パンフレット - 鉄道総合技術研究所

2015 年度
公益財団法人
鉄道技術に携わる皆様へ
鉄道総合技術研究所は、1986 年 12 月に日本国有鉄道が行っていた研究開発を承継
して財団法人として設立され、1987 年 4 月の JR 各社の発足と同時に事業活動を開始し
ました。2011 年 4 月には公益財団法人に移行し、鉄道技術に関する研究開発を中心と
して、鉄道技術に関する出版及び講習会の実施をしています。
鉄道技術講座は、鉄道の基礎技術や研究開発成果の普及を図ること目的として、鉄道
技術に携わる皆様に鉄道技術に関する正しい知識や最新の技術動向を習得して頂くこと
ができるよう 1992 年に開設しました。以来、車両、土木構造物、建築、防災、地震工学、
軌道、沿線環境、電力、信号通信、運輸、人間科学分野などの鉄道の主要な技術分野を
網羅した講座を毎年開催しています。
今年度は 29 種類 31 講座を開講します。最近の人間科学分野の研究開発成果に基づき
「事故の聞き取り調査手法の基礎」を新設しました。また、昨年 4 月に鉄道地震工学研究
センターを設置したことに伴い、地震工学関連の 3 講座をシリーズ化してリニューアル
し、基本知識を体系的に習得して頂けるようにしました。
これらの講座の特徴は、先端の研究開発を担う鉄道総研の研究者が講師となり、関連
技術の要点を基礎から応用まで分かりやすく解説すること、実務に役立つ実例を多く取
り入れること、体験学習や試験設備見学などを含むことです。
鉄道事業者をはじめ様々な鉄道関連企業に所属する方で、特定の技術分野に限らず、
関連技術の体系的理解を深めたい中堅技術者の方にもお役に立つことを目指しています
ので、多くの皆様の受講をお待ちしています。
2015 年 4 月
公益財団法人鉄道総合技術研究所
理 事 高
井 秀 之
2015 年度鉄道技術講座 技術分野一覧
講座
No.
講座タイトル
車両
土木
構造物
1
新入社員のための鉄道技術概論(品川)
○
○
○
2
新入社員のための鉄道技術概論(大阪)
○
○
○
8
鉄道車両技術概論(第 1 回)
◎
5
17
車両部品のメンテナンス
◎
8
19
鉄道車両技術概論(第 2 回) ◎
9
27
車両用材料の特性と評価
◎
30
鉄道車両の空転滑走防止
◎
建築
防災
一般
地震
工学
電力
信号
通信
運輸
人間
科学
ページ
○
○
○
○
○
3
○
○
○
○
○
3
軌道
沿線
環境
○
11
12
注入の設計施工概論
◎
5
12
コンクリート構造物の維持管理概論 ◎
6
20
トンネル維持管理の基本
◎
9
18
鉄道建築概論
24
鉄道の気象災害
25
災害事例に学ぶ鉄道防災
○
◎
22
地震に備える技術(地震防災編)
○
○
23
地震に備える技術(耐震設計編)
地震に備える技術
26 (耐震設計のための動的解析法入門編)
7
◎
○
◎
○
8
○
10
11
◎
10
◎
◎
10
◎
◎
11
14
軌道構造の力学と理論
◎
7
15
軌道構造の設計と保守
◎
7
16
軌道管理手法入門
◎
8
10
鉄道沿線環境概論
4
○
○
○
○
き電概論 ○
◎
6
○
◎
4
○
◎
9
21
電車線とパンタグラフ
28
信号通信技術概論
◎
12
29
コンピュータ制御信号システムの安全
性・信頼性技術概論
◎
12
31
鉄道における EMC と国際規格概論 ◎
13
○
○
○
輸送計画と運行管理
◎
5
13
鉄道における需要予測と旅客流動デー
タの活用
◎
7
3
鉄道におけるユニバーサルデザインの
基礎
5
6
9
11
○
○
○
◎
3
ヒューマンファクタ事故分析法の基礎
◎
4
事故の聞き取り調査手法の基礎
◎
4
安全の人間科学概論
◎
6
凡例 ◎:主な技術分野、 ○:関連技術分野(講義の内容に関連する項目が含まれている)
1
2015 年度 鉄道技術講座開催一覧
№
2
講座タイトル
開催場所
1
新入社員のための鉄道技術概論(品川) 品川コクヨホール
2
新入社員のための鉄道技術概論(大阪) 大阪毎日新聞インテシオ
3
鉄道におけるユニバーサルデザインの
基礎
4
き電概論 5
ヒューマンファクタ事故分析法の基礎
6
定員
受講料
(円 / 税込)
2015 年 6 月 1 日(月)~ 6 月 2 日(火)
32,400
80
2015 年 6 月 11 日(木)~ 6 月 12 日(金)
32,400
鉄道総研 研修室
40
2015 年 6 月 23 日(火)
17,280
鉄道総研 研修室
53
2015 年 6 月 24 日(水)
32,400(2 日間受講)
53
2015 年 6 月 25 日(木)
17,280(どちらか1日のみ受講)
UDX NEXT1 秋葉原
60
2015 年 7 月 2 日(木)
20,520(マニュアル代含む)
(別売ハンドブック有り)
事故の聞き取り調査手法の基礎
UDX NEXT1 秋葉原
60
2015 年 7 月 3 日(金)
20,520(マニュアル代含む)
(別売ハンドブック有り)
7
注入の設計施工概論
鉄道総研 研修室
53
2015 年 7 月 17 日(金)
8
鉄道車両技術概論(第 1 回)
鉄道総研 研修室
53
2015 年 7 月 23 日(木)~ 7 月 24 日(金)
32,400
9
輸送計画と運行管理
鉄道総研 研修室
53
2015 年 7 月 27 日(月)~ 7 月 28 日(火)
32,400
10 鉄道沿線環境概論
鉄道総研 研修室
53
2015 年 7 月 31 日(金)
17,280
11 安全の人間科学概論
UDX NEXT1 秋葉原
100
2015 年 8 月 25 日(火)
17,280
12 コンクリート構造物の維持管理概論
鉄道総研 研修室
40
2015 年 9 月 29 日(火)~ 9 月 30 日(水)
13 鉄道における需要予測と旅客流動
データの活用
鉄道総研 研修室
53
2015 年 10 月 1 日(木)
17,280
14 軌道構造の力学と理論
ベルサール神保町
120
2015 年 10 月 6 日(火)
17,280
15 軌道構造の設計と保守
ベルサール神保町
120
2015 年 10 月 7 日(水)
