NEWS RELEASE

NEWS RELEASE
2015 年 3 月 11 日
「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー 2014」
3 ブランドで『優秀賞』を受賞!
アイフルホームとフィアスホームは 5 年連続、GL ホームは 2 年連続受賞!
株式会社LIXIL住宅研究所
~優れた省エネ性能と、省エネ住宅の普及活動に高い評価~
株式会社LIXIL住宅研究所(住所:東京都江東区亀戸 1-5-7/代表取締役社長:今 城幸)では、このたび、
一般財団法人日本地域開発センター(主務官庁:国土交通省)が主催する、省エネルギー性の優れた住宅を選
定する表彰制度「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2014」において、アイフルホームの『セシボ』・『セシボ
(北海道仕様)』、フィアスホームの『arietta(アリエッタ)』、GLホームの『WoodsHill(ウッズヒル)』の 3 ブランド
で優秀賞を受賞しました。さらに、アイフルホーム、フィアスホームにおいては 3 回以上の連続受賞となるため
「優秀企業賞」も同時に受賞しました。
「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー」は、省エネル
ギーや CO2 削減等へ貢献する住宅の普及と質的向上の
促進を目的に、建物外皮と設備を一体とした省エネルギ
ー性と、販売実績や設計・施工における標準化やコスト対
策といった普及性を評価し、優れた住宅を表彰する制度
です。
具体的には、(1)外皮・設備の省エネルギー性能値、(2)多様な省エネルギー手法の導入、(3)省エネルギー
住宅の普及への取り組みの 3 つの視点を基準に評価し、優秀と認められた住宅が表彰されます。
アイフルホームの『セシボ』、『セシボ(北海道仕様)』は、風や光の活用などパッシブエネルギーを上手に利用
した住宅を提案。節湯・節水機器、LED 照明などの省エネ設備の利用、さらには屋根・壁への遮熱対策により、
エネルギーの消費を抑えた商品が省エネルギーへ貢献するものとして評価されました。
フィアスホームの『arietta(アリエッタ)』は、高気密・高断熱技術をベースに風や光などの自然エネルギーを
活用した少ないエネルギーで暮らすことができる住まいを提案。「eレポート」や「性能報告書」で暖冷房効果や
建物性能を見える化し、消費者に分かりやすい取り組みが省エネルギーへ貢献するものとして評価されました。
ツーバイフォー(以下、2×4)工法のGLホームの『WoodsHill(ウッズヒル)』は、断熱性・気密性に優れた暖冷
房効率のよい基本仕様+制震システムをあわせたツーバイシックス(以下、2×6)工法の「ハイパーモノコック構
法」をベースに通風・創風などの自然エネルギーの活用、調湿機能がある内壁材の採用など、電気の使用を抑
えると共に、住まい手が快適に過ごせる工夫を取り入れた取り組みが省エネルギーへ貢献するものとして評価さ
れました。
◆受賞内容◆
カンパニー名
アイフルホーム
フィアスホーム
GLホーム
受賞名
優秀賞
優秀賞
優秀賞
優秀賞
商品名
「セシボ」
「セシボ(北海道仕様)」
「arietta(アリエッタ)」
「WoodsHill(ウッズヒル)」
<受賞対象地域>
<受賞対象地域>
<受賞対象地域>
<受賞対象地域>
3-7地域※
1・2地域※
3-6地域※
3-5地域※
特別表彰
優秀企業賞
優秀企業賞
—
※省エネルギー基準による地域区分
【報道関係者のお問合せ先】
㈱LIXIL住宅研究所 広報・宣伝部 担当:千明(チギラ)
電話:03-5626-8251 メール:[email protected]
LIXIL住宅研究所ホームページ/TOP URL:http://www.lixil-jk.co.jp/
本ニュースリリースは、本日、国土交通記者会、国土交通
省建設専門紙記者会にて、広報発表しています。
1
【参考1】
優秀賞 アイフルホーム「セシボ」(3-7 地域)
『セシボ』は、「こどもにやさしい は みんなにやさしい」をコンセプトにキッズデザイン
の考え方を取り入れ、「全ての世代にやさしい家づくり」を考えて開発した住宅です。
