プレスリリース 香港 | 2015 年 3 月 17 日 新たに3月を会期に据えたアートバーゼル香港ショウの記念すべきエディション 3 月に会期を変更後初めての開催となるアートバーゼル、香港ショウは世界中のトップギャラリ ーやプライベートコレクター、美術館ディレクターやアート施設などの参加を受け、初めての参加 者も多く見られました。アートバーゼル香港は各ギャラリーより記録的なセールスの報告を受け る中、2015 年 3 月 17 日(火)無事閉幕致しました。何年かに渡って3月への移行を準備してき たアートバーゼルは新たに代表的な国際アートフェアとしての地位を確立し、アートバーゼルの 新アジアディレクターに就任したアデリン・ウーイも強力にデビューを果たしました。 リードパートナーに UBS を迎え、世界 37 カ国から 233 軒のギャラリーが出展した今年のアー トバーゼル香港。参加ギャラリーの半数がアジアに展示スペースを持つこともアートバーゼルの アジア地域への真剣な取り組みの現れでもあります。今年より新たに開催時期を3月に据え、 29 軒の初参加ギャラリー、20 軒のアメリカ、ヨーロッパ圏のギャラリーが集まった史上最強のラ インナップとなりました。 今回のショウでは昨年度に比べ一般公開日が1日少ない 3 日間となったこともあり昨年度より 若干少ないものの、60,000 人近い来場者を迎えることが出来ました。会期の変更により香港シ ョウに初めて参加が可能になったコレクターや美術館ディレクター、また Tate、MoMA PS1 など 始め多くの美術施設のキュレーターも多く見られました。また以下の美術施設からもディレクタ ー、キュレーター、トラスティーメンバーなどの来場頂きました:4A 現代アジア美術センター(4A Centre for Contemporary Asian Art、シドニー)、ニュー・サウス・ウェールズ州立美術館(Art Gallery of New South Wales、シドニー)、南オーストラリア州立美術館(Art Gallery of South Australia、アデレード)、亞洲現代美術館(Asia Museum of Modern Art、台湾)、中央美术学 院(CAFA Museum、北京)、現代美術センター(Centre for Contemporary Art、シンガポール)、 広東美術館(Guangdong Museum of Art、広東省)、イアン・ポッター・ミュージアム・オブ・アー ト(Ian Potter Museum of Art、メルボルン)、ICA 現代美術館(Institute of Contemporary Arts、 ロンドン)、高雄市立美術館(Kaohsiung Museum of Fine Arts、高雄)、サムスン美術館 (Leeum Samsung Museum of Art, ソウル)、M ウッズ美術館(M Woods Museum、北京)、民 生現代美術館(Min Sheng Museum, 上海)、Modern Art Oxford(オックスフォード)、M+(香 港)、MoMA (ニューヨーク)、MoMA PS1(ニューヨーク)、MOCA 台北(Museum of Contemporary Art、台北)、Museum of Contemporary Art and Design (MCAD、マニラ)、ナ ショナルギャラリー(National Art Gallery、シンガポール)、 シャルジャ芸術財団(Sharjah Art Foundation, シャルジャ)、OCT Contemporary Art Terminal(深セン)、上海外灘美術館 (Rockbund Art Museum、上海)、サーペンタインギャラリー(ロンドン)、シャルジャ芸術財団 (Sharjah)ソロモン R. グッゲンハイム美術館(Solomon R. Guggenheim Museum、ニューヨー ク)、Tan Guobin Art Museum, 湖南省)、テート(Tate、ロンドン)、The Australia Arts Council for the Arts(シドニー)、ハッシュホーン博物館・彫刻の庭(The Hirshhorn Museum and Sculpture Garden、ワシントン DC)、ロイヤルアカデミー(The Royal Academy、ロンドン)、ユ ーレンス現代美術センター(Ullens Center for Contemporary Art、北京)そして 余德耀美术馆 (Yuz Art Museum、上海)。 