17,280
16 軌道管理手法入門
ベルサール神保町
120
2015 年 10 月 8 日(木)
17,280
17 車両部品のメンテナンス
UDX NEXT1 秋葉原
100
2015 年 10 月 20 日(火)
17,280
18 鉄道建築概論
鉄道総研 研修室
53
2015 年 10 月 22 日(木)~ 10 月 23 日(金)
32,400
19 鉄道車両技術概論(第 2 回)
鉄道総研 研修室
53
2015 年 10 月 27 日(火)~ 10 月 28 日(水)
32,400
20 トンネル維持管理の基本
鉄道総研 研修室
53
2015 年 11 月 17 日(火)~ 11 月 18 日(水)
32,400
21 電車線とパンタグラフ
鉄道総研 研修室
53
2015 年 11 月 19 日(木)~ 11 月 20 日(金)
32,400
22 地震に備える技術(地震防災編)
鉄道総研 研修室
53
2015 年 12 月 3 日(木)
17,280
23 地震に備える技術(耐震設計編)
鉄道総研 研修室
53
2015 年 12 月 4 日(金)
17,280
(別売テキスト有り)
24 鉄道の気象災害
鉄道総研 研修室
53
2015 年 12 月 8 日(火)
17,280
25 災害事例に学ぶ鉄道防災
鉄道総研 研修室
53
2015 年 12 月 9 日(水)
17,280
地震に備える技術
26 (耐震設計のための動的解析法入門編)
鉄道総研 研修室
42
2015 年 12 月 11 日(金)
22,280(PCレンタル代含む)
(別売テキスト有り)
27 車両用材料の特性と評価
鉄道総研 研修室
53
2015 年 12 月 14 日(月)
17,280
28 信号通信技術概論
鉄道総研 研修室
53
2016 年 1 月 18 日(月)~ 1 月 19 日(火)
32,400
コンピュータ制御信号システムの
29 安全性・信頼性技術概論
鉄道総研 研修室
53
2016 年 1 月 28 日(木)~ 1 月 29 日(金)
32,400
30 鉄道車両の空転滑走防止
鉄道総研 研修室
53
2016 年 2 月 5 日(金)
17,280
31 鉄道における EMC と国際規格概論
鉄道総研 研修室
53
2016 年 2 月 8 日(月)~ 2 月 9 日(火)
32,400
<直流編>
<交流編・共通編> 鉄道総研 研修室
180
開催日
17,280
(別売テキスト有り)
37,400(PCレンタル代含む)
(別売テキスト有り)
No.1 新入社員のための鉄道技術概論(品川)
期 間:2 日間
開催日:2015 年 6 月 1 日(月)∼ 6 月 2 日(火)
受講料:32,400 円
定 員:180 名
会場:品川コクヨホール
初めて鉄道事業に携わる方のための安全を支える鉄道技術の基本を学ぶ入門講座
受講対象者:鉄道事業者あるいは鉄道関連会社に就職した鉄道技術全般の基礎を学びたい入門者の方(技術系統以外の
方も含む)
。
目標:安全を支える鉄道技術全般に関する基礎知識の習得を目指します。
目的:鉄道会社や関連企業に就職し、これから鉄道技術にチャレンジしようとする方々を主な対象として、安全を
支える鉄道技術の基礎を平易に解説します。
講義内容:1 . 鉄道総論
2 . 車両の技術
3 . 信号の技術
4 . 電力の技術
5 . 軌道技術
6 . 構造物の技術
7 . 防災の技術
8 . 輸送計画概論
9 . 通信の技術
10 . 鉄道の安全とヒューマンファクタ
No.2 新入社員のための鉄道技術概論(大阪)
期 間:2 日間
開催日:2015 年 6 月 11 日(木)∼ 6 月 12 日(金)
受講料:32,400 円
定 員:80 名
会場:大阪毎日新聞インテシオ 4 階 D,E 会議室
初めて鉄道事業に携わる方のための安全を支える鉄道技術の基本を学ぶ入門講座
受講対象者:鉄道事業者あるいは鉄道関連会社に就職した鉄道技術全般の基礎を学びたい入門者の方(技術系統以外の
方も含む)
。
目標:安全を支える鉄道技術全般に関する基礎知識の習得を目指します。
目的:鉄道会社や関連企業に就職し、これから鉄道技術にチャレンジしようとする方々を主な対象として、安全を
支える鉄道技術の基礎を平易に解説します。
講義内容:1 . 鉄道総論
2 . 車両の技術
3 . 信号の技術
4 . 電力の技術
5 . 軌道技術
6 . 構造物の技術
7 . 防災の技術
8 . 輸送計画概論
9 . 通信の技術
10 . 鉄道の安全とヒューマンファクタ
No.3 鉄道におけるユニバーサルデザインの基礎
期 間:1 日間
開催日:2015 年 6 月 23 日(火)
受講料:17,280 円
定 員:40 名
できるだけ多くの人が利用しやすい鉄道システムのあり方を考える入門講座
受講対象者:できるだけ多くの人が利用しやすい鉄道システムのあり方に関心がある入門者の方。
目標:ユニバーサルデザインの考え方と、鉄道に関する我が国の法規、ガイドラインの基礎を理解し、駅や車両の
課題を自ら見つけられるようになることを目指します。
目的:公共交通には、できるだけ多くの人が、安全、快適に利用できることが求められています。本講座では、ユ
ニバーサルデザインの理念、高齢者や障害者などの心身機能の特性、車両や駅施設に関するガイドラインな
ど基礎的な事項を概説するとともに、鉄道総研における研究事例を紹介しながら講義します。
講義内容:1 . ユニバーサルデザインの考え方
2 . 駅施設のユニバーサルデザインとバリアフリー
3 . 鉄道車両のユニバーサルデザインとバリアフリー
4 . 駅施設における視覚障害者誘導用ブロックの敷設ルール
注)■色の欄に会場の記載のない講座はすべて鉄道総研(国立研究所)研修室で開催します。
3
No.4 き電概論
期 間:2 日間
開催日:< 直 流 編 > 2015 年 6 月 24 日(水)定 員:53 名
<交流編・共通編> 2015 年 6 月 25 日(木)
受講料:32,400 円(2日間受講) 17,280 円(どちらか1日のみ受講の場合)
直流・交流き電システムの基礎から最近の動向までを学ぶ総合講座
