公募要領(PDF:143KB)

平成27年度「かごしまねんりん大学管理運営事業」運営事業者公募要領
「かごしまねんりん大学管理運営事業」を円滑かつ効果的に実施するため,以下のとおり運営
事業者を募集する。
1
事業名
かごしまねんりん大学管理運営事業
2
事業の目的
今後,高齢化がさらに進行することが見込まれる地域社会においては,「元気な高齢者」は
地域社会を支えることができる貴重な人材として,それぞれの立場で地域活動を行っていくこ
とが求められている。
また,県が積極的に取り組んでいる「共生・協働の地域社会づくり」をさらに推進するために
も,これからの地域社会の主要な担い手としての高齢者リーダー等をより多く養成する必要が
ある。
このため,地域活動に意欲のある高齢者に対し,社会参加のために必要な知識や技能を修得
する機会を提供する「かごしまねんりん大学」(以下「大学」という。)の管理運営を行うと
ともに,大学修了生の社会参加を支援する。
3
事業の概要
別紙のとおり
4 委託業務の内容
(1) 受講生の募集・決定
関連文書(募集案内,ポスター等)の作成・印刷・発送,応募受付,受講決定通知の発送,
修了証書の交付 など
(2) 開閉講式の実施
選択コースの合同開講式,コース毎の閉講式,集中講座及び公開講座の開閉講式
など
(3) 各講座の実施・運営
ア 選択コースの運営
各コース(地域デビュー総合コース,実践力養成コース)の講座の準備(内容の決定,
講師の人選・依頼,現地研修先の選定等),講座の運営 など
イ 集中講座の運営
受講生の募集・決定,講座内容の決定,講師の人選・依頼,講座の運営 など
ウ 公開講座の運営
受講生の募集・決定,講座内容の決定,講師の人選・依頼,講座の運営 など
(4) 関係機関・団体等との連絡調整
ア 講座の連携
かごしま県民大学中央センター等が行う講座(かごしま県民大学連携講座等)との連携
イ 講座の実施に係る協力
県老人クラブ連合会,県ボランティアセンター(県社協),関係団体(NPO等)に対
する講座実施に係る協力要請
ウ 講座会場,現地研修先等の確保
主会場であるかごしま県民交流センターのほか,現地研修先であるNPO,老人クラブ,
ボランティア団体,関係施設等の確保
(5) 講座の実施状況(実績)等の記録
ア 各講座の実施状況の周知・広報,記録(写真)等
イ 各講座の受講者数,修了者数等の集計
ウ 次年度の講座に向けたアンケートの実施
-1-
(6) 大学修了生の社会参加に係る支援
ア 大学修了生を「かごしまねんりん大学修了生人材バンク」として登録し,整備・管理
イ 大学修了生の社会参加状況の把握(追跡調査の実施と集計など)
ウ 登録者の社会参加を支援(市町村との連携による活動の場の開拓など)
(7) その他大学の事業目的を達成するための独自の提案事業の実施
講座内容をより充実したものにするための工夫,大学修了生の仲間づくり
など
5 応募に際しての留意事項
(1) 講座内容
講座内容は,応募者が事業の概要(別紙)を基本にして,具体的な内容,講師等を提案す
ること。
なお,各講座については,次の事項を踏まえた内容とすること。
ア
選択コース
受講生がそれぞれの地域において社会活動に参加し,地域課題に対応できる知識等を修
得できるように次のような工夫をすること。
(ア) 地域デビュー総合コース
地域活動の体験(1回以上の現地研修)や実技講座(パソコン操作等)等を実施する
とともに,受講期間中又は修了後に学習成果を地域活動に還元できるように,復習行為
(地域行事等での発表,ボランティア活動の参加等)を義務付けるなど。
※ 講座構成(24講義)
分
野
内
容
講義数
社会参加 社会参加の基礎知識,地域リーダーとの交流 等
14
自己研鑽 人権,環境,健康,危機管理,高齢者理解, 等
8
パソコン操作(報告や広報文書作成に特化した内容)
2
開催日:平成 27 年7月∼平成 28 年2月(原則として第1・3水曜日に開催)
(イ) 実践力養成コース
地域活動の体験(1回以上の現地研修)や演習(ワークショップ等)等を実施すると
ともに,受講期間中又は修了後に学習成果を地域活動に還元できるように,市町村老人
クラブの研修会等の講師として派遣したり,自治会や老人クラブのリーダーへの登用を
