仕 様 書

仕
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様
書
件名
中野区高齢者総合窓口設置に伴うコンサルティング及び移設等業務委託
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履行場所
中野区本庁舎中野区中野四丁目8番1号
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履行期間
契約締結の日から平成27年9月23日
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業務の目的
中野区では、後期高齢者医療及び介護保険の手続き等に来庁した区民が、窓口を移動
せずに1か所で手続きを完結できるようにするため、ワンストップ型窓口(高齢者総合
窓口)を本庁舎2階に設置することとした。
この高齢者総合窓口の設置にあたり、高齢者の利便性に最大限配慮した総合窓口のレ
イアウト設計、ユニバーサルデザインを考慮したカウンター・椅子等備品の選定及びサ
イン整備等を行うほか、それに伴い必要な執務室等の移設作業を行うこととする。
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高齢者総合窓口整備スケジュール(予定)
実施期間
H27.5 中旬~H27.9.18
業務内容
現況調査
関係者会議の開催
レイアウト図作成、サイン作製、備品類の選定、移設計
画、工程表の作成、業者間調整等
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H27.9.18~9.22
移設作業
H27.9.23
システムテスト、業務確認
H27.9.24
高齢者総合窓口として業務開始
基本方針
(1)来庁者、特に高齢者にとって利便性の高い総合窓口となること。
(2)来庁者が迷わず目的の窓口に訪れることができること。
(3)職員の業務効率に配慮した執務空間となること。
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業務対象及び実施要件
(1)業務対象
中野区本庁舎1階から3階及び6階の各階フロアの一部(別紙参照)
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(2)実施要件
①
6階の後期高齢者医療担当事務室を、2階の介護保険事務室隣へ移設し、2階
に総合窓口を設置すること。
②
1階区民サービス管理部区民サービス分野経営担当及び区民サービス管理部長
室を、6階後期高齢者医療担当跡へ移設すること。
③
2階国保画像レセプト室、国保電話案内室、委託業者控室を、1階区民サービ
ス分野経営担当及び部長室跡に移設すること。
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④
2階国保会議室を6階後期高齢者医療担当跡へ移設すること。
⑤
2階生活援護レセプト室を3階西側フロアへ移設すること。
業務内容
(1)コンサルティング業務
①
現況調査の実施
ア
窓口の利用状況調査
イ
既存備品等の実地調査
ウ
文書量調査(執務室、倉庫)
エ
現フロアのレイアウト調査
オ
職員へのヒアリング
②
レイアウト図面、サイン図面の作成
ア
適正な窓口数の検証
イ
適正な窓口・執務室レイアウトの立案
ウ
サイン計画の立案
③
備品類の整備計画の作成
ア
新規に購入する備品類の提案
イ
新規購入備品及び既存備品を組み込んだレイアウトの作成
なお、新規備品は、別途入札により購入することとする。
④
移設作業計画の作成及び工程の管理・調整等
ア
受託者は、区及び関係事業者(区が別途契約する電気、電話設備、LAN敷
設、システム設定、パーテーション設置工事等の関係業務の事業者)と十分に
協議を行い、関係業務も含めた全ての業務の作業工程を記載した作業計画書を
作成し、区の承認を得ること。なお、作業計画書は速やかに区へ提出するとと
もに、関係事業者にも配布すること。
イ
受託者は、関係業務も含めた全ての業務について、工程管理に必要な関係者
間の調整を行い、適正な工程管理を行うこと。
ウ
受託者は、適正な工程管理を行うため、必要に応じて関係者会議(受託者、
区、関係事業者により構成)を開催すること。また、会議開催後には議事録を
作成し、速やかに区に提出するとともに、関係事業者にも配布すること。なお、
関係者会議は区役所にて開催することとし、関係者の出席調整は受託者が行う
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こと。
エ
受託者は、作業計画書に基づき工程の管理・調整を行うにあたって、やむを
得ない事由によりこれを変更する場合は、区と協議し、承認を得ること。なお、
変更した作業計画書は速やかに区に提出するとともに、関係事業者にも配布す
ること。
⑤
成果品
成果品については、次に掲げる資料を区に納めることとする。提出方法は、A4
