仕様書(川越市公告契約第374号(2))(PDF:329KB)

平 成 2 7 年 度
委 託 仕 様 書
1.件 名
資源化センター不適物運搬業務委託(単価契約)
2.場 所
川越市大字鯨井782番地3
3.積算原価
単価 金 円/t
4.合計金額
単価 金 円/t
5.委託概要、理由
資源化センターから排出する溶融不適物を小畔の里クリーンセ
委託
ンターまで運搬する。
の
大要
運搬予定数量 490t
資源化センターで中間処理により発生した不適物を、適正に最
委託
終処分するため、小畔の里クリーンセンターへ運搬業務を実施す
理由
るものである。
内訳書
名称
数量 単位 単価(円)
金額(円)
備考
Ⅰ)直接委託費
資源化センター不適物運搬費用
小計 1
式
(円/t)
(円/t)
積算原価
(円/t)…K 消費税等相当額 K×0.08
(円/t)
合計金額 (トン単価)
(円/t)
平成27年度
資源化センター不適物運搬業務委託(単価契約)
仕 様 書
川
越
市
環境部環境施設課
1
目
的
本仕様書は、「資源化センター不適物運搬業務委託(単価契約)」(以下
「委託」という。)を、廃棄物の処理及び清掃に関する法律その他関係法令
に則り、適正な処理を行い、ごみの円滑な処理業務の執行を確保するために、
川越市(以下「甲」という。)が受託者(以下「乙」という。)へ委託する
業務の必要な仕様を定めることを目的とする。
2
委託の概要
本委託は、川越市資源化センター熱回収施設における中間処理によって発
生する処理不適物(一般廃棄物)を、最終処分場である川越市小畔の里ク
リーンセンターまで運搬する業務である。
3
委託期間
平成27年4月1日 より 平成28年3月31日まで
4
運搬対象物、搬出予定量及び委託搬出場所等
⑴
運搬対象物及び搬出予定量
対象物
川越市資源化センター熱回収施設の流動床ガス化炉から排出さ
れる処理不適物。
予定量
490 t/年
(搬出予定量は計画値のため実際に搬出数量を保証するものではない)
⑵
搬出場所
川越市資源化センター
⑶
(川越市大字鯨井782番地3)
運搬先
川越市小畔の里クリーンセンター(川越市大字平塚新田160番地)
5
関係法令の遵守
乙は、この業務の実施にあたり、次の関係法令等を遵守しなければならな
い。
⑴
廃棄物の処理及び清掃に関する法律
⑵
川越市廃棄物の処理及び再生利用に関する条例
⑶
労働安全衛生規則
⑷
廃 棄 物 焼 却 施 設 内 作 業 に お け る タ ゙ イ オ キシ ン 類 ば く 露 防 止 対 策 要 綱
⑸
その他関係法令
6
一般事項
⑴
本仕様書は、本委託の基本的な内容を示すものであり、本仕様書に明記
されていない事項であっても目的達成上当然必要と思われるものについて
は、本仕様書の有無にかかわらず乙の責任において実施するものとする
⑵
本委託は、本仕様書の他、甲の提供する資料に基づき業務を実施しなけ
ればならない。
⑶
乙は、業務の実施にあたり甲と十分な打合せのうえ、業務を実施しなけ
ればならない。
⑷
乙は、業務の遂行にあたり施設の運営に支障のないように実施しなけれ
ばならない。
⑸
乙は、 業 務 の 遂 行 に あ た り 建 物 ・ 機 器 等 に 損 傷 を 与 え な い よ う 十 分 に 注
意を払い、業務を実施するものとする。
7
委託業務内容
⑴
委託範囲
ア
不適物の積込み及び運搬
川 越 市 資 源 化 セ ン タ ー の 不 適 物 バ ン カ ( 7㎥ ) に 貯 留 し た 不 適 物 を 車
両に積込み、小畔の里クリーンセンターまで運搬する。
⑵
作業実施要領
乙は、次の要領によりこの業務にあたらなければならない。
ア
資源化センターでの搬出(積込み)作業時間は、原則として午前8時
4 0 分 か ら 午 前 1 1 時 5 0分 及 び 午 後 0 時 4 5 分 か ら 午 後 4 時 ま で と す る が 、 い
ずれも翌日の施設運転に支障のないようにすること。
また、原則として土曜・日曜・祝日は休業日とするが、ごみ処理施設
の稼働状況により搬出(積込み)作業を行う場合がある。
ま た 、 運 搬 車 両 へ の 積 込 作 業 (バ ン カ 開 閉 作 業 )も 含 む も の と す る 。
イ
川越市小畔の里クリーンセンターの受入時間は、原則として午前8時
4 0 分 か ら 午 前 1 1 時 5 0分 及 び 午 後 0 時 4 5 分 か ら 午 後 4 時 ま で と す る 。
土曜・日曜・祝日及び年末年始は原則として休業日とするが、ごみ処
理施設の稼働状況により受入業務を行う。
ウ
ゴールデンウィークや年末年始などの長期休業時、又は2炉運転中の