また、参加ギャラリーよりもとても前向きなコメントが多く寄せられています: 「多くの若いコレクターが我々の展示に興味を持っている姿を見る事が出来てとても嬉しく思い ました。何より私たちのペインターへの興味に。アジアで行われた今回のフェアにアーティスト・ Neo Rauch が同席する事が出来たこともとても喜ばしく受け入れられ、我々の活力になりまし た。セールスは期待以上の結果となりました。」 David Zwirner, オーナー, David Zwirner Gallery (ニューヨーク、ロンドン) 「今回多くの新しいコレクターに出会う事が出来、同時に彼らの見識の高さにも気づくことが出来 ました。」 Hsinke Lee, ディレクター, Long March Space (北京) 「情報にたけたコレクターが多くまた購買への決断も早くなった事が素晴らしかったです。初日だ けでも数多くの新旧のコレクターが来場し、既知のコレクターが別のコレクターを紹介してくれる こともあった。特筆すべきは今回出品したザオ・ウーキー(Zao Wou-ki)の「triptych 24.11.80」 (1980)が国際的なコレクターより記録的な 3000 万ドルのオファーを受けたことです。」 Tina Keng, 創設者, Tina Keng Gallery (台北) 「第三回目のアートバーゼル香港でコレクターのデモグラフィーが変わったように思います。グ ループショウで展示していた現代インクアートに並外れた興味を持つヨーロッパ人コレクターが 増えました。世界中のの目利きである人々に現代インクアートへの興味が広まったことをとても 喜ばしく思います。セールスもとても順調でした。」 Henry Au-Yeung, ディレクター, Grotto Fine Art Limited (香港) 「とても良いフェアでした!アートバーゼルは年を追うごとに最も重要なフェアとして地位を確立 しているように思います。最初の 48 時間で記録的なセールスを達成した素晴らしいフェアでし た。3月へ時期を変更しての開催は大成功を収めたと思います。」 Neil Wenman, シニア・ディレクター, Hauser & Wirth (チューリッヒ, ロンドン, ニューヨーク, ロ サンゼルス) 「アートバーゼルは毎年、世界中の最高の作品を間近で鑑賞できるユニークな機会をコレクター、 そしてアートファンに提供してくれています。アートマーケットに及ぼしている啓発的で多様な効 果は、地域のアートシーンにとってもポジティブなインパクトを与えていると思います。」 Leng Lin, アジアパートナー, Pace 北京、 Pace 香港代表、 Pace (香港、北京、ニューヨーク、 ロンドン) 「第一回目のアートバーゼル香港に参加した時から、野心的で香港という街ともリンクした何か が出来ないかと模索してきました。今回、K11 アートファウンデーションとのコラボレーションでフ ェリックス・ゴンザレス・トレス(Felix Gonzalez-Torres)のアイコニックなビルボード作品 「Untitled」(1995)を K11 アートモールや街中のトラム収納小屋、輸送ハブに展示できたことは とても喜ばしいことでした。街にインストールされた作品と来場者がコネクションを持てたことも素 晴らしい結果でした。今回のフェアでゴンザレストレスの作品を強く印象づけられたことを嬉しく 思います。」 Andrea Cashman, ディレクター, Andrea Rosen Gallery (ニューヨーク) 「ギャラリーセクターに初出展しましたが、大成功でした!多様な来場者が多く、初日が終わる 頃には作品の半分が売れていました。質の高さに加え、とても意欲があり知識もあるコレクター が多く感じました。」 Leo Xu、創設者・ディレクター、Leo Xu Project (上海) 「アートバーゼル香港と M+の建設はこの数年、香港のアートシーンに大きな影響を与えてい ます。ついに我々は待ち望んだその成熟と奥深さを目撃しているのです。」 Pearl Lam, 創設者, Pearl Lam Galleries (香港、シンガポール、上海) 「今年、我々はアジア中のコレクターに作品を販売しました。上海、北京、東京、ソウル、香港と 同時にヨーロッパ、アメリカにもです。ここに集まるコレクターは地域性に縛られてはいません。 伝統的な西洋、東洋の枠組みに制限されない舞台で展示が出来る事はとても素晴らしいと思い ます。」 