受講対象者:鉄道事業者、電気工事会社あるいは電機メーカなどで、直流・交流電気鉄道に関係する業務に係わってい
る方及び最近の直流・交流き電に興味を持っている方。
目標:直流き電・交流き電各々について構成要素とシステム全体、及び他システムとの関係に関する基礎知識の習
得を目指します。
目的:都市圏輸送を支える直流き電システム・都市間輸送を受け持つ交流き電システムに関する基礎技術を理解し
て頂くとともに、新しい技術の導入に際して理解しておかなければならない技術的背景を講義します。
講義内容:
< 6 月 24 日(水)>
< 6 月 25 日(木)>
1. 直流き電回路 (直流編) 4. 環境技術 (直流編)
2.直流き電回路の保護(直流編) 5. 試験設備紹介(直流編)
3. 省エネルギー技術(直流編)
6. 交流き電回路 (交流編) 9.電源対策・高調波(共通編)
7.交流き電回路の保護(交流編) 10. 絶縁協調 (共通編)
8. き電回路計算 (共通編)
注意事項:
「き電概論」は原則 2 日間続けて受講頂く講座ですが、分割して受講して頂くことも可能です。
No.5 ヒューマンファクタ事故分析法の基礎
開催日:2015 年 7 月 2 日(木)
定 員:60 名
会場:UDX NEXT 1 秋葉原
期 間:1 日間
受講料:20,520 円 (マニュアル代を含む)
鉄道総研式ヒューマンファクタ分析法の基礎講座
受講対象者:鉄道事業者あるいは関連会社において、安全担当あるいは職場管理を担当されている方。
本講座では、下記のテキストも使用しますので、ご持参ください。(当日会場でも販売します。)
(公財) 鉄道総研発行「ヒューマンファクタ分析法ハンドブック」定価(本体価格 2 , 000 円+税)
目標:ヒューマンエラーに起因するトラブル事例に対する原因分析の基礎的な知識の習得を目指します。
目的:ヒューマンエラーにより発生した事故の原因分析の手続きや防止対策の考え方について、簡単な事例演習を
交えて講義します。
講義内容:1 . ヒューマンファクタ分析法の目的
2 . ヒューマンエラーの特定方法
3 . 背景要因の分析方法
4 . 分析結果の活用とリスク管理
注意事項:テキストとして使用するマニュアル代は受講料の中に含まれていますが、「ヒューマンファクタ分析法
ハンドブック」は別売となっておりますので、お持ちの方は必ずご持参ください。
No.6 事故の聞き取り調査手法の基礎
開催日:2015 年 7 月 3 日(金)
定 員:60 名
会場:UDX NEXT 1 秋葉原
期 間:1 日間
受講料:20,520 円 (マニュアル代を含む)
鉄道総研式事故の聞き取り調査手法の基礎講座
受講対象者:鉄道事業者あるいは関連会社において、安全担当あるいは職場管理を担当されている方。
本講座では、下記のテキストも使用しますので、ご持参ください。(当日会場でも販売します。)
(公財) 鉄道総研発行「ヒューマンファクタ分析法ハンドブック」定価(本体価格 2 , 000 円+税)
目標:事故の聞き取り調査手法とそのための訓練方法について基礎的な知識の習得を目指します。
目的:事故やトラブルが発生した後、その発生要因を分析して再発を防止するためには、関係者の行動や発生状況
等の背景要因に関する十分な情報を、関係者の記憶が薄れないうちにできるだけ多く収集することが重要で
す。そこで、本講座では、事故の聞き取り調査手法について講義します。また、この手法を身につけるため
の訓練方法について演習を行います。
講義内容:1 . 聞き取り調査の目的と重要性
2 . 聞き取り調査手法の基本
4
3 . 聞き取り調査手法の訓練体験
4 . 聞き取り調査手法の留意点と有効性
注意事項:◎筆記用具をご持参ください。◎テキストとして使用するマニュアル代は受講料の中に含まれていますが、
「ヒューマンファクタ分析法ハンドブック」は別売となっておりますので、お持ちの方は必ずご持参ください。
No.7 注入の設計施工概論
開催日:2015 年 7 月 17 日(金)
期 間:1 日間
定 員:53 名
受講料:17,280 円
鉄道土木工事における薬液注入工法の考え方をマニュアルを用いて分かり易く学ぶ講座
受講対象者:鉄道事業者、建設会社あるいは地質・建設コンサルタント等で地盤注入及びトンネル地山注入に関する業
務に携わっている若手から中堅技術者の方。
本講座では、下記のテキストを使用しますので、ご持参ください。(当日会場でも販売します。)
(公財) 鉄道総研発行「注入の設計施工マニュアル」定価(本体価格 1 , 800 円+税)
目標:地盤注入及びトンネル地山注入における計画、調査、設計、施工等に関する基本的な考え方の習得を目指し
ます。
目的:鉄道事業者や建設会社、コンサルタント等で地盤注入及びトンネル地山注入に係わる方を主な対象として、
注入の設計や施工の考え方について分り易く講義します。
講義内容:1 . 注入の設計施工マニュアルの概要
2 . 地盤注入概論
3 . トンネル地山注入概論
4 . マニュアル参考資料解説
No.8 鉄道車両技術概論(第 1 回)
期 間:2 日間
開催日:2015 年 7 月 23 日(木)∼ 7 月 24 日(金)
受講料:32,400 円
定 員:53 名
鉄道車両の構造と制御、回路などの基礎から応用までを学ぶ総合講座
受講対象者:鉄道事業者あるいは鉄道関係メーカー等の方で、車両技術について概要を短期間に理解したい若手から中
堅技術者の方(車両部門以外の方も含む)。
目標:鉄道車両技術の近年の動向や、専門的知識を幅広く習得することを目指します。
目的:車体、台車の基本的な構成や性能、ブレーキ装置や電気車回路の構成、さらにはディーゼル車両のしくみな
ど、車両の実務者に必要とされる基本的な知識について、実例を交えて講義します。
講義内容:1 . 台車
2 . 車体構造
3 . ブレーキ
4 . 主回路
5 . ディーゼル車両
6 . 車両性能
No.9 輸送計画と運行管理
開催日:2015 年 7 月 27 日(月)∼ 7 月 28 日(火)
期 間:2 日間
定 員:53 名
受講料:32,400 円
鉄道輸送計画・運行管理業務の基礎事項を体系的に学ぶ講座