版ファイル(必要に応じてA3版)に綴じ込んだ出力データ各2部及び電子データ
にて納品すること。
ア
実施計画書または全体スケジュール表
イ
現況調査結果報告書
ウ
レイアウト図面、サイン図面
エ
備品類の整備計画
(ア)新規購入備品リスト
(イ)廃棄備品リスト
オ
作業計画書
カ
その他、区との協議において必要とされたもの
キ
成果品の納品時期
別途協議の上決定する。
(2)サインの整備
高齢者等の来庁者が迷うことなく目的の窓口を訪れるようにするため、ユニバーサ
ルデザインを考慮した、わかりやすいサインを作製し、本庁舎2階に設置すること。
設置箇所は以下のとおりとする。
①
高齢者総合窓口
②
後期高齢者医療・介護保険・国民健康保険の各担当
③
2階エレベーター横ほか、①及び②へスムーズに誘導するために必要な箇所
(3)番号発券機の機能の提案
高齢者総合窓口に設置する番号発券機について、より効率的に来庁者の振り分けを
行えるようにするための仕様について提案を行うこと。なお、番号発券機は、別途入
札により購入することとする。
(4)移設作業
①
既存什器類の移設
既存什器については、「8(1)②レイアウト図面」のとおり移設することとし、
関係業務の実施に支障がないよう、適切な場所へ退避させること。不要となるもの
は、区に確認の上、区の指示する場所へ移動させること。
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②
作業実施における清掃・補修
什器類の移設・設置などの作業において、什器類、床・壁などの清掃及び補修が
必要となった場合は、放置することなく適切な措置を施すこと。
また、作業終了時において、翌日以降の窓口業務に支障がないよう、不要品等の
撤去、粉塵等の除去などの清掃を行うこと。
③
作業時間
原則として、平日は午後5時30分から午後10時まで、休日は午前8時30分
から午後10時までとする。ただし、特別な事情がある場合はこの限りでない。
なお、作業日時及び作業内容等については、受託者及び関係事業者とで協議し、
区の了承を得ること。
④
その他
物品類の移設等にあたり、区の所有する建物、設備及び機器等に破損などの損害
を与えないよう配慮すること。なお、諸物品や建物等に損害を与えた場合は、速や
かにその損害の補償・賠償を行うこととし、区は一切責任を負わないものとする。
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履行状況の報告
(1)委託業務を円滑に施行するため、区は受託者に対して随時履行状況の確認を行う
ことができることとする。
(2)受託者は、区の求めに応じ、速やかに履行状況の報告を行わなければならない。
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業務委託料の支払時期
業務完了後、正当な請求があった日から30日以内に一括して支払う。
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環境マネジメントシステムへの対応
(1)受託者は、この契約による業務の遂行にあたり、著しい環境側面が発生する場合
は、区の関連する手順書等を確認し、遵守するものとする。
(2)受託者は、この契約の実施において、省資源、省エネルギー及び廃棄物の減量に
努めるものとする。
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再委託の禁止
受託者は、本契約による業務を第三者に委託してはならない。ただし、当該業務の一
部についてやむを得ず第三者に委託する必要があるときは、あらかじめ再委託する業者
名、再委託の内容、事業執行の場所を区に通知し、区の承諾を得なければならない。ま
た、再委託業者に対しても本契約の内容を遵守させなければならない。
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その他
(1)本仕様書に定めのない事項については、区と受託者と協議の上、決定するものと
する。
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(2)本契約の履行にあたって自動車を使用し、又は使用させる場合は、①都民の健康
と安全を確保する環境に関する条例(平成12年東京都条例第215号)他、各県条例に規
定するディーゼル車規制に適合する自動車とすること。②自動車から排出される窒
素酸化物及び粒子状物質の特定地域における総量の削減等に関する特別措置法(平
成4年法律第70号)の対策地域内で登録可能な自動車利用に努めること。
なお、適合の確認のために、当該自動車の自動車検査証(車検証)、粒子状物質減
少装置装着証明書等の提示又は写の提出を求められた場合には、速やかに提示又は
提出すること。
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