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JAAS News 第 188号
一般社団法人シニア社会学会・事務局 2015年3月18日
< もくじ >
1.2015年度総会・第14回大会の日程・会場・テーマが決定
2.研究会からのお知らせ
3.各研究会の概要報告
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1.2015年度総会・第14回大会の日程・会場・テーマが決定
2015年度総会・第14回大会《創立 15 周年記念大会》の日程・会場が下記の通り決定しました
のでお知らせいたします。
1)日程 : 2015年6月7日(日)
(第一部《総会》10時~ 、第二部《大会》11 時~ )
2)会場 : お茶の水女子大学 (東京都文京区大塚)
3)大会テーマ : 『エイジフリー社会を目指して』
プログラム概要
・基調講演 講師:清家 篤(慶応義塾長、当学会副会長)
・会員報告 竹川勝雄、中村昌子、小宮健吉、高島芳美、牧野俊浩
・ワールドカフェによる出席者全員のディスカッション
・懇親会
詳細に関しては、追ってお知らせいたします。会員の皆様は勿論のこと、例年通り第二部の大会は
非会員の方も参加できますので、友人・知人の方もお誘い合わせの上、多数ご参加下さい。
2.研究会からのお知らせ
(1)第18回「シニア社会のリテラシー」研究会開催のお知らせ
1)日 時:2015年3月23日(月) 15:00~18:00
<開催時間が変更になりましたので、ご注意下さい。>
2)場 所:早稲田大学国際会議場4階第7共同研究室
3)テーマ:
「出版計画」についての質疑応答・意見交換
*当研究会は「コミュニティとは何か。
」を探ることをテーマに展開して来ましたが、
濱口座長から当シリーズの成果のまとめとして出版計画が提示されました。具体化
に向けて質疑応答・意見交換を行ないます。
4)参加費:300円
※お問い合せは、事務局・島村までお願いします。
(2)第 11回「ガバナンス」研究会開催のお知らせ
1)日時:3 月 29 日(日)18:00~20:00
2)場所:地域サロン「ぷらっと」
(JR 武蔵境駅北口徒歩5分)
3)テーマ:
「地方自治とガバナンス」Ⅱ
4)テキスト:川村匡由『地域福祉とソ-シャルガバナンス」中央法規(割引即売可)
5)参加費:700 円(資料代など込み)
6)申し込み: [email protected](川村座長)
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(3)第21回「災害と地域社会」研究会開催について
1)日
時:2015年3月 31 日(火)18:00~20:00
2)場
所:早稲田大学戸山キャンパス 39号館(使用会議室は後報)
3)報 告 者:早稲田大学文学研究科社会学コース博士後期課程 野坂 真
4)タイトル:
「津波被災地域における災害対応と地域社会の持続可能性―大槌町における
<住民生活を支える諸機能>の長期的な再編過程という視点から―」
5)参加費:500円
※お問い合わせ、参加申込は事務局・福原([email protected])迄お寄せ下さい
(4)
「シニアのICT活用研究会」第 19回開催のご案内
シニア社会学会の非会員の方、ICT に関する知識が無い方のご参加も大歓迎です。
参加をご希望の方は、前日までにお申し込み下さい。
1)日時:2015 年 4 月6日(月) 17:00~19:00
2)場所:(公財)ダイヤ高齢社会研究財団 会議室
新宿区新宿一丁目 34 番 5 号直田ビル 3 階
http://dia.or.jp/access/
3)話題提起者:飯曽根京子、森やす子(高齢者コミュニケーション支援サポータ
ー協議会)
4)テーマと概要:「シニアが ICT を活用する為のサポーターの役」
シニア社会学会が実施した「高齢者がコミュニケーションツールとして ICT を
活用する」という事業を通じて養成された「高齢者コミュニケーション支援サポ
ーター」は、江戸川区で 4 年半にわたって活動を継続しています。
4 年半の活動の中で経験的に得られた“サポーターとしてのあり方”ならびに“ 利
用者の ICT にかかわる態度の変化”についてお話します。
5)参加費:500 円
