夢を実現できる制度改正を要望する陳情書を国土交通省 太田大臣へ

3月19日(木)11時に国土交通大臣 太田昭宏氏のもとへ、以下の陳情に行ってまいりました。
女性が「快適で安全な住まいを購入する」夢を実現することで
「女性が輝く日本を!」
安倍政権の看板政策「3本の矢」として、「大胆な金融政策」「機動的な財政政策」「成長戦略」が挙げられます。
その3本目の矢である「成長戦略」の中に、『女性が輝く日本』を目指す。という文言が掲げられています。
我が国の経済を持続的な成長軌道に乗せるためには、内需主導による成長戦略の実現が不可欠です。
また、女性が社会で活躍し輝き続け、勤労意欲を高めるためには、職住近接の都心エリアにおける、
「快適で安全に暮らせる住宅を購入する」という夢を実現できる制度改正が重要であると考えます。
こうした観点から、女性が将来を考え、結婚・出産後も仕事を続け、夢を持てる≪住宅購入≫の税制改正を
中心とした成長戦略の実現に向け、下記項目の実現を強くお願い申し上げます。
(社)女性のための快適住まいづくり研究会
代表 小島ひろ美
1.住宅ローン減税の床面積の要件を緩和して下さい。
「フラット35」や民間住宅ローンを利用してマンションを購入しても、登記簿床面積が50㎡以上でないと住宅ローン減税が受けられません。
1LDK・2LDKを購入する30㎡~50㎡の場合も同様に非課税措置の対象となるよう改正を要望します。
ファミリーマンション(3LDK以上) を購入する人は、消費税8%後の平成26年4月以降は年間最大40万円の減税が10年間受けられるの
に対し、コンパクトマンション(1LDK~2LDK・30㎡~50㎡)を購入する人は消費税の増税のみで、住宅ローン減税が受けられないのは大変
不公平だと考えます。
2.すまい給付金の床面積の要件を緩和して下さい。
平成26年4月以降の消費税率引き上げによる住宅取得者の負担を緩和するために創設された制度ですが、すまい給付金の給付要件が、
登記簿床面積50㎡以上となっているのは不公平です。
1LDK~2LDKを購入する30㎡~50㎡の場合も同様に非課税措置の対象となるよう改正を要望します。
3.住宅取得等資金に係る贈与税の非課税措置について床面積の要件を緩和して下さい。
親から独立するための住宅取得で、登記簿床面積が50㎡以上の場合のみ贈与税が非課税となるのは不公平です。
1LDK~2LDKを購入する30㎡~50㎡の場合も同様に非課税措置の対象となるよう改正を要望します。
これからも⼥性が快適で安全な暮らしのできる住まいづくりを、どうぞ応援して下さいますよう、宜しくお願い申し上げます。