平成27年3月13日 日本生命保険相互会社 日本生命本店東館の稼働について ~「日本一女性が働きやすい」を目指して~ 日本生命保険相互会社(社長:筒井義信、以下「当社」 )は、平成27年3月、本店東館(大 阪市中央区、以下「当ビル」 )を稼働することとなりましたので、お知らせいたします。 ■大阪本店で事務サービスの高度化を担うお客様サービス本部 当ビルに入居するお客様サービス本部は、当社本店所在地である大阪を本拠地とし、ご加 入からお支払までのあらゆる保険事務を担い、また、全国からのお問合せに対応するコール センターを擁する基幹部門です。 支払問題を契機とした、お客様の視点で保険に関わるすべての仕組みを作り直す「新統合 計画」のもと、事務工程の抜本的改革に着手してまいりました。具体的には、 ○システム化・ペーパーレス化の推進によるお客様の利便性向上 (お手続のわかりやすさ・正確性・迅速性の向上) ○業務態勢のスリム化や書類保管量の大幅削減といった効率性向上 ○高い事務サービススキルを有した人材のお客様対応領域へのシフト を実現しております。 当ビル稼働後、分散していたお客様サービス本部総勢約3,300名を当ビルに集約し、 「コミュニケーションの活性化」や「働きやすさの向上」を通じ、より一層のお客様サー ビス・生産性・効率性向上に取組んでまいります。 ■9割を占める女性職員の更なる機能発揮によりお客様サービスの向上に取組む こうした中で、お客様サービス本部の9割を占める女性が担う役割は大きく、 「日本一女性 が働きやすい」をコンセプトに、女性職員が自ら中心となり、当ビルの就業環境・ビル環境 の両面の整備に取組んでまいりました。 当社はこれまでも女性活躍推進を経営戦略として位置づけてまいりましたが、東館稼働を 機に「キャリア継続の過程では様々なライフイベントが必ず発生する」という前提にたち、 まずは、当ビルに入居するお客様サービス本部において、 ○キャリア教育・相談体制の構築や職務拡大などを通じた「働きがい」の創出 ○サテライトオフィス勤務等による柔軟な働き方の拡充を通じた「働きやすさ」の向上 といった働くためのサポートを強化し、職業生活と家庭生活の両立に関し、本人の意思が 尊重される環境整備を進めてまいります。 こうした取組を通じて、女性を中心に職員の個性・能力を最大限に発揮させることにより、 多様な視点をいかしたお客様サービスの向上に取組んでまいります。 1 ≪ 本店東館における「日本一女性が働きやすい」 取組事例 ≫ ○サテライトオフィス勤務の運用開始 就業環境 ○両立に関する相談体制の構築「働き方コンシェルジュ」 ○女性活躍を支える管理者のマネジメントの見える化 ビル環境 ○積極的な女性の発言・参画を促す特別会議室の設置 ○情報共有・コミュニケーションの円滑化を図る「IC-HUB」の導入 ■東館の就業環境について 当ビルに入居するお客様サービス本部において、就業環境面で以下の3点の取組を平成 27年度中に順次、実施してまいります。 1)サテライトオフィス勤務の運用開始 育児・介護等で時間に制約のある職員にとって働きやすい環境を整備し、就業継続を支 援する観点から、性別・役職等に関係なく幅広い職務を対象として、サテライトオフィス 勤務の運用を開始いたします。 運用にあたっては、通勤経路上のハブとなる駅近辺の既存事業所を「サテライトオフィ ス」として設定する形式を採用し、通勤負荷の軽減を図ります。育児・介護との両立支援 および、当取組を通じた効率的な働き方への変革につなげていくことを狙いとし、当ビル 入居者から運用を開始いたします。 2)仕事と家庭の両立に関する相談体制の構築「働き方コンシェルジュ」 当ビルに入居するお客様サービス本部では、出産・育児等の様々なライフイベントを経 験して働き続ける女性職員を「働き方コンシェルジュ」に任命し、職業生活と家庭生活の 両立に向けた相談体制を構築します。仕事か家庭かの二者択一ではなく、ライフイベント を迎えても働き続けることを前提とした長期的なキャリアビジョンの形成支援や、出産・ 育児等に関する社内制度や行政・民間サービスへの理解促進など、安心して長く働き続け るためのサポートを強化してまいります。 3)女性活躍を支える管理者のマネジメントの見える化 当ビルの入居者の9割を占める女性の個性と能力を最大限発揮できるよう、管理者に 期待する「マネジメントの見える化」を通じ、女性活躍推進を支える意識・風土醸成を 更に進めてまいります。具体的には、 ○必要スキルの早期習得を通じた職務ローテーションの闊達化 ○各種研修等への参加促進 ○ワークライフバランス推進に資する各種支援制度の利用促進 に対する管理者の貢献度を数値化する仕掛けを構築してまいります。 2 ■東館のビル環境について 1)特別会議室 3室設置する「イノベーションルーム」はそれぞれ、リラックス効果やアイデア創出を 促すテーマカラー(黄・赤・虹)を設定します。壁面にアイデアを書き込めるなどの工夫 を取入れ、女性や若手など性別・年代を超えた多様な価値観に基づく、自由闊達でイノ ベーティブな意見交換を促進することで、 事務の正確性や迅速性といった継続的業務改善、 お客様の利便性を追求、それらを通じたお客様サービスの高度化に注力してまいります。 (イノベーションルームイメージ) 2)情報共有・コミュニケーションの円滑化を図る「IC-HUB」 約3000㎡というフロアの中央部分を、 情報やコミュニケーションが集約される場 (= IC-HUB(Information&Communication Hub))とし、そのエリアに保険事務組織 の管理者席や、ミーティングスペースを集中配置することで、管理者間・職員間の情報 共有・コミュニケーションの円滑化を図ります。 (IC-HUBのレイアウトイメージ) 以 上 3 H26-1853G,広報部
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