Daniel Roesler, ディレクター, Galeria Nara Roesler (サンパウロ) 「アートバーゼル香港へのニューカマーとして、そのダイナミズムとキュレーターとコレクター献身 的な強さににとても感銘を受けました。この地域の文化の豊さは明白で、その可能性は否定で きないと思います..」 Thomas Dane、Martine d'Anglejan-Chatillon、パートナー、Thomas Dane Gallery (ロン ドン) 過去 3 年間、アートバーゼル香港はその質とコレクターの多さを強化しており、香港がアジアの ハブであることを証明しています。 3 月に会期を変更したことをとても喜ばしく思います。」 Pascal de Sarthe, ディレクター, de Sarthe Gallery (香港) 2013 年以来アートバーゼル香港に出展していますが、今年は更にその質を底上げしたと思い ます。展示しているギャラリーは皆自信に満ち楽観的で、セールス的にも最高のフェアとなりま した。」 Roslyn Oxley, ディレクター、創設者、Roslyn Oxley9 Gallery (シドニー) 「アートバーゼル香港初回に参加していますが、今年の来場者はよりアートへの知識を持ち、積 極的に学ぼうとしていました。そのような舞台で国際的なオーディエンスやアジア地域のコレクタ ーに向けて我々のアーティストの作品を展示できることにとても喜びを覚えました。」 Simone Battisti, ディレクター, Gladstone Gallery (ニューヨーク、ブリュッセル) 「3 月への開催時期の移行はコレクターや美術館からの来場増加に大きく貢献していると思い ます。コレクターは中国や香港からだけではなく、アメリカやヨーロッパからも多く来場しました。 それだけでもアートバーゼル香港の持つ世界的インパクトが伝わるかと思います。」 Chan-kyu Woo, ディレクター, Hakgojae Gallery (ソウル, 上海) 「香港でのフェア展示は 4 回目となりますが、今回は7桁台という記録的なセールスをアメリカ、 中国、英国、そしてヨーロッパ全体のコレクターから受けることが出来ました。」 Glenn Scott Wright, 共同ディレクター, Victoria Miro (ロンドン) 「アジアでの展示は 5 回目、アートバーゼル香港は3回目となりますが、アートバーゼルとして の開始当初からフェアのポテンシャルに気づいていました。ショウは年々コンスタントに改善され、 アジアの、特に中国からのコレクターと強いコネクションを提供してくれています。」 Pierre Ravelle-Chapuis, ディレクター, Van de Weghe Fine Art (ニューヨーク) 「アートバーゼルは世界的に見て最高のフェアだと思います。世界のどのアートバーゼルを訪れ ても常に新しいコレクターに出会え、今回は特に香港や中国、アジア、ヨーロッパそしてアメリカ からのコレクターが多く来場したことをとても喜ばしく思いました。若いコレクターは展示した作品 にとても興味を持ち、最初の2日間で展示した作品の 90%が売り切れました。」 David Lin, ディレクター, Lin & Lin Gallery (台北, 北京) 「今年のアートバーゼルは素晴らしかったです。質の高さはひき続き伸び続け、旧来のコレクタ ーは勿論、新たなバイヤーとの対話も始まりました。セールスは全体的にとても好調で、基金や 美術館などからの引き合いは特筆すべきものでした。」 Justine Birbil, ディレクター, Michael Werner (ニューヨーク, ロンドン, ベルリン) 「ピエール・スーラージュ(Pierre Soulages)、白髪一雄、ザオ・ウーキ(Zao Wou-ki)、草間彌生 などが好調なセールスを上げ、また真剣な興味も受けました。特に”Soulages’ Peinture”(195 x 155 cm, 7 février 1957)はアジアとオーストラリアからのコレクターに好評でした。香港を始め 中国、インドネシア、マレーシア、そしてオーストラリアなどの近隣諸国からの新しいコレクターに も出会うことができました。」 Lock Kresler, シニアディレクター ヨーロッパ, Dominique Lévy Gallery (ニューヨーク, ロン ドン) 「第一回より出展していますが、開催を追うごとに年々洗練され、観客の知識も上がっています。 ショーン・スカリー(Sean Scully)の回顧展ツアーが開催されている中国では大成功を収めてお り、彼の作品はフェアでも並外れた反応を受けました。とても高い評価と興味は素晴らしかった です。」 