受講対象者:鉄道事業者あるいはソフトウェア関連会社等で,これから鉄道輸送業務及び関連のシステム開発に携わる
若手から中堅技術者の方。
目標:鉄道における輸送計画・運行管理業務の体系的な知識の習得を目指します。
目的:鉄道における輸送計画・運行管理業務の基礎事項を中心に、簡単な演習を含めて講義します。
講義内容:1 . 鉄道輸送計画概論
2 . 運転曲線と基準運転時分
3 . 需要想定と輸送量データ
4 . 列車ダイヤの作成
5 . 車両運用計画の作成
6 . 構内作業計画の作成
7 . 乗務員運用計画の作成
8 . 運行管理と運転整理支援
5
No.10 鉄道沿線環境概論
開催日:2015 年 7 月 31 日(金)
期 間:1 日間
定 員:53 名
受講料:17,280 円
鉄道沿線の騒音・振動の特徴、測定技術から騒音・振動低減対策までを学ぶ講座
受講対象者:鉄道沿線の環境等に関する業務に携っている方や中堅技術者の方。
目標:鉄道沿線における騒音・振動の現象と特徴、測定法、低減対策の考え方とその方法を習得することを目指します。
目的:鉄道沿線の騒音・振動の全体像を理解して頂いた上で、鉄道沿線の騒音・振動低減対策に必要な技術や考え
方について講義します。
講義内容:1 . 鉄道沿線騒音の概要
2 . 鉄道沿線騒音の測定及び予測評価法
3 . 鉄道近傍建物の振動騒音予測
4 . 地盤振動の予測と対策
No.11 安全の人間科学概論
開催日:2015 年 8 月 25 日(火)
期 間:1 日間
定 員:100 名
受講料:17,280 円
会場:UDX NEXT 1 秋葉原
安全性の向上のための人間特性について学ぶ基礎講座
受講対象者:職場のリーダー層、教育研修・安全管理者の担当者を目指す、あるいは携わっている入門者から中堅技術
者の方。
目標:安全性を高めるために必要な、人間に係る事柄(ヒューマンファクタ)の基礎的な知識の習得を目指します。
目的:職場のリーダー層、教育研修・安全管理の担当者を目指す方を主な対象として、人間の行動や特性への理解
を深めると共に、現場などで安全対策を講じる際の基本的な考え方や、枠組みについて講義します。
講義内容:1 . 鉄道の安全と人間行動
2 . 安全とヒューマンエラー
3 . 安全と生理機能
4 . 安全への社会心理学的アプローチ
5 . 指差喚呼のエラー防止効果
No.12 コンクリート構造物の維持管理概論
開催日:2015 年 9 月 29 日(火)∼ 9 月 30 日(水)
定 員:40 名
期 間:2 日間
受講料:37,400 円(PCレンタル代含む)
コンクリート構造物における維持管理業務の基本的な知識の習得と各種測定及び診断の実習を行う講座
受講対象者:鉄道事業者あるいはコンサルタント等関連業界で鉄道コンクリート構造物の維持管理を担当される技術者
の方。
本講座では、下記のテキストを使用いたしますので、ご持参ください。(当日会場でも販売します。)
丸善出版㈱発行「鉄道構造物等維持管理標準・同解説(構造物編)コンクリート構造物」定価(本体価格 8 , 500 円+税)
目標:鉄道コンクリート構造物の維持管理に必要な基礎的知識の習得を目指します。
目的:コンクリート構造物の維持管理に関する基本的な考え方、測定方法及び診断方法を講義します。
講義内容:1 . 鉄道構造物等維持管理標準・同解説(構造物編)コンクリート構造物
2 . コンクリート材料の分析
3 . 測定システム実習(かぶり測定,中性化深さ測定等)
4 . 診断システム実習(健全度判定など)
注意事項:測定システム実習において作業服、安全靴が必要となりますのでご準備ください。
6
No.13 鉄道における需要予測と旅客流動データの活用期 間:1 日間
開催日:2015 年 10 月 1 日(木)
定 員:53 名
受講料:17,280 円
旅客の動きやニーズを把握・分析・予測し、輸送計画の改善や旅客利便性の向上に活かす技術を学ぶ講座
受講対象者:鉄道事業者等で、需要予測・輸送サービス企画・旅客流動データ分析等の業務に携わっている、または関
心のある方(技術系統以外の方も含む)。
目標:一般的な需要予測手法の一つである四段階推計法や、旅客流動データ分析の基礎を理解・習得することを目
指します。
目的:鉄道における需要予測手法、旅客流動の把握・分析手法について、分かり易く講義します。
講義内容:1 . 鉄道需要予測概論
2 . 鉄道需要予測手法
3 . 旅客流動の把握手法
4 . 多変量解析の基礎と旅客流動分析への適用
No.14 軌道構造の力学と理論
開催日:2015 年 10 月 6 日(火)
期 間:1 日間
定 員:120 名
会場:ベルサール神保町 3 階 Room 3 + 4 + 5
受講料:17,280 円
軌道構造に関する力学と理論のポイントについて学ぶ講座
受講対象者:鉄道事業者の軌道関係部門、軌道工事会社、軌道材料製造会社、コンサルティング会社等の中堅技術者の方。
目標:軌道構造の主要部分であるレールとバラストについて、基礎的な力学と理論の習得を目指します。
目的:軌道関係の保守、工事、材料製造等を担当される方を主な対象として、日常保守に役立つような軌道構造に
関する力学と理論について具体例を交えて講義します。
講義内容:1 . レールの力学と保守
2 . レール溶接の施工と検査
3 . バラスト道床の破壊・劣化と保守
4 . ロングレールの理論と応用
No.15 軌道構造の設計と保守
開催日:2015 年 10 月 7 日(水)
期 間:1 日間
定 員:120 名
会場:ベルサール神保町 3 階 Room 3 + 4 + 5
受講料:17,280 円
軌道構造の設計手法と日常保守のポイントについて具体例を交えて学ぶ講座
受講対象者:鉄道事業者の軌道関係部門、軌道工事会社、軌道材料製造会社あるいはコンサルティング会社等の中堅技
術者の方。
目標:軌道構造の各分野における設計や保守に関わる基礎知識の習得を目指します。
目的:軌道関係の保守、工事、材料製造等を担当される方を主な対象として、軌道構造の設計及び施工の手法や日
常保守のポイント等について具体例を交えて講義します。
講義内容:1 . バラスト軌道の設計
2 . レール締結装置の機能と設計
3 . スラブ軌道等省力化軌道の設計・施工と補修
