葛飾区史(書籍版) 骨子(案)【概要】

資料 3-1
葛飾区史(書籍版) 骨子(案)
【概要】
第1章
○葛飾区の主な土地の変化
かつしかの風土と自然
海
葛飾の位置や土地の自然的な形成過程や周辺河川の流路の変
海進・海退
更などによって、どのように地形が形成されるのかについて記
低地
述する章。
湿地
第2章
かつしかのなりたち(古代∼近世)
古代から近世までを、葛飾区の最も古い歴史から、中世には
【主な事柄】
○古墳 ○律令国家
○下総国葛飾群大嶋郷戸籍
○葛西氏 ○葛西城
○江戸幕府直轄地
○鷹狩 など
農地
戦の要所として動乱の時代を経て、江戸幕府の直轄地となるま
での歴史について記述する章。
第3章
近代のかつしか(明治∼戦前)
住宅化
明治から戦前までを、交通網の発達による変化や震災、戦時
大型工場
下の状況、昭和 7 年の葛飾区誕生の歴史について記述する章。
第4章
【主な事柄】
○鉄道開通
○関東大震災
○戦争 ○学童疎開
○葛飾区誕生など
現代のかつしか(戦後∼平成)
【主な事柄】
○戦後復興
○区内産業の変化
○集団就職
○カスリーン台風
○金町浄水場
○駅前再開発 など
戦後から現在までを、土地や人口、産業、交通などの視点
で農地から東京の下町化する歴史について記述する章。
500
250
450
400
200
商店
・
町工場
350
150
300
集合住宅
250
大型店舗
200
100
150
50
100
50
0
大正 ∼
昭和初期
昭和20年代
昭和30年代
昭和40年代
昭和50年代
昭和末期
∼ 平成初期
平成5年
∼ 10年
人口(千人)
55
245
294
472
420
424
422
住宅(千戸)
35
53
56
119
132
144
159
農地(10㌶)
220
99
88
34
22
10
7
農家(10戸)
181
156
134
83
53
38
30
工場(100軒)
1
13
27
46
78
65
55
商店(100店)
4
35
43
83
103
83
79
第5章
暮らし・風景・人
高層住宅
0
現
在
葛飾区に住む人々の暮らしやその変化、ゆかりの人などについて、記述する章。
*
コラムや巻頭口絵として「葛飾と水」
、
「映画やアニメで描かれた葛飾」などのテーマに沿った記述内容を、
全体構成のなかで、それぞれ効果的に配置する。
(10%程度を想定)
・飾
区
史
(書
籍
版
) 骨
子
(案
)
第
1章か
つ
し
か
の
風
土
と
自
然
資
料
3-2
ボ
リ
ュ
ー
ム
イ
メ
ー
ジ
・飾
の
位
置
や
土
地
の
自
然
的
な
形
成
過
程
や
周
辺
河
川
の
流
路
の
変
更
な
ど
に
よ
っ
て
、
ど
の
よ
う
に
地
形
が
形
成
さ
れ
る
の
か
に
つ
い
て
記
述
す
る
章
。
東
京
低
地
と
そ
こ
に
位
置
す
る
・飾
が
、
1
3万
年
前
か
ら
弥
生
時
代
を
経
て
、
平
安
時
代
ま
で
の
自
然
の
力
に
よ
っ
て
、
ど
の
よ
う
に
登
場
し
ど
の
よ
う
な
過
程
を
経
て
形
成
さ
れ
て
き
た
か
。
ま
た
、
江
戸
時
代
以
降
の
利
水
や
河
川
の
流
路
の
変
更
な
ど
に
よ
っ
て
、
ど
の
よ
う
に
現
・飾
が
形
成
さ
れ
た
か
に
つ
い
て
記
述
す
る
。
在
の
10%
40 頁
約
第
2章か
つ
し
か
の
な
り
た
ち
(古
代
∼
近
世
)
・飾
区
の
最
も
古
い
歴
史
か
ら
、
中
世
に
は
戦
の
要
所
と
し
て
動
古
代
か
ら
近
世
ま
で
を
、
乱
の
時
代
を
経
て
、
江
戸
幕
府
の
直
轄
地
と
な
る
ま
で
の
歴
史
に
つ
い
て
記
述
す
る
章
。
・飾
の
最
も
古
い
歴
史
で
あ
る
古
墳
時
代
前
期
の
遺
跡
の
発
見
か
現
在
、
確
認
さ
れ
て
い
る
ら
、
奈
良
時
代
の
甲
和
・嶋
俣
・仲
村
の
3
つ
の
里
が
記
さ
れ
た
「下
総
国
葛
飾
郡
大
嶋
郷
戸
籍
」
、
中
世
の
葛
西
領
や
葛
西
城
、
そ
の
後
の
近
世
、
江
戸
幕
府
の
直
轄
地
、
将
軍
の
鷹
狩
、
街
道
や
渡
し
・関
所
な
ど
交
通
網
の
整
備
な
ど
に
つ
い
て
記
述
す
る
。
30%
120 頁
約
*第
2
章
∼
第
4
章
は
、
時
代
経
過
に
沿
っ
た
か
た
ち
で
記
述
す
る
。
第
3章近
代
の
か
つ
し
か
(明
治
∼
戦
前
)
明
治
か
ら
戦
前
ま
で
を
、
交
通
網
