第 2 回 松島町長期総合計画策定検討庁内委員会 摘 録

第2回
松島町長期総合計画策定検討庁内委員会
摘
録
平成 26 年 7 月 2 日(水)
■開催日時
13 時 30 分~15 時 30 分
■場
松島町庁舎
所
3階
大会議室
■出 席 者
委
員:亀井純委員長、千葉繁雄副委員長、福田光輝委員、蜂谷文也委員、相澤光治委員、
赤間香澄委員、田瀬高広委員、櫻井和也委員、齊藤惠美子委員、長田大知委員、
佐藤綾委員、梁川秀幸委員、鈴木えり子委員、高成誠一委員、松谷倫明委員、
熊谷賢委員
欠席者:安土哲委員、高橋浩司委員
事務局:松村企画調整課まちづくり支援班主査、石田主事、針生主事
中央コンサルタンツ(株)
■次
第
1
開会
2
委員長あいさつ
3
議題
①現行の長期総合計画の進捗評価について ··········· 【資料 1】
②住民アンケート素案について ····················· 【資料 2】
4
閉会
■庁内委員会の開催状況
1
■議事要旨
1 開会
・開会
(事務局)
2 委員長あいさつ
(委員長)
・第 2 回の長期総合計画策定検討庁内委員会ということでお集まりいただいた。よろしく
お願いしたい。
3 議題
・資料 1 の説明
(事務局)
「①現行の長期総合計画の進捗評価」について
(委員長)
・議題①については、大きく 2 つに分かれていると思っている。2 ページから 16 ページま
での施策の進捗状況点検表の件で分からないことがあれば、挙手の上で質問していただ
きたい。
(委員)
・第 1 次や第 2 次までに完了または削除されている施策に関しても担当班を調べなければ
いけないのか。
(事務局)
・担当班については記入していただきたい。
(委員長)
・本日の会議が終了して持ち帰ってから資料の記入に関して質問が生じた場合は、企画調
整課に確認するべきか、それとも中央コンサルタンツに確認するべきか。
(事務局)
・一度企画調整課のほうに質問を頂いてから、中央コンサルタンツに報告・確認する。
(委員長)
・本日の会議が終了して持ち帰ってから新たに質問等が生じた場合は、事務局に報告して
いただく。
2
(委員)
・事業評価の達成度点数について、各課で点数を付ける必要があるのか、それとも自動集
計となるのか。
(事務局)
・進捗評価の点数については、表にデータを入力することで事業の進捗率が自動集計され
る。
(委員)
・今回入力するデータは、資料に示されている施策についてのみで良いのか。
(事務局)
・資料に提示されている施策についてのみで良い。今回の資料に記載されていない施策が
あるということか。
(委員)
・今回の資料には 27 年度までしか記載されていないが、28 年度以降の新たな施策等に関
しては記載する必要はないのか。
(事務局)
・現行の計画の進捗に関するデータなので、28 年度以降の新たな事業などではなく、現行
計画の施策についての進捗評価を行っていただきたい。
(委員長)
・現在 27 年度までの基本計画が実施されているが、その中に掲載されている事業が今回の
資料に掲載されている。チェックはしてあるが、万が一基本計画に載っているはずのも
のが無ければ言っていただきたい。28 年度以降にこのようなことをやりたいという話し
合いは別の機会に行う。
・私からも一つ質問させていただく。現在、復興事業を進めているが、この総合計画進捗
状況のデータに反映しなくてもいいのか。
(事務局)
・ほとんど建設課がらみの話になるが、総合計画の施策と復興計画は同列に近い位置づけ
となる。したがって整理はさせていただきたい。特に、道路事業や下水道事業に関して
は現行の事業に反映できる部分があると考えている。
(副委員長)
・復興計画は復興計画で事業を展開することになるが、道路などの整備は総合計画の事業
に含めても良いと思う。道路は道路なので。
3
(委員長)
・復興計画を見れば一目瞭然で、総合計画とはお互いにリンクし合っている。しかしデー
タを入力する上でどれだけリンクしてくるか疑問に思う点も出てくると思う。その時は
どのように対応すればいいのか。
(委員)
・復興事業で行っている道路事業に関して、具体的には 5 ページの町道の整備事業になる
が、新たな事業ということで変更として書き込むのが良いのか、それとも別事業として
捉えれば良いのか。
(副委員長)
・復興計画と重複しているものは、事業内容に復興事業と記載して整理しても良いと思う