Timothy Taylor, マネージングディレクター、Timothy Taylor Gallery (ロンドン) メインセクターであるギャラリーズ(Galleries)には 179 軒の近現代ギャラリーを迎え、最高レベ ルの絵画や彫刻、ドローイングやインスタレーション、写真、ビデオそしてエディション作品など が展示されました。国際的に活躍するギャラリーの初出展も多くみられました:Air de Paris (パ リ), Galerie Gisela Capitain (コロン、ベルリン), Thomas Dane Gallery (ロンドン), Herald St (ロンドン), kamel mennour (パリ), Mai 36 Galerie (チューリッヒ), Edward Tyler Nahem Fine Art (ニューヨーク), Galerie nächst St. Stephan Rosemarie Schwarzwälder (ウィーン), Andrea Rosen Gallery (ニューヨーク), and Esther Schipper (ベルリン)。また Gladstone Gallery (ニューヨーク、ブリュッセル)、Goodman Gallery (ヨハネスブルグ、ケープタウン)、 Dominique Lévy Gallery (ニューヨーク、ロンドン)、そして Sprüth Magers Berlin London (ベ ルリン、ロンドン、ロスアンジェルス) など少し期間をおいて再びアートバーゼルに戻ってきたギ ャラリーも多く見られました。過去にディスカバリーやインサイトセクションに出展していたギャラ リーの多くがギャラリーズセクターへの移行も果たし、それぞれ魅力的なプレゼンテーションを展 開しました。その中の幾つかは The Drawing Room (マニラ、シンガポール)、 Sullivan+Strumpf (シドニー)そしてインサイトセクションを卒業した Edouard Malingue Gallery (香港) や、Aike-Dellarco (上海)、Carl Freedman Gallery (ロンドン)、Karma International (チューリッヒ)、mother’s tankstation(ダブリン)、Take Ninagawa(東京)そしてディスカバリー セクションを卒業した Leo Xu Projects(上海)などです。参加ギャラリーの全リストはこちらもご 参照下さい artbasel.com/hongkong/galleries 34 軒のギャラリーによって個展などキュレーションされた展示が展開されたインサイト (Insights) セクターは今年もショウのハイライトの一つとなりました。2フロアのそれぞれ中心部 を使用して展示されたこのセクションでは、優れた歴史的素材を使用したもの、そして明確なテ ーマを持ったグループ展などが軒を連ね、オーストラリア、アゼルバイジャン、カンボジア、インド、 日本、中国、サウジアラビア、韓国、パレスチナ、フィリピン、台湾、タイ、トルコ、そしてアラブ首 長国連邦からのアーティストを迎えて地域を超えた美術の世界を紹介しました。ハイライトとなっ た展示は以下の通りです:カンボジアの現代美術シーンの中心人物である、リャン・セコン (Leang Seckon)についての展示「焦点(a focus)」(Rossi and Rossi、ロンドン/香港) 、現代 インクアートの後継者ジャン・イエンツー(Zhang Yanzi)による前代未聞の 4 次元体験作品の 展示(Galerie Ora-Ora’s (香港) 、オーストラリア人アーティスト、ヨニー・スカース(Yhonnie Scarce)(dianne tanzer gallery + projects、メルボルン) とマレーシア人作家、アニュレンデラ・ ジェガデバ(Anurendra Jegadeva)(Wei-Ling Gallery、クアラルンプール/ペナン)による芸術 史プロジェクトや、Nezaket Ekici のパフォーマンス(Pi Artworks、イスタンブール、ロンドン)、 近年のタイにおける政治状況に焦点をあてたタイ人アーティスト、ユリー・ケンサク(Yuree Kensaku)の個展(100 Tonson Gallery、バンコク)そして平川典俊によるの白黒写真展示(55、 上海)などです。インサイトセクション参加の全ギャラリーリストはこちらをご参照下さい。詳しくは artbasel.com/hongkong/insights をご参照下さい。 