働きかけるなど。
※ 講座構成(12講義)
分
野
内
容
講義数
社会参加 地域活動実践家との交流や意見交換,地域イベント
10
の企画・実施 等
自己研鑽 広報,健康,危機管理,高齢者理解, 等
2
開催日:平成 27 年7月∼平成 27 年 10 月(原則として第2・4金曜日に開催)
イ
ウ
集中講座
熊毛地区(種子島)で実施すること。
※ 講座構成(6講義)
分
野
内
容
社会参加 社会参加の基礎知識,地域活動先進事例紹介 等
自己研鑽 人権,環境,健康,危機管理,高齢者理解, 等
開催日:平成 27 年 11 月頃(3日間)
公開講座
大島地区(徳之島)で実施すること。
開催日:平成 27 年 10 月頃(半日)
-2-
講義数
4
2
エ
その他
具体的な定員は,県が委託先の候補者と協議の上,関係機関・団体等の意見も踏まえて
設定する。
(2) 職員数
この事業に従事する職員(正規職員,非常勤職員等)の数は,各講座運営の効率性及び受
講生及び修了生へのサービスを損なわないように設定すること。
(3) 受講生の確保
大学の周知・広報に努めるとともに,市町村,関係機関・団体等とも連携を図りながら受
講生の確保に努めること。
(4) 受講者の費用負担について
テキスト等の教材費は自己負担とするが,その他施設見学の利用料金等については,受講
生に必要以上に負担をかけることがないようにすること。
※ 現地研修等の際の保険料や交通費(バスの借上費用等)については,受講生の負担では
なく,委託費から支出すること。
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履行期間
(契約締結日から)平成 28 年3月 31 日まで
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応募資格
次の要件をすべて満たすこと。
(1) 鹿児島県内に本店又は主たる事務所を有する法人その他の団体(以下「法人等」という。)
であること。
(2) 地方自治法施行令(昭和 22 年政令第 16 号)第 167 条の4の規定に該当しない者であるこ
と。
(3) 民事再生法(平成 11 年法律第 225 号)に基づく再生手続き開始の申立て又は会社再生法
(平成 14 年法律第 154 号)に基づく再生手続き開始の申立てがなされていないこと。
(4) 県から指名停止を受けていないこと。
(5) 法人県民税,法人事業税,消費税及び地方消費税を滞納していないこと。
(6) 暴力団(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第 77 号)第2
条第2号に規定する暴力団をいう。以下同じ。
)でないこと及び暴力団又は暴力団の構成員
(暴力団の構成団体の構成員を含む。以下同じ。
)若しくは暴力団の構成員でなくなった日
から5年を経過しない者の統制の下にないこと。
8 応募書類の作成及び提出方法
(1) 応募書類(A4版で作成してください。)
ア 応募書(様式1)
イ 団体調書(様式2)
ウ 高齢者を対象にした講座等の実績(様式3)
エ 講座計画書
(ア) 選択コース(様式4−1,2)
(イ) 集中講座(様式4−3)
(ウ) 公開講座(様式4−4)
(エ) 講座内容の考え方,具体的方策等(様式4−5)
オ 事業費積算書(様式5)
(2) 提出方法
持参又は郵送
(3) 提出期限
平成 27 年4月 13 日(月)午後5時まで(必着)
なお,持参の場合は,受付時間を午前9時から午後5時までとする。
(ただし,土・日曜日を除く)
-3-
(4) 提出場所
〒 890-8577 鹿児島市鴨池新町 10 番1号
鹿児島県 県民生活局 長寿・生きがい推進室(県庁9階)
(5)
9
10
提出部数
6部
委託費(事業に要する経費)
18,385 千円(消費税額及び地方消費税額を含む。)以内
質問の受付
公募要領の内容等に関する質問を次のとおり受け付ける。
(1) 受付期間
平成 27 年3月 23 日(月)から平成 27 年4月6日(月)午後5時まで
(2) 受付方法
「質問書」(様式6)に記入のうえ,FAX又は電子メールで提出してください。