が、復興計画にしかないものは、総合計画の進捗として新たに含めなくても良いと思う。
(委員長)
・避難施設や避難場所など、復興計画にしかないものがある。これらの記載方法等につい
ては、事務局のほうで調整する。
・他に何かあるか。
(委員)
・担当課がまたがっている部分については、自分の課だけの評価をすれば良いのか、それ
とも重なっている課との調整を行ったほうが良いのか。
(委員長)
・町民福祉課と健康長寿課は出てくる。これらについては二つの課で行ってほしい。また
がっている部分については追加でヒアリングも行う。
(委員)
・6 ページの 57 番の建築物の耐震化の促進については7課またがっている。どの課が音頭
をとって行えばいいのか。
(事務局)
・この施策については、公共施設を保有している課すべてが該当しているが、公共施設ご
とに評価の仕方が変わってきてしまうため、各課でそれぞれの担当施設について評価を
行っていただきたい。
4
(委員長)
・町民福祉課と健康長寿課はもともとひとつの課だった。したがって、二つの課で評価を
行わなければならない施策も出てくると考えられる。そういうものがあれば、相談し合
っていただきたい。
(事務局)
・状況に応じて対応してほしい。
(委員)
・復興班に十八条協議の関係で工事等が来ているが、例えば避難施設とかそういった関係
の場合は、担当課の窓口は所管課になるが、この場合のうちの班の書き方はどうなるか。
(委員長)
・十八条協議の物件については、所管課は協議元になる。協議元、お願いした所で書いて
もらえば良いと考えられる。
・復興で十八条協議として行っているのは、どういった施設か。
(委員)
・防災の避難施設関係と倉庫、観光の西行とか、幼稚園などになる。
(委員長)
・他になにかご質問はないか。実際に書いてみると障害が出てくるかもしれない。
・自分の担当課が謝って記入されているなど、今、おかしい部分はないか。
(委員)
・8 ページ 97 番のボランティアに関して、町民福祉課福祉班を想定していると思うが、社
会福祉協議会にボランティアで行っていただいている部分があり、事業としては直接や
っているわけではない。これらは個別相談で良いか。
(委員長)
・直接、社会福祉協議会に進捗評価をしていただくつもりはない。例えば国道 45 号の事業
について、国に評価をしてもらうということはない。この場合は建設課に評価してもら
うことになる。所管するのに一番近い課でやってもらうしかないと考えている。
・他にご質問等はあるか。
(委員)
・10 ページの 120 番の高齢者・障害者の健康寿命の延伸を図るに関して、これは教育課に
なるか。
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(委員長)
・スポーツ振興基本計画で出てきたものではないか。スポーツ振興基本計画に掲載されて
いるものすべてを教育課でやるわけではないので、他の課で評価してもらっても良い。
・実際に実施しているのは健康長寿課らしいので、担当課を健康長寿課に直していただき
たい。
(委員)
・14 ページ 156 番の湛水防除事業・農道整備事業は建設課で行っているものではないか。
(委員)
・これは建設課で行っている施策である。155 番は産業観光課とまたがる部分がある。
(委員長)
・156 番は、担当課を建設課に直していただきたい。155 番の施策については2課で相談し
て評価していただきたい。
・担当課に記載されている課だけで完結しなくても良い。相談していただいいて構わない。
(委員)
・平成 13 年度の 178 番の農村総合整備事業も建設課ではないか。
(副委員長)
・当時は農林水産課で行っていたものだと思う。
(委員長)
・当時、農林水産課で行っていたと思われるが、この扱いはどうするか。
(事務局)
・今現在の課に当てはめて、現在の担当課が評価していただきたい。
(委員)
・今現在行うとしたら建設課の施策になる。
(委員長)
・漁港関連の担当課については大丈夫か。
(委員)
・基本は建設課で行っている。ハード関係は全て建設課である。
(委員長)
・磯島の活用とあるが、活用する場合はどうなるか。
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(委員)
・活用となると産業観光課かもしれない。
