(短期入所生活介護) ■算定要件抜粋(指定居宅(介護予防)サービスに要する費用の額の算定に関する基準より抜粋) (下線は改正部分。ただし、新規追加加算など全文改正については下線は省略。<>内は大阪府加筆部分。) 個別機能訓練体制(予防共通)【新設】 別に厚生労働大臣が定める基準に適合しているものとして都道府県知事に届け出た指定短期入所生活介護の利用者に 対して、機能訓練を行っている場合には、個別機能訓練加算として、1日につき56単位を所定単位数に加算する。 ※別に厚生労働大臣が定める施設基準の内容は次のとおり。 次に掲げる基準のいずれにも適合すること。 (1) 専ら機能訓練指導員の職務に従事する理学療法士等を一名以上配置していること。 (2) 機能訓練指導員等が共同して、利用者の生活機能向上に資するよう利用者ごとの心身の状況を重視した個別機能訓 練計画を作成していること。 (3) 個別機能訓練計画に基づき、利用者の生活機能向上を目的とする機能訓練の項目を準備し、理学療法士等が、利用 者の心身の状況に応じた機能訓練を適切に提供していること。 (4) 機能訓練指導員等が利用者の居宅を訪問した上で、個別機能訓練計画を作成し、その後三月ごとに一回以上、利用 者の居宅を訪問した上で、当該利用者又はその家族に対して、機能訓練の内容と個別機能訓練計画の進捗状況等を 説明し、訓練内容の見直し等を行っていること。 看護体制加算【区分の新規届出】 別に厚生労働大臣が定める施設基準に適合しているものとして都道府県知事に届け出た指定短期入所生活介護事業所 については、当該施設基準に掲げる区分に従い、1日につき次に掲げる単位数を所定単位数に加算する。 (1) 看護体制加算(Ⅰ) 4単位 (2) 看護体制加算(Ⅱ) 8単位 ※別に厚生労働大臣が定める施設基準の内容は次のとおり。 イ 看護体制加算(I) (1) 当該指定短期入所生活介護事業所(当該指定短期入所生活介護事業所が指定居宅サービス基準第百二十一条第二 項の適用を受ける特別養護老人ホームである場合にあっては、当該特別養護老人ホーム)において、常勤の看護師 を一名以上配置していること。 (2) 厚生労働大臣が定める利用者等の数の基準及び看護職員等の員数の基準並びに通所介護費等の算定方法(平成十 二年厚生省告示第二十七号。以下「通所介護費等の算定方法」という。 )第三号に規定する基準に該当していない こと。 ロ 看護体制加算(II) (1) 当該指定短期入所生活介護事業所の看護職員の数が次に掲げる基準に適合すること。 (一) 当該指定短期入所生活介護事業所(当該指定短期入所生活介護事業所が指定居宅サービス基準第百二十一条 第二項の適用を受ける特別養護老人ホームである場合を除く。 )の看護職員の数が、常勤換算方法で、利用者の 数が二十五又はその端数を増すごとに一以上であること。 (ニ) 当該指定短期入所生活介護事業所が指定居宅サービス基準第百二十一条第二項の適用を受ける特別養護老人 ホームである場合にあっては、当該特別養護老人ホームの看護職員の数が、常勤換算方法で、利用者の数(指 定短期入所生活介護の利用者の数及び当該特別養護老人ホームの入所者の数の合計数)が二十五又はその端数 を増すごとに一以上であり、かつ、特別養護老人ホーム基準第十二条第一項第四号に規定する特別養護老人ホ ームに置くべき看護職員の数に一を加えた数以上であること。 (2) 当該指定短期入所生活介護事業所の看護職員により、又は病院、診療所若しくは訪問看護ステーションの看護職 員との連携により、二十四時間の連絡体制を確保していること。 (3) イ(2)に該当するものであること。 (短期入所生活介護) 医療連携強化加算【新設】 別に厚生労働大臣が定める基準に適合しているものとして都道府県知事に届け出た指定短期入所生活介護事業所にお いて、別に厚生労働大臣に定める状態にあるものに対して指定短期入所生活介護を行った場合は、医療連携強化加算 として、1日につき58単位を所定単位数に加算する。ただし、ニの在宅中重度者受入加算を算定している場合は、算 定しない。 ※別に厚生労働大臣が定める施設基準の内容は次のとおり。 