「可搬式初期消火器具の設置協力に関する協定」を締結 ~地域

横 浜 市 記 者 発 表 資 料
平成 27 年3月 10 日
消 防 局 予 防 課
「可搬式初期消火器具の設置協力に関する協定」を締結
~地域初期消火力のさらなる向上を目指して~
横浜市は、「災害に強いまちづくり」を目指して、地震火災に対する地域における初期消火力
の向上を図るため、地域の皆様とともに、初期消火器具の設置普及に取り組んでいます。
本日、自治会町内会が所有する可搬式初期消火器具(スタンドパイプ式初期消火器具等 ※裏
面参照)を、コンビニエンスストア店舗敷地内へ設置するための基本事項について、コンビニエ
ンスストア8社と横浜市は、「可搬式初期消火器具の設置協力に関する協定」を締結しました。
なお、実際に設置をする際には、別途店舗と自治会町内会で協定を個別に締結することとなり
ます。
各社ともに、自治会町内会単位との協定締結は、全国初の事例となります。
1 経緯
横浜市はこれまで、初期消火器具の設置普及を進めていますが、特に、住宅の密集する地域では
ら、「スタンドパイプ式初期消火器具を設置したいが、置く場所が見つからない」というご意見や
ご相談が多く寄せられました。
このような地域の皆様の声を受け、市内コンビニエンスストアの運営各社に対して、設置場所提
供の協力を依頼したところ、8 社からご協力をいただくこととなりました。
2 協定締結8社
◆ 株式会社ファミリーマート
◆ 株式会社ローソン
◆ 株式会社スリーエフ
◆ 山崎製パン株式会社
◆ 国分グローサーズチェーン株式会社
◆ 株式会社ポプラ
◆ 株式会社セブン-イレブン・ジャパン
◆ ミニストップ株式会社
3 協定の内容
横浜市が、可搬式初期消火器具の設置について、自治会町内会の要望を取りまとめ、コンビニエ
ンスストア各社と、該当する店舗と調整を行います。その後、各店舗と自治会町内会が個別の協定
を締結し、実際に設置となります。
4 今後の予定
4月
消防局による自治会町内会への協定内容の周知
8月
消防局による設置要望の取りまとめとコンビニエンスストア本部へ設置依頼
8月
コンビニエンスストア本部と設置対象店舗との調整
9月
店舗と自治会町内会で協定の締結
12 月
店舗に可搬式初期消火器具の設置
裏面あり
5 可搬式初期消火器具
消火栓に直接接続し初期消火を行うために必要な器材を台車に積載した、移動可能な消火器具で、
女性や高齢者にも容易に搬送し取り扱うことができます。
消防車両が進入できない道路狭あい地域でも、火元直近の消火栓を活用した有効な消火活動がで
きます。
本市では、自治会町内会が行う固定式初期消火器具の整備に対して補助金を交付しておりますが、
平成 25 年度から、可搬式初期消火器具を補助金交付対象に追加しました。
使用方法
収納物
前面扉開放時
消火栓にスタンド
パイプ等を接続し
た状態
台車例(箱型)
参
台車例
考
扉
↑開放時
固定式初期消火器具(初期消火箱)とは
消火栓に直接接続し初期消火を行うために必要な器
材を、消火栓近くの場所に固定設置された箱に収納し
た消火器具で、「初期消火箱」と呼ばれています。
3
13
ミニ
ストップ
45
セブン
イレブン
89
ポプラ
364
コミュニティ
ストア
332
ヤマザキ
デイリー
ストア
スリーエフ
店舗数
ローソン
ファミリー
マート
横浜市内の協定締結コンビニエンスストア店舗数(H27.2.1 現在)
442
計
41
1329
行政区別 可搬式初期消火器具設置数(H27.2.1 現在)
西
中
南
港南
保土ヶ谷
旭
磯子
金沢
港北
緑
青葉
都筑
戸塚
栄
泉
瀬谷
8
4
1
3
2
1
5
8
3
1
1
3
2
1
2 122
お問合せ先
消防局予防課長 青木
哲郎
Tel 045-334 -6601
計
神奈川
5
鶴見
16 56