佐久穂町誕生 10 周年記念 スタインベルクピアノ 修復 10 周年記念講演会 ○日 時 : 平成 27 年 3 月 21 日(土) 午後2時から 4 時まで ○会 場 : 佐久穂町生涯学習館(茂来館) 中会議室 あくら ○講 師 : きよひろ 安倉 清博 氏 (前岡山市政田民俗資料館・学芸員、岡山民俗学会監事) ○テーマ :日本におけるスタインベルクピアノの歴史と魅力 戦前、ドイツから日本に輸入され、山田耕筰や岡本太郎 など著名人にも愛された、今はもう製造されていない高 級ピアノ、戦災と高度成長期の古いピアノ受難の時代を 乗り越えて奇跡的に生き残り、近年修復されて佐久穂町 をはじめ地域の宝となったスタインベルクピアノの歴史 と魅力について、数々のピアノ修復にも携わった、この ピアノ研究の第一人者が語ります。 ○入場無料(町内外を問わず、どなたでも参加できます) ○お問い合わせ先: 佐久穂町公民館(☎ 0267-86-2041) 講 安倉 師 の 清博(あくら・きよひろ) ご 紹 介 氏 昭和 46 年(1971 年)、岡山市生まれ。 岡山大学文部事務官や岡山県古代吉備文化財センターの勤務を経て、岡山市 政田民俗資料館の学芸員として 10 年以上にわたって地域の文化財の調査や活用、 学習活動などに従事した。その間、旧資料館に眠っていた政田小学校の古い グランドピアノを再発見し、修復において中心的な役割を果たした。さらに、 旧八千穂村のスタインベルクピアノの修復にも協力し、その結果、佐久穂町の スタインベルクピアノ修復記念コンサートの際には、岡山と佐久穂町の 2 台の スタインベルクピアノの共演が実現した。 政田におけるピアノ修復の過程や国内に現存するスタインベルクピアノにつ いては、 『よみがえれ! スタインベルク・ピアノ』などの著書がある。さらに、 江戸時代の児島湾における干拓事業などについても『上道郡沖新田』 (岡山文庫) などの著書や報告書等を多数出されている。 安倉氏は、古墳研究の分野で有名な近藤義郎氏の最後の弟子で、専門の考古 学のほか、民俗学にも造詣が深く、岡山民俗学会において指導的な役割を果た している。さらに、近年は岡山県の『津山市史』の編纂にも参画している。 佐久穂町公民館では、以前、茂来山たたら遺跡と児島湾の新田開発について、 文化財講座の講師をしていただいた。
© Copyright 2024 ExpyDoc