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T35301
科 目 名
教 員 名
知的財産法Ⅰ
杉山 務
単 位 数
開 講 期
2
前期
【授業概要・ねらい】
知的財産制度を理解することに重点を置き,我が国の産業の発達にとって重要な地位を占める特許制度,及び文化の
発展に貢献の大きな著作権制度を中心に学びます。
知的財産の活用を考え,知的財産について議論し,知的財産制度を駆使するためには,その前提となる制度の知識を
有していることが最低限必要ですので,これらの知識の蓄積に重点が置かれます。
【到達目標】
知的財産制度に関連する問題について,対応の仕方や問題点を議論できるようになり,特許制度及び著作権制度の主
要な事項を理解し,説明できるようになります。
【履修条件】
なし
【授業形態・方法】
適宜質疑を交えながらの進行です。
【授業内容】
第1回 オリエンテーション及び知的財産制度概要
第2回 発明とは何か
第3回 特許になる要件とは何か
第4回 特許を受ける権利 共同発明・職務発明
第5回 出願,審査・審判
第6回 権利の活用
第7回 権利侵害,権利行使
第8回 著作権法 著作物
第9回 著作者 職務著作
第10回 著作権 支分権
第11回 著作権制限 第12回 著作者人格権
第13回 意匠制度
第14回 商標制度
第15回 その他の知的財産
コメント 最新の話題についても授業に取り入れます。
【教科書】
茶園成樹編「知的財産法入門」2013.4(有斐閣)¥2,730
【参考書・文献】
(a) Web:特許庁:http://www.jpo.go.jp/indexj.htm
(b) 特許庁編「工業所有権法(産業財産権法)逐条解説(第19版)(発明協会,2012年)
(c) Web:平成26年度知的財産権制度説明会 (初心者向け )テキスト http://www.jpo.go.jp/torikumi/ibento/text/
h26_syosinsya.htm
【成績評価の基準と方法】
定期試験 割合50%
記述問題中心とします。
平常点 割合50%
テキストの該当する箇所の確認問題,応用問題を解答した報告書(50%)
コメント .
【履修の要点・注意点】
馴染みのない用語について摘記しておいて授業に臨むことが求められます。
【他科目との関連】
民法及び民事訴訟法の特別法である部分が多くあります。
【担当教員からのメッセージ】
前期では知的財産制度全般の基礎を学習し,後期は制度を駆使できる能力養成を予定しています。
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