(事務局)
・担当課が二つになっても問題無いと考えている。
(委員長)
・二つの課に評価していただいたとなるだけで、かえっていいことだと思われる。
(委員)
・8 ページの 111 番(一次)の公共施設等バリアフリー事業について、多数の課がまたが
っている。これは公共施設等が漠然としているがどのように考えればよいか。
(委員長)
・これは先ほどの耐震化と同様である。各課で担当している施設についてバリアフリー化
が進んでいるかどうかのチェックをしていただきたい。水道事業所は浄化センターにつ
いてである。
(委員)
・12 ページ 142 番の地域間交流の推進について、実際には地域間交流は総務課だけでなく
産業観光課も行っている。締結等は総務課で行っているが、交流事業の展開には産業観
光課も関わっている。どのように考えればいいのか。
(委員長)
・締結の実務は総務課で行って、事業になったときに産業観光課で観光交流や産業交流を
行うことになるが、先ほどの十八条協議の関係と同様に元の所管として総務課に記載し
ていただけば良いと思われる。ただし、総務課には産業観光課の意見も踏まえた評価を
していただきたい。
(委員)
・8 ページ 102 番の後期高齢者医療保険事業について、町民福祉課と健康長寿課が併記さ
れているが、単に保険料の徴収率アップということだけであれば、町民福祉課だけでい
いのではないかと思われる。
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(委員長)
・町民福祉課のみに修正していただきたい。
・他に何かご質問はないか。中にはどの課の所管でもない施策が出てくるかもしれない。
そういう時はその都度事務局に言ってほしい。
・それでは、次に 17 ページの説明をお願いしたい。
・資料 1(17 ページの説明)
(事務局)
(委員長)
・施策名の欄はどうすればいいのか。課ごとに書けばいいのか。
(事務局)
・施策名は事務局(中央コンサルタンツ)側で記入してから、データをお渡しする。
(委員長)
・長期総合計画のとき一番悩むのが、どの事業を書くかということ。維持管理業務までは
いらないと言ったのに書いてきたり、自分の解釈で書いてくることもある。今回につい
ては、事業名は書いていただけるということになる。
・何かご質問はあるか。
(委員)
・主要施策という中で、特に建設課は国や県が事業主体ということが多くある。そういっ
た施策は除いたほうが良いのか。
(事務局)
・17 ページのシートに出てくる施策は、2 ページから 16 ページまでに出てきた施策である。
したがって、国や県が主体となる国道や港湾等の施策も出てくる形になる。
(委員長)
・国や県が事業主体のものが出てきた場合は、どうすればいいのか。
(事務局)
・国や県の事業費の情報は把握できるか。
(委員)
・国・県主体の事業費の情報を掴むのは難しい。
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(事務局)
・このシートでは町の予算の使い方を把握したいと考えている。負担金等を払って国・県
にやってもらっているような施策は出てくるかもしれない。国・県が全額払って実施し
ているような事業は把握しなくてよいと考えている。実施計画で掲げている事業費レベ
ルを把握できれば良いと考えている。
(委員長)
・実施計画では国・県が全額払って実施しているような事業は掲げていない。施策で拾わ
れてしまっていたら、その旨を備考欄に記入していただきたい。
・27 年度に発注して 28 年度までまたぐような事業についてはどう扱えば良いか。27 年度
分の予算だけを取り扱えば良いか。
(事務局)
・第三次の整理は 27 年度までになる。そのため 27 年度の事業費を記載していただきたい。
・補足説明として、今回、どうしてこのような調査を行うかというと、総合計画の進捗を
振り返るということで、定量的に評価をしたいと考えている。そういった中で、施策の
数に対して実際それが達成されたか否かという、数に対する進捗率が一つの評価指標で
ある。もうひとつがお金の指標ということで、例えば、道路の事業費を過去三年で積み
上げてきて 10 億使って達成したという評価が出たときに、それに対して町民アンケート
を実施し、道路事業に対する町の満足度というものを重ね合わせて、実際に満足度とお