週末などは、着脱式のコンテナを用意するなど、必要に応じた運搬業務
を行う。
⑶
使用車両等
不適物の運搬に使用する車両は、原則として次に掲げるとおりとし、
いずれも残渣等が飛散及び流出するおそれのないもので、搬出に支障の
ない車両を選定すること。
ア
車両の制限等
不 適 物 の 運 搬 に 使 用 す る 車 両 は 、 原 則 10t 深 ダ ン プ と す る 。
また、ゴールデンウィークや年末年始などの長期休業時、又は2炉運
転中の週末などは、施設稼働に支障が無いよう、必要に応じて着脱式の
コンテナを用意すること。
搬 出 場 の 高 さ 等 制 限 : 高 さ 3 ,2 0 0 ㎜ 、 幅
計量器積載台寸法
イ
:幅
3 ,0 0 0 ㎜ 、 長 さ 8 , 0 0 0 ㎜
登録車両
10t 深 ダ ン プ ( 原 則 )
8
4,000㎜ 以 下
:
3台以上
作業注意事項
乙は、この業務の実施にあたり次の事項に注意しなければならない。
⑴
施設内の建築物及び器物に損傷を与えないよう十分注意すること。
⑵
不適物の積込作業を行う際には、防塵マスク等を着用すること。
⑶
不適物運搬中は、必ずシートをかける等の飛散防止処置をとること。
⑷
過積載しないこと。
⑸
運搬途中での積替等は行わないこと。
9
事故時の措置
乙は、当該廃棄物の運搬中に、廃棄物が飛散、流出、又は地下に浸透した
場合は、人の健康又は生活環境に係る被害を防止するために必要な環境省令
で定める措置を講じなければならない。
10
業務管理
⑴
業務従事者名簿等の提出
ア
乙は、業務の実施にあたり次の書類を市に提出しなければならない。
なお、変更のあった場合も同様とする。
(ア) 主 任 技 術 者 届
(イ) 委 託 業 務 実 施 計 画 表
(ウ) 業 務 従 事 者 名 簿
(エ) 運 搬 計 画 書 ( 3 部 )
①作業計画書(運搬従事者、作業手順書、連絡体制)
②運搬経路
(地図上に記入したもの、所要時間、距離)
③運搬車両
(使用車両一覧、車検証の写し、写真(前・横)
④各種名簿
(運転従事者一覧、運転免許の写し)
⑤緊急連絡先
(オ) そ の 他 市 が 必 要 と す る 書 類
イ
業務従事者の中から責任者1名を選び、業務の監督及び甲との連絡に
当たらせること。
ウ
廃棄物運搬車両の運転者は、原則として1つの車両専属とする。
⑵
運搬量の確認
不適物の運搬量の確認は、原則として小畔の里クリーンセンターの計量
器により計量した量により行うものとする。
⑶
委託業務実施報告書(指定様式)
乙 は 、 実 施 し た 業 務 内 容 を 月 毎 に 委 託 業 務 実 施 報 告 書 に よ り 翌 月 10日 ま
でに報告しなければならない。(委託業務実施報告書には、毎日の残渣物
の運搬台数、運搬量を記載した月報を添付すること。)
⑷
安全教育の徹底
乙は、事故防止のために従業員に安全教育の徹底を図るとともに委託業
務の公共性を認識し円滑な業務の遂行を確保するように、努力と責任をも
って業務にあたるよう指導しなければならない。
ア
安全衛生に関すること。
イ
交通事故防止に関すること。
ウ
災害及び災害防止に関すること。
⑸
服装及び言動
業務従事者は、受託者制定の衣服を着用するとともに、公共サービスの
従事者にふさわしい言動につとめなければならない。
⑹
事故報告
乙は、運搬作業中事故等が発生した場合は速やかに市に報告し、その対
応を協議し、適切に対応しなければならない。
⑺
損害賠償
ア
適正な業務が確保されないものに伴う故障及び事故についてはすべて
乙の責任において早急に現状に復するものとし、これに要する費用はす
べて受託者の負担とする。
イ
乙の過失による火災、盗難、破損、事故等により甲及び第三者に損害
を及ぼした場合には、それに係る一切の費用は乙の負担とする。
⑻
秘密の厳守
乙は、業務上知り得た機密事項は第三者に漏らしてはならない。
11
負担区分
この業務に要する車両、用具、燃料等は、乙の負担とする。また、運搬に
使用する車両等は常に清潔に保持しなければならない。
12
契約の解除
契約条項に定める他、受託者が廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令
第4条第1、2、3号の基準に適合しなくなったとき。
13
委託料の支払い
委託料の支払いについては、毎月の運搬実績に応じて月毎に支払うものと
する。
また、委託料の算出については、毎月の運搬量(t)に単価(円/t)を
乗じて算出するものとし、算出額の1円未満は切り捨てとする。
14
疑義について
この仕様書に定めのない事項及びこの仕様書の解釈に疑義を生じたときは
その都度、甲乙協議のうえ、解決にあたるものとする。