コンペ用 - 沖縄県

平成27年度「沖縄県女性健康支援センター事業」の
業務委託企画提案仕様書(コンペ用)
本公募は国及び県の本予算成立及び、本事業に係る母子保健衛生費国庫補助金
の交付決定を前提としたものであり、予算成立及び交付決定後に効力を生じるもの
です。
国会及び県議会において予算案が否決された場合、本事業の交付決定がなされな
かった場合、または交付決定額に変更があった場合は、契約を締結しないことがあ
りますのであらかじめご了承ください。
1.業務名
平成27年度 「沖縄県女性健康支援センター事業」に係る業務委託
2.事業期間
平成27年4月1日~平成28年3月31日まで
3.事業目的
妊娠、出産等固有の機能を有し、女性特有の身体的特徴を有することで生じる、さ
まざまな支障や心身にわたる悩みをかかえる女性に対して、専門的な知識を有する相
談員に気軽に相談できる体制を確保し、女性が自身のライフステージにおける様々な
状況に柔軟に対応し的確に自己管理ができるよう支援する
4.予算額
委託料
1,912千円以内(消費税及び地方消費税含む)
5.事業概要
思春期から更年期に至る女性で、心や体の変化や女性特有の身体的機能を有するこ
とで生じる様々な悩みを抱える下記の対象者に対して、電話及び面接により相談指導、
情報提供を行う。
(対象者)
(1)思春期にあって健康相談を希望する者
(2)妊娠、避妊について的確な判断を行うことができるよう、相談を希望し、また
はこれを必要とする者
(3)不妊に関する一般的な相談を希望する者
(4)メンタルケアの必要な者
(5)婦人科疾患、更年期障害を有する者
(6)その他、性感染症を含め女性の心身の健康に関する一般的な相談を希望する者
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6.女性健康支援センターの設置について
相談者の個人情報やプライバシーが確実に保護及び確保できる環境を整備するとと
もに、必要に応じて相談者が医師等の面接相談を受けるための個室を確保しなければ
ならない。
また、センターには専用電話を開設し、センターの開所時間外においてもメール等
により相談等が行えるようインターネット環境も整備すること。
7.女性健康支援センターの開所及び運営時間
女性健康支援センター(以下「センター」という。)は、日曜日、祝日休日及び年
末年始(12月29日から翌年の1月3日まで)、慰霊の日を除き少なくとも週に3
日(もしくは予算の範囲内で可能な限り)開所するものとする。
開所時間については、多くの対象者が相談しやすい時間に設定するものとする。
また、少なくとも週に3日は電話相談を行うものとする。
8.配置人員
センターを安定的に運営するために、以下の要件を満たす相談員を必要人数確保し、
相談者の内容に応じて医師の面接が実施できるような体制を確保すること。
また、本業務に係る責任者として、県との窓口となるとともに、関係機関等との連
絡調整や、センターが実施する事業の企画及び実施について、進捗管理を確実に行う
ことができるものを配置すること。
(電話相談員)
女性の心身の健康に関する相談に対して、医学的・心理的な側面から指導助言や
情報提供を行い、また必要に応じて最適な支援機関につなぐ等、専門的な知識が求
められることから、助産師又は保健師の資格を有するものであること。
(産婦人科医師等)
医師等の面接を希望する相談者や、電話相談の内容から医師の面接が必要と考え
られる相談者に対して産婦人科医師等の面接相談が行える体制を整えること。
9.業務内容
(1)身体的、精神的悩みを有する女性に対する相談指導
(2)相談指導を行う相談員の研修養成
(3)相談体制の向上に関する検討会の設置
(4)妊娠に悩む者に対する専任相談員の配置
(5)不妊や妊娠に関する正しい知識の普及啓発
(6)女性の健康に関する学習会の開催
(7)その他相談の実施に必要な事項
事業目的に沿った効果的な女性の心身や健康に関する情報提供や普及啓発、相談
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に関する業務について、沖縄県保健医療部健康長寿課と協議・調整のうえ実施する
こと
10.事業実績報告書の提出
(1)月別実績報告書
(2)年度実績報告書
(3)その他センターにおける女性の健康相談、指導、情報提供などに関連し必要と認
められるもの
11.委託契約額の上限
1,912千円以内
内
(消費税及び地方消費税相当額含む)
訳
備
考
①人件費
電話相談員及び面接相談医師の謝金、通勤手当
②活動事業費
電話相談員養成研修、広報チラシ・ポスター作成
女性の健康に関する学習会の開催等
③センター管理運営費
消耗品、通信運搬費(電話料金、電話工事料等)、使
用料等
④その他必要経費
一般管理費など
12.活動目標、成果指標
本事業では、表1のとおり指標を定め、事業成果を見極めることとする。なお、
本成果の目標の達成度は、翌年度に本事業を実施する際の委託業者選定の参考とする。
(表1)
成
果
指
標
目
標
値
①新規相談件数
150
件
②延べ相談件数
200
件
13.協議について
本仕様書に記載されていない事項が発生した場合、あるいは記載事項に疑義が
生じた場合は沖縄県保健医療部健康長寿課と協議すること。
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14.その他
本事業に係る契約の終了後、他者に業務の引き継ぎを行う必要が生じた場合には、
相談者の利便性を損なわないよう必要な措置を講じ、円滑な引き継ぎに努めることと
する。具体的な内容については、受託者と県の協議によることとする。
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