意見の概要と市の考え方 [PDFファイル/183KB]

淡路市歴史文化基本構想(案)に関するパブリックコメントの結果について
(1) 意見提出人数・・・2名
(2) 意見に対する市の考え方
意見 No
1
提出者区分
提出者①
概
要
意見に対する市の考え方
巨石の項目に、楠本の「オジゴ ・市全体の歴史の概観を目的とする項目で
ロシ岩」を加えて欲しい。佃遺
あるため、個別の地域についての詳細の
跡からも見え、「日指」の小字
記載は避けることとした。なお、個別の
名や苗字等も残るように、縄文
地域の歴史文化遺産等については、今
時代の日時計とも、かつての信
後、継続して調査を行い、その整備につ
仰対象とも考えられる。また、
いては、地域との協働による協議・検討
調査と近くまで行ける歩道整
の上、保存活用計画としてとりまとめて
備をして欲しい。
いく予定である。
(修正なし)
2
提出者①
・大阪湾における木津川口の戦 ・21 頁 1 行目に、
「同年 7 月、岩屋に集結
いなど、信長対毛利、石山本
した毛利水軍は、木津川口で織田の水軍
願寺について追記すべきで
を撃破し、兵粮を石山本願寺に輸送する
はないか。
ことに成功した。」と記載している。
(修正なし)
3
提出者①
・楠本にかつて本願寺、仏光寺 ・市全体の歴史の概観を目的とする項目で
があり、浄土真宗の痕跡があ
あるため、個別地域についての詳細の記
ることを追記すべきではな
載は避けることとした。
いか。
4
提出者①
(修正なし)
・不破内親王が、どこに住んだ ・17 頁下から5行目を次のように修正し
かは不明である。草香の神社
た。
説もあるが、岸和田市の淡路
「…不破内親王などが配流されている」
神社にも不破内親王の伝承
→「…不破内親王などが配流されたとも
が伝わることにも配慮すべ
いわれている」
きではないか。
5
提出者①
・菅平右衛門について追記すべ ・19 頁上から4行目に、
「淡路市には、釜
きではないか。
口の菅氏、郡家の田村氏、山田の島氏な
どが十人衆として名前が挙がる。」と記
載しており、菅氏についても言及してい
る。なお、市全体の歴史の概観を目的と
する項目であるため、菅平右衛門につい
ての詳細の記載は避ける。
(修正なし)
6
提出者①
・間島彦太郎が秀吉配下で岩屋 ・21 頁上から 19 行目に、
「岩屋に間嶋彦
城主になることを記載すべ
太郎を配した。」と記載しており、指摘
きではないか。
の内容に言及している。
(修正なし)
7
提出者①
・日外(あぐい)親王と足利の ・44 頁「記紀」と国生み神話の説話・伝
流れ公方について追記すべ
承に「中田御所と日下親王」として「戦
きではないか。
国時代、地方の諸大名などの武士を頼
り、都を離れる公家が増加する中、淡路
にも公家たちが下向してきたという。そ
のうちの一人、日外親王の在所と伝わる
中田には、現在も御所の地名が残る。」
を追加した。
8
提出者①
・「松帆の浦」について、本来 ・近世には「松尾」とも呼ばれていたが、
は「松尾」であり、「松帆」
現在は「松帆」が一般的に定着している
ではないことを追記すべき。
ため、本構想では「松帆」を使用するこ
ととした。
(修正なし)
9
10
提出者①
提出者②
・淡路市のかつて5エリアにつ ・85 頁、
「市民講座の実施」の項目に、次
いて、各エリア1人以上の郷
の方針を追加した。
土史家が必要である。講座等
「これらの講座の開催を通じて、各地域
により、将来の郷土史家を育
の歴史文化に精通した人材の育成を図
てる視点が必要と思う。
る。」
・策定の趣旨に大いに賛同す (修正なし)
る。歴史文化を将来世代に伝
えていくことはまちづくり
の点からも重要だと考える。
11
提出者②
・市としてのエリアごとの考え ・個別の具体的な取り組みの方向性につい
方は理解できるが、住民とし
ては、今後、地域との協働による協議・
ては個別の保存活用の方向
検討の上、保存活用計画としてとりまと
性も示して欲しい。
めていく予定である。
(修正なし)
12
提出者②
・中学校の社会科教員として、 ・85 頁の「学校教育との連携」の項目に
市内の歴史文化は身近な教
材として非常に有効である
と思う。授業で使用出来るよ
うに資料集などの作成など、
教材化に向けての取り組み
についても考えて欲しい。
テキスト化等を掲げている。
(修正なし)