金の使い方が合っていればいいが、そこで合わなかった場合は何が問題なのかを調べて
いく必要があると考えられる。事業費の調査はこうした使い方もしていきたいと考えて
いるため、ご協力いただきたい。
(委員長)
・面白い調査かと思う。今までになかった切り口だと思う。実は必要なことだったのかも
しれない。
・このシートの締め切りはいつなのか。例えば 2 ページから 16 ページまでをいつまでで、
17 ページをいつまででという形にしてもよいが同時でもよい。どのくらいでできるだろ
うか。コンサルさんの調査票の準備はいつまでかかりそうか。
(事務局)
・今日の結果を踏まえてシートを整理して、今週末くらいには照会にかけたいと考えてい
る。
(事務局)
・調査票のデータファイルの提出は、二週間程度でお願いしたい。
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(委員長)
・それでは、データファイルの事務局への提出は、7 月 18 日までにお願いしたい。
(事務局)
・データファイルは各班ではなく各課でまとめて提出をお願いしたい。
(委員長)
・もともと資料の担当課欄には班まで書いてあったが、班をまたいで業務を行っている場
合もあるため班を消して課だけにした。ただし、担当班の欄には実際に所掌している班
を書いていただきたい。
(委員)
・3 ページ 22 番の長松園・絆の森・治祐ヶ森・扇谷の整備と活用について、長松園には教
育課は絡んでこないか。
(委員長)
・長松園の全体の管理は産業観光課が行っている。
(事務局)
・2 ページから 16 ページの担当課の欄について、データを配る際に担当課ごとにソートし
たものを配りたいので担当課のチェックを明日までに行い、間違いがある場合は事務局
に報告していただきたい。
(委員長)
・担当課のチェックを明日までにお願いしたい。他に何かご質問はないか。
・無いようなので次に進みたいと思う。住民アンケートの素案について事務局から説明が
あるが、前回産業観光課から提案があった観光振興計画に関するアンケート設問の追加
については、今回は見送りとなったことを報告させていただく。
・資料 2 の説明
(事務局)
「②住民アンケート素案」について
問6の設問は、第三次の長総策定時のアンケート調査と設問内容を合わせている。
同じ設問にすることで、町民の意向の推移を把握することができると考えている。
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(委員長)
・補足で説明させていただくと、4 ページの下にある 4 つのゾーンにアンケートの設問項
目を整理するというやり方が書いてあるが、今回この業務を発注するに当たってプロポ
ーザルを行った。各社様々なシミュレートのやり方を出してきたが、中央コンサルさん
のこのやり方が良いということで評価された。私も面白いと思っている。もっとスタン
ダードなところで言うとスウォットというものがあって数年前は流行った。それで提案
してきたところもあったが、私は否定的だった。
・アンケート調査内容について、分かりにくい点等があれば意見をいただきたい。
(委員)
・4 ページの 20 番に関して、保育サービスの充実などという例示の記述があるが、回答者
はこれに限定して考えてしまうのではないか。親切な書き方にも見えるが、安心して子
育てできる環境整備に関しては、保育サービス以外にも医療費支援や虐待対応など色々
ある。ただし、前回の設問とリンクさせるのであれば、前の質問に近い内容のほうがい
いとは思うが。
(委員長)
・確かに保育サービスの充実に限定して回答される可能性がある。この設問の趣旨は子育
ての環境ということで大きく捉えてほしいということだと思う。後半の文だけにして「安
心して子育てできる環境整備」としたら漠然としすぎだろうか。
(委員)
・
「安心して子育てできる環境整備」にすると、広範になりすぎる気もするが、他の設問は
農林業の振興などまっすぐ質問しているものがあるので、質問させていただいた。
(委員長)
・そのような意味で言えば、広範に捉えるとすると「安心して子育てできる環境整備」で
もよいと思われる。
(事務局)
・今のご指摘に関して、他にイメージを間違って捉えられそうなケースはあるか。
(委員)
・3 ページ 4 番に関して、良質な飲み水の供給というのを住民はどのように捉えるだろう
