クラシック音楽となら記紀・万葉プロジェクト賛同企画 事業の背景と目的

クラシック音楽となら記紀・万葉プロジェクト賛同企画
五條芸術・文化の会
○事業の背景と目的
わたしたちの地域では、文化・芸術にふれ
る機会があまりありません。しかし、こども
の健全なる成長にはそれらがなくてはなら
ないものと考えています。
そこで、「記紀・万葉プロジェクト 古事記
( H24 年 ) ( 2012 ) ~ 日 本 書 紀 (H32 年 )
(2020)」に賛同し、事業を行うことを通して
親と子および地域の人々が美しき日本の
心を語り継ぐクラシックコンサートを企画し
ました。
○事業の実施内容
1日目 9月20日(土)
・親と子の読書会
3日目 11月15日(土)
それぞれ絵本を持ち寄り、内容について話
・親と子の読書会
しあい、絵本のもつ魅力について語りあい
日本の美しい古典文学や、外国の文
ました。
学「ふしぎの国のアリス」を読み深め、
自分だけの読書ノートを作成しました。
2日目 10月18日(土)
・万葉集を学ぶ会
4日目 12月26日(金)
万葉集 巻1-1「泊瀬朝倉宮(はつせの
•チェロ・ヴァイオリンクラシックコンサート
あさくらのみや) 大泊瀬稚武天皇(おおは
第1部(古事記・万葉歌のしらべ)
つせわかたけのすめらみこと)雄略天皇御
子どもたちによる朗詠を地域の方々に
製歌」等を、掛け軸風書のアートとして作成
し、作品の前で朗詠しました。
披露し、質の高い文化芸術を共有しました。
○成果や課題、感想など
第2部(チェロ・ヴァイオリンクラシックコン
親子読書会では、本を読むだけでなく、意
サート)
見交換をしたり作品づくりを通して、本の内
プロの演奏家を招いて、真近で本物の音
容により深くふれることができました。親と
色にふれ豊かな音楽をわかちあいました。
子、いろいろな学年、祖父母の三世代で感
想を話し合って意見交換を深めました。
万葉を学ぶ会では、万葉歌を朗読しながら、
日本の美しい古典文学を体感することがで
きました。子どものときから古典に親しむこ
とで、中高生になった時、これらのことをよ
り深く学び、親しむことができたとの報告が
ありました。
クラシックコンサートでは、赤ちゃんから高
齢者に至るまで感動を共にすることができ
ました。
○地域の教育力向上への貢献
構成団体
子供朗読教室
シュタイナー教室
子供絵画教室
親と子の読書会
マンサクの会
五條えほんの会
芸術・文化・福岡塾OBの会
総事業費
215,873円
まず家庭を大切にし、子育て仲間を増やし、
親と子で学びあうことを地域の教育力向上
実 施 日
であると考えます。
平成26年 9月20日(土)
10月18日(土)
11月15日(土)
12月26日(金)
異年齢の子どもたちが集まる場を大切にし、
実施場所
五條市中央公民館
リバーサイドHOTEL
協力団体
若柳社中(光柳会)
参 加 者
子ども 30名
大人 30名
親同士の交流を通して子育ての知恵を話
しあっています。
そうすることで、安心して子育てができる地
域のつながりをもつことができます。その
ためにも異世代の交流を大切に考えまし
スタッフ数
た。結果として、親や祖父母世代も共に文
化・芸術を楽しむことができました。
13名
計60名