ディスカバリー(Discoveries) セクションでは、20 軒のギャラリーが世界中から注目を集める新 進アーティストを個展・二人展形式でご紹介しました。内、6 軒が今回アートバーゼル初出展とな ります。詳しくはこちらもご覧下さい。詳しくは artbasel.com/hongkong/discoveries をご参照下 さい。 また今年初めてとなる BMW とアートバーゼルのコラボレーション、BMW アートジャーニーも発 表されました。移動式スタジオとして選ばれた新進アーティストの新しいアイデアやクリエイティ ブなプロジェクトの実現をサポートするこのプロジェクトには、今年ディスカバリーセクションに展 示をしていた 3 人の作家が著名な審査員によって選ばれています:ミカ・タジマ(Eleven Rivington、ニューヨーク)、トレバー・イエン(楊沛鏗/Trevor Yeung、Blindspot Gallery、香港) そしてサムソン・ヤン(楊嘉輝/Samson Young、am space、香港)。優勝者の発表は 2015 年 夏を予定しています。詳しくは artbasel.com/partners をご参照下さい。 ディスカバリーセクションと BMW アートジャーニーの双方には優秀な香港アーティストも選ばれ ており、トレバー・イエン(楊沛鏗/Trevor Yeung)は Blindspot Gallery(香港)、そしてサムソ ン・ヤン(楊嘉輝/Samson Young)のサウンドインスタレーションは am space(香港)から出品 されています。その他にも區凱琳(Au Hoi Lam)、周俊輝(Chow Chun Fai)、 蛙王 (Frog King)、 鴻輝(Hung Fai) Koon Wai Pong, リーキット(Lee Kit)、梁美萍(Leung Mee Ping)、 _韋邦雨(Wai Pongyu)、徐沛之(Chui Pui-chee) そして サラ・ツェー(Sara Tse)など多くの 香港で育ったアーティストも名を連ねています。 今回、シドニーの現代美術施設・アートスペースシドニーのエグゼクティブディレクター、アレクシ ィー・グラス・カントワー(Alexie Glass-Kantor)によって初めてキュレーションされたエンカウンタ ー(Encounters)セクションは展示ホールを新たな鑑賞環境に創り変えました。オーストラリア、 中国、インド、インドネシア、マレーシア、ニュージーランド、シンガポール、韓国、ベルギー、ドイ ツ、ポルトガル、イギリスそしてアメリカからの計 20 名の作家による作品群が展示され、従来の アートフェアを遥かに超えたスケールのこのセクションには大規模彫刻作品やインスタレーショ ン作品が展開されました。 新作を発表した作家は、ダヴィット・クラエボ(David Claerbout)、Dzine (カルロス・ロロン、 Carlos Rolon)、テユン・キム(Taeyoon Kim)、 ザイ・クーニン(Zai Kuning)、楊茂源 (Yang Maoyuan)、デーン・ミッチェル(Dane Mitchell)、エコ・ヌグロホ(Eko Nugroho)、ジョン・バス コ・パイヴァ(João Vasco Paiva)、シュシ・スライマン(Shooshie Sulaiman)、高偉剛(Gao Weigang)、趙趙 (Zhao Zhao)。また以前も展示された作品として、 ミカラ・ドゥワイヤー (Mikala Dwyer)、ツァオ・フェイ(曹斐 、Cao Fei)、シオバン・ハパスカ(Siobhán Hapaska)、 王克平(Wang Keping)、ヒュー・ロック(Hew Locke), タラー L.N.(Tallur L.N.)、徐龍森(Xu Longsen)、スターリング・ルビー(Sterling Ruby)そして李禹煥(Lee Ufan)らも参加していま す。詳しくは artbasel.com/hongkong/encounters をご参照下さい。 昨年度香港にもデビューを果たしたフィルム (Films)セクターには 36 人の作家による 38 作品 が出品され、北京・チューリッヒを拠点に活躍するマルチメディアアーティスト・プロデューサーの リ・ジェンファ(李振華、Li Zhenhua)のキュレーションの元、7 つの多様なテーマを探求されてい ます。マリーナ・アブラモヴィッチとマイケル・クレイグマーティンの 1960 年代から 70 年代の伝 説的作品や余政達(Yu Cheng-ta)、程然(Cheng Ran)そして鄢醒(Yan Xing)らの貴重な作 品の上映の他、陳天灼(Chen Tianzhuo)、陸揚(Lu Yang)、宋琨(Song Kun)らの新作など見 所満載なセクションとなり、300 人以上の来場者を記録しました。