かと思った。
(委員長)
・先ほどの田瀬君の話にも関連するが、例えば 13 番の道路標識やカーブミラー等の交通安
全施設の充実についても、後半の文だけで良いのではないかということになる。
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(委員)
・12 番の設問はどういった意味なのか。耐震診断などの支援を指すものなのか。
(委員)
・耐震化に対する補助とすると金額が十分だったかなどと捉えられるが、一般住宅の耐震
化という表記のみでは、耐震化の工事がうまくいったかどうかという捉え方をされる人
もいるかもしれない。
(事務局)
・12 番の一般住宅の耐震化というのは、先ほどの施策の資料では 4 ページの 23 番の一般
住宅耐震化事業にあたる。この設問の趣旨としては、耐震診断などの補助などの支援に
ついての満足度を問いたいと考えている。そのため、ご指摘のように耐震化の補助など
の表記に改めたい。
(委員長)
・それなら補助ではなく耐震化施策としたほうがいいのではないか。補助とすると、補助
金がお決まりのパターンなのかと指摘される懸念もある。
・先ほどの良質な飲み水の供給について何か意見はないか。
(事務局)
・良質な飲み水の供給については、先ほどの施策では、安全・安心な水の供給という施策
になっている。
(委員長)
・安全・安心とすると、地震時などでも大丈夫だと捉えられるかもしれない。
・良質というとおいしい水という意味で捉えられる気もする。
(事務局)
・水道は一定基準の水質をクリアしたものが供給されているということは大前提となる。
今回は「災害時にも安定した水の供給ができる」といったような設問にしてもいいかも
しれない。
(委員長)
・今、委員の発言があったが、33 番の「観光施設の充実や PR 等の観光振興の支援」とあ
るが、支援は違うのではないかという指摘についてはどうか。
(委員)
・観光振興については支援だけではないと思う。
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(委員長)
・観光振興については、支援は消していただきたい。
・また、50 番まちづくりを考える活動についてどう思うか。
(委員)
・漠然として何を言っているか分かりにくい。
(委員長)
・家にいて、まちづくりどうしようかと考えるだけでも、まちづくりを考える活動になる
と思う。また、このような場に来てまちづくりについてディスカッションするのもまち
づくりを考える活動である。
(委員)
・コミュニティ分野なので、町に対して自分が関わってきたことを振り返りできるような
設問がいいのではないかと思う。今の設問では客観的なことなのか自分事なのかも分か
りにくい気がする。これから協働のまちづくりを進めていくうえでもまちづくりに関わ
る意識をアンケートで把握できると良い。
(委員長)
・協働や参画という言葉がどこかに入っていると良いかもしれない。
(事務局)
・50 番の設問に関しては漠然としすぎているので、協働などのキーワードを入れたいと思
う。
(事務局)
・まちづくりという言葉自体に町民があまり親しみを持っていないのではないか。協働の
ような一緒にやるという意味に関しては言葉の使い分けができるが、まちづくりに関し
ては、例えば問 6 というのはこれまで松島町が取り組んでこられたことに対してのいわ
ば通知表のようなもので、まちづくりを考える活動という言葉自体には違和感があるが、
例えばまちづくりに対する支援に対して町がどのような支援を行ってきたかということ
を町民がどのように評価してくれるかという聞き方であれば良いと思う。主語はすべて
「町がこれまでに取り組んできた」である。
(委員長)
・これはまちづくりに参加しやすかったかどうかを聞きたい質問ということで良いのか。
(事務局)
・そのような機会を与えてくれたのかを聞きたい。
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(委員長)
・まちづくりに参加しやすい自治体と参加しにくい自治体があるようで、結果的にはそれ
を聞きたいということである。まちづくりに参加しやすい自治体と参加しにくい自治体
というように簡単に言ってしまったが、これには仕掛けがある。しっかり町の情報が公
