「都民協働 縁・JOY通信」第6号

公益財団法人 東京都公園協会
えん・じょい
公園事業部 公益事業推進課 都民協働係
縁・JOY 通信
電話:(03)3232-3137, FAX:(03)3232-3069
発行
平成 27 年 3 月
No. 6
◇都立公園ボランティア交流会のご報告◇
去る 2 月 28 日(土)に、全都立公園および、河川のボランティアの皆さんを対象とした「都立公園ボラ
ンティア交流会」を開催し、51 団体 136 名のボランティアの皆さまにご参加いただきました。
交流会は昨年に引き続き、第1部「講演会」
、第 2 部「活動報告会」、第 3 部「意見交換会」の3部で構成
されました。
第 1 部の講演会では、東京大学大学院 准教授の小野 良平氏を
お招きし、
「歴史の中の公園
公園の中の歴史」と題したご講演をい
ただきました。 江戸時代までさかのぼり、東京の公園の歴史につい
てお話をしていただき、現在の主な都立公園は、江戸~明治~大正~
昭和へとの時代の流れや、天災や戦災などをのり越えていくなかで計
画・形成され、公園として成り立っていく過程を多くのスライドを用
いてお話し下さいました。
この講演の中でお話いただいた公園のあ
小野氏による講義
るべき姿である「Tranquil Escape」
(やすらぎの場)という言葉は、
ボランティアの皆さんや公園管理者など多くの方の耳に残ったフレー
ズでした。
そして第 2 部では、夢の島熱帯植物館の『夢の島熱帯植物館ボラ
ンティア会』と、城北中央公園の『城北公園 四季の会』の2団体に
活動を発表していただきました。
『夢の島熱帯植物館ボランティア会』の皆さまは、日頃の来館者の
ガイド活動や、敷地内の花壇管理、館との協同事業などについて発表
され、
『城北公園 四季の会』の皆さまは公園サービスセンターを協
ボランティア活動発表
力し、地域交流に繋がるイベントへの協力や、定例の自然観察会など、
地域に根差した活動を発表していただきました。
会場を移動しての第 3 部は、食事をしながらの意見交換会として、
参加者の皆さんの交流の場として開催しました。 会場では活発な名
刺交換や、活動における情報交換がなされ、公園の枠を飛び越えたボ
ランティア同士の交流が図られました。
多くの皆さまがこの交流会を楽しみにしており、今回の開催も喜ん
でいただいている声をいただき、充実した交流会を開催できました。
交流会開催にご協力、ご参加いただいた皆様に御礼を申し上げます。
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意見交換会
◇ボランティアスキルアップ講習のご報告◇
東京都公園協会では、都立公園で活動するボランティアの方を対象に、スキルアップを目的としたテーマ別
の講習を開催しております。
去る 2 月 5 日(木)
、神代植物公園 植物多様性センター情報館において、植物観察や保護活動をされてい
るボランティアの皆さま 13 団体 25 名を対象に、植物多様性センター職員による「植物多様性センターの紹
介」と、
「冬を生き抜く美しいカタチ~形態から解き明かす植物の知恵」をテーマにした講習を実施しました。
当日は生憎の天候のために、皆さまが楽しみにしていた屋外観察はできませんでしたが、わかりやすく内容の
濃い講習を聞けたと受講者の皆さまに満足のご様子でした。
植物の様々なカタチ
を学びました。
自分達のガイドの参考に
しよう。
また、2 月 20 日(金)には、ガイド活動とリバーガイド活動をされてい
る皆さんを対象としたガイド系スキルアップ講習を開催しました。 東京
水辺ラインの水上バス内ではリバーガイドボランティアのガイドを、浜離宮
恩賜庭園では庭園ガイドのガイドを受けていただき、相互のガイドを体験す
ることにより、ガイドボランティアの皆さまのスキルアップの気づきの場と
なりました。 また、講義においては江東区の中川船番所資料館の久染健夫
氏をお招きし、
「江戸・東京を支えた運河」と題した講義をしていただきま
した。 古くから水路、運河が形成された近世江戸時代からの東京の都市形
成について、ユーモア満載の講義を行っていただき、各活動拠点でのガイド
のヒントや知識をお持ち帰りいただきました。
今年度はあわせて 9 回 247 名の方に各種スキルアップ講習に参加してい
ただきました。次年度も魅力ある、効果的なスキルアップ講習を実施したい
と思いますので、お楽しみにしてください。
ボランティア活動されている皆さまからの寄稿、情報提供をお待ちしております。
HPボランティアページをご活用下さい
http://www.tokyo-park.or.jp/
公園協会HP「公園へ行こう!」トップ
→「ボランティア」をクリック
東京
公園
ボランティア
編集後記
現在、ボランティア活動における助成金事業報告書の確認
を行っております。
その中で、領収書の宛名が無記名、個
人名となっているものが多く見受けられます。
または、
領収書の宛
名は全て『団体名』で発行してもらってください。今後も助
検索
成金交付を申請する場合には、十分ご注意くださいませ。
★ 「TOPICS!」では、ボランティア活動に関する最新の
情報をご覧頂けます。本誌「縁・JOY 通信」の閲覧・印
刷も可能です。
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投稿など募集しております。また、ご意見、ご要望などあり
ましたら、お気軽に都民協働係までお寄せ下さい。
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