4 . 分岐器の構造・設計と保守
7
No.16 軌道管理手法入門
開催日:2015 年 10 月 8 日(木)
期 間:1 日間
定 員:120 名
会場:ベルサール神保町 3 階 Room 3 + 4 + 5
受講料:17,280 円
車両の安全で快適な走行を支える軌道管理手法の基礎を学ぶ講座
受講対象者:鉄道事業者の軌道関係部門、設計コンサルティング会社あるいは軌道工事会社の若手から中堅技術者の方。
目標:軌道の形状と車両走行特性との関係を理解するとともに、その効率的なメンテナンスの考え方を習得するこ
とを目指します。
目的:軌道関係の保守や設計に係わる若手から中堅技術者の方を主な対象として、車両の安全で快適な走行を支え
る軌道管理手法の基礎について講義します。
講義内容:1 . 線路の基本線形と曲線管理
2 . 脱線とその防止策
3 . バラスト軌道の最適保守計画
4 . レール凹凸管理
5 . 軌道検測車
No.17 車両部品のメンテナンス
開催日:2015 年 10 月 20 日(火)
期 間:1 日間
定 員:100 名
会場:UDX NEXT 1 秋葉原
受講料:17,280 円
安全走行を担う車両部品のメンテナンスに関する知識を習得する講座
受講対象者:鉄道事業者などの車両メンテナンス担当者及び車両メーカ等の中堅・専門技術者の方。
目標:台車・走り装置を構成する車両部品のメンテナンスを行う上で必要な専門知識を幅広く習得することを目指
します。
目的:車両の走行安全上、重要である台車・走り装置の部品を主な対象とし、それらの基本的事項を含めて、メン
テナンスを行う上で必要な知識を講義します。
講義内容:1 . 車両用ゴム・樹脂のメンテナンス
2 . 転がり軸受の基礎とメンテナンス
3 . 潤滑油・グリースの基礎とメンテナンス
4 . 車軸・台車枠の材料と非破壊検査
5 . 車輪の摩耗・損傷状況とメンテナンス
No.18 鉄道建築概論
開催日:2015 年 10 月 22 日(木)∼ 10 月 23 日(金)
期 間:2 日間
定 員:53 名
受講料:32,400 円
人と街とに調和した、安全で快適な駅を計画する方法を学ぶ基礎講座
受講対象者:鉄道事業者、設計会社、コンサルタントあるいは設計事務所等の建築業務に携わっている若手から中堅技
術者の方。
目標:鉄道建築物に関する「計画・構造・防災・環境」の各分野についての幅広い基礎知識を習得することを目指します。
目的:駅などの鉄道建築物の保守、建設等の実務に数年間携わった方を主な対象として、人間と調和した駅の計画・
設計手法や振動・騒音、快適性の評価手法などの基礎を講義します。
講義内容:<計画編> 1 . 駅の計画手法
2 . 旅客流動解析
<構造編> 3 . 鉄道建築物の構造
4 . 線路上空利用建物の構造設計
<防災編> 5 . 鉄道建築と火災防災
6 . 駅の避難安全と耐火設計
<環境編> 7 . 鉄道近傍建物の振動騒音
8 . 駅の快適性評価
注意事項:①実習場所は屋内ですが、空調設備がありませんので、気温が低い時期には上着の用意をお願いします。
また、実習には歩行実験体験が含まれています。動きやすい履物でのご参加をお願いします。
8
②計画編の一部は、鉄道技術講座「鉄道におけるユニバーサルデザイン」の内容と重複しています。環
境編「鉄道近傍建物の振動騒音予測」と鉄道技術講座『鉄道沿線概論』の「鉄道近傍建物の振動騒音予測」
は、ほぼ同じ内容です。
No.19 鉄道車両技術概論(第 2 回)
期 間:2 日間
開催日:2015 年 10 月 27 日(火)∼ 10 月 28 日(水)
受講料:32,400 円
定 員:53 名
鉄道車両の構造と制御、回路などの基礎から応用までを学ぶ総合講座
受講対象者:鉄道事業者あるいは鉄道関係メーカー等の方で、車両技術について概要を短期間に理解したい若手から中
堅技術者の方(車両部門以外の方も含む)。
目標:鉄道車両技術の近年の動向や、専門的知識を幅広く習得することを目指します。
目的:車体、台車の基本的な構成や性能、ブレーキ装置や電気車回路の構成、さらにはディーゼル車両のしくみな
ど、車両の実務者に必要とされる基本的な知識について、実例を交えて講義します。
講義内容:1 . 台車
2 . 車体構造
3 . ブレーキ
4 . 主回路
5 . ディーゼル車両
6 . 車両性能
注)内容は第 1 回と同じです。
No.20 トンネル維持管理の基本
開催日:2015 年 11 月 17 日(火)∼ 11 月 18 日(水)
期 間:2 日間
定 員:53 名
受講料:32,400 円
豊富な事例に基づきトンネル維持管理の基本から最新技術を学ぶ講座
受講対象者:鉄道事業者、建設会社、地質・建設コンサルタントあるいは資材メーカー等でトンネル維持管理業務に携
わっている若手から中堅技術者の方。
目標:技術基準、トンネル構造等を理解した上で検査実務(特に全般検査)が行えるようになることを目標に、鉄
道トンネルにおける維持管理の基本の習得を目指します。
目的:鉄道トンネルに関する保守、工事、コンサルティング等に係わる方を主な対象として、トンネル維持管理の
基本、関連する技術基準、変状対策について最新技術を豊富な事例に基づいて講義します。
講義内容:1 . 概論
5 . 検査(全般検査と個別検査)
2 . 鉄道トンネルの維持管理の体系と技術基準 6 . 都市トンネルの変状と対策
3 . トンネル構造・施工法の変遷
7 . 山岳トンネルの変状と対策
4 . 覆工材料の劣化と補修
No.21 電車線とパンタグラフ
開催日:2015 年 11 月 19 日(木)∼ 11 月 20 日(金)
期 間:2 日間
定 員:53 名
受講料:32,400 円
電車線とパンタグラフによる集電系に関する幅広い知識を効果的に習得できる総合講座
受講対象者:電車線やパンタグラフの設計・管理・工事・保全技術に携わっている中堅技術者の方。
目標:電車線とパンタグラフによる集電系に対して、総合的な評価をするための知識を習得することを目指します。
目的:電車線やパンタグラフの設計・管理・工事・保全に携わる方々に、架空電車線とパンタグラフの知識を幅広
く講義します。
講義内容:1 . 電車線の構造と特性