の
発
達
に
よ
る
変
化
や
震
災
、
戦
時
下
の
状
況
、
昭
和
7
年
の
・飾
区
誕
生
の
歴
史
に
つ
い
て
記
述
す
る
章
。
・飾
群
、
そ
の
後
の
昭
和
7年
東
京
市
・飾
区
が
誕
生
す
る
時
代
を
、
小
菅
県
か
ら
東
京
府
南
・飾
へ
の
鉄
道
開
通
、
戦
時
下
の
区
民
生
活
や
、
人
口
増
加
、
東
京
東
郊
の
農
村
地
帯
で
あ
っ
た
大
型
工
場
の
進
出
な
ど
に
よ
る
変
化
に
つ
い
て
記
述
す
る
。
10%
40 頁
約
第
4章現
代
の
か
つ
し
か
(戦
後
∼
平
成
)
戦
後
か
ら
現
在
ま
で
を
、
土
地
や
人
口
、
産
業
、
交
通
な
ど
の
視
点
で
農
地
か
ら
東
京
の
下
町
化
す
る
歴
史
に
つ
い
て
記
述
す
る
章
。
終
戦
後
の
人
口
流
入
や
農
地
改
革
、
町
工
場
の
増
加
や
商
店
街
の
発
展
か
ら
、
保
育
園
・学
校
な
ど
公
共
施
設
の
整
備
、
街
づ
くり
や
駅
周
辺
の
再
開
発
、
大
型
工
場
の
移
転
、
大
型
ス
ー
・飾
区
に
つ
い
て
記
述
す
る
。
パ
ー
の
進
出
な
ど
、
時
代
の
変
化
と
と
も
に
姿
を
変
え
る
30%
約
120 頁
*行
政
の
歴
史
は
、
主
に
第
4
章
の
中
で
記
述
す
る
。
第
5章暮
ら
し
・風
景
・人
・飾
区
に
住
む
人
々
の
暮
ら
し
や
そ
の
変
化
、
ゆ
か
り
の
人
な
ど
に
つ
い
て
記
述
す
る
章
。
「農
村
か
ら
東
京
の
下
町
化
」と
と
も
に
変
化
す
る
区
民
の
生
活
や
、
祭
り
な
ど
の
伝
統
行
事
、
伝
統
工
芸
な
ど
の
も
の
づ
くり
、
ゆ
か
り
の
人
に
つ
い
て
記
述
す
る
。
*聞
き
書
き
(オ
ー
ラ
ル
・ヒ
ス
ト
リ
ー
)調
査
の
結
果
は
、
主
に
第
5
章
の
中
で
記
述
す
る
。
20%
約
80 頁
*コ
ラ
ム
や
巻
頭
口
絵
と
し
て
「・飾
と
水
」
、
「映
画
や
ア
ニ
メ
で
描
か
れ
た
・飾
」な
ど
の
テ
ー
マ
に
沿
っ
た
記
述
内
容
を
、
全
体
構
成
の
な
か
で
、
そ
れ
ぞ
れ
効
果
的
に
配
置
す
る
。
(1
0
%
程
度
を
想
定
)
資料 3-3
葛飾区史(書籍版) 骨子(案)
【詳細】
○想定される記述内容(例)
第 1 章 かつしかの風土と自然
葛飾の位置や土地の自然的な形成過程や周辺河
川の流路の変更などによって、どのように地形が
形成されるのかについて記述する章。
第 2 章 かつしかのなりたち(古代∼近世)
古代から近世までを、葛飾区の最も古い歴史か
ら葛飾区の誕生にいたるまでの変革について記述
する章。
第 3 章 近代のかつしか(明治∼戦前)
明治から戦前までを、交通網の発達による変化
や震災、戦時下の状況、昭和 7 年の葛飾区誕生の
①かつしかの位置と地形
○緯度・経度 ○面積 ○河川、地盤高など
②東京低地の自然形成
○13 万年前から平安時代までの海進・海退
○氷河時代の関東地方など
③東京低地の開発
○江戸時代以降の河川開削 ○治水事業など
①古代のかつしか
○古墳 ○律令国家 ○農村
○下総国葛飾群大嶋郷戸籍など
②中世のかつしか
○葛西領 ○葛西氏 ○葛西御厨 ○葛西城など
③近世のかつしか
○徳川将軍の鷹狩 ○街道、関所など
①近代のかつしか
○鉄道網の整備 ○人口流入
○関東大震災 ○大型工場進出
○戦禍・学童疎開 ○葛飾区誕生など
歴史について記述する章。
第 4 章 現代のかつしか(戦後∼平成)
戦後から現在までを、土地や人口、産業、交通
などの視点で農地から東京の下町化する歴史に
ついて記述する章。
①現代のかつしか
○戦後の状況 ○農地改革 ○都市化
○道路網 ○集団就職 ○宅地化
○公共施設の整備 ○集合住宅建設など
②かつしかの現在
○大型スーパー ○大型工場移転など
○住宅の高層化 ○駅前再開発など
第 5 章 暮らし・風景・人
葛飾区に住む人々の暮らしやその変化、ゆかり
の人などについて記述する章。
*
①オーラル・ヒストリー調査結果
○暮らしなど
②行事
○祭り ○伝統行事など
③伝統工芸、ゆかりの人
○職人技 ○ゆかりの人など
コラムや巻頭口絵として「葛飾と水」
、
「映画やアニメで描かれた葛飾」などのテーマに沿った記述
内容を、全体構成のなかで、それぞれ効果的に配置する。
(10%程度を想定)