開されていないとまちづくりには参加できない。そのため、情報提供がまちづくりの施
策の基本になると考えられる。
(事務局)
・まちづくりへの参画機会のような言葉に置き換えても良いかと思われる。
(委員長)
・そのように変えたほうが良いと思う。
(委員)
・自分が答えようとすると難しいと感じたのが 39 番の健全な財政運営についてである。何
をもって健全な財政運営なのか、一人一人捕らえ方が違うのではないかと思う。
(事務局)
・情報公開のような意味合いでも良いと思う。健全=常に町民が監視できる体制が町に整
っているかという考え方もある。
(委員長)
・それは 37 番に当てはまることだと思う。
(委員)
・健全かどうかを町民が評価しづらいと思う。情報をちゃんと伝えているかということに
なるかもしれない。
(委員長)
・直感的に答える人がいると思う。私は聞いたことも見たこともないから不満であるとい
う人や、分からないからどちらともいえないという人もいるのではないか。この設問に
ついては一考していただきたい。
・24 番について、分別と原料を「・」で並列したのは何故か。
(委員)
・原料ではなく、減量のことではないのか。
(事務局)
・誤字のため、減量に修正する。
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(委員)
・そもそも、このアンケートは広報と一緒に配布するということは世帯にひとつ配布され
ると思うが、そうであれば、設問1の中の「あなたの年齢は」の選択肢で 20 歳未満に回
答してくる人を想定したときに相当な穴が開くような気がする。その場合はどうするの
か。別にアンケートを作るべきではないのか。例えば、今回は子ども版の総合計画を作
るということで、小学校や中学校のアンケートや出前講座があると聞いていたが、ここ
で 20 歳未満というくくりにすると、その子たちが答える選択肢が少なすぎる気がする。
(委員長)
・小・中学生たちのアンケートはこれとは別に行う。20 歳未満というのは 15~20 歳くら
いの人たちのことを言っている。前回のアンケートでも同じような聞き方をしたが、20
歳未満は二アリーゼロだった。このアンケートに回答してくるのはだいたい 60~69 歳の
方が多い。
(委員)
・回答してほしい人を狙うことは難しい気がする。
(委員長)
・アンケートをお願いする側の思いとしては、家族で話し合って書いてほしいと考えてい
る。ただ、書いている本人は何歳なのかということを聞いている。皆さんで話し合って
ほしいということも書き添える。現実的には、例えば私の家にアンケートがきたら、私
しか書かない。しかし、スタンスとしてはこのような形でいく。それが全世帯アンケー
トのメリットでありデメリットでもある。全世帯アンケートではなく全町民アンケート
にした場合は膨大な費用がかかる。
(事務局)
・前回のアンケートでは、20 歳未満と回答した人は二人だけで 0.2%だった。一番多かっ
た年齢層は 60 歳代で約 30%だった。
(委員長)
・今、住民懇談会に参加しているが、一番多い年齢層は 60~69 歳である。一番若い人で
40 歳くらいだと思う。
(事務局)
・60 歳と 70 歳代を合わせると、全体の 6 割程度になっている。
15
(委員)
・年齢層で塊ができてしまう。そうするとアンケート自体も偏りが出てきてしまう。子供
たちのことは関係なく、自分は体調が悪いから介護を優先してほしいなどの意見が出て
くれば、実際にはそれを優先することになると思う。このへんの問題はどうするのか。
(事務局)
・それを補うために中学生アンケート等を考えている。この全世帯アンケートの偏りをど
うするのかということに関しては、委員長が言われたように、メリットもありデメリッ
トもあると思う。
(委員)
・逆に指名してアンケートを行う方法はどうか。
(委員長)
・それは考えていない。手法としてはあるが何を根拠に抽出するのかが問題になる。ラン
ダムに抽出する方法もあるが、それも回収率が下がる原因になる。
・事務局をフォローすると、まず中学生アンケートを行う。それから Web アンケートも行
う。これにより、それなりに良い数字はあがってくると思う。それらでトータル的に意
向を把握できると思われる。このアンケート調査だけで終わるのであれば問題である。
15 年前は、このアンケート調査と中学生アンケートを行って、Web アンケートは無かっ
