国際競争力と成長 ∼民需の拡大∼

効果①
国際競争力と成長 ∼民需の拡大∼
● 環状道路の整備により、沿線に物流施設や工場が立地する等、民間の投資を喚起します。
● 運送時間の短縮や物流の効率化等により企業進出が加速し、雇用の促進など、地域の発展
に寄与することが期待されます。
物流施設や工場の立地等、民間の投資を喚起
H27年度
【圏央道の早期に開通した区間】
今回開通区間 H27年度 ※
・平成19年に全通した関越道~中央道間では
既にストック効果が発現
製造品出荷額(億円)
出典:工業統計調査
H24
1,579
3,872
6,350
637
203,373
(H24/H21)
1.24
1.24
1.37
1.37
1.66
1.66
1.20
1.20
1.03
1.03
27
年5月まで
→
→
→
→
→
→
H
市町村名
H21
日高市
1,271
入間市
2,823
羽村市
3,823
日の出町
529
埼玉県+東京都 197,983
日高市
入間市
事業中
H29年度
事業中
羽村市
日の出町
成田空港
凡 例
道路
高速道路
高速道路(事業中)
国道
羽田空港
企業立地件数
立地済み
1~2件
立地予定
3~4件
(H26年9月時点)
圏央道の整備により成田空港
へのアクセスが格段に強化さ
れます!
今回の開通は、その第一歩!
5件以上
※区間の開通時期については、土地収用法に基づく
手続きによる用地取得等が速やかに完了する場合
H32年度 ※ H32年度 ※
出典)国土交通省調べ
(平成7年以降の物流施設、工業団地、工場の立地を抽出)
【圏央道沿線企業の声】
【茨城県五霞町内:食料品製造業】
・当社では、製品を静岡県裾野市に
ある物流センターへ久喜ICから東
北道を使って出荷しています。
・圏央道がつながると、運送時間の
短縮により、商品の早期納入が可
食料品製造
A社
能になると期待しています。
【埼玉県幸手市内:印刷製造業】
・原料(材料)、製品は、東京や神奈川以西
への配送が多いため、大半が高速道路を利
用しています。
・圏央道の開通により、首都圏の高速道路の
渋滞を回避して、全国各地に配送できるた
印刷製造業
め、物流の効率化が期待されます。
B社
【五霞町商工会の声】
・圏央道の開通に伴い、周辺開発が進められていますが、
今後、企業進出が加速とすると思います。
出典)平成27年1~3月 ヒアリング調査
(北首都国道事務所調べ)
・これら企業が地域の発展に寄与することを期待しています。
五霞町商工会
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国際競争力と成長 ∼民需の拡大∼
効果①
● 圏央道沿線は、圏央道により都心を通らず広域移動ができ、都心部に比べ、まとまった事
業用地が確保しやすいなど、物流施設立地の適地となっています。
● 埼玉県内において、開通済みの圏央道沿線に企業が立地し、開通予定区間沿線でも企業立
地が進行しており、工業地の地価上昇率が高水準となっています。
企業の立地等、民間の投資を喚起
【圏央道(埼玉区間)沿線地域の企業立地状況(H22.4~H26.12)】
H27年度
開通予定
深谷市
4件
小川町
1件
幸手市
7件
久喜市
13件
滑川町
1件
上里町:3件
本庄市:5件
美里町:2件
加須市
9件
羽生市:3件
寄居町
3件
H27年度
開通予定※
今回開通区間
東松山市
6件
川島町
1件
坂戸市
3件
桶川市
4件
鶴ヶ島市
1件
日高市
3件
杉戸町
1件
蓮田市
1件
白岡市
4件
さいたま市
21件
川越市
10件
ふじみ野市
2件
三芳町
3件
飯能市
16件
狭山市
4件
川口市
4件
戸田市
4件
所沢市
8件
草加市
3件
三郷市
4件
八潮市
3件
企業立地のある地域
圏央道沿線地域
和光市
1件