環境問題、安全性、快適な室内環境、住宅保証、経済性、そして家族の絆と夢など、
住宅が解決しなければならない問題を見つめ「家そのもので出来ること」の可能性を
“もっと ずっと”追求した住まいです。特に環境問題に対しては低炭素社会の実現
に向け「省エネルギーから“少”エネルギーへ※」向けた提案を行っています。
※省エネルギー:無駄なエネルギーを使わないこと。少エネルギー:少ないエネルギーで暮らすこと
●建物外皮・設備機器について
建物外皮性能は、外皮平均熱貫流率(UA 値)、冷房期の平均日射熱取得率(ηA 値)とも 3-7 地域の各基準
値をクリアする性能とし、暖冷房、換気設備等の設備機器については、高効率機器を採用し、一次エネルギ
ーの消費量を抑える取り組みを実施しています。
●多様なエネルギー手法の導入について
『開ける技術』として、空調負荷低減を目的にパッシブエネルギーを積極的に活用。温度差換気により高窓か
ら排熱するための工夫や、断熱玄関ドア(採風タイプ)や縦すべり出し窓を多用し、屋内に風を取り込みやす
い工夫を採用しています。これに間取りの開放性、吹き抜けの採用、通風室内建具などの室内側での工夫を
加え、通風・創風、採光など、自然の力を生かしたできるだけ電力を使わない少エネルギーの提案を行ってい
ます。
『閉じる技術』として、外皮性能はもとより、屋根には遮熱屋根材・オリジナル遮熱工法を、壁には遮熱シートを
採用し、外気による影響を抑えて暖冷房効率を高めることで快適性とエコ生活を両立します。
その他『省エネ技術』の導入として、キッチン、洗面での節湯・節水に配慮したエコハンドル水栓、保温浴槽、
節水型便器の採用や LED 照明などの採用により省エネルギーに配慮しています。
●省エネルギー住宅普及への取り組み
お客様により省エネルギーな暮らしをご提供するため初期支出 0 円で搭載できる太陽光発電サービスを提案。
また、新しい省エネルギー基準の普及・浸透のため、UA 値・ηA 値を簡易に計算できるアイフルホームオリジナ
ルの計算ソフトを開発し、運用するなど、様々な取り組みで省エネ住宅の普及に取り組んでいます。
<アイフルホーム「セシボ」外観・内観>
2
<通風・創風イメージ>
<通風室内建具(右オープン・左クローズ>
【参考2】
優秀賞 アイフルホーム「セシボ(北海道仕様)」(1・2 地域)
キッズデザインの考え方を取り入れた「全ての世代にやさしい家づくり」を考えて開発
した『セシボ』をベースに、寒冷地域である1・2地域にあわせた断熱性能を確保した
外皮性能・設備機器としています。環境問題、安全性、快適な室内環境、住宅保証、
経済性、そして家族の絆と夢など、住宅が解決しなければならない問題を見つめ
「家そのもので出来ること」の可能性を“もっと ずっと”追求した住まいです。特に環境
問題に対しては低炭素社会の実現に向け「省エネルギーから“少”エネルギーへ※」
向けた提案を行っています。
※省エネルギー:無駄なエネルギーを使わないこと。少エネルギー:少ないエネルギーで暮らすこと
●建物外皮・設備機器について
建物外皮性能は、外皮平均熱貫流率(UA 値)、冷房期の平均日射熱取得率(ηA 値)とも 1・2 地域の各基準
値をクリアする性能とし、暖冷房、換気設備等の設備機器については、高効率機器を採用し、一次エネルギ
ーの消費量を抑える取り組みを実施しています。
●多様なエネルギー手法の導入について
セシボ(3-7 地域)と同様、パッシブエネルギーを積極的に活用し、風や光などの自然の力を活用した、できる
だけ電力を使わない配慮を提案しています。
また、寒冷地にあわせた外皮性能を確保するため、断熱材にはLIXILと共同開発した高性能断熱パネル
「ハイクオリティパネル(HQP)」を採用し、外気による影響を抑えて暖冷房効率を高めることで快適性とエコ
生活を両立します。
<アイフルホーム「セシボ(北海道仕様)」外観>
<アイフルホーム「セシボ(北海道仕様)」内観>
3
【参考3】
優秀賞 フィアスホーム『arietta(アリエッタ)』(3-6 地域)
『arietta(アリエッタ)』は、「“今”と“未来”を紡ぐ家」をコンセプトに開発した
住宅です。その基本となるのは未来へと住み継げる省エネルギー住宅と考え、
オリジナル高性能断熱材一体型パネル「eパネル」を採用しています。これに
