災害時における学校施設の活用に関する協定書美濃加茂市（以下「甲」という。）と学校法人正眼短期大学（以下「乙」という。）とは、災害時における学校法人正眼短期大学施設（以下「学校施設」という。）の活用に関し、次のとおり協定を締結する。（目的）第１条この協定は、災害時において、学校施設を自主運営避難施設として活用し、市民の安全の確保を図ることを目的とする。（自主運営避難施設の開設）第２条乙は、次に掲げる場合において、学校施設を自主運営避難施設として開設するものとする。（１）大規模な災害が発生し、又は発生するおそれがあり、周辺住民が緊急に避難をする必要が生じた場合（２）大規模な災害により被災した市民が、食事、入浴等のために乙の学校施設を利用することが必要となった場合２乙は、学校施設を自主運営避難施設として開設する場合は、その旨を甲に連絡する。３甲は、緊急を要する場合は、乙に対して、自主運営避難施設の開設を要請することができる。（支援協力の内容）第３条自主運営避難施設における支援協力の内容は、次に掲げる事項とする。ただし、乙が被災したときはこの限りでない。（１）被災者の学校施設への収容（２）被災者の駐車場の利用（３）飲料水及び食料の提供（４）浴場の提供（５）臨時ヘリポートの設置（６）被災者の輸送協力（７）その他被災者の救援活動のため実施可能な事項（自主運営避難施設の運営）第４条乙は、自主運営避難施設を開設したときは、地域の住民と連携し、自主的に運営するものとする。（費用の負担等）第５条学校施設の使用料は無料とする。ただし、学校施設を自主運営避難施設として開設したことにより生じた費用及び損害については、甲の負担とする。２前項の規定により甲が負担する費用は、災害発生の直前における適正な価格を基準にして、甲、乙協議によりその都度決定するものとする。（施設使用不能の報告）第６条乙は、学校施設が使用不能により自主運営避難施設が設置できない場合は、甲に連絡するものとする。（自主運営避難施設の閉鎖）第７条乙は、自主運営避難施設を閉鎖する場合は、甲に連絡する。（連絡責任者）第８条この協定に関する連絡責任者は、甲においては防災安全課長、乙においては厚生部長とする。（協定の有効期間）第９条この協定の有効期間は、協定の締結の日から１年間とする。ただし、有効期間終了の１月前までに、甲・乙いずれからも協定解除又は変更の申出がないときは、この協定をさらに１年間延長するものとする。その後においても同様とする。（疑義等の対応）第１０条この協定に定めのない事項について疑義が生じた場合は、必要に応じて甲、乙協議により定めるものとする。この協定の締結を証するため、本書を２通作成し、甲、乙署名押印の上、双方それぞれ１通を保有するものとする。平成年月甲日美濃加茂市市乙長学校法人正眼短期大学学長