た。
・Facebook も使うと思うが、Web アンケートと Facebook は併設するのか。
(事務局)
・別で行う。
(委員)
・設問は同じものになるのか。
(委員長)
・少し変えると思う。Facebook のほうは観光をかなり考えたものにする。
(委員)
・きっとこのアンケートに答えられるのは町の事を良く知っている人で、満足の判断もで
きる人だと思う。私はこの部分は判断できないというときにどの番号に丸をつけたら良
いのかが問題だと思う。「どちらとも言えない」にきっと丸を付けると思うので、60 代
や 70 代が多いのであれば、やはり健康福祉の方に興味があるのかというように偏りが出
てくると思う。
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(委員長)
・今までに皆さんがとった各課のアンケート結果も頂く。それも反映した計画にしていく。
これだけでは完結はしない。いろいろな問題点もあるがより多くのサンプル数がほしい
と考えている。
(委員)
・分からない分野については「どちらともいえない」と答える人や、分からないから不満
という方もいると思うが、このアンケートの中に「判断がつかない場合は 3 番に付けて
ください」といった注釈を書いてしまうのは意味合いが変わってくるのか。
(事務局)
・それは避けた方が良い。
(委員)
・奇数択にすると私はどうしても真ん中につけたくなる。真ん中の「どちらともいえない」
を外して偶数択にするのはまずいか。
(委員長)
・真ん中を基準に考える人もいる。直感的にみてこれは満足、不満という人もいるが、真
ん中を基準にしてどちらかといえば満足、不満という人もいる。したがって真ん中はあ
ったほうがいいと思う。
(委員)
・飛び飛びで記載していない空欄があった場合はどういう扱いにするのか。
(委員長)
・それは無回答にする。
(委員)
・定住意向の 15 年前と今を比べることに関しては、15 年前から引き続き住んでいる人の
みが答えることになるのか。去年松島に来たから分からないのか、ずっと住んでいても
分からないのか、同じ分からないでも区別がつかなくなってしまうのではないか。
(事務局)
・クロス集計すれば分かる。問1で 15 年前に住んでいた地域を問うので、そこで 15 年前
に松島に住んでいれば、純粋に分からないということになる。
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(委員長)
・A4 の 3 ページの 5 番の下水道の整備に関して、実は松島町の人口 15,000 人の 75%が下
水道の恩恵に与る地域で、面積でいうと 6%である。面積でいうと 94%の人、人口でい
う 25%の人はこの設問の対象外となってしまう。浄化槽も含むということにするか。下
水道サイドはどう思うか。
(委員)
・下水道という表現はどちらの意味にも取れる。
(委員長)
・浄化槽も含めるほうが良いのではないか。合併浄化槽を含めると全エリアが対象となる。
(副委員長)
・汚水だけで良いのか。雨水も含め全般で聞いているということでいいのか。
(委員長)
・下水道というと汚水というイメージがある。ここでは汚水に関する設問で良いと思う。
・設問6については、広範な表現と具体的例示の仕方等に関して、全体的に見直しをして
いただきたい。
・他に何かご質問はあるか。持ち帰って自分でやってみて違和感あるものがあれば今週末
までに教えていただければ、検討したいと思う。
・本日はこのへんで終了したいと思うが、次回の開催日はいつになるのか。
(事務局)
・次回は 8 月 6 日水曜日の 13 時 30 分からを予定している。
(委員長)
・案内はメールだけとなるので気をつけていただきたい。次回は 8 月 6 日水曜日 13 時 30
分から、会議室はこの会場になる。
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4 閉会
(事務局)
・閉会にあたって副委員長から一言お願いしたい。
(副委員長)
・私の方は復興計画も担当している。追って去年お願いしたような調査をお願いすること
になるのでよろしくお願いしたい。
(委員長)
・閉会のあいさつ
(終了)
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