山形県 旬の気象概況 平成27年 3月上旬分 PDF 約103KB

山 形 県
旬の気象概況
平成27年 3月
山 形 地 方 気 象 台
平成27年3月12日
上旬
※この資料に掲載している観測値などは速報値であり、後日、修正される場合があります。
気象概況
〈天候の特徴〉
この期間、低気圧や冬型の気圧配置の影響で雨または雪の日が多かったが、高気圧に覆われて晴れた日もあった。
4 日から5日にかけてと 10 日は低気圧の影響で庄内の海上を中心に暴風雪となった。
旬平均気温は平年より高く、庄内、最上ではかなり高い。旬合計降水量は平年より多く、かなり多い所があ
る。旬合計日照時間は平年より少なく、庄内では平年並。
〈日々の気圧配置〉
1日:低気圧が発達しながら日本の南岸を北東へ進む。
2日:三陸沖にある発達中の低気圧が北東へ進み、北日本は冬型の気圧配置となる。
一方、高気圧が東シナ海にあって東に移動する。
3日:日本付近は高気圧に覆われる。
一方、低気圧が東シナ海と朝鮮半島付近にあって共に北東へ進む。
4日:低気圧が日本海にあって東へ進む。
また、別の低気圧が房総半島にあって発達しながら北東へ進む。
5日:低気圧がオホーツク海にあって東へ進む。
一方、高気圧が黄海にあって東に移動する。
6日:日本付近は高気圧に覆われる。
7日:本州付近は高気圧に覆われる。
一方、低気圧が日本の南にあって東へ進む。
8日:高気圧が日本海にあって東に移動する。
一方、低気圧が日本の南にあって東へ進む。
9日:低気圧が九州の南にあって東へ進む。
また、別の低気圧が日本海にあって北東へ進む。
10日:低気圧が関東の東にあって急速に発達しながら三陸沖を北東へ進む。
日本付近は次第に冬型の気圧配置となる。
〈山形・酒田の旬統計値〉
(気候観測値)
要素 平均気温 平年差
地点
℃
℃
階級区分
降水量 平年比
mm
%
階級区分
日照時間 平年比
h
%
階級区分
山 形
3.4
+1.5
高い
67.5
305
かなり多い
20.8
50
かなり少ない
酒 田
5.5
+2.3
かなり高い
70.0
203
かなり多い
30.4
107
平年並
注)平年値は 1981~2010 年の平均値。
各種観測値、統計値や平年値及び季節予報は、気象庁ホームページに掲載しています。
【気象資料】
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/index.php
【気象データのダウンロード(CSV)】
http://www.data.jma.go.jp/gmd/risk/obsdl/index.php
【季節予報】
http://www.jma.go.jp/jp/longfcst/102_00.html
本資料に関する問い合わせ先
山形地方気象台
(電話)023-622-0632