、建て替えの費用負担が難しくなっていることなどにより合意形成が困難になっています。
Q.老朽化した団地、マンションのスラム化の要因についての実態調査をするべきと考えるがどうか。
A.空き家等の調査で、空き家があるが、管理組合としては対策をしていないとの回答が多くなっております。
Q.老朽化した集合住宅は今後どのような方向に進むのか。将来的なまちづくりの中で、この課題をどうに考えているのか。
A.適切な維持管理が行われていないマンション、団地では、建物等の劣化が進行、居住に適さない状況に陥るおそれがあります。
Q.市の住宅政策の根本的見直しと全庁的なプロジェクト調査チームの設置が必要。設置に向け検討する気はあるのか。
A.マンション、団地の再生は、全庁的に取り組む課題と認識しております。
★美浜区の諸問題について
1、磯辺地区の学校統廃合後の避難所施設について
Q.磯辺地区については、平成25年4月の学校統廃合により、小学校4校が2校に、中学校2校が1校になったところです。地元の方々からも災害発生
時に避難する場所はあるのか?との声を聴きます。磯辺地区の人口は1万7,000人であり、計画的な避難者の受け入れが重要であると考えます
が、校舎は災害時に避難所となることを想定して整備されているのか。
A.学校施設の耐震化に当たっては、大地震発生時の人命の安全確保に加え、避難所としての補強工事を行っております。
Q. 今後の磯辺地区の避難所はどうするのか。
A.小中学校では屋内運動場や校舎のスペースを活用し避難される方を受け入れる体制を整えています。
Q.美浜区のほかの地域でも学校の統廃合が進んでいるが、学校統廃合後の学校避難所の今後の方針についての見解を伺います。
A.防災担当課とも協力しながら、可能な限り避難者を受け入れる態勢を整えてまいります。
2、稲浜小学校の子供ルーム設置について
Q.美浜区で子どもルームが設置されていないのは、稲浜小学校だけであり、今後、PAT稲毛跡地等々で住宅開発が行われており、今後数年で大
きく児童数が増える地域であります。稲浜小学校への子どもルームを設置する考えは。
A.今後、近隣の開発状況からその児童数の推移を見きわめ、適切な時期に子どもルームの設置を行ってまいります。
3、打瀬第3公園の緑地化の推進について
Q.打瀬第3公園の緑地化ですが、ベイタウンの海に近い打瀬3丁目に位置するため風が強く、広場の小石まじりの砂が周辺マンションに飛散し、住
民の皆さんの生活に支障を来しております。そこで、地元自治会の要望もあり、平成25年第4回定例会において、その対策について質問させていた
だき、その結果、本年6月に広場の一部を緑化し、改善を図っていただいたところであり、砂塵の舞い上がりも軽減されたと聞いておりますが、依然
として緑地以外の部分も多く、引き続き、計画的な緑化が必要と考えております。そこで、公園の緑化の現状と今後の計画についてお伺いします。
A.本年6月下旬に広場面積1,800平方メートルのうち、3分の1を石灰岩系の舗装を撤去し、クローバーの種子をまき、緑化を図ったところでありま
す。今後も段階的に広場の緑化を図ってまいります。
4、検見川駅前広場の道路照明灯の改善について
Q.検見川浜駅前広場の道路照明灯の改善ですが、北口の駅前広場は、駅の入り口から美浜区役所方面に通じる通路が幅約30メートルと広く、照
明灯が通路の両端に設置されているため、通路の広さに比較して照明灯の数が少ないのではないかと思っておりました。地元の方々からの要望
がありましたので市執行部に私から伝えたところ、照明灯の照らす方向を調整するなど、通路の中央部を明るくするよう改善を図っていただいき
ましたが、幅が広い広場であることから、通路部分を明るくするためには照明灯の増設が必要ではないかと考えております、当局の考えを伺いま
す。
A.LED灯具の角度調整を行った箇所については改善が見られましたが、検見川浜駅前広場の北側、南側ともに街路樹の成長により陰になっ
ているところなどもあることから、必要な箇所に照明灯を設置するなど対策を検討してまいります。
5、幕張西の公民館について
Q. 幕張西公民館については、地元の方々からも、人口に比べて公共施設が足りないという声が聞かれ、実際には地元の方々が集まることのでき
る施設も幕張西公民館しかなく、それも十分な大きさではなく、満足のいく機能を果たしているとは思えません。
公共施設は、現在の人口や将来的な人口の増減を踏まえて、計画的に整備を進めていくべきでありますことから、幕張西公民館の建替えや増
築、リニューアルについて伺います。
A.幕張西公民館は、年間約3万人の方に御利用いただき地域の方々の重要な交流拠点施設となっております。現在、公民館のあり方を検討してお
ります。地域の特性も勘案しながら今後の整備方針についても検討してまいります。
★市政に関するご要望・ご意見がありましたらご連絡をお待ちしています。議会での質問や議論の参考にさせていただきます。
千葉市議会議員 松坂 吉則 政務活動事務所 TEL043-244-7737 FAX043-244-7768 メール [email protected]