2 . パンタグラフの構造と特性
3 . 集電系の動特性
4 . 集電系の騒音
5 . 電車線路材料とその損傷例・対策
6 . パンタグラフすり板の材料
7 . 集電系の計測法
注意事項:電車線とパンタグラフの境界問題に関する講座のため、各講義の内容の一部が重複することがあります
が、予めご了承ください。
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No.22 地震に備える技術(地震防災編)
期 間:1 日間
開催日:2015 年 12 月 3 日(木)
受講料:17,280 円
定 員:53 名
地震学の基礎から地震防災システムの最新技術までを学ぶ講座
受講対象者:鉄道の地震防災に関連する業務に携わっている若手から中堅技術者の方で、地震防災に関する基礎知識を
習得されたい方。
目標:地震防災に関する基礎知識の習得を目指します。
目的:地震や地震動及び地震時の構造物被害に関する基礎知識から、地震時の運転規制、事業者が持つ地震計を活
用した地震防災システムに関する新技術までを丁寧に講義します。
講義内容:1 . 地震学概論
2 . 強震動の基礎
3 . 地震時の構造物被害
4 . 地震防災分野における微動の活用
5 . 地震時の列車運転規制
6 . 新幹線の早期地震防災システム
No.23 地震に備える技術(耐震設計編)
期 間:1 日間
開催日:2015 年 12 月 4 日(金)
受講料:17,280 円
定 員:53 名
平成 24 年に改訂された「鉄道構造物等設計標準(耐震設計)」に関連する基礎技術を習得するための入門講座
受講対象者:鉄道事業者あるいは設計コンサルタンツなどで鉄道構造物の設計に関する業務に携わっている方で、耐震
設計標準に示されている一般的な手法を習得したい方。
本講座では、下記のテキストを使用しますので、ご持参ください。(当日会場でも販売します。)
丸善出版㈱発行「鉄道構造物等設計標準・同解説 耐震設計」定価(本体価格 12 , 000 円+税)
目標:耐震設計を行う上で必要な一連の基礎知識の習得を目指します。
目的:平成 24 年に「鉄道構造物等設計標準(耐震設計)」が改訂されました。その中では、詳細法と簡易法が示さ
れていますが、本講座では、地震動の設定、地盤の評価、構造物の応答と照査について一連の流れを簡易法
を主体に講義します。
講義内容:1 . 鉄道構造物等設計標準(耐震設計)の概要
2 . 設計地震動の設定
3 . 地盤種別を用いた地盤の評価手法
4 . ラーメン高架橋の応答値の算定と照査例
5 . 開削トンネルの応答値の算定と照査例
6 . 液状化に対する検討方法と照査例
注意事項:簡単な計算を伴う場合がありますので、電卓を各自ご用意願います。
No.24 鉄道の気象災害
開催日:2015 年 12 月 8 日(火)
期 間:1 日間
定 員:53 名
受講料:17,280 円
鉄道防災に役立つ気象の知識と災害防止の考え方を学ぶ基礎講座
受講対象者:鉄道事業者の施設指令、運転指令、安全対策室あるいは保線担当の方で、若手から中堅技術者の方。
目標:鉄道防災に役立つ気象情報の知識及び災害対策の考え方の習得を目指します。
目的:本講座では、鉄道事業者の独自の観測により得られる気象情報の収集方法や鉄道防災に役立つ外部気象情報
について解説し、得られた情報を用いた対策方法についての考え方を講義します。
講義内容:1 . 気象情報と天気予報
2 . 鉄道と雪の関わり
3 . 降雨に関する情報と運転規制
4 . 強風災害の種類と対策
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No.25 災害事例に学ぶ鉄道防災
開催日:2015 年 12 月 9 日(水)
期 間:1 日間
定 員:53 名
受講料:17,280 円
斜面災害・河川災害を防止するために必要な知識を習得する講座
受講対象者:鉄道事業者で構造物検査あるいは防災業務に携わっている若手から中堅社員の方。
目標:斜面及び河川災害防止の観点からみた「調査・応急対策・復旧対策」の基礎的な知識を習得することを目指
します。
目的:災害を軽減するために実施される調査の着眼点や対策の考え方など、実務に役立つ知識を斜面・河川災害事
例を紹介しながら講義します。
講義内容:1 . 災害の実態と防災対策の基本
2 . 斜面災害事例を踏まえた調査の着眼点
3 . 斜面災害事例を踏まえた対策の考え方
4 . 河川災害事例と調査・対策の着眼点
No.26 地震に備える技術(耐震設計のための動的解析法入門編)
開催日:2015 年 12 月 11 日(金)
定 員:42 名
期 間:1 日間
受講料:22,280 円(PCレンタル代含む)
平成 24 年に改訂された「鉄道構造物等設計標準(耐震設計)」に沿った、動的解析法に関する知識を習得する講座
受講対象者:鉄道事業者あるいは設計コンサルタンツなどで鉄道構造物の設計に関する業務に携わっている方で、特に
動的解析法を用いる予定のある方や興味のある方。
本講座では、下記のテキストを使用しますので、ご持参ください。(当日会場でも販売します。)
丸善出版㈱発行「鉄道構造物等設計標準・同解説(耐震設計)」定価(本体価格 12 , 000 円+税)
目標:耐震設計に必要な動的解析の基礎技術の習得を目指します。
目的:平成 24 年に「鉄道構造物等設計標準(耐震設計)」が改訂されました。その中では、地盤や構造物の応答値
の算定において、詳細法である動的解析法を積極的に用いることが示されています。本講座は、動的解析の
ポイントを説明するとともに、パソコンを1人1台使って、実際に動的解析を体験することにより、動的解
析の本質と設計への応用例を講義します。
講義内容:1 . 振動論の基礎(その 1)
2 . 振動論の基礎(その 2)
3 . 演習
4 . 地盤の動的解析
5 . 構造物の動的解析
注意事項:例題を解く際に電卓が必要となりますので、各自ご用意願います。
No.27 車両用材料の特性と評価
開催日:2015 年 12 月 14 日(月)
期 間:1 日間
定 員:53 名
受講料:17,280 円
材料の観点から車両部品の特性や評価について学ぶ基礎講座
