おかげさまで年私たち松村鋼機株式会社は、今年で創立５０周年を迎えることができました。創業者の松村剛は、当時日本より先行していたアメリカの工業技術を買い付けに、単身アメリカに渡りました。丸い金属線を四角く圧延してから円状に巻くという、日本では珍しい工法で止め輪を造る技術で非常に強度に優れたものでした。しかし、日本で主流であった金属板を打ち抜いて造る止め輪に比べ何倍もコストがかかりました。それでも松村剛は「品質が良ければ高くても売れる」と確信し、その技術を買い付け日本に戻ってきました。スパイラルリテイニングリングの生産開始です。以後、その技術を応用して開発したスクロウエイブスプリング（コイルドウェーブスプリング＝波型圧縮バネ）の生産も開始し、現在では様々な工業分野で当社の製品をご利用頂いております。 1965年 3月松村剛が資本金１００万円にて東京都大田区に創業 1971年 6月東京都港区に移転 1979年 4月神奈川県藤沢市に工場を新設ＳＯ９００１認証取得 2000年 6月Ｉ 2005年 4月エコステージ１認証取得 2008年 3月資本金７,０００万円に増資 2009年 5月神奈川県綾瀬市に本社工場を新設ＳＯ９００１（２００８年度版）更新取得 2009年 11月Ｉ 2012年 4月エコステージ２認証取得 2014年 1月神奈川県優良工場表彰創業者当社はこれまで工業製品向けの部品として生産・販売して参りました。ですから、直接消費者の方の目に触れることはなく、日本の規格に無いこともあってその形状はほとんど知られていません。しかしそれではつまらない、「みんなに知ってもらいたい」「多くの方々に使ってもらえる製品を作りたい」そんな思いから、当社部品の特性を生かした様々な商品の開発を始めました。１００年企業を目指して、松村鋼機株式会社はこれからも、皆様にご満足いただける製品づくりを目指してまいります。