上映は agnès b. CINEMA at the Hong Kong Arts Centre にて 4 日間に渡って開催されました。詳しくは artbasel.com/hongkong/film もご参照下さい。 アートバーゼルトークプログラム、カンバセーション(Conversations)・サロン(Salon)では、世 界、そしてアジアアート界の著名陣が登壇、3 日間で 1,200 人以上の来場者を迎えました。レミ アアーティストトークシリーズトップバッターには中国人アーティストツァオ・フェイ(曹斐 、Cao Fei)を迎え、サーペンタインギャラリー(ロンドン)共同ディレクター、ハンス・ウルリッヒ・オブリス トとの対談が実現しました。コレクターパネルには、コレクター・aCL3 Architects Limited マネー ジングディレクター(香港)のウィリアム・リム(林偉而 、William Lim)のモデレーションの元、テ ートアジアパシフィック アクイジションコミッティー メンバー(香港)であるアラン・ラウ(劉家明 、 Alan Lau)、Carbon Edge Industries ディレクター並びに Forbes Young Collector 2014 優勝 者のアヌラッグ・カーナ(Anurag Khanna)、Keir Foundation 共同創設者、シドニービエンナー レ・チェアマン(シドニー)の フィリップ・キアー(Phillip Keir)らが登壇、トランスパシフィックコレク ション について議論が展開されました。また「Moving Without Moving | 世界規模の美術施設 はどう世界を旅するか」と題されたパネルディスカッションには、Museum of Contemporary Art and Design (MCAD) ディレクター(マニラ)キュレーターのジョセリナ・クルズ(Joselina Cruz)、 Anyang Technological University (NTU) Centre for Contemporary Art (CCA) 創設ディレク ター(シンガポール)の ウト・メタ・バウアー(Ute Meta Bauer)、M+ チーフキュレーター(香港) の ドリュン・チョン(Doryun Chong)、そして、ユーレンス現代美術センター・ディレクター(北京) の フィリップ・ティナリ(Philip Tinari)らが登壇、先端をゆく美術施設でディレクターやキュレータ ーを務める彼らの経験を元に、グローバルな美術施設が世界を旅する事の重要性とそれがア ート界に及ぼす影響について議論が重ねられました。モデレーターはアジアアートアーカイブ (香港)パブリックプログラムキュレーター、イングリッド・チュウ(朱珮瑿、Ingrid Chu)が務めて います。より時間が短くカジュアルなトークを展開した午後のサロンプログラムでも、アーティスト トークや作家、キュレーター、美術館ディレクター、教授や研究者などが登壇したパネルディスカ ッションも行われました。詳細は、artbasel.com/hongkong/talks をご覧下さい。 また今年のアートバーゼルとインターナショナル・コマース・センター (ICC)は、国際的に著名な 中国人アーティスト、曹斐(Cao Fei)の大規模作品を紹介しました。香港そして世界の若者文化 において欠かせないものとなった 1980 年代のビデオゲームを題材とした作品「「Same Old, Brand New」が、香港のシンボルで九龍ハーバーフロントに位置する全長 490 メートルのインタ ーナショナル・コマース・センター (ICC) 正面に毎夜映し出され、この作品は 4 月末まで展示さ れます。またショウは ICC ライトアンドミュージック、スマートフォンアプリとも連動しており、ビクト リアハーバーよりの眺めを音楽と共に楽しんで頂くことが出来ました。 更にアートバーゼルは、アジアアートアーカイブ (AAA) のやアジアソサイエティ、パラサイトアー トスペース、スプリングワークショップや M+など、香港の主要なアート団体とも連携を計り、関連 プログラムの充実にも重きをおきました。