外環道沿線地域
東北道沿線地域
関越道沿線地域
※土地収用法に基づく手続きによる用地取得等が速やかに完了する場合
圏央道沿線地域での立地件数 67件(全201件の3割強)
〈その他高速道路沿線地域での立地件数〉
・外環道沿線(川口、三郷等:19件) ・東北道沿線(さいたま、加須等:34件)
・関越道沿線(所沢、東松山等:38件)
出典)埼玉県
「チャンスメーカー埼玉戦略Ⅱ立地企業一覧
(公表分のみ) H22.4~25.3」
「チャンスメーカー埼玉戦略III立地企業一覧
(公表分のみ) H25.4~26.12」
【圏央道(埼玉区間)沿線地域(工業地)のH26地価上昇率(前年変動率)】
2.5%
5.6%
5.0%
4.0%
3.0%
2.2%
1.9%
2.0%
1.7%
1.4%
1.1%
1.0%
0.0%
埼玉区間の
地価上昇率(H25.7→H26.7)
地価上昇率(H25.7→H26.7)
6.0%
2.3%
2.0%
1.5%
1.0%
0.5%
最寄IC
(開通年度) 幸手IC(H26)
坂戸市
坂戸IC(H19)
白岡市
久喜市
白岡菖蒲IC(H23)
川島町
川島IC(H19)
入間市
入間IC(H7)
0.1%
0.0%
0.0%
幸手市
0.6%
0.4%
圏央道沿線
外環道沿線
東北道沿線
関越道沿線
埼玉県全体
出典)埼玉県地価調査結果(H26年度)
※狭山市、飯能市、日高市、川越市、鶴ヶ島市、桶川市、北本市、宮代町、杉戸町はデータなし
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効果①
国際競争力と成長 ∼民需の拡大∼
● 次々とつながる圏央道の整備により、港湾・空港へのアクセスが良くなり、地域の利便性
が向上。輸送時間短縮による輸送コストの低減や物流の効率化を見込んだ企業の立地促進
が期待されます。
圏央道の整備により、地域の利便性が向上。企業の立地促進が期待
【境町役場から横浜港への移動時間の変化】
港湾・空港へのアクセスが良くなり、地域の利便性が向上
茨城港
[常陸那珂港区]
輸送時間短縮による輸送コストの低減や物流の
効率化を見込んだ企業の立地促進が期待
群馬県
栃木県
H27年度
開通予定
今回開通区間
茨城県
H27年度
開通予定※
圏央道の整備により、 そじょう
茨城港の利用も検討の俎上
に上がる可能性も
境古河IC
境町役場
久喜白岡
JCT
今回の開通により、
横浜港への移動時間が短縮
鹿島港
埼玉県
現在の積出港(横浜港)への
主な輸送ルート
圏央道利用により約25分短縮
東京都
(約148分→約123分)
成田空港
千葉県
東京港
千葉港
羽田空港
川崎港
神奈川県
横浜港
出典)移動時間算出は、民間プローブデータ(H26年11月平日12時間平均)から算出、
出典)新規開通区間及び首都高速中央環状線山手トンネル(湾岸線∼渋谷線)は規制速度から算出。
木更津港
※土地収用法に基づく手続きによる用地取得等が速やかに完了する場合
横浜港 経路:現況ルートは、久喜IC®(東北道、川口線、中央環状線、湾岸線)®本牧ふ頭IC
圏央道利用ルートは、境古河IC®(圏央道、東北道、川口線、中央環状線、湾岸線)
®本牧ふ頭IC
【圏央道沿線企業の声】
【茨城県古河市内:自動車メーカー】
・既存拠点との連絡の利便性、商品輸送の利便性、また既存の仕入れ先との距離感などを踏まえ
て、企業立地を決定しました。
・埼玉・茨城間全線開通時には、既存拠点との連絡の利便性が期待できます。また、新たな積出港
そじょう
自動車メーカー (茨城港[常陸那珂港区]など)の利用も検討の俎上に上がる可能性が考えられます。
C社
出典)平成27年3月 ヒアリング調査(北首都国道事務所調べ)
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