風や光などの自然エネルギーを活かす工夫を盛り込み、快適に暮らすライフ
スタイルをお客様にご提案しています。さらに太陽光発電システムや通風・創風
シミュレーションなどを組み合わせることで取り組みを見える化し、永く住み継が
れる住まいを目指しています。
●建物外皮・設備機器について
樹脂系断熱材と構造用パネルを一体化させたオリジナルの『粘震+eパネル』で建物全体を囲うことで最
新の省エネルギー基準(平成25年基準)3-6地域の基準をクリアする優れた断熱性能を実現。
気密性能については、気密測定を標準で実施したところ、実物件でのC値(隙間相当面積)平均値はC
値:0.68㎠/㎡で、一般的な「気密住宅」のC値5.0㎠/㎡と比べはるかに優れた実績となっています。
暖冷房、換気設備等の設備機器については、高効率機器を採用し、一次エネルギー消費量を抑える取
り組みを実施しています。
●多様なエネルギー手法の導入について
春や秋には、自然の力を活かし、サッシ・建具・吹き抜けの工夫による自然換気や温度差換気を利用。
通風は「自立循環型住宅」の思想を取り入れ、全居室2面開口や、より大きな通風効果を得られる窓「フ
ル3Dウィンドウ」を採用することにより、エコ生活への配慮を施しています。また、軒の出を深くすることで、
冬季は日差しをたくさん取り込み、夏季には日差しや熱気の進入を抑えるとともに、涼風を室内に上手に
取り込む『パッシブ設計』を取り入れています。
省エネ効果について、設計段階での省エネ効果を年間電気料金・CO2 削減量・一次エネルギー削減量
に置き換えて提案する「eレポート」、建物の気密・断熱・遮熱性能を邸別で明記した「性能報告書」により
性能を見える化してお客様にご提案しています。
<フィアスホーム「arietta(アリエッタ)」外観>
4
<「eレポート」と「性能報告書」>
<パッシブ設計>
【参考4】
優秀賞 GLホーム『WoodsHill(ウッズヒル)』(3-5 地域)
『WoodsHill(ウッズヒル)』は、「美しい品質の家づくり」をコンセプトに、ふだんは
目にすることのできないほんの小さな、でも大切な部分からこだわり抜き、さらに
は北米建築の高いデザイン性、木造建築の世界基準である2×4工法の強さや
耐久性、品質の安定性などを備え、日本の風土に合わせて独自に進化
させてきたGLホームだからこそ実現できる確かな品質をもつ住宅です。
●建物外皮・設備機器について
断熱性・気密性に優れた暖冷房効率のよい基本仕様+制震システムをあわせた
2×6 工法の「ハイパーモノコック構法」により、外皮平均熱貫流率は、屋根・壁・床・開口部とも 3-5 地域の各
基準値をクリアする 0.5W/㎡・K 以下とし、暖冷房、換気設備等の設備機器については、高効率機器を採用し、
一次エネルギーの消費量を抑える取り組みを実施しています。
●多様なエネルギー手法の導入について
春や秋の季節の良い時期には自然の力を活かし、地窓・高窓、袖壁、通風建具、吹き抜けなどの工夫を用い
て通風・創風(温度差換気)、採風を行える「パッシブエコデザイン」の設計手法を用いてご提案します。
あわせて、水回りには節電・節水設備を採用し、普通に暮らすことで毎日のエネルギーの無駄を減らすことが
できる設備を用意。最新のテクノロジーで無駄をなくした家計にやさしいエコな暮らしを提案しています。
●省エネルギー住宅普及への取り組み
住まい手には、消費電力や太陽光発電状況を「見える化」し、エネルギー使用状況を把握できるようにするこ
とで節電行動を促しています。また、GLホームのWEBサイトにお施主様専用ページを用意し、ご自宅の建物
に関する情報を長期にわたりご提供したり、「GLホーム プレミアムアフターシステム」によりお施主様を生涯
にわたってサポートするなど、永く住み続けられるよう工夫しています。さらには、住宅購入者のエコライフ意識
調査やOBのお客様の座談会を実施。その取り組みをパンフレット等にまとめ広く情報提供を行っています。
様々な取り組みで省エネ住宅の普及に取り組んでいます。
<GLホーム「WoodsHill(ウッズヒル)」外観イメージ>
<パッシブエコデザイン>
5
<意識調査や座談会を実施し、パンフレットで情報提供>
<GLホーム プレミアムアフターシステム>