温州ミカン栽培の取り組み 定年後の果樹 栽培のすすめ 温州ミカン編 根域制限栽培による高品質栽培 マルチ被覆確認会 新たな注目!! 今、温州ミカン栽培がおもしろい! ■一般的に、定年後に豊かな生活を送るには、公的年金+月10 万円が必要と言われます。 隔年交互結実栽培による省力化栽培 巻き上げマルチによる省力化 ■この資料は、露地ミカン栽培で定年後の収入を確保するための 提案資料です。 佐賀県での栽培品種 ■定年後は、太陽の下で「植物を育ててみたい」と思いの方は、 生き甲斐と実益が望めます。 ■露地みかん栽培で豊かなセカンドライフを送る生活設計を作 成してみませんか。 「太幸早生」 「宮川早生」 「青島温州」 JAグループ佐賀 みかん作りにチャレンジ!! 佐賀県のみかん栽培面積は全国で5番目に多い産地である。しかし、全国的に栽培者の高齢 化などで面積は減少していますが、高品質なみかんは消費者に人気が高い 果物です。佐賀県は温暖化気候を生かして需要期に出荷できる産地として、 取引市場からも期待されています。 ■早生・普通温州ミカンは収量が上がる 〇早生・普通温州ミカンは10a当り3,500~4,000㎏収穫できる。 〇マルチシートを被覆すると品質が上昇する。 ○早生・普通温州ミカンは鳥獣害被害には注意する。 ■全国的にみかん面積は減少傾向 <佐賀みかんの生産状況 H25年度> 〇生産農家数 1,963名 〇栽培面積 うち 1,527ha 早生温州 250ha 普通温州 576ha ※栽培面積の減少要因は、生産者の高齢化の ため減少しているが、果物の中でも消費量は、一番多い果物である。 ■栽培に初心者でも取組みやすい 〇みかんは果樹の中でも初期投資が少なく栽培ができます。 ○マルチの被覆が前提となりますが、マルチを被覆すれば 品質が上昇します。 ■販売単価は? 佐賀県産みかんの過去4か年の早生・普通(さが美人)の市場販売単価の推移です。佐賀県 全体については、早生・普通温州ミカンの数量が少ないため、11月以降は特に需要が高く、 高単価で販売されています。 根域制限栽培 ■早生・普通温州ミカン栽培暦 ■収益性は?(早生・普通温州栽培の場合) ・早生温州出荷3,500kg × 200円/kg = 700,000円 ・早生温州出荷経費・生産経費(概算) 437,000円/10a ・早生温州手取り金額(概算) 263,000円/10a ・普通温州出荷4,000kg × 220円/kg = 880,000円 ・普通温州出荷経費・生産経費(概算) 588,000円/10a ・普通温州手取り金額(概算) 292,000円/10a ■技術は確立・指導は万全 栽培技術は確立しています。JAの技術指導員が丁寧に指導にあたり、適期に管理作業をし てもらえば、3年目で初結実、5年目で成園化ができ、以後20年以上栽培が継続可能です。 ■施設と資金対応 高品質生産に向けては、余分な水分を入れないマルチシートの設置を推奨しています。また、 新たな取り組みとして水田転換として根域制限栽培、施設栽培等産地では取組みをされており ます。設置については、国や県の補助事業・低金利の融資がありますので、安心して施設の導 入が図られます。 (施設導入費) ■栽培プラン 植付3年後 ・根域制限栽培 10a当り 約150万円 ・マルチ栽培 10a当り 約12万円 排水が良く・ 日当たりがい 初 結 実 い園地 10a程度 の栽培から 始めよう JAの果樹部会に加入いただくと、県や国の補助事業によりマルチや根域制限栽培・苗木 等に対する補助事業等を受けることができ、栽培や経営の指導を受けることができます。詳 しくは最寄のJA・普及センターにご相談ください。
© Copyright 2024 ExpyDoc