住所 ホームページURL 〒100-8071 東京都千代田区丸の内 2-6-1 http:// www.nssmc.com/ 1.会社概要 事業内容: 製鉄事業、電力供給事業等 (グループ会社にてエンジニアリング事業・新素材事業・システムソリューション事業等を展開) 事業所 : 本社/東京、 研究所/富津、尼崎、波崎 製鉄所/室蘭、釜石、鹿島、君津、直江津、名古屋、和歌山、尼崎、大阪、広畑、八幡、大分 営業所/大阪、名古屋、福岡、札幌、ニューヨーク、シドニー、サンパウロ、バンコク、北京、上海等 海外事業会社/北米、南米、アジア、中東、欧州など17カ国 設立 : 2012(平成24)年10月 代表者 : 進藤 孝生(代表取締役社長) 従業員数: 2万4152名 (2014 年 3 月末、単独) 資本金 : 4195億2400万円 (東証1部上場) 売上高 : 5兆5161億円 (2014 年 3 月期、連結) 2.会社の特色 新日鐵住金は、産業連関の中でその企業価値を高め、グローバルプレーヤーとして社 会の持続的発展に貢献します。 ◆技術先進性の追及 リーディングカンパニーにふさわしい総合力を進化させるべく創造と革新をもって「技術の先進性」を追 求しています。 ◆技術優位性を生かした高級鋼需要への対応 自動車・造船・鉄道・エネルギー分野などの高級鋼需要を捕捉すべく、設備の新鋭化・一貫生産能力向上 をタイムリーに実行しています。 ◆グローバルアライアンスネットワークの構築 価値観を共有できる内外鉄鋼メーカーと、相互の経営の自主性を尊重しつつ、相互の提携メリットを追及 することにより企業価値の向上を図っています。また、主要マーケットに製造拠点(J/V)を設立してい ます。 ◆地球環境問題への対応~先進技術に基づく”3 つのエコ”で地球環境問題に挑む~ 世界最高水準の技術開発力を基盤として、エコプロセス、エコプロダクツ、エコソリューションの視点か ら地球環境問題に挑戦しています。 3.先端研究・技術開発・製品開発例の紹介 3.1 高精度圧延技術の開発 鉄板の製造においては、どの部分も同じ厚みで、平らなものを製品として送り出すことが重要です。約 1,000 度 の鉄を引き延ばす熱間圧延という工程では、圧延機を数台並べ、連続的に引き延ばしています。この時、圧延機 にかかる力はなんと 2000 トン以上。そのため圧延機がたわみ、なかなか簡単には平らになりません。 新日鐵住金では圧延材の断面形状を制御できる画期的な圧延機をこれまでに世界に先駆け開発し、また最先端の 数値解析技術を駆使した圧延制御技術を確立しました。 幅5mもある大きな鋼板や、レール、H形鋼、棒鋼、線材のいずれも熱間圧延で造られています。そしてその陰 には形を造り込むための確かな技術開発が隠されているのです。 (三菱重工殿との共同開発) (日立殿との共同開発) 3.2 製鉄プロセスを活用した水素製造技術の開発 燃やしてもエネルギーの他には水しか発生しない、究極のクリーンエネルギーと言われている水素。そんなエネ ルギーが身近なものになる時代が、着実に近づいてきています。鉄は石炭と鉄鉱石を原料としていますが、コー クス炉にて石炭をコークスへと変換する工程では、多量の水素を含んだガスが発生し、製鉄所内で有効利用され ています。新日鐵住金の各製鉄所で発生する全ての水素を利用すれば、300万台もの水素燃料乗用車に水素を 供給し続けることができます。また、コークス炉固有の高温ガス生成という特徴を最大限に活かすべく高温の熱 を有効利用して、水素を倍増する研究開発も実行中です。水素を他の燃料源から製造するためには、多大なエネ ルギーと費用が新たに必要になることを考えると、製鉄所で発生している水素を利用しない手はないと言えるで しょう。新日鐵住金は、未来のエネルギーについて、真剣に考えています。 当社独自触媒 お問い合せ先 : 新日鐵住金㈱室蘭製鉄所 人事総務室 任田(とおだ) (e-mail:[email protected] tel:0143-47-2122 )
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