九地整と九州コンクリート製品協会が「災害応急対策業務の協定書」締結広域的な災害時におけるコンクリート製品等の支援、被害拡大の防止、早期復旧へ九州地方整備局と九州コンクリート製品協会の関係者が出席して行われた調印式（福岡市の第２東福ビル）九州地方整備局（金尾健司局長）と（特法）九州コンクリート製品協会（松﨑秀雄会長）は６日、福岡市の東福第２ビルで「災害時における災害応急対策業務の情報提供等支援に関する協定書」の調印式を行った。協定は九州地方整備局管内において地震・大雨等の自然災害及び予期できない災害等が発生し、又は発生のおそれがある場合の応急対策業務に関し、協定などによりすでに応急対策を実施している業者において、コンクリート二次製品及びセメント、骨材等資材が不足した時には、当協会はこれを支援し、被害の拡大防止と被災施設等の早期復協定書を手に、握手を交わす金尾局長と松﨑会長旧に資することを目的としている。この日の調停式には九州コンクリート製品協会から松﨑会長、中村健一郎副会長、茂森拓副会長、木田稔乙事務局長の４人、九州地方整備局から金尾局長、企画部の吉田邦伸企画調整官、鶴﨑秀樹火山防災対策分析官、川野晃防災課長と司会として平総務部総務課長が出席。司会の河野課長が出席者を紹介し、鶴﨑火山防災対策分析官が協定内容の概要説明を行ったあと、金尾局長と松﨑会長が２部の協定書にそれぞれが署名、捺印し、調印の記念撮影を行った。調印後は、金尾局長が「九州は台風、豪雨、火山災害等の発生が多く、南海トラフ地震も危惧されている地域、いざという時の道路の啓開挨拶する金尾局長による物資輸送、広範囲の浸水に対する排水挨拶する松﨑会長対策、河川、道路等が被災した時の早期の復旧などが整備局の使命であり、今回の協定締結が広域的な災害に対して非常に有効に働くのではないかと思います」などと感謝の言葉を交えてあいさつし、松﨑会長は「私どもは日頃から安全、安心なコンクリート製品の供給を通して、社会基盤整備へ貢献することを最大の目的としている。今回の調印によって、災害時における私どもの果たすべき役割がより明確になった。協会を存分に活用していただき、災害の未然防止、復旧復興に役立ててほしい」などと挨拶した。