FAX:099−286−5524
E-mail:[email protected]
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審査・選考方法
(1) 審査の仕方
別途設置する選定委員会において,応募者によるプレゼンテーションを行い,委員が提案
内容を総合的に審査し,最も優れた提案を行った応募者を委託先の候補者として選定する。
(2) 審査・選考基準
応募書類及びプレゼンテーションの内容を基に,次の項目により総合的に審査する。
審査基準
応
募
団
体
に
関
す
る
こ
と
提
案
内
容
に
関
す
る
こ
と
そ
の
他
評価項目
1
管理責任及び運営体制が明
確になっていること。
団体の設立目的や運営方針が明確にされ,目
的や方針に基づいた活動が行われているか。
2
良好で安定的な運営ができ
社会的信用,経営能力,事業を管理運営でき
る経営基盤を有すること。
る組織体制を有するか。
3
管理・運営の実績やノウハ
高齢者等を対象にした講座又はリーダー養成
ウを有すること。
等の実績があるか。
4
関係機関・団体等との連携
協力が図られていること。
県老連,県ボランティアセンター,NPO等
の機関・団体等と連携協力した事業実施が可能
であるか。
5
事業目的に沿った内容であ
り,実現が可能であること。
目的を的確に捉え,実現が可能な提案内容に
なっているか。
6
県民のニーズや課題に対応
した内容であり,相応の効果
・成果が期待できること。
高齢者の社会参加の促進に必要な情報や視点
が盛り込まれた講義の構成・内容になっている
か。
7
地域課題に対応するための
受講生が社会参加し,地域課題に対応できる
具体的かつ有効的な実施方法 力を修得するための現地研修や実技,演習等が
であること。
設定されているか。
8
修了生が社会参加を行える
修了生が学習成果を円滑かつ効果的に地域活
ように工夫した講座内容等に 動に還元させるための具体的な提案がなされて
なっていること。
いるか。
9
経費は予算の範囲内で,実
施内容は効率的であること。
費用面から見て事業実施の実現性はあるか。
-4-
10
その他事業目的に沿った独
提案内容は,事業目的の達成に向け実効性が
自の提案があること。
あり優れたものであるか。
(3) 選考結果
選考結果は,すべての応募者に対して文書で通知する。
(4) 業務委託契約の締結
業務委託契約の締結に当たっては,応募書類の内容をそのまま実施することを予め約束す
るものではない。したがって,委託先の候補者と県は,応募内容を基本に,業務の履行に必
要な具体的の履行条件などの協議,調整等(以下「協議等」という。)を行う。
この協議等が整ったときに,業務委託契約を行うが,協議等が整わない場合は,審査にお
いて次点とされた者が,改めて県と協議等を行うことになる。
12
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スケジュール
公募から大学開講までの主なスケジュールは,次のとおりとする。
平成 27 年3月 23 日(月)
公募要領公表,質問事項受付開始
4月 6日(月)
質問事項締切
4月 13 日(月)
応募書等の関係書類の提出期限
4月下旬
選定委員会の開催(プレゼンテーションの実施)
4月下旬
選考結果の通知
4月下旬
業務委託契約の締結
委託先による業務(受講生の募集準備等)の開始
5月中旬∼6月下旬 受講生の募集
7月上旬
大学の開講(講座の開始)
その他
(1) 応募書類の提出は,1者につき1提案とする。
(2) 応募書類は県に帰属するものとし,返却はしない。
(3) 応募書類は必要に応じて複写する。なお,これらの書類は候補者の審査・選考以外の目的
には使用しない。
(4) 応募に係る費用については,応募者の負担とする。
問い合わせ先
鹿児島県 県民生活局 長寿・生きがい推進室(担当:山口)
〒 890-8577 鹿児島市鴨池新町 10 番1号
電話:099−286−2568
FAX:099−286−5524
E-mail:[email protected]
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