短期入所生活介護費における医療連携強化加算の基準 次に掲げる基準のいずれにも適合すること。 イ 指定居宅サービス介護給付費単位数表の短期入所生活介護費の注5の看護体制加算(Ⅱ)を算定していること。 ロ 利用者の急変の予測や早期発見等のため、看護職員による定期的な巡視を行っていること。 ハ 主治の医師と連絡が取れない等の場合に備えて、あらかじめ協力医療機関を定め、緊急やむを得ない場合の対応に 係る取り決めを行っていること。 ニ 急変時の医療提供の方針について、利用者から合意を得ていること。 ※ 別に厚生労働大臣が定める状態の内容は次のとおり。 次のいずれかに該当する状態 イ 喀痰吸引を実施している状態 ロ 呼吸障害等により人工呼吸器を使用している状態 ハ 中心静脈注射を実施している状態 ニ 人工腎臓を実施している状態 ホ 重篤な心機能障害、呼吸障害等により常時モニター測定を実施している状態 ヘ 人工膀胱又は人工肛門の処置を実施している状態 ト 経鼻胃管や胃瘻等の経腸栄養が行われている状態 チ 褥瘡に対する治療を実施している状態 リ 気管切開が行われている状態 (短期入所生活介護) サービス提供体制強化加算 (予防共通)【要件変更】 別に厚生労働大臣が定める基準に適合しているものとして都道府県知事に届け出た指定短期入所生活介護事業所が、 利用者に対し、指定短期入所生活介護を行った場合は、当該基準に掲げる区分に従い、1日につき次に掲げる所定単 位数を加算する。ただし、次に掲げるいずれかの加算を算定している場合においては、次に掲げるその他の加算は算 定しない。 (1) サービス提供体制強化加算(Ⅰ)イ 18単位 (2) サービス提供体制強化加算(Ⅰ)ロ 12単位 (3) サービス提供体制強化加算(Ⅱ) 6単位 (4) サービス提供体制強化加算(Ⅲ) 6単位 ※別に厚生労働大臣が定める施設基準の内容は次のとおり。 短期入所生活介護費におけるサービス提供体制強化加算の基準 イ サービス提供体制強化加算(Ⅰ)イ 次に掲げる基準のいずれにも適合すること。 (1) 指定短期入所生活介護事業所(指定居宅サービス等基準第百二十一条第一項に規定する指定短期入所生活介護事 業所をいう。以下同じ。 )の介護職員(当該指定短期入所生活介護事業所が指定居宅サービス等基準第百二十一条 第二項の規定の適用を受ける特別養護老人ホームである場合にあっては、当該特別養護老人ホームの介護職員。以 下同じ。 )の総数のうち、介護福祉士の占める割合が百分の六十以上であること。 (2) 通所介護費等算定方法第三号に規定する基準のいずれにも該当しないこと。 ロ サービス提供体制強化加算(Ⅰ)ロ 次に掲げる基準のいずれにも適合すること。 <旧加算(Ⅰ)相当。下線省略> (1) 指定短期入所生活介護事業所の介護職員の総数のうち、介護福祉士の占める割合が百分の五十以上であること。 (2) イ(2)に該当するものであること。 ハ サービス提供体制強化加算(Ⅱ) 次に掲げる基準のいずれにも適合すること。 <旧加算(Ⅱ)相当。下線省略> (1) 指定短期入所生活介護事業所の看護師若しくは准看護師又は介護職員(以下「看護・介護職員」という。 ) (当該 指定短期入所生活介護事業所が指定居宅サービス等基準第百二十一条第二項の規定の適用を受ける特別養護老人 ホームである場合にあっては、当該特別養護老人ホームの看護・介護職員)の総数のうち、常勤職員の占める割合 が百分の七十五以上であること。 (2) イ(2)に該当するものであること。 ニ サービス提供体制強化加算(Ⅲ) 次に掲げる基準のいずれにも適合すること。 <旧加算(Ⅲ)相当。下線省略> (1) 指定短期入所生活介護(指定居宅サービス等基準第百二十条に規定する指定短期入所生活介護をいう。 )を利用者 に直接提供する職員(当該指定短期入所生活介護事業所が指定居宅サービス等基準第百二十一条第二項の規定の適 用を受ける特別養護老人ホームである場合にあっては、当該特別養護老人ホームの入所者に対して介護福祉施設サ ービスを直接提供する職員)の総数のうち、勤続年数三年以上の者の占める割合が百分の三十以上であること。 (2) イ(2)に該当するものであること。
© Copyright 2024 ExpyDoc