受講対象者:鉄道事業者あるいは車両メーカなどで車両の設計開発や保守に関する業務に携わっている若手から中堅技
術者の方。
目標:車両の構成部品として使用される材料の基礎知識の習得を目指します。
目的:車両の構成部品に使用される材料の基礎知識とそれぞれの材料の取り扱い、評価方法について講義します。
講義内容:1 . 転がり軸受の材料とその評価
2 . 車輪,ブレーキ系の材料と評価
3 . パンタグラフの損傷評価
4 . ゴム,プラスチックの劣化評価
5 . 潤滑油・グリースの特性と評価
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No.28 信号通信技術概論
期 間:2 日間
開催日:2016 年 1 月 18 日(月)∼ 1 月 19 日(火)
定 員:53 名
受講料:32,400 円
信号通信システムの原理や構成等をわかり易く学ぶ講座
受講対象者:鉄道事業者あるいはメーカ等で信号通信設備の設計・保守・製造に携わっている若手から中堅技術者の方。
目標:信号設備、通信設備を保守、あるいは設計するために必要となる基本的な知識を習得することを目指します。
目的:信号通信技術に携わる新入社員や中堅社員を主な対象として、軌道回路、転てつ機から列車無線まで、鉄道
の信号通信技術全般にわたって、その仕組みを分かり易く講義します。
講義内容:1 . 信号技術概論
2 . 通信技術概論
3 . 軌道回路
4 . 転てつ機
5 . 連動装置
6 .ATS・ATC
7 . 踏切保安設備
8 . 鉄道用無線
No.29 コンピュータ制御信号システムの安全性・信頼性技術概論 期 間:2 日間
開催日:2016 年 1 月 28 日(木)∼ 1 月 29 日(金)
定 員:53 名
受講料:32,400 円
新たな信号システムの安全性技術を理解するための総合講座
受講対象者:鉄道事業者あるいはメーカ等で信号システムの設計・保守・製造に携わっている中堅技術者の方(信号分野)
。
目標:高度の安全性・信頼性が要求されるコンピュータ制御信号システムにおける安全性確保のためのハードウェ
ア・ソフトウェアの基本構成を理解するとともに、新たな信号システムを設計する際に必要となる安全性解
析の基本的な考え方を習得することを目指します。
目的:フェールセーフ技術を核として、フォールトトレランス(耐故障性)やディペンダビリティ(広義の信頼性)
などの技術を駆使して高度の安全性と信頼性を実現しているコンピュータ制御信号システムについて、国際
規格を含めて講義します。
講義内容:1 . 安全性・信頼性の概念と基本技術
2 . ハードウェア構成技術
3 . ソフトウェア構成技術
4 . 安全性解析
5 . 鉄道信号の国際安全性規格
No.30 鉄道車両の空転滑走防止
開催日:2016 年 2 月 5 日(金)
期 間:1 日間
定 員:53 名
受講料:17,280 円
鉄道車両の空転滑走防止対策実施のための基礎講座
受講対象者:鉄道事業者等の車両メンテナンス担当者あるいは車両メーカー等の設計担当者で初中級技術者及び専門技
術者の方。
目標:引張力やブレーキ力確保に関する車両性能設計に必要となる基本的な知識を習得することを目指します。
目的:鉄道固有である空転滑走防止方法について電気車と気動車を対象に、現状技術の基本事項の説明や技術動向、
最近の取り組み等について講義します。
講義内容:1 . 概論
2 . 電気車の空転再粘着制御
3 . 気動車の空転再粘着制御
4 . ブレーキ時の滑走制御
5 . 制輪子
6 . 増粘着手法
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No.31 鉄道における EMC と国際規格概論
期 間:2 日間
開催日:2016 年 2 月 8 日(月)∼ 2 月 9 日(火)
受講料:32,400 円
定 員:53 名
国際規格をベースに鉄道分野におけるEMCの概念を学ぶ講座
受講対象者:鉄道事業者、工事会社あるいは製造会社等で車両、電力、信号通信等に携わっている若手から中堅技術者の方。
目標:鉄道分野におけて電磁障害やEMC国際規格に対応するために必要となる基礎的な知識の習得を目指します。
目的:EMC(Electro-Magnetic Compatibility)の基本的概念、鉄道とEMCとの関係、鉄道のEMCに関す
る国際規格の概要、実際の測定法の基礎について講義します。
講義内容:1 .EMC の基礎
2 . 鉄道向け EMC 国際規格
3 . 電気鉄道における通信誘導障害
4 . 鉄道における低周波電磁界に関する話題
5 . 鉄道車両における EMC 関連の動向
6 . 鉄道車両と信号設備との EMC
7 .EMC 測定の実際
開催場所アクセス地図
コクヨホール(品川)
鉄道総研 国立研究所
○講座 No. 1 の開催場所
毎日インテシオ
鉄道情報システム株式会社
公益財団法人
鉄道総合技術研究所
毎日インテシオ(大阪)
○講座 No. 2 の開催場所
150m
ひかりプラザ
JR
交番
地下街
光町一
〒
B
中央線
A
ー
三菱東京
UFJ銀行
JR国立駅
オ
鉄道総研 国立研究所内 研修室
国
ベルサール神保町
電気街口
ドンキホーテ
UDX
3番出口
東京メトロ 末広町
1番出口
タイムズタワー
神田消防署
JR 秋葉原
富士ソフト
喫茶
守衛室
正門
ヨドバシ
カメラ
サンクススクエア
2番出口
トロ 秋葉原
東京メ
JR中央・総武線
西口
首
都
高
速
水
道
橋
西
通
り
JR水道橋駅
ベルサール飯田橋
A5
ガーデンエア
タワー
三菱東京 UFJ
白
三 山
田 通
線 り
ベルサール神保町
目 東 麹町飯田橋通局
白 西
(住友不動産千代田ファーストビル南館)
通 線
日立マクセル
り
本社
千代田ファーストビル
ガソリンスタンド
西館 東館
A3番出口
(ヨドバシカメラ内)
トロ日比谷線
東京メ
九段下駅
○ JR 秋葉原駅電気街口より徒歩 2 分
○つくばエクスプレス秋葉原駅A3出口より徒歩3分
○東京メトロ日比谷線秋葉原駅2番出口より徒歩4分
○東京メトロ銀座線末広町駅 1 番または 3 番出
口より徒歩 3 分
