2015 年3 月18 日（水曜日） No.150318207 JEC.Co.,LTD スマートニュース（Smart・news）株式会社日本エコノミックセンター〒103-0012 東京都中央区日本橋堀留町 1-11-5 3F TEL:03-3808-0611 / FAX:03-3808-0617 E-mail:[email protected] 関連動向近刊「2015 HEMS 市場・関連機器の実態と将来展望」------―――----(1) 既刊「2015 太陽光発電市場・技術の実態と将来展望」---------------(2) 既刊「2015 二次電池市場・技術の実態と将来展望」----------------(3) 新刊「2015 燃料電池市場・技術の実態と将来展望」----------------(4) (1)スマート・デバイス（電子デバイス関連） ○日立マクセル株式会社（HEMS 事業を本格展開）同社は、家庭内の電力管理をする HEMS（家庭用エネルギー管理システム）と見守りサービスなどを組み合わせたシステムとサービス事業を本格展開すると発表、新たに HEMS 用端末「Hemlia」を用意し、日々の電力管理を可視化するとともに、見守りなどのフラウドサービスを展開することで、安全な暮らしの支援ＭＰしていく。個人向けに加え、ハウスメーカーなどへのサービス展開を図り、所年度で 5 千システムの販売を目指すとしている。 (2)スマート・エネルギー（新エネルギー関連）〇インリー・グリーンエナジー（中国）（日本の住宅用途に展開）同社は大手メーカーで、日本市場で受託用途の市場開拓を本格化する。「極（きわみ）の名称で、太陽光発電関連製品のトータルパッケージ提案に乗り出す。性能やコストなどさまざまな要望に対応するため、PV モジュールのラインアップを拡充。パワーコンディショナーや架台、蓄電池、HEMS 用分電盤などとモジュールをセットにした販売体制を強化していく。2015 年は、主力の産業用途と合わせて 1GW のモジュールの出荷を計画している。 (3)スマート・バッテリー（蓄電池関連） ○帝人株式会社（絶縁材、製造コスト半減）同社は、従来品と比べて製造コストを半額程度にするリチウムイオン電池セパレータ（絶縁材）を開発。ポリエステル不織布を現糸から内製化することで原材料コストを引き下げる一方、アラミド樹脂で表面加工して耐熱性を向上させた。リチウムイオン電池の性能を左右するセパレータはシェア争いが激化している。帝人は品質と価格競争力を両立した新製品で、コスト低減要求が厳しい自動車用途を開拓する。2017 年以降の新型車に搭載予定 (4)スマート・エネルギー（新エネルギー関連） ○旭化成ケミカルズ株式会社（樹脂製品を横展開）樹脂性日音技術の横展開による需要創出を図る。変性ポリフェニレンエテール(PPE)発泡ビーズは、車載用リチウムイイオン電池（lLiB）の部材向けに加え、家庭用燃料電池でも採用を目指す。高いバリア性のポリアミド系樹脂フィルムは、トレー包装用としても訴求する。同社は、昨秋から鈴鹿事業場（三重県鈴鹿市）にある樹脂製品と旭化成ホームプロダクツ（HP）の技術開発部門で一部製品の移管を実施、新規用途や製品開発に努めている。。 ※(注) 掲載内容による損害に付いては責任を追いません。 - 31 -