議案第50号 東京都板橋区国民健康保険福祉助成金支給条例 上記の議案を東京都板橋区議会会議規則第12条第1項の規定 により提出する。 平成27年3月19日 提出者 板橋区議会議員 荒 川 な お いわい 桐 子 竹 内 愛 松 崎 いたる 小 林 おとみ 熊 倉 ふみ子 かなざき文子 大 田 伸 一 東京都板橋区国民健康保険福祉助成金支給条例 (目的) 第1条 こ の 条 例 は 、国 民 健 康 保 険 料( 以 下「 保 険 料 」と い う 。)の 負 担が増加する者に対し、国民健康保険福祉助成金(以下「助成金」 と い う 。)を 支 給 す る こ と に よ り 、保 険 料 の 負 担 増 を 解 消 し 、も っ て 区民の福祉向上を図ることを目的とする。 (対象者) 第2条 この条例による助成金を受けることができる者(以下「対象 者 」と い う 。)は 、次 の 各 号 に 掲 げ る 要 件 の い ず れ に も 該 当 す る 者 と する。 (1)この条例の施行の際、現に板橋区国民健康保険の被保険者であ ること。 (2)東京都板橋区国民健康保険条例の一部を改正する条例(平成2 7年板橋区条例第 号)による改正後の東京都板橋区国民健康 保険条例(昭和34年板橋区条例第22号。以下「新条例」とい う 。)の 規 定 に 基 づ き 算 定 し た 保 険 料 の 基 礎 賦 課 額 、後 期 高 齢 者 支 援金等賦課額及び介護納付金賦課額(以下「基礎賦課額等」とい う 。)が 、東 京 都 板 橋 区 国 民 健 康 保 険 条 例 の 一 部 を 改 正 す る 条 例 に よる改正前の東京都板橋区国民健康保険条例(以下「旧条例」と い う 。)の 規 定 に 基 づ き 算 定 し た 保 険 料 の 基 礎 賦 課 額 等 を 超 え て い ること。 (3)新条例の規定に基づき算定した保険料の基礎賦課額等が、新条 例に規定する基礎賦課額等の賦課限度額でないこと。 (助成金の額) 第3条 助成金の額は、新条例の規定に基づき算定した保険料の基礎 賦課額等から旧条例の規定に基づき算定した保険料の基礎賦課額等 を減じて得た額とする。 (助成金の支給方法) 第4条 助成金は、対象者の属する世帯の世帯主に支給する。 (申請及び通知) 第5条 この条例による助成金を受けようとする者は、規則で定める ところにより、区長に申請しなければならない。 2 区 長 は 、前 項 の 規 定 に よ る 申 請 が あ っ た と き は 、速 や か に 審 査 し 、 助成の可否を決定し、申請した者にその旨を通知するものとする。 (助成金の返還) 第6条 区長は、偽りその他丌正の行為によって、この条例による助 成金を受けた者があるときは、その者から当該助成を受けた額の全 部又は一部を返還させることができる。 (委任) 第7条 この条例の施行について必要な事項は、規則で定める。 付 則 1 この条例は、平成27年4月 1 日から施行する。 2 この条例は、平成28年3月31日限り、その効力を失う。ただ し、同日までに行われた申請に係るこの条例の規定は、同日後もな おその効力を有する。 (提案理由) 国民健康保険料の負担増を解消する必要がある。
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