神保町駅
○東西線九段下駅 7 番出口より徒歩 3 分
○半蔵門線・新宿線九段下駅 5 番出口より徒歩 4 分
○半蔵門線・新宿線・三田線 神保町駅 A 2 出口よ
り徒歩 5 分
○会場は,ベルサール神保町 3 F Room 3 + 4 + 5
企 画
事務局
公益財団法人鉄道総合技術研究所
情報管理部(技術情報)
〒 185-0034 東京都国分寺市光町 2 - 8 - 38
一般財団法人研友社
Tel 042 - 572 - 7157
http://www.rtri.or.jp/index_J.html
三菱東京 UFJ
ヴィラ フォンテーヌ
専大通り
九段下
ベルサール
ホテル・
九段
日本弘道会ビル
グランドパレス
エクセルシオール
西神田
専修大学
7
ランプ
みずほ 三菱東京 UFJ
北の丸スクエア
A2
5
つくばエクスプレス 秋葉原
噴水池
○ JR 大阪駅より徒歩 5 分
○阪急,阪神,地下鉄各駅より徒歩 10 分
○会場は,毎日インテシオ 4 F 会議室
○講座No.14,15,16の3 講座の開催場所
秋葉原
ダイビル
正面玄関
御
堂
筋
UDX NEXT 1 秋葉原
EV
インタラクション
スクエア
国道1号
○講座No.5,6,11,17の4 講座の開催場所
東京メ
トロ銀座線
EV
東
梅
田
駅
四
ツ
橋
筋
号
道2
研修室
エントランス
スクエア
JR 北新地駅
至 新宿
○ JR 品川駅港南口(東口)より徒歩 5 分
阪急百貨店
大丸百貨店
阪神百貨店
西
梅
田
駅
ィ
テ
シ
ン
デ
ー
ガ
カ
サ
梅
田
駅
ヒルトンプラザ
ー
ュ
ニ
ベ
ア
ン
デ
ー
ガ
○ JR 国立駅北口(★)より徒歩 7 分
バスご利用の方
Ⓐ立川バス:
「鉄道総研」で下車
Ⓑぶんバス:
「ひかりプラザ」で下車
○会場は,1 F 研修室
カスタマーズ
スクエア
大
大阪
中央郵便局
400m
至 立川
駅
阪
13
<申し込み方法>
Fax 申込:同封の申込用紙に必要事項をご記入の上、以下の Fax 番号へお送りください。
4月中のお申し込み専用Fax番号
042-573-5403(5月以降は事務局Faxへお送りください)
HP 申込: 鉄道総研 HP(URL http://www.rtri.or.jp/index_J.html)にアクセスして頂き、
「鉄道技術講座」バナー
よりお申し込みください。
受付時間:
【4
月 1 日】10:00 ~ 17:00 【4 月 2 日以降】9:00 ~ 17:00(土・日曜日、祝日を除く)
17:00 以降のお申し込みの着信日は翌営業日の扱いとなります。
申込受領のご連絡
Fax
申込
事務局から着信日中に
申込受領確認の
ご連絡を致します。
HP
申込
自動返信メールをもって
申込受領確認の
ご連絡とさせて頂きます。
※1
※2
定員に達した
場合のご連絡
受講受付の
ご連絡
※3
定員に達し、
受講を
受講証・請求書の
お断りする場合は、
発送をもって正式な
数日中にお電話で
受講受付のご連絡
お知らせ致します。
とさせて頂きます。
着信日中に受領確認の連絡がない場合は、
翌営業日にお問い合わせください。
※1 申込受領確認のご連絡をした場合でも精査のうえ定員を超えた場合は受講をお断りすることがあります。
※2 4月1日は回線が混雑しますので、
お電話でのお問い合わせはお控えください。
※3 受講証・請求書は講座開催日を勘案して順次発送致します。
<注意事項>
推進センター会員会社に所属する方は会員価格で
1.申し込み関係
購入できます。
(1)申し込み受付は、各講座とも定員に達し次第締め (2)№ 12、№ 23 及び№ 26 の講座で使用するテキス
切らせて頂きます。
トは、一般書店で購入できますが、事務局(研友
(2)申し込み用紙に記入された氏名を「修了証」に記載
社)でも販売しており割引価格が設定されています。
しますので、誤記入がないよう十分ご注意くださ
但し、送料は別途かかりますので、詳細について
い。また、「受講証」に転記された氏名に間違いが
は事務局(研友社)にご確認ください。
ないか、ご本人により確認して頂きますようお願
い致します。記載間違いがある場合には、至急事
3.その他
務局(研友社)にご連絡ください。
(1)鉄道総研(国立)以外の開催場所で行われる№ 1、
(3)受講希望者が極端に少ない場合は、講座開催を中
№ 2、№ 5、№ 6、№ 11、№ 14、№ 15、№ 16 及
止させて頂くこともございます。
び№17の9講座では、昼食のご用意はございません。
(4)
受講料は、事務局(研友社)の指定口座に講座開 (2)カリキュラムの内容は、多少変更する場合がござ
講の2週間前までにお振込ください。振込方法は、
います。
お申し込み受付後お知らせ致します。なお、各講
<参 考>
座の受講料は税込み(消費税8%)価格を表記して
1.訓練給付金に関する補助について
います。
鉄道技術講座の中の同一分野(例えば「軌道分野」
)
(5)キャンセルの受付は、開講日の2週間前までです。
を指定時間以上(単年度内に)受講された方は、厚生
それ以降は受講料の払い戻しを致しませんので、
労働省・各都道府県労働局の「キャリア形成促進助
ご了承ください。
成金」の対象となることができます。詳細に関して
(6)キャンセルに伴う受講料の払い戻しがある場合は、
は、お近くの労働局へお問い合わせください。
受講料から振込手数料を差し引いた額を払い戻し
致します。
2.上級者向け講座
上級者向けのエキスパート講座として「鉄道構造
2 . 書籍関係
物の診断エキスパート養成研修」も開催しておりま
( 1 ) № 5、№ 6 及び№ 7 の講座で使用するテキストは、
す。詳細に関しては別途、鉄道総研 HP に掲載致し
事務局(研友社)が販売していますのでご購入くだ
ますので、ご確認ください。
さい(当日会場でも販売します)
。なお、鉄道技術
<鉄道技術講座に関するお問い合わせ先 ( 事務局 ) >
一般財団法人研友社 〒 185 - 0034 東京都国分寺市光町 2 - 8 - 38
Tel:042 - 572 - 7157 /(JR)053 - 7500 Fax:042 - 572 - 7190(5 月以降)