見所としてはモバイル「M+:ムービングイメージ」 (Broadway Cinematheque)と Midtown POP、そして Cattle Depot Artist Village、アジアソサ イエティ香港センターで行われた、奈良美智の「Life is only one: Yoshitomo Nara」、パラサイト での「In Stasis – Sarah Lai」そして「A Hundred Years of Shame: Songs of Resistance and Scenarios for Chinese Nations」、「Stationary」(スプリングワークショップ)、「Inside China – L’Intérieur du Geant’」「The Tell-Tale Heart’ and ‘Felix Gonzalez-Torres Billboard Project」 (K11 アートファンデーション )などです。 香港観光局はアートバーゼル香港の開催時期変更を受け、3月を「アート月間」としてアートフェ アやフェスティバル、パブリックアートやギャラリー、美術館による展覧会など広くアート、文化イ ベントを開催サポートしています。 次回のアートバーゼル香港は、2016 年 3 月 24 日から 26 日の予定です。 編集者の皆様へ アート・バーゼルについて アート・バーゼルは、モダンおよびコンテポラリーアートを取り扱う、世界第一級のアートショーを バーゼル、マイアミビーチ、そして香港で開催しています。開催都市と地域を反映した各ショー の独自性は、出展ギャラリー、展示作品、そして地元機関と同時共催されるプログラムのコンテ ンツに表れます。世界中から集まる一流ギャラリーが立ち並ぶ野心的なブースに加え、各ショー 独自の展示セクターでは、ビジュアルアートにおける最新動向にスポットライトが当てられ、ビジ ターは新しいアイデアや着想を得ることができます。 パートナー UBSはアート・バーゼルのグローバル・リード・パートナーとして、バーゼル、マイアミビーチ、香 港と3つのすべてのショーを後援しています。同社はバーゼルショーでは過去20年間、アート・ バーゼル マイアミビーチでは初年の2002年以来、バーゼル香港では2013年より、リード・パー トナーとして協賛しています。UBSは世界中で文化・芸術活動の後援に深く関わり、コンテンポ ラリーアートの振興、収集、教育活動に注力してきました。ダビドフアートイニシアチブ、オーデマ ピゲもアソシエイト・パートナーとしてアート・バーゼル香港を後援しています。 ルイナール、FREEPORTS、スワイヤー不動産はショーのラウンジホストとして、BMWは公式 オートモーティブ・パートナーとして、AXA ARTは公式保険パートナーとして、スイスインターナ ショナルエアラインズは公式運送会社として、マンダリンオリエンタル香港は公式ホテルパートナ ーとして提携しています。クイントエッセンシャリー ライフスタイルは公式コンシェルジュパートナ ーです。 フィナンシャル・タイムズおよびモダンメディアグループはショーのメディアパートナーで す。アート・バーゼルのパートナーに関する詳細は、artbasel.com/partners.をご参照ください。 次回のアートバーゼル バーゼル, 2015年6月18日~ 21日 マイアミビーチ, 2015年12月3日~ 6日 香港, 2016年3月24日~26日 オンライン プレス情報 プレス情報および画像は、artbasel.com/press から直接ダウンロードいただくことができます。 報道関係者はメディアメーリングに登録してアート・バーゼルに関する情報を受け取ることがで きます。 またアート・バーゼルに関する最新情報はartbasel.comをご参照下さい。 またFacebookページ facebook.com/artbasel、@artbasel インスタグラム、Google+ または Twitter、Weibo and Wechat からフォロー下さい。 プレス窓口 Art Basel、Dorothee Dines Tel. +41 58 206 27 06、[email protected] アジア向けPR代理人 Sutton PR Asia、Charlotte Yip Tel: +852 2528 0792、[email protected] 米国、南米、中東向けPR代理人 FITZ & CO、Katrina Weber Ashour Tel. +1 212 627 1455 内線1653、[email protected] 欧州向けPR代理人 Sutton PR、Sam Talbot Tel. +44 20 7183 3577、[email protected]
© Copyright 2024 ExpyDoc