※参加のご連絡およびご質問については、澤岡 sawaoka@dia.or.jp(@は、半角
にしてメール送信ください)までご連絡ください。
(5)第85回 社会保障研究会 開催のお知らせ
1)日 時:2015年4月15日(水) 18:00~20:00
2)報告者:村上紀美子(医療ジャーナリスト・第 3 回日本医学ジャーナリスト協会賞受賞)
3)テーマ:
「納得の老後のために 日欧在宅ケア探訪」
4)会 場:高齢者生活協同組合 会議室(会場が変わりましたので、ご注意ください)
東池袋1-44-3 池袋ISPタマビル 7・8階 会議室は8階になります。
※ご質問がございましたら、佐藤まで。090-4436-6853
[email protected]
3.各研究会の概要報告
(1)第 84 回 社会保障研究会の報告
1)日 時:2015 年 2 月 26 日(木)
2)場 所:日本労働者協同組合会議室
3)講 師:志藤洋子氏(国際長寿センター<日本>事務局長)
4)テーマ:
「納得できる旅立ちのために~自分で決める最後の迎え方~」
人生 90 年時代、死は良く生きた人生のゴール、生涯の完成、究極の productive aging である。
多くの人は、老後の選択について、誰と、どこで、どのように暮らすか、あるいは遺言・相続・葬式・
墓については考えているが、どのように旅立つかについてはあまり考えていない。考えたくない、自
分は大丈夫、周りが何とかしてくれると思っている。不正確な情報に振り回され、治療の選択が自身
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の人生観や価値観の反映であるとは思わない。
旅立ちまでの「選択」に必要なこと:①どのような選択肢があるか、正しく理解する。②自身の価
値観・死生観をもつ。③周囲とのオープンな話し合いを通じて、意思を伝え尊重してもらう。④医療
の限界を知り「治す場としての病院」と「支える場としての在宅」の違いを知る。大腸がん、糖尿病、
認知症などの事例を通して、治療方法や治療の場の選択によって、旅立ちまでのプロセスがどのよう
に違うのかが示された。参加者の中には、本人または親が病気をかかえている人も自身の問題として
真剣に受け止めていた。高齢者に延命治療は不要という意見が多数を占めた。
(袖井孝子 記)
(2)第17回「シニア社会のリテラシー」研究会の報告
1)日 時:2015年2月27日(金) 15:00~18:00
2)場 所:早稲田大学国際会議場4階第7共同研究室
3)テーマ:濱口座長からの問題提起:
『コミュニティ文学の可能性 ―社会学的理解にもとづ
く提案―』についての質疑応答・意見交換
今回は安田コーディネーターによるレポート「座長論文を読み解く」を中心にして、活発な質疑応
答・意見交換が行われました。改めて濱口座長は文学をコミュニティに結びつけた理由について、そ
れは「こころ」である。
「こころ」を描かない文学などない。社会学的に表現すると、
「コミュニティ
文学」になったと述べられた。
(島村記)
(3)第 10 回「ガバナンス」研究会の報告
1)日時:2015 年 2 月 28 日(土)18:00~20:00
2)開催場所:福祉デザイン研究所
3)講師:フリートーキング
4)参加者:1人
5)報告:
「総選挙とガバナンス」をテーマに、昨年末の総選挙について座長と参加者
とのマンツーマンで以下のようなフリートーキングがあった。日本では相変わらず投票率が
低い。とくに若者の投票率が低い。これについて政府は有権者の年齢を現在の20歳から1
8歳に引き下げる案を今国会に提出、賛成多数で可決、成立し、来年から実施される見込み
だが、国会議員の定数の適正配分が最高裁で何度も違憲と判決されているにもかかわらず、改
善されていない。また、選挙制度自体、富裕層や自営業、二世三世議員しか立候補できない専業職化
が問題で、これにもメスを入れ、若者の政治への参加意識を高めることが必要である。そのためにも
教育者が義務教育の段階から児童を啓発する必要がある。このままでは政治の暴走を許し、戦争の道
へと突き進み、徴兵制も敷かれる